聖職より堕ちた教師 純一の場合

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夏の風景 7 仕置きの始まり SIDE:純一

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「てめぇ、俺を嘗めてるのか、、、」

ドスの効いた生徒の声。

純一は完全に呑まれている。

フルフルと首を振るだけ。

違うと訴えたいのだろう。

だが、顎をがっしりと掴まれているのと、怯えで言葉が出てこないのだ。

近づいた浜田の目。

冷たい刃物のような目付きで純一を睨み付ける。

ガシッ

生徒が強い力で、教師の大柄の身体を教員用ロッカーに叩きつけるように押し付けた。

「昨日は、お楽しみだったって訳だ、、、ん?」

「ち、違う、、、久しぶりに友達と会っただけだ、、、つい、飲みすぎて、寝込んでしまったんだ、、、」

「ほう、俺様の連絡を無視できるほど、楽しかったって訳か」

だんだん生徒の口調が荒くなり、言い終わった瞬間、顎を掴んでいた手を話すと同時に、先程と反対側の頬を平手でビンタする。

だから、純一の両頬が赤く染まる。

「やましいことはしていない、、、スマホを見てくれ、見てくれればただの飲み会だって分かる」

栗山が純一のセカンドバックをあさり出す。

「じゃ、センセ、充電して先生のスマホ見せて貰うよ、、、ハメ撮りとかない?」

栗山の言葉に、純一は慌てて言う。

「そんなものはない!そんなやましいものはっ!、、、アガッ、、、」

再び浜田の手が純一の顎を掴む。

すごい膂力だ。

ガッ、、、

純一の口は開き、短い悲鳴じみた声しか上げられない。

浜田は無言で純一を睨み続ける。

純一の頭の中からは、プール解放の仕事など吹き飛び、ただ怯えている。

生徒の怒りをいかにしたら鎮められるか、それだけを冷たくなり動かない頭で必死に考える。

「充電するからちょっと待っててね」

場違いな栗山ののんびりした口調。

「は、浜田くん、、、し、信じてくれ、、、お、俺を信じてくれ」

男らしく端正な顔を歪め必死で純一は言う。

だが、浜田は無言のまま顎を掴んだ手の力を強める。

ヒッ、、、

短い悲鳴と共に、純一の口の端からヨダレが垂れる。

浜田の掌にヨダレがかかるが、生徒は気にしない。

「げっ、、、やばっ、、、」

栗山が驚きの声をあげる。

表情を見ると本当に驚いたようだ。

「栗山、なんだ?」

浜田が振り返らず言う。

「え?、、、いや、、、」

栗山が戸惑っている。

目を見開き、呆気に取られたように教師のスマホの画面を凝視している。

「栗山、なんだって聞いてるだろっ!」

浜田のドスの効いた声に、栗山が渋々立ち上がる。

純一は、栗山の態度の意味が分からない。

スマホには見られてやましいものはないはずだ。

だが、栗山の態度に言いようのない不安が広がる。

栗山が、浜田に純一のスマホの画面を見せる。

浜田の目が見開かれ、純一の顎を掴んだ手を離し、栗山の手からスマホを奪い取る。

「な、なんだ?、、、何を見てるんだ?」

純一が浜田の手に有る自分のスマホに手を伸ばす。

凄まじい怒りの形相で浜田が教師の手をぶっ叩く。

そして、無言でスマホの画面を純一の方に向ける。

純一の顔面が蒼白になる。

その画面はグループメッセージアプリ。

“みんなで撮った記念写真を送る”

そのメッセージの下、二枚の写真と一つの動画。

一枚目。

筋肉質の上半身の肌を無防備にさらし、落書きされ寝込んでいる純一の回りに悪友たちが集まり各々にポーズを取っている。

二枚目。

フンドシ一丁の裸体で、ダランとソファに寄りかかり寝込んでいる純一。

太股には膨らんだ局部に向かい矢印とデカチンと書かれている。

そして、その局部を仲間たちが笑いながら指差している。

最後の動画。

仰向けにされている純一の寝顔。

落書きされているのも知らずぐっすり寝込んでいるのが判る。

そして、落書きされた背中をなめ、キリリと褌を締めた締まった尻へと画面は移る。

尻が晒される。

その尻タブには、片側に“桃”、片側に“尻”とマジックで書かれている。

そして、録音された野次。

“モモジリ、自慢のケツをさらしてます”

“見事な尻です”

“うまそうに熟しきった桃尻”

“フンドシが似合う美尻です”

等々。

そして最後に純一の尻に向けて悪友たちの掌が着き出され、“フ~~ッ”という掛け声と共に掌がヒラヒラと動かされる。

悪友ならではの悪ふざけ写真に動画。

その下に他の悪友たちのメッセージ。

“モモジリ、昨日は楽しかったな”

“また、お前の美尻を楽しませてくれよ”

“来生さん、お仕事、大丈夫ですか?昨日は、先輩の筋肉の見事さに驚きました。また、よろしくお願いします”

な、、、何なんだこれは、、、この写真は、、、

なんで、こんな写真や動画を送ってくるんだ、、、

純一は目の前にあるスマホの画面が信じられない。

そして、上半身だけでは無く、下半身にもラクガキをされているなんて、、、

「素っ裸になれっ!」

浜田が低く強い口調で言う。

純一はイヤイヤをするように顔を振る。

ダンッ!

浜田が片足で床を踏みつけ大きな音を立てる。

「聞こえなかったのか?純一っ!」

純一はガクガクと震え出す。

「す、すまない、、、本当にすまない、、」

「脱げって言ったのが聞こえなかったのか?さっさと素っ裸になれっ!」

あぁ、、、

観念するように純一は顔を上げ、ギュッと目を瞑ると、ブルーのシャツに手を掛けた。

美しい筋肉の鎧につつまれた上半身が現れる。

良く見れば消した落書きの跡が見える。

浜田は腕を組み、じっと見ている。

「し、知らないんだ、、、本当に寝ていて知らないんだ、、、」

純一が顔を泣きそうに歪めながら、ブツブツと呟く。

もちろん、浜田は何の反応もない。

純一がノロノロとベルトを外す。

そして、チャックを下ろし、ズボンを下ろしかけ、あぁっ、、、と、絶望のため息を漏らす。

褌の横、太股にしっかりと“デカチン”という落書きが残っている。

浜田の怒りの反応が恐いのか、ゆっくりとズボンを脱ぐ。

そして、浜田の顔を伺うように見る。

何も言わない。

じっと純一の下半身を見ている。

純一は後ろを向き、尻タブを確認する。

そこにも桃色のペンでの落書きが残っている。

「は、浜田くん、俺は、本当に寝ていて、き、気付かなかったんだ、、、ほんとだよ、、信じてくれ、、、」

「純一、俺は素っ裸になれと言ったはずだ。それが素っ裸か?」

「す、すいませんっ」

生徒の一喝に、教師はビクッと身体を震わせ、素直に従う。

靴を跳ばすように脱ぎ、そして、靴下を剥ぎ取るように脱ぐ。

そして、褌をほどく。

純一のデカチンは怯えのせいか、縮こまっているが、それでも存在は誇っている。

「気を付けっ!」

浜田の強いかけ声。

「オーッ!」

純一は咄嗟に従い、恭順の声と共に、両足を開き、両手を後ろに組み、背筋を伸ばす。

「後ろを向けっ!」

「オーッ!」

純一は素直に従い、後ろを向く。

ピンクで“桃”、“尻”と書かれたプリンとした逞しく張りのある尻が生徒に向けられる。

「この、ド変態教師ッ」

そう言うと浜田は純一のケツを平手でぶっ叩いた。








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