体育教師の躾と訓練

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仕組まれた厳罰と秘められた厳罰(回想編)〜和彦

炎夏に吠える肉獣

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灼熱の太陽。

真っ青に澄んだ空。

炎夏という言葉がピッタリの午後。

時折、風が吹く。

遮るもののない体育館の屋上には、強い日差しが降り注ぎ、陽炎でも立ちそうな熱気だ。

ヴォゥ゙、、、グッ、、、ウグォゥッ、、、ヴゥウゥゥ、、、

明るい日差しとは不似合いなくぐもった雄の呻くような声が響く。

声の主はこの学園の新任体育教師、杉山和彦だ。

器械体操の選手らしく瘤のような筋肉に覆われた恵まれた肢体。

炎天下、その筋肉質の美しく逞しい姿に一糸纏わぬ裸体を和彦は晒している。

四つん這いだ。

熱気により噴き出した汗にまみれ、焼けた肌がテラテラと光り、筋肉の陰影を浮き立たせている。

その新米体育教師の筋肉が盛り上がる逞しい尻を抱え、年長の敬うべき指導者の肛門に己の肉棒を差し込み激しく出し入れしているのは教え子である生徒会長の藤崎竜之介だ。

“カズ先生はさぁ、声がデカいじゃん。誰かに聞かれて屋上に来られたらマズいっしょ?だからぁ、、、”

先ほど、自らの手で素っ裸になった教師に、脱ぎ捨てたボクサーブリーフを手渡したのは竜之介だ。

メッシュ地に申し訳程度の布が貼られたエロ下着。

竜之介が選んで教師に履かせているものだ。

和彦はなぜ脱ぎ捨てたばかりの下着を渡されたのかが分からず、生徒を上目遣いに見る。

“これで口塞いでよ。カズ先生、男の癖にヨガりまくるじゃん。うるさいんだよね”

生徒の酷い言い様を咎めることもなく、顔を真っ赤にする。

生徒である竜之介に教えられた肉体の快感。

それに身を任せた時に我を忘れ、ヨガりまくってしまうことへの恥ずかしさで、教師は耳まで赤くなる。

“ほらっ!早くっ!言うこと聞かないと屋上に置いてくよっ!”

爽やかな新米教師はハッとしたような顔を浮かべ、自ら自身の口にエロ下着を突っ込んだ。

“カズ先生、良い子だね。大好きだよ”

その言葉に、内に含んだ布で頬が膨らみ、半開きになった口からはメッシュ生地の一部がのぞく情けない顔に、新米教師は嬉しそうな表情を浮かべる。

それを生徒は嬉しそうに見る。

まるで苦労して生け捕りにした獣が従順になったことを喜ぶように。

狩人と獲物、生徒と教師、、、

倒錯した関係の二人は、嬉しそうな顔を見合わせる。

そして、年下の生徒が顎を動かす。

年長の青年教師は意を汲み、さっと屋上に四つん這いになる。

激しい夏の日差しで熱くなった屋上のタイルは、四つ足となった和彦の掌を膝を、爪先を焼く。

だが、教師はそんなことは気にしていない。

腰を上げ、自らの秘所、ケツの穴を生徒に晒す。

まるで、主人からのご褒美の餌を待つ大きく優美な獣のように。

その尻の穴の様子を確認し、狩人、、、竜之介は満足気な笑みを浮かべる。

“カズ先生、ちゃんと言われなくても、ケツを解してきたんだね。エライっ!”

そう言いながら、和彦の頭に手を伸ばし、髪の毛をグシャグシャと撫でる。

教師は、満足げに目を閉じる。

“じゃ、行くよっ!”

生徒はズボンと下着を一気に脱ぎ捨てる。

長いイチモツが炎天に向かい、そそり立つ。

ゆっくりと教師の尻の方にイチモツを向ける。

Tシャツと靴は着けたままだ。

夏の熱せられたタイルの上に素足で乗る気は起こらないのだろう。

もちろん、素っ裸の教師の肌がタイルでどれだけ焼けようと、気にはしていない。

挿入される。

その瞬間、授業中、生徒に向かって投げ掛ける爽やかな声とは全く異なる吠え声が和彦の喉の奥から放たれる。

が、その声は口いっぱいに含んだエロ下着の布で押さえられる。

くぐもった吠え声が屋上に広がる。

“カズ先生、気持ちいい?”

グブゥオォヴウゥ気持ちいいですぅ” 

ウフフッ

生徒は嬉しそうに笑うと、教師のケツタブを激しく叩く。

“グフゥッ”

教師が身体を震わせ、鍛えられた背中の筋肉が波打つ。

“カズ先生、、、気持ちいいよ、、もっと、締めてっ!”

ビチッ、ビチッ、、、、

間を置かずに教師の形良いケツタブを平手打ちする。

教師は嫌がりもせず、自身の腰を激しく動き出す。

“ホント、カズ先生は、精力抜群の獣だねっ!”

生徒の言葉が微かに残った教師の理性とプライドを傷つける。

なんで、俺、こんなことをしてるんだろう、、、

生徒にケツを掘られながら教師は思う。

この屋上に初めて立ったのは新人教師としてこの学園に挨拶しに来た日のことだ。

うららかな春の日。

間もなく始まる教師生活に胸を高鳴らせていた和彦。

屋上からみれば春休みのグラウンドでは運動部の生徒達が部活に励んでいる。

その傍らの校舎では、文化系・理科系の部員が活動している。

グラウンドの向こうの学生寮の窓には、一人一人違った生徒の姿が見える。

彼らが4月から僕の教え子になるのだ。

和彦の胸は希望と信念に満ちた。

それが、、、、、、、、

よりにもよって神聖な教室で生徒達により、素っ裸にされた、糾弾され、ケツにボールペンを突っ込まれ、身も心もボロボロになった挙句の果てに、夜中、ライトで照らされ、グラウンドを素っ裸で疾走した。

今では獣のように一糸纏わず四つん這いになり、生徒に向かいケツを突き出し、そこを掘られて快感にのたうっている。

そう言えば、生徒達の悪巧みに気付かず、心身ともにボロボロになった時、この屋上でパンツ一丁になってトレーニングをし、見えない悪意と闘おうと俺はしたな、、、

和彦は回想する。

あの時の俺はどこに行った?

もう、戻ってこないのか?

ウッ!

ズキンと脳が快感で痺れる。

長身の生徒が長い手を伸ばし、和彦の乳首を生徒のイニシャルを刻んだボディピアスごとつまみ上げたのだ。

和彦はすでに乳首の快感を開花させていた。

“ふうぅん、、、、ふぅ、、ふふぅ、、、”

下着で閉ざされた口から吐息と思しき吠え声が漏れる。

わからない、、、

和彦は思う。

俺はどうしていいかわからない、、、

惑う和彦。

ただ一つ、もう竜之介からは離れられない自分になってしまっていることだけは分かる。

最近の呼び出しは竜之介一人のことが多い。

以前、、、まだ、和彦が生徒達に恭順することに戸惑っていた頃には、竜之介の腹心の部下であり、和彦の直の担当する生徒の結城、梶山、鍋田らも一緒に現れ、教師である和彦の肉体を攻め立てた。

肉の公衆便所のように扱われた日々。

ケツの穴に放出するのは竜之介のみ。

他の生徒達は和彦の口に、顔に、腹に、背に、太腿の間に、若い精液を放ちまくった。

結城と鍋田の若い肉棒を二本同時に咥えさせられた時。

二人は、同時に絶頂を迎え、大量の精液を激しい勢いで和彦の口内に発射された。

喉を襲う大量の精液にえずき、まだまだ精液を噴き上げる二本の肉棒を口から離そうとしたが、髪を強くつかまれ、後頭部も押さえられ、顎を掴まれた状態で逃げることが出来ない。

ようやく、二人が口から肉棒を離したとき、ゲホゲホと噎せ、口から精液を吐き出すが、粘り気のある若い精液は口内に大量に留まり、ダラダラと口の端から垂流される。

目の端から涙を流し、蹲り、嘔吐を堪え、腹筋を激しく動かす教師の姿を生徒達はバカ笑いをしながら見下ろした。

ようやく解放された後、精液に塗れた体にジャージをすばやく着込み、他の生徒に見られぬよう足早に部屋に帰った夜が何度あったろう。

顔にも髪にも精液がこびり付き、和彦の嗅覚は麻痺してしまっているが、おそらく精液の青臭い匂いを身体中から放っているだろう。

“クッセ、ザーメン臭いぜ、筋肉ブタの杉山っ!”

蔑むように言い放つ結城の言葉。

なんで可愛がっていた生徒にこんな仕打ちを、、、

泣くのは男らしくないと自戒していたが、すでに和彦にとって悔し涙は当たり前となっていた。

教師用の宿泊室に飛び込み、精液の匂いが移ったジャージを脱ぎ捨て、ポットのお湯でタオルを濡らし、顔を、髪を、身体を涙を流し、鼻をすすりながら、拭う。

可能ならば風呂場でシャワーを使いたいが、人目につきやすい大浴場まで行くことは危険だ。

その頃に比べれば、結城達が現れる頻度は減っていた。

時折、和彦は不思議に思う。

話は和彦が竜之介に恭順を誓い、乳首にピアスを着けられた学年末試験よりも少し前に遡る。




















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