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CH11 挑発
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「落ち着けっ」
大人の男が鋭い叱責の声とともに、若手俳優の頬を張る。
若手俳優の身体がビクンと強張る。
急な暴力に彼は、身を強張らせる。
当然、若手俳優も大人の男にやり返すと思ったが、若手俳優は精悍な顔を泣き出しそうに歪め大人の男を見る。
見た目とは異なる表情。
大人の男が若手俳優に近づく。
若手俳優が媚びるように大人の男を見た。
「可愛い子だ」
大人の男が若手俳優の頬を撫でる。
若手俳優に安心したような心地よさげな表情が浮かぶ。
「また、着飾って。お前はシンプルな格好の方が似合うのに、、、」
若手俳優のファッション雑誌に載ってもおかしくない出で立ちを見て言う。
「今日は取材だったから、、、事務所が用意したスタイリストの選んだ服を着たんだ。僕だって好きでこんな格好をしている訳じゃない」
若手俳優が言い訳のように言う。
「どうだい?この若い子に成熟した若い男の魅力的な身体を見せてやってくれないか?まだこの子は若い。美しく成長する手本を見せてやりたい」
大人の男が思ってもみないことを言い出した。
若手俳優は驚いたような表情を浮かべる。
そして、彼を見る。
ベッドの上で、まだ青い熟れる前の裸体をさらけ出している彼を。
しばらく躊躇した後、若手俳優は薄手の革ジャンに手を掛ける。
本当に脱ぎ始めた、、、
彼は驚きながら見ている。
若手俳優は、高そうな服を無造作に脱ぎ捨てていく。
肌が露になっていく。
おそらくジムでボディメークをしているのだろう。
見事に筋肉の均整がとれた身体が表れていく。
そう言えば、何かの週刊紙で若手俳優が上裸で野生動物達とポーズをとる精悍な写真を見たことを思い出す。
その時、憧れに似た気持ちを抱いた。
その若手俳優が目の前で衣服を1枚ずつ脱いでいっている。
彼の喉がゴクリと鳴る。
もう既にブリーフ一枚の裸体だ。
全面を際立たせるデザインのオシャレなボクサーブリーフ。
若手俳優は大人の男を見る。
大人の男は優しく微笑んでいる。
それを見て安心したような表情を浮かべる。
そして、彼の方にブリーフ一枚の身体を向ける。
彼への視線には敵意と見下すような色が混じりあっている。
グイッと若手俳優は胸を張る。
2つの盾を合わせたような形の良い胸筋、締まった腹部、スラリと伸びた足。
見事なスタイルだ。
自分の身体を誇るように彼を見る。
まるで跪けとでも言うように。
見事な身体だ、、、
彼は見惚れる。
だが、それも一時だった。
彼の中で、何かが弾ける。
確かに、若手俳優の身体は見事だ。
仕上がっている。
が、さっき大人の男は彼に言わなかっただろうか。
君を磨きたい、、、と。
美しく磨かせてくれ、、、と。
僕は、まだ原石だ、、、
彼は思う。
そして、若手俳優が恭順している大人の男は、先程のバスルームで、彼に時間をかけて愛撫を加えた。
ならば、僕にも若手俳優と同等、あるいはそれ以上の輝きを放てるかも、、、
そして、おそらく日焼けマシーンを常用している若手俳優よりも、若い彼の方が肌は綺麗だ。
彼の中に、対抗心が沸いてくる。
立ち上がり、若手俳優と対峙するように素っ裸のまま進み、若手俳優と同じポーズをとる。
二十代半ばの熟れた身体と熟す前の若いすべらかな肉体が向かい合う。
それを満足そうに大人の男が見ている。
彼は、ついさっき放出したばかりなのにもう勃起し始めている。
その股間を見た若手俳優は、ムカッとしたような表情を浮かべ、ブリーフを脱ぎ捨て、己の股間を弄り自らもまた勃起させようとする。
おそらくそれが大人の男の思うツボなのだろう。
満足げな顔だ。
「若いとすぐに元気を取り戻すな、、、羨ましい」
彼に向かって言う。
明らかに若手俳優に対する煽りだ。
若手俳優はその挑発にあっさりと乗り、彼を睨み付けると股間を弄る指の動きを早くする。
「君、手伝ってやってくれ」
大人の男が彼に言う。
彼は、黙って従い、若手俳優の前に跪き、その逸物を口に含もうとする。
「余計な真似はするなっ」
若手俳優が怒鳴り付ける。
「穏やかじゃないな。その若い彼が奉仕してくれるのだよ。素直に受けるがいい」
優しさの中に強さも持つ声で言う。
その声に打たれたように若手俳優は、逸物に近づけさせまいと彼の頭を掴んだ手を離す。
彼は、吸い込まれるように若手俳優の股間に頭を埋める。
あ、ああ、いい、いいよぉ、、、
若手俳優がよがり始めるまで、そんなに間はかからなかった。
大人の男が鋭い叱責の声とともに、若手俳優の頬を張る。
若手俳優の身体がビクンと強張る。
急な暴力に彼は、身を強張らせる。
当然、若手俳優も大人の男にやり返すと思ったが、若手俳優は精悍な顔を泣き出しそうに歪め大人の男を見る。
見た目とは異なる表情。
大人の男が若手俳優に近づく。
若手俳優が媚びるように大人の男を見た。
「可愛い子だ」
大人の男が若手俳優の頬を撫でる。
若手俳優に安心したような心地よさげな表情が浮かぶ。
「また、着飾って。お前はシンプルな格好の方が似合うのに、、、」
若手俳優のファッション雑誌に載ってもおかしくない出で立ちを見て言う。
「今日は取材だったから、、、事務所が用意したスタイリストの選んだ服を着たんだ。僕だって好きでこんな格好をしている訳じゃない」
若手俳優が言い訳のように言う。
「どうだい?この若い子に成熟した若い男の魅力的な身体を見せてやってくれないか?まだこの子は若い。美しく成長する手本を見せてやりたい」
大人の男が思ってもみないことを言い出した。
若手俳優は驚いたような表情を浮かべる。
そして、彼を見る。
ベッドの上で、まだ青い熟れる前の裸体をさらけ出している彼を。
しばらく躊躇した後、若手俳優は薄手の革ジャンに手を掛ける。
本当に脱ぎ始めた、、、
彼は驚きながら見ている。
若手俳優は、高そうな服を無造作に脱ぎ捨てていく。
肌が露になっていく。
おそらくジムでボディメークをしているのだろう。
見事に筋肉の均整がとれた身体が表れていく。
そう言えば、何かの週刊紙で若手俳優が上裸で野生動物達とポーズをとる精悍な写真を見たことを思い出す。
その時、憧れに似た気持ちを抱いた。
その若手俳優が目の前で衣服を1枚ずつ脱いでいっている。
彼の喉がゴクリと鳴る。
もう既にブリーフ一枚の裸体だ。
全面を際立たせるデザインのオシャレなボクサーブリーフ。
若手俳優は大人の男を見る。
大人の男は優しく微笑んでいる。
それを見て安心したような表情を浮かべる。
そして、彼の方にブリーフ一枚の身体を向ける。
彼への視線には敵意と見下すような色が混じりあっている。
グイッと若手俳優は胸を張る。
2つの盾を合わせたような形の良い胸筋、締まった腹部、スラリと伸びた足。
見事なスタイルだ。
自分の身体を誇るように彼を見る。
まるで跪けとでも言うように。
見事な身体だ、、、
彼は見惚れる。
だが、それも一時だった。
彼の中で、何かが弾ける。
確かに、若手俳優の身体は見事だ。
仕上がっている。
が、さっき大人の男は彼に言わなかっただろうか。
君を磨きたい、、、と。
美しく磨かせてくれ、、、と。
僕は、まだ原石だ、、、
彼は思う。
そして、若手俳優が恭順している大人の男は、先程のバスルームで、彼に時間をかけて愛撫を加えた。
ならば、僕にも若手俳優と同等、あるいはそれ以上の輝きを放てるかも、、、
そして、おそらく日焼けマシーンを常用している若手俳優よりも、若い彼の方が肌は綺麗だ。
彼の中に、対抗心が沸いてくる。
立ち上がり、若手俳優と対峙するように素っ裸のまま進み、若手俳優と同じポーズをとる。
二十代半ばの熟れた身体と熟す前の若いすべらかな肉体が向かい合う。
それを満足そうに大人の男が見ている。
彼は、ついさっき放出したばかりなのにもう勃起し始めている。
その股間を見た若手俳優は、ムカッとしたような表情を浮かべ、ブリーフを脱ぎ捨て、己の股間を弄り自らもまた勃起させようとする。
おそらくそれが大人の男の思うツボなのだろう。
満足げな顔だ。
「若いとすぐに元気を取り戻すな、、、羨ましい」
彼に向かって言う。
明らかに若手俳優に対する煽りだ。
若手俳優はその挑発にあっさりと乗り、彼を睨み付けると股間を弄る指の動きを早くする。
「君、手伝ってやってくれ」
大人の男が彼に言う。
彼は、黙って従い、若手俳優の前に跪き、その逸物を口に含もうとする。
「余計な真似はするなっ」
若手俳優が怒鳴り付ける。
「穏やかじゃないな。その若い彼が奉仕してくれるのだよ。素直に受けるがいい」
優しさの中に強さも持つ声で言う。
その声に打たれたように若手俳優は、逸物に近づけさせまいと彼の頭を掴んだ手を離す。
彼は、吸い込まれるように若手俳優の股間に頭を埋める。
あ、ああ、いい、いいよぉ、、、
若手俳優がよがり始めるまで、そんなに間はかからなかった。
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