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生徒に捧げる倫理〜水沢・露出調教
水沢隼人 電脳の檻
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白い封筒、、、
送られてきた自身の恥ずかしい写真、、、
日常は進む。
教壇に立つ水沢隼人、その心は千々に乱れていた。
倫理の授業中、 水沢は生徒たちの顔を見るたびに、彼らがの誰かが、隼人の痴態をを知っているのではないか、俺を貶めようとしているのではないかという疑心暗鬼に駆られる。
彼の眼差しは教室をさまよい、特に無関心に見える生徒や、目が合った瞬間にそらす生徒に対して、異常なほどの恐怖を感じる。
誰だ?
誰がこれをやった?
あの午後、誰が旧校舎裏なんて辺鄙なところを訪れた?
教員室に戻っても、水沢は休まらない。
同僚が発する何気ない会話や、視線すら、自分の汚点を嘲笑しているように聞こえる。
彼は誰とも目を合わせず、コーヒーを淹れる同僚の背後にも、自分の秘密を知る無名の監視者の影を見る気がした。
生徒指導室で進路指導の書類を整理している時も、彼の集中力は完全に途切れていた。
意味もなく、何度も机の引き出しを開け閉めし、ファイルをめくるが中身は頭に入ってこない。
バラされたら終わりだ。
どうにかしてそれを防がなくては、、、
でも、どうやって?
放課後、人目を避けるように教員室に戻った水沢は、ジッとパソコンを見る。
封筒を置いた人間は、きっと何らかの接触を試みてくるはずだ、、、
机の上には、不審なものは置かれていなかった。
すると、電子メール?
その可能性は高い。
パソコンを開くのが怖い。
朝から学園の連絡サイトを確認し、メールチェックをしなければいけないということは分かっているが、どうしてもパソコンを起動出来なかった。
が、見ないわけにはいかない。
それに、連絡があると決まったわけでもない。
覚悟を決めて自分のデスクのデスクトップPCを立ち上げた。
インターネットブラウザを開き、学園の教職員コミュニティページにログインする。
それは、学内の情報共有や連絡に使用される、外部からは隔離されたクローズドなシステムだった。
画面の右上に、未読メッセージを示す赤いアイコンが点滅していた。
クリックする。
メッセージのタイトルが表示されている。
差出人は、、、知らないIDだ。
水沢はマウスを握る手が震えるのを感じながら、そのメッセージを開いた。
本文は、たった一行。
“お前の秘密を知っている”
その簡潔な文章は、昨日の写真以上の冷たい恐怖を水沢の心臓に突き刺した。
そして、その下に添付されていたファイルがあった。タイトルはただの数字の羅列だったが、ファイル形式は画像。
水沢は、自身が追い込まれたことを感じる。
抗いがたい力に引かれるようにそのファイルをダブルクリックした。
画面いっぱいに表示されたのは、動画、、、
写真と同じ角度、、、
慌てて消す。
周囲を見回す。
人は居なかった。
見られなかったとホッとする。
胸がバクバクとする。
スピーカーを消しておいて良かった。
その映像。
素っ裸で自身の股間を弄る自分、、、
鮮明なデジタル映像として送られてきたファイル。
置かれていた写真は今の映像をスクショしたものだろう。
デジタルファイル、、、
いくらでもコピー可能だ。
そして、学内で自分のIDを知っている人間がそれを握っている。
彼は、教員室の椅子に座り込んだまま、絶望に襲われた。
まるで電脳の檻に閉じ込められた気持ちだ。
逃げ場は完全に断たれている。
「ああ、、、」
水沢の口から漏れたのは、教師ではなく、追い込まれ絶望に蝕まれる男の惨めで乾いた呻きだけだった。
フッ
新着メッセージを知らせる小さなポップが画面に現れる。
水沢の顔が強張る。
マウスを操作する手がブルブルと震える。
クリック、、、
“お前のスマホに入っているメッセージアプリのIDを返信しろ”
頭が真っ白になる。
拒むことは出来ないだろう。
返信をクリックし、開いたウィンドウにIDを入力し、送る。
個人用のIDが電脳空間に吸い込まれ、見知らぬ悪意を持つ者の元へ運ばれていく。
吐き気が込み上げてくる。
ど、どうしよう、、、、
ブルッ
胸ポケットのスマホが振動する。
来た、、、
なぜか水沢は、それが見知らぬ犯人のものと確信した。
スマホを取り出し、操作する。
思ったとおりだ。
知らないIDからのメッセージ。
開く。
“旧校舎裏の地下へ行け”
一行のみ。
水沢は震える指で、その見知らぬ相手のIDを連絡先に登録し、返信を打ち込む。
“お前は誰だ、何が目的だ”
送信する。
すぐに既読になる。
しばらく返信を待つ。
が、反応はない。
行くしかないのか、、、旧校舎に、、、
立ち上がり、フワフワとした心地で、鍵の置かれた場所へと行く。
な、無いっ!
何時もは一番下の段に掛けられている旧校舎の錠の鍵がない。
呆然として立ち竦む。
「おや、水沢先生、どうしました?」
事務局長が話しかけて来た。
「あ、、、いや、、、きゅ、旧校舎の鍵が無くて、珍しいなと、、、」
「あぁ、それですか。生徒が文化祭のために自主映画を撮影したいと借りていきました」
「え?」
「それが、どうしましたか?」
不思議そうに事務局長が水沢の顔を覗き込む。
「い、いえ、なんでもないです、、、失礼します」
まだ何か問いたそうな事務局長を残し、水沢は教員室を出て旧校舎へと向かう。
“借りた生徒の名を確かめておけば良かった、、、”
それに気付いたのは、旧校舎が間近に迫った時だった。
送られてきた自身の恥ずかしい写真、、、
日常は進む。
教壇に立つ水沢隼人、その心は千々に乱れていた。
倫理の授業中、 水沢は生徒たちの顔を見るたびに、彼らがの誰かが、隼人の痴態をを知っているのではないか、俺を貶めようとしているのではないかという疑心暗鬼に駆られる。
彼の眼差しは教室をさまよい、特に無関心に見える生徒や、目が合った瞬間にそらす生徒に対して、異常なほどの恐怖を感じる。
誰だ?
誰がこれをやった?
あの午後、誰が旧校舎裏なんて辺鄙なところを訪れた?
教員室に戻っても、水沢は休まらない。
同僚が発する何気ない会話や、視線すら、自分の汚点を嘲笑しているように聞こえる。
彼は誰とも目を合わせず、コーヒーを淹れる同僚の背後にも、自分の秘密を知る無名の監視者の影を見る気がした。
生徒指導室で進路指導の書類を整理している時も、彼の集中力は完全に途切れていた。
意味もなく、何度も机の引き出しを開け閉めし、ファイルをめくるが中身は頭に入ってこない。
バラされたら終わりだ。
どうにかしてそれを防がなくては、、、
でも、どうやって?
放課後、人目を避けるように教員室に戻った水沢は、ジッとパソコンを見る。
封筒を置いた人間は、きっと何らかの接触を試みてくるはずだ、、、
机の上には、不審なものは置かれていなかった。
すると、電子メール?
その可能性は高い。
パソコンを開くのが怖い。
朝から学園の連絡サイトを確認し、メールチェックをしなければいけないということは分かっているが、どうしてもパソコンを起動出来なかった。
が、見ないわけにはいかない。
それに、連絡があると決まったわけでもない。
覚悟を決めて自分のデスクのデスクトップPCを立ち上げた。
インターネットブラウザを開き、学園の教職員コミュニティページにログインする。
それは、学内の情報共有や連絡に使用される、外部からは隔離されたクローズドなシステムだった。
画面の右上に、未読メッセージを示す赤いアイコンが点滅していた。
クリックする。
メッセージのタイトルが表示されている。
差出人は、、、知らないIDだ。
水沢はマウスを握る手が震えるのを感じながら、そのメッセージを開いた。
本文は、たった一行。
“お前の秘密を知っている”
その簡潔な文章は、昨日の写真以上の冷たい恐怖を水沢の心臓に突き刺した。
そして、その下に添付されていたファイルがあった。タイトルはただの数字の羅列だったが、ファイル形式は画像。
水沢は、自身が追い込まれたことを感じる。
抗いがたい力に引かれるようにそのファイルをダブルクリックした。
画面いっぱいに表示されたのは、動画、、、
写真と同じ角度、、、
慌てて消す。
周囲を見回す。
人は居なかった。
見られなかったとホッとする。
胸がバクバクとする。
スピーカーを消しておいて良かった。
その映像。
素っ裸で自身の股間を弄る自分、、、
鮮明なデジタル映像として送られてきたファイル。
置かれていた写真は今の映像をスクショしたものだろう。
デジタルファイル、、、
いくらでもコピー可能だ。
そして、学内で自分のIDを知っている人間がそれを握っている。
彼は、教員室の椅子に座り込んだまま、絶望に襲われた。
まるで電脳の檻に閉じ込められた気持ちだ。
逃げ場は完全に断たれている。
「ああ、、、」
水沢の口から漏れたのは、教師ではなく、追い込まれ絶望に蝕まれる男の惨めで乾いた呻きだけだった。
フッ
新着メッセージを知らせる小さなポップが画面に現れる。
水沢の顔が強張る。
マウスを操作する手がブルブルと震える。
クリック、、、
“お前のスマホに入っているメッセージアプリのIDを返信しろ”
頭が真っ白になる。
拒むことは出来ないだろう。
返信をクリックし、開いたウィンドウにIDを入力し、送る。
個人用のIDが電脳空間に吸い込まれ、見知らぬ悪意を持つ者の元へ運ばれていく。
吐き気が込み上げてくる。
ど、どうしよう、、、、
ブルッ
胸ポケットのスマホが振動する。
来た、、、
なぜか水沢は、それが見知らぬ犯人のものと確信した。
スマホを取り出し、操作する。
思ったとおりだ。
知らないIDからのメッセージ。
開く。
“旧校舎裏の地下へ行け”
一行のみ。
水沢は震える指で、その見知らぬ相手のIDを連絡先に登録し、返信を打ち込む。
“お前は誰だ、何が目的だ”
送信する。
すぐに既読になる。
しばらく返信を待つ。
が、反応はない。
行くしかないのか、、、旧校舎に、、、
立ち上がり、フワフワとした心地で、鍵の置かれた場所へと行く。
な、無いっ!
何時もは一番下の段に掛けられている旧校舎の錠の鍵がない。
呆然として立ち竦む。
「おや、水沢先生、どうしました?」
事務局長が話しかけて来た。
「あ、、、いや、、、きゅ、旧校舎の鍵が無くて、珍しいなと、、、」
「あぁ、それですか。生徒が文化祭のために自主映画を撮影したいと借りていきました」
「え?」
「それが、どうしましたか?」
不思議そうに事務局長が水沢の顔を覗き込む。
「い、いえ、なんでもないです、、、失礼します」
まだ何か問いたそうな事務局長を残し、水沢は教員室を出て旧校舎へと向かう。
“借りた生徒の名を確かめておけば良かった、、、”
それに気付いたのは、旧校舎が間近に迫った時だった。
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