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生徒に捧げる倫理〜水沢・露出調教
水沢隼人 監視カメラ
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旧校舎の前に来る。
正門の扉の取手には鎖が巻きつけられ、錠が掛けられている。
裏口か、、、
水沢は唇をギュッと結ぶと裏口へと歩き始める。
彼の心の中では、この屈辱的な写真を送りつけてきた正体不明の者への怒り、次に何をされるのかへの恐れ、そして、どうすれば良いか分からない切迫感が渦巻いていた。
角を曲がり手入れのされていない旧校舎裏に出る。
周囲を見渡す。
雑木林の中も注意深く見る。
人気は無い。
裏口を見ると鎖は外れ、ご丁寧に扉の脇にしっかりと巻かれて置かれている。
ゆっくりと扉を開ける。
人気のない旧校舎は、湿った空気と古い木材の匂いが充満している。
水沢は中へと一歩踏み出す。
物音は聞こえず、怪しい人影も無い。
だが、進むにつれ、見えない誰かに監視されているような落ち着きのない感覚に襲われる。
ギシッ、ギィッと地下室への木製の階段を降りるたびに軋む音がして、心臓がギュッと縮みあがる。
胃がギュッと掴まれるような嫌な感覚。
呼吸が苦しい。
所々、錆の浮いた鉄製の扉の前に立つ。
水沢は、短く呼吸を整える。
この向こうに奴がいるかもしれない、、、
不安、怒り、恐れが入り混じった感情を押し殺し、一気に扉を押し開けた。
そして、、、
見慣れたはずの空間の光景に、水沢は驚愕し、思わず後ずさった。
彼の唯一の聖域だったはずの地下室は、完全に変貌していた。
天窓から差し込む光の中、おそらく上の階に置かれていた使わなくなった机が複数持ち込まれ、それぞれの上に一目でわかる小型の監視カメラが設置されているのが見える。
それらのレンズは、吊るしたサンドバッグと、彼が体を映していた姿見に向けられている。
部屋全体が、まるで厳重な監視付き監房、あるいは調教のステージのようにしつらえられていた。
人はいない。
水沢が立ち尽くしていると、部屋の隅に置かれた小型スピーカーから、電子音で加工された、低く平坦な声が響いた。
その横にはモニターも置かれている。
「水沢先生、指示に従い、よく来てくれました、、、」
水沢は声を張り上げた。
「何者だ!すぐに姿を現せ!脅迫は犯罪行為だぞ!」
声は、ネズミをいたぶる猫のように、ぬらりくらりと水沢を追い詰める。
「脅迫?犯罪?ふふ、、、先生、私はあなたの画像を送っただけですよ、、、あなたがここでした行為のね、、、」
グウッ、、、
水島は歯を食い縛る。
確かに、金銭を要求されたわけではない。
が、、、
「お前、誰なんだ?盗撮は立派な犯罪だぞっ!」
「おお怖い、怖い、、、吠えますねぇ、先生、、、調べましたよ。先生、元々、ミドル級のボクサーだったんですねぇ、、、そんな水沢先生を怒らせたら大変なことになりますねぇ、、、」
「そんなことはどうでもいい!お前は一体何が目的なんだ!金か!?お前の正体を見せろっ!卑怯だぞっ!」
「まぁ、落ち着いて、、、先生の担当する“倫理”について、教えを請いたいんですよ、、、“自己統制こそが精神的な義務を支える”そう教えていたのは、水沢先生ですよね、、、」
「何をゴチャゴチャ言っているんだっ!ふざけるなっ!姿を現せっ!」
「おやおや、怒って良いんですか?」
バカにするような電子音声と同時に、部屋の隅に設置されていた大型モニターが、眩しい光と共に点灯した。
そこに映し出されたのはこの場所で撮影された、水沢自身の自慰行為の動画だった。
天窓から差し入れて撮ったにしては鮮明で、彼の快楽に悶える表情と肉体の震えを、ありありと映し出していた。
声は冷笑を含んだ響きで水沢に問いかけた。
「これ、保健体育の授業の教材にしましょうか?それとも、先生の“倫理”の授業で、『自己統制の限界』について語る実例として使いますか?学園内という教師が生徒を律する場で、淫らな行為を行なってしまった精力溢れる倫理教師の実例として、、、いえいえ、こんなに見事なお身体だ。先生の強靭な肉体美を堪能するために、全校生徒にデッサンのモデルとして公開するのも面白いかもしれませんね。きっと皆、大喜びだ、、、」
水沢の顔は、青褪めを通り越して土気色になった。
「ヤメロオォッ!!」
思わず、見知らぬ相手に向かい絶叫する。
「何も、難しいことを求めるのではないですよ、、、ご覧なさい、この画像、、、天窓から撮ったから構図は一辺倒、映像もブレている。先生の野性の姿をしっかりと記録に残したいんですよ。もう一度、今、ここで、再現してください」
「何を馬鹿なことを言っている!できるわけがないだろう!すぐにこの茶番をやめろ!」
「いいんですか?」
モニターの画面の中にポインターが現れ、動く。
画像再生ソフトの枠が現れ、ポインターが終了のバツマークを押す。
クワッ!
水沢の目が見開かれ、口が開き声なき悲鳴が漏れる。
現れたのは見慣れた学園用の掲示板の投稿フォーム。
そこにムービーの添付ファイルが貼られている。
未送信の状態。
ゆっくりとポインターが送信マークのところにいく。
水沢の身体が震える。
「や、やめてくれ、、、た、たのむ、、、」
声が弱々しくなる。
声は、冷たくトドメを刺した。
「水沢隼人、お前に、抵抗する権利は、もうない」
水沢の身体が硬直する。
「脱げっ!」
甲高い電子音が短く言う。
正門の扉の取手には鎖が巻きつけられ、錠が掛けられている。
裏口か、、、
水沢は唇をギュッと結ぶと裏口へと歩き始める。
彼の心の中では、この屈辱的な写真を送りつけてきた正体不明の者への怒り、次に何をされるのかへの恐れ、そして、どうすれば良いか分からない切迫感が渦巻いていた。
角を曲がり手入れのされていない旧校舎裏に出る。
周囲を見渡す。
雑木林の中も注意深く見る。
人気は無い。
裏口を見ると鎖は外れ、ご丁寧に扉の脇にしっかりと巻かれて置かれている。
ゆっくりと扉を開ける。
人気のない旧校舎は、湿った空気と古い木材の匂いが充満している。
水沢は中へと一歩踏み出す。
物音は聞こえず、怪しい人影も無い。
だが、進むにつれ、見えない誰かに監視されているような落ち着きのない感覚に襲われる。
ギシッ、ギィッと地下室への木製の階段を降りるたびに軋む音がして、心臓がギュッと縮みあがる。
胃がギュッと掴まれるような嫌な感覚。
呼吸が苦しい。
所々、錆の浮いた鉄製の扉の前に立つ。
水沢は、短く呼吸を整える。
この向こうに奴がいるかもしれない、、、
不安、怒り、恐れが入り混じった感情を押し殺し、一気に扉を押し開けた。
そして、、、
見慣れたはずの空間の光景に、水沢は驚愕し、思わず後ずさった。
彼の唯一の聖域だったはずの地下室は、完全に変貌していた。
天窓から差し込む光の中、おそらく上の階に置かれていた使わなくなった机が複数持ち込まれ、それぞれの上に一目でわかる小型の監視カメラが設置されているのが見える。
それらのレンズは、吊るしたサンドバッグと、彼が体を映していた姿見に向けられている。
部屋全体が、まるで厳重な監視付き監房、あるいは調教のステージのようにしつらえられていた。
人はいない。
水沢が立ち尽くしていると、部屋の隅に置かれた小型スピーカーから、電子音で加工された、低く平坦な声が響いた。
その横にはモニターも置かれている。
「水沢先生、指示に従い、よく来てくれました、、、」
水沢は声を張り上げた。
「何者だ!すぐに姿を現せ!脅迫は犯罪行為だぞ!」
声は、ネズミをいたぶる猫のように、ぬらりくらりと水沢を追い詰める。
「脅迫?犯罪?ふふ、、、先生、私はあなたの画像を送っただけですよ、、、あなたがここでした行為のね、、、」
グウッ、、、
水島は歯を食い縛る。
確かに、金銭を要求されたわけではない。
が、、、
「お前、誰なんだ?盗撮は立派な犯罪だぞっ!」
「おお怖い、怖い、、、吠えますねぇ、先生、、、調べましたよ。先生、元々、ミドル級のボクサーだったんですねぇ、、、そんな水沢先生を怒らせたら大変なことになりますねぇ、、、」
「そんなことはどうでもいい!お前は一体何が目的なんだ!金か!?お前の正体を見せろっ!卑怯だぞっ!」
「まぁ、落ち着いて、、、先生の担当する“倫理”について、教えを請いたいんですよ、、、“自己統制こそが精神的な義務を支える”そう教えていたのは、水沢先生ですよね、、、」
「何をゴチャゴチャ言っているんだっ!ふざけるなっ!姿を現せっ!」
「おやおや、怒って良いんですか?」
バカにするような電子音声と同時に、部屋の隅に設置されていた大型モニターが、眩しい光と共に点灯した。
そこに映し出されたのはこの場所で撮影された、水沢自身の自慰行為の動画だった。
天窓から差し入れて撮ったにしては鮮明で、彼の快楽に悶える表情と肉体の震えを、ありありと映し出していた。
声は冷笑を含んだ響きで水沢に問いかけた。
「これ、保健体育の授業の教材にしましょうか?それとも、先生の“倫理”の授業で、『自己統制の限界』について語る実例として使いますか?学園内という教師が生徒を律する場で、淫らな行為を行なってしまった精力溢れる倫理教師の実例として、、、いえいえ、こんなに見事なお身体だ。先生の強靭な肉体美を堪能するために、全校生徒にデッサンのモデルとして公開するのも面白いかもしれませんね。きっと皆、大喜びだ、、、」
水沢の顔は、青褪めを通り越して土気色になった。
「ヤメロオォッ!!」
思わず、見知らぬ相手に向かい絶叫する。
「何も、難しいことを求めるのではないですよ、、、ご覧なさい、この画像、、、天窓から撮ったから構図は一辺倒、映像もブレている。先生の野性の姿をしっかりと記録に残したいんですよ。もう一度、今、ここで、再現してください」
「何を馬鹿なことを言っている!できるわけがないだろう!すぐにこの茶番をやめろ!」
「いいんですか?」
モニターの画面の中にポインターが現れ、動く。
画像再生ソフトの枠が現れ、ポインターが終了のバツマークを押す。
クワッ!
水沢の目が見開かれ、口が開き声なき悲鳴が漏れる。
現れたのは見慣れた学園用の掲示板の投稿フォーム。
そこにムービーの添付ファイルが貼られている。
未送信の状態。
ゆっくりとポインターが送信マークのところにいく。
水沢の身体が震える。
「や、やめてくれ、、、た、たのむ、、、」
声が弱々しくなる。
声は、冷たくトドメを刺した。
「水沢隼人、お前に、抵抗する権利は、もうない」
水沢の身体が硬直する。
「脱げっ!」
甲高い電子音が短く言う。
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