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・・『開幕』・・
・・歓談・・2・・
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「・・スタッフ・クルーの交換配置研修・?・それは、どのようなものでしょう・・?・・」
「・・私達の同盟に参画して貰っている艦同士で、スタッフ・クルーを交換して配置し、一定期間をそのポストで任務に就いて貰う事で、知見を拡げて貰うのと同時に、同盟内での交流をも深めて貰う・・と言う目的での企画ですね・・」
「・・ほう・・面白そうですね・・しかし、艦を超えて所属・配置を転換すると言うのは・・?・・」
「・・そうなんですね・・この案件は先ず運営本部にお伺いを立てて承認を得ないと、実現は難しいと思います・・その点では、運営本部の一角に席を占める御社役員会の皆さんに、期待を寄せる処です・・」
「・・そうですね・・分かりました・・私から役員会に提案します・・難しいかも知れませんが、こんな面白そうな企画をボツには出来ませんからね・・それにしてもアドルさんのアイデアはいつも斬新ですし、意表を突いて面白いです・・アドルさん・・今のお勤め先をもしも退職されたら、本当にウチに来て下さいよ・(笑)・アドルさんになら私の席を譲って、私がアドルさんの下に就いても好いですから・・(笑)・?・・」
「・・ハハ(笑)・まあまあ、マルセルさん・・取り敢えずはこのゲーム大会を最後まで生き延びませんとね・・私よりも優秀な艦長が沢山いますから・・かなり難しいでしょうけど・・ああ、マルセルさん・・残っている飲み物は皆さんへの差し入れですので、飲んで下さい・・」
「・・ありがとうございます・・では、遠慮なく・・」
・・彼が合図すると2人の女性スタッフが来て、残っている飲み物をトレイに乗せて持って行った・・。
「・・ハイラムさん、またアドルさんのアイデアが出ましたよ・・全くどこまで底が知れないんでしょうかね・?・あの人は・・」
「・・私はもう畏怖すら覚えるよ・・アドルさんがウチの艦隊に来てくれたら、喜んで彼の下に就くね・・」
「・・さて、もうそろそろ夕刻ですね・・お引き留めしてしまっているようですみません・・レシピをお渡ししましたので、淹れてみて下さい・・会議室への書き込みは積極的にお願いします・・私もどんどん記事をアップしますので読んで下さい・・ジーンさん、イラストをありがとうございました・・飾って大事にします・・エイミーさん、お話しできて好かったです・・またお会いしましょう・・アマンダさん、ありがとうございました・・テニスのお手合わせを楽しみにしています・・アシュリーさん、ありがとうございました・・上司に話して得られた反応を持ち寄りましょうね・・マヤさん、ありがとうございました・・難しい仕事を依頼しましたが、落ち着いて取組んで下さい・・デボラさん、ありがとうございました・・お店に伺うのを楽しみにしています・・エスターさん、メリッサさん、ありがとうございました・・木曜日の夕方にお伺いしますので、宜しくお願いします・・ヴィヴィアンさん、ありがとうございました・・制服を楽しみにしています・・アウリイ博士、ありがとうございました・・いつかご出身地の郷土料理を食べさせて頂けますように、それを楽しみにしています・・皆さん、お疲れ様でした・・ありがとうございました・・お気を付けて、お帰り下さい・・」
・・そう言ってグラスを掲げると、飲み干して頭を下げる・・また拍手が湧いた・・。
「・・ローズさん、シャロンさん、アレクシアさん、手伝ってくれてどうもありがとう・・助かりましたよ・・」
「・・どう致しまして、アドルさん・・」
「・・あまり、お役に立てずにすみません・・」
「・・いや、そんなことはありませんよ・・お疲れ様でした・・さて・・?・・」
「・・今日はこれからどうされますか・?・艦長・・?・・」
・・と、シエナ・ミュラーが近くまで歩み寄って訊く・・。
「・・そうだね・・せっかく同盟が完成した処だし、参加できる人で祝杯を挙げようか・・?・・」
「・・賛成です・!・アドル艦長・・!・・」
・・と、シャロン・ヒューズ副長がすかさず追従する・・。
「・・ありがとう、シャロン・ヒューズ副長・・では、適当なダイニング・バーを検索して下さい・・そこに向いましょう・・」
「・・分かりました・!・」
「・・私は暫時、休憩室で一服させて頂きます・・懇親祝賀会に参加される方は、15分後に1階のホールに集合・・時間的に厳しい方は、ご無理なさらずとも結構です・・それでは・・」
・・そう言って、右手を軽く挙げて歩き出す・・マルセルさんやアランシスさんも含めて、スタッフの皆さんには歩きながらだが、左手を軽く挙げながら笑顔で会釈する・・数人が後に続く気配だったが、構わずにスタジオから退室して休憩室に入った・・。
・・休憩室中央部寄りの大型丸テーブルの一角に座る・・灰皿を引き寄せると、音も無く隣に座ったハイラムさんがシガレットケースのカバーを開けて置いた・・。
「・・頂きます・・ハイラムさんは、気配を感じさせませんね・・?・・流石に鍛えておられる方は違います・・」
・・そう言いながら、軽く右手を挙げて1本を取り上げる・・。
「・・艦長、飲み物は・・?・・」
・・と、ハル参謀が訊く・・。
「・・水で好いよ・・」
「・・ありがとうございます・・若い時分から、3種類の格闘技を嗜んでおりましたので・・」
「・・それは心強い・・近接戦闘も、お手のものですね・・」
「・・いや、最近は息子の方が強いです・・立ち合っても私が勝てるのは、3回に1回ですね・・」
「・・あの時にお会いした息子さん・・?・・」
「・・あれは次男です・・その節はお騒がせしました・・若いので、まだ無鉄砲なものでして・・勤務する艦は違うのですが、長男も同じ警備護衛艦隊に所属しております・・」
「・・そうですか・・次世代が、頼もしく成長されているのですね・・」
・・プレミアムシガーを燻らせながら話している・・時間を置いて一服しているので、旨いと感じている・・。
「・・ハイラムさんもザンダーさんもヤンセンさんも、手伝って下さって本当にありがとうございました・・今日同盟が無事に完成したのも、今日だけでかなりの交流が図れたのも、お三方のお陰です・・」
「・・いや、こちらこそですし、このくらいは同盟の一員として当然の事でしょう・・」
・・そう言ってザンダーさんは、口に何かを放り込んだ・・ガムのようだ・・。
「・・そうですよ・・正直もっと手伝いたいですし、手伝わせて欲しいですよ・・」
・・そう言ってヤンセンさんも、自分の煙草を燻らせる・・。
「・・お二人とも、凄くグレードの高い煙草を嗜んでらっしゃるんですね・・?・・」
「・・いや、私もハイラムさんに会う迄は、自分もこんなにグレードの高い煙草を喫えるようになると思いませんでしたよ・・」
「・・ヤンセンさんも、おひとつどうぞ・・?・・」
「・・これは・!・どうもありがとうございます、ハイラムさん・・では遠慮なく1本を頂きまして、後で喫います・・」
・・そう言いながらも、少し遠慮がちに1本を取り上げる・・。
「・・アドルさん・・今後の展開で予測できる事があるとすれば、何でしょう・・?・・」
・・と、ザンダーさん・・。
「・・明日の総合共同記者会見で、我々の出番はほぼ無いですからね・・連絡があるとすれば、我々のアカウントに宛てたDMで入るぐらいでしょう・・その場合、個々に受け答えをしてしまうと面倒になりますから・・同盟に参画を希望するのなら、開幕後に改めて通信で申し入れるようにと言う事で、取り敢えず返答するようにしましょうか・・?・・」
「・・それが無難でしょうな・・」
「・・ええ・・それでは、ハイラムさん・・明日中にその旨を会議室に書き込んで下さい・・?・・」
「・・分かりました、やって置きます・・」
・・ハイラムさんの返答を受けてシガレットを灰皿で揉み消し、紙コップの水を飲み干す・・。
「・・リサさん、シエナ副長、ハル参謀は、この後どうしますか・・?・・」
「・・勿論、ご一緒します・・」
「・・私もお供します・・」
「・・お付き合いします・・」
「・・ハルさん、お子さんが待っているでしょう・・?・・無理しなくても好いですよ・・?・・」
「・・昨日は一日、子供達と一緒に居ましたので大丈夫です・・ご一緒させて下さい・・」
「・・分かりました・・明日もありますから、そんなに遅くまでは居ませんよ・・リサさん、明日は出社しますが昼食を摂ってから、直行直帰の出張です・・シエナ副長、明日は17:00に運営本部で合流しましょう・・ハルさんは・・?・・」
「・・明日は、シエナ副長に任せます・・」
「・・そうですか、分かりました・・それじゃ、そろそろ行きますか・・?・・」
・・と、そう言って立ち上がる・・休憩室を出てスタジオに戻った私はギターケースを取ろうとしたが・・。
「・・お持ちします・・」・そう言って若い男性スタッフがギターケースを持ったので、皆と一緒にリフトに乗る・・1階に着くまでの間にリサが傍に来て、ハイグレード・プレミアムシガレットのボックスを私に手渡したので得心してポケットに入れた・・。
・・1階のホールに集合したのは、私とリサとシエナとハル・・ハイラムさんとローズさん・・ヤンセンさんとシャロンさん・・ザンダーさんとアレクシアさん・・エイミーさんとマチアスさん・・アシュリーさんとコンラートさん・・マヤさんとニックさん・・デボラさんとクレイトンさん・・ヴィヴィアンさんとタイタスさん・・の、20名だった・・。
「・・ちょうど20人ですか・・シャロン・ヒューズ副長・・20人でも楽しめるようなお店は、ありましたか・・?・・」
「・・ありました・・!・・ここから車で20分程の所です・・」
「・・結構・・ナビゲーション・データを配布して下さい・・乗り合わせて行きましょう・・」
・・私のエレカーにはリサとシエナとハルの他に、エイミー・カールソンさんが乗る事になった・・3人ともエイミーさんに遠慮して、後部座席に座っている・・。
「・・皆、ご苦労さんだったね・・それで今日はどうだったかな・・?・・」
・・と、運転しながら訊いてみる・・。
「・・感動と感激と喜び、ですね・・それ以外にはありません・・これで開幕がものすごく楽しみになりました・・」
・・エイミーさんが私の横顔を観ながら、そう応える・・。
「・・ありがとうございます、エイミーさん・・ひとつ意見を伺っても・・?・・」
「・・ええ、どうぞ・・」
「・・女性艦長達の取りまとめ役のようなポストを、置くべきでしょうか・・?・・」
「・・そうですわね・・はっきりと固定的に指定しなくても、その時その場の状況に応じてアドルさんが指名される方が、私は好いと思います・・」
「・・そうですか・・分かりました、ありがとうございます・・」
「・・いいえ・・」
「・・時に、艦内に持ち込まれる私物は、もう届け出られましたか・・?・・」
「・・はい、少しずつ届け出ています・・明日も届け出て、取り敢えず一区切りとします・・」
「・・そうですか・・お仕事もお忙しいでしょうに、ご家族の理解と協力が素晴らしいと思います・・」
「・・ありがとうございます・・」
「・・お子さんは、お幾つですか・・?・・」
「・・娘で、15才です・・」
「・・ほお、ウチと同じですね・・いつか家族ぐるみでお食事でも如何ですか・・?・・」
「・・ありがとうございます・・こちらこそ、宜しくお願いします・・今から楽しみです・・リサさん、シエナさん、ハルさんとも素晴らしいスタッフですね・・」
「・・どうもありがとうございます・・」
・・シエナが、そう応える・・。
「・・アドルさん・・宜しければ、艦長としての心得をひとつ、ご教授頂けないでしょうか・・?・・」
「・・そうですね・・艦長がその立場で艦内でのあれやこれやに口を出すのは止めた方が好いです・・何のためのメインスタッフなのかと言う話にもなります・・基本原則的に艦長が自身で指揮を執るのは、警戒態勢時・・非常事態時・・戦闘態勢時・・チャレンジミッションに取り組む場合だけで充分であって、通常航行時にはスタッフに丸投げで好いと思いますよ・・それで何か問題があれば、スタッフの方から言って来るでしょうから・・」
「・・そうですか・・分かりました・・大変、参考になりました・・」
「・・いいえ、どう致しまして・・不安ですか、エイミーさん・・?・・」
「・・ええ、とても・・アドルさんに見抜かれた通り、小心者ですので・・」
「・・そこまでご自分を過小評価しなくても好いでしょう・・お仕事を拝見する限り、貴女は充分に優秀です・・質問・疑問・疑念・相談・・何でも通話で訊いて下さい・・平日でも・・航行中でもね・・会議室を通じて、私宛に個人メッセージで訊いてくれても好い・・でもその前に、そちらのカウンセラーを初めとする『サンダー・ハルヴァード』のスタッフの皆さんに相談される方が、私は好いと思いますね・・」
「・・本当にありがとうございます、アドルさん・・失礼ですが、アドルさんは私の夫とタイプが似ています・・」
「・・エイミーさん・・でしたら、私の出る幕はありません・・ご主人と、そちらのカウンセラーに相談なさって下さい・・」
「・・分かりました、アドルさん・・」
・・そう応える彼女の手許が気になったので見遣ると・・左の掌にある傷痕を右手の指で撫でていた・・。
・・それから30分ほどで、全員がその店に到着した・・かなり大きいダイニング・バーで看板には『オレンジ・サンセット』とある・・。
「・・なかなか、雰囲気の好さそうな店ですな・・」
「・・そうですね・・ああ、ハイラムさん・・乾杯の音頭は任せます・・ヤンセンさん・・私は取り敢えず、生ビールで・・エイミーさん・・料理は適当に頼んで下さい・・」
「・・承知しました・・」
・・30人でも座れる大型の丸テーブルが中央部にあったので、そこに陣取る事にする・・私の左にヤンセンさん、右にハイラムさんが座る・・外は真冬だが店内は暖房が強めに効いていて、かなり暖かい・・今日のオードブルが手早く配られ、男性にはジョッキで・・女性にはグラスで生ビールが供される・・一度フロアスタッフが退がった処で、ハイラムさんが自分のジョッキを右手に、徐ろに立ち上がる・・。
「・・僭越ですが、私が乾杯の音頭を執らせて頂きます・・本日【『ディファイアント』共闘同盟】が完成しました・・先ずこの場を借りて、お祝い申し上げます・・本来であれば、同盟に参画する全艦・全乗員にて祝賀会を催すべきなのでしょうが・・何せ大人数になりますので、それは難しいでしょうし・・なかなか集まれる機会も得られないでしょう・・とは言え、今日は完成初日の記念日ですから・・出来る範囲で祝おうと言う事になった次第です・・では、我々同盟の完成と、その前途を祝して、乾杯!!!・・」
「・・乾杯・!!!・」
・・そう言えば、生ビールは久し振りに呑む・・ヴィンテージ・モルトは勿論旨いが、何かを成し遂げた後に呑む生ビールの爽快感は、また格別なものだ・・中ジョッキの半分まで空ける・・。
「・・そうだ・・艦内各ポスト毎にグループを作れば好い・・艦長・副長・参謀・メインパイロットと・・それで2ヶ月に1回位で親睦交流会を開く・・そうすれば横の連絡も執れるし、交流・親睦も深められる・・各グループの幹事は、それぞれのメンバーが持ち回りで務めれば好い・・どうですかね・?・このアイデアは・・?・・」
・・そう周りに問い掛けて、またビールを呑む・・あと一口で呑み干すぐらいだ・・。
「・・素晴らしいアイデアだと思います・・先程の配置転換研修制度が運営本部に認可されれば、同盟内での交流が一気に進みますね・・本当にアドルさんは素晴らしいリーダーです・・アイデアの宝庫で、測り知れない人です・・」
「・・只思い付いた事を喋っているだけですよ、アシュリーさん・・私が思い描く好い組織の在り方とは、常に対話を途切らせない関係である、と言うものです・・対話の少ない組織はいずれ衰退して縮小していくだけでしょうからね・・」
「・・いいえ、アドルさん・・何を訊かれてもそのようにスラスラと説明出来てしまうから、アドルさんは凄くて素晴らしいんです・・失礼ながら私は最初、アドルさんを普通の方だと思っていました・・今ではとんでもない・・畏怖すら覚えます・・」
・・と、エイミー・カールソンさんが真剣な面持ちと眼差しで言う・・。
「・・そう・・?・・ねえ、俺って普通だよね・・?・・」
・・と、リサとシエナとハルを見遣って訊いたが、3人ともフルフルフルっと首を振る・・。
「・・まあ、いいや・・お替わり、お願いします・・と言う事で、アシュリー・アードランド艦長・・先程話したポスト毎のグループ編制の話は、貴女が明日中に会議室に書き込んで下さい・・宜しいですか・・?・・」
「・・分かりました、書き込みます・・」
「・・私達の同盟に参画して貰っている艦同士で、スタッフ・クルーを交換して配置し、一定期間をそのポストで任務に就いて貰う事で、知見を拡げて貰うのと同時に、同盟内での交流をも深めて貰う・・と言う目的での企画ですね・・」
「・・ほう・・面白そうですね・・しかし、艦を超えて所属・配置を転換すると言うのは・・?・・」
「・・そうなんですね・・この案件は先ず運営本部にお伺いを立てて承認を得ないと、実現は難しいと思います・・その点では、運営本部の一角に席を占める御社役員会の皆さんに、期待を寄せる処です・・」
「・・そうですね・・分かりました・・私から役員会に提案します・・難しいかも知れませんが、こんな面白そうな企画をボツには出来ませんからね・・それにしてもアドルさんのアイデアはいつも斬新ですし、意表を突いて面白いです・・アドルさん・・今のお勤め先をもしも退職されたら、本当にウチに来て下さいよ・(笑)・アドルさんになら私の席を譲って、私がアドルさんの下に就いても好いですから・・(笑)・?・・」
「・・ハハ(笑)・まあまあ、マルセルさん・・取り敢えずはこのゲーム大会を最後まで生き延びませんとね・・私よりも優秀な艦長が沢山いますから・・かなり難しいでしょうけど・・ああ、マルセルさん・・残っている飲み物は皆さんへの差し入れですので、飲んで下さい・・」
「・・ありがとうございます・・では、遠慮なく・・」
・・彼が合図すると2人の女性スタッフが来て、残っている飲み物をトレイに乗せて持って行った・・。
「・・ハイラムさん、またアドルさんのアイデアが出ましたよ・・全くどこまで底が知れないんでしょうかね・?・あの人は・・」
「・・私はもう畏怖すら覚えるよ・・アドルさんがウチの艦隊に来てくれたら、喜んで彼の下に就くね・・」
「・・さて、もうそろそろ夕刻ですね・・お引き留めしてしまっているようですみません・・レシピをお渡ししましたので、淹れてみて下さい・・会議室への書き込みは積極的にお願いします・・私もどんどん記事をアップしますので読んで下さい・・ジーンさん、イラストをありがとうございました・・飾って大事にします・・エイミーさん、お話しできて好かったです・・またお会いしましょう・・アマンダさん、ありがとうございました・・テニスのお手合わせを楽しみにしています・・アシュリーさん、ありがとうございました・・上司に話して得られた反応を持ち寄りましょうね・・マヤさん、ありがとうございました・・難しい仕事を依頼しましたが、落ち着いて取組んで下さい・・デボラさん、ありがとうございました・・お店に伺うのを楽しみにしています・・エスターさん、メリッサさん、ありがとうございました・・木曜日の夕方にお伺いしますので、宜しくお願いします・・ヴィヴィアンさん、ありがとうございました・・制服を楽しみにしています・・アウリイ博士、ありがとうございました・・いつかご出身地の郷土料理を食べさせて頂けますように、それを楽しみにしています・・皆さん、お疲れ様でした・・ありがとうございました・・お気を付けて、お帰り下さい・・」
・・そう言ってグラスを掲げると、飲み干して頭を下げる・・また拍手が湧いた・・。
「・・ローズさん、シャロンさん、アレクシアさん、手伝ってくれてどうもありがとう・・助かりましたよ・・」
「・・どう致しまして、アドルさん・・」
「・・あまり、お役に立てずにすみません・・」
「・・いや、そんなことはありませんよ・・お疲れ様でした・・さて・・?・・」
「・・今日はこれからどうされますか・?・艦長・・?・・」
・・と、シエナ・ミュラーが近くまで歩み寄って訊く・・。
「・・そうだね・・せっかく同盟が完成した処だし、参加できる人で祝杯を挙げようか・・?・・」
「・・賛成です・!・アドル艦長・・!・・」
・・と、シャロン・ヒューズ副長がすかさず追従する・・。
「・・ありがとう、シャロン・ヒューズ副長・・では、適当なダイニング・バーを検索して下さい・・そこに向いましょう・・」
「・・分かりました・!・」
「・・私は暫時、休憩室で一服させて頂きます・・懇親祝賀会に参加される方は、15分後に1階のホールに集合・・時間的に厳しい方は、ご無理なさらずとも結構です・・それでは・・」
・・そう言って、右手を軽く挙げて歩き出す・・マルセルさんやアランシスさんも含めて、スタッフの皆さんには歩きながらだが、左手を軽く挙げながら笑顔で会釈する・・数人が後に続く気配だったが、構わずにスタジオから退室して休憩室に入った・・。
・・休憩室中央部寄りの大型丸テーブルの一角に座る・・灰皿を引き寄せると、音も無く隣に座ったハイラムさんがシガレットケースのカバーを開けて置いた・・。
「・・頂きます・・ハイラムさんは、気配を感じさせませんね・・?・・流石に鍛えておられる方は違います・・」
・・そう言いながら、軽く右手を挙げて1本を取り上げる・・。
「・・艦長、飲み物は・・?・・」
・・と、ハル参謀が訊く・・。
「・・水で好いよ・・」
「・・ありがとうございます・・若い時分から、3種類の格闘技を嗜んでおりましたので・・」
「・・それは心強い・・近接戦闘も、お手のものですね・・」
「・・いや、最近は息子の方が強いです・・立ち合っても私が勝てるのは、3回に1回ですね・・」
「・・あの時にお会いした息子さん・・?・・」
「・・あれは次男です・・その節はお騒がせしました・・若いので、まだ無鉄砲なものでして・・勤務する艦は違うのですが、長男も同じ警備護衛艦隊に所属しております・・」
「・・そうですか・・次世代が、頼もしく成長されているのですね・・」
・・プレミアムシガーを燻らせながら話している・・時間を置いて一服しているので、旨いと感じている・・。
「・・ハイラムさんもザンダーさんもヤンセンさんも、手伝って下さって本当にありがとうございました・・今日同盟が無事に完成したのも、今日だけでかなりの交流が図れたのも、お三方のお陰です・・」
「・・いや、こちらこそですし、このくらいは同盟の一員として当然の事でしょう・・」
・・そう言ってザンダーさんは、口に何かを放り込んだ・・ガムのようだ・・。
「・・そうですよ・・正直もっと手伝いたいですし、手伝わせて欲しいですよ・・」
・・そう言ってヤンセンさんも、自分の煙草を燻らせる・・。
「・・お二人とも、凄くグレードの高い煙草を嗜んでらっしゃるんですね・・?・・」
「・・いや、私もハイラムさんに会う迄は、自分もこんなにグレードの高い煙草を喫えるようになると思いませんでしたよ・・」
「・・ヤンセンさんも、おひとつどうぞ・・?・・」
「・・これは・!・どうもありがとうございます、ハイラムさん・・では遠慮なく1本を頂きまして、後で喫います・・」
・・そう言いながらも、少し遠慮がちに1本を取り上げる・・。
「・・アドルさん・・今後の展開で予測できる事があるとすれば、何でしょう・・?・・」
・・と、ザンダーさん・・。
「・・明日の総合共同記者会見で、我々の出番はほぼ無いですからね・・連絡があるとすれば、我々のアカウントに宛てたDMで入るぐらいでしょう・・その場合、個々に受け答えをしてしまうと面倒になりますから・・同盟に参画を希望するのなら、開幕後に改めて通信で申し入れるようにと言う事で、取り敢えず返答するようにしましょうか・・?・・」
「・・それが無難でしょうな・・」
「・・ええ・・それでは、ハイラムさん・・明日中にその旨を会議室に書き込んで下さい・・?・・」
「・・分かりました、やって置きます・・」
・・ハイラムさんの返答を受けてシガレットを灰皿で揉み消し、紙コップの水を飲み干す・・。
「・・リサさん、シエナ副長、ハル参謀は、この後どうしますか・・?・・」
「・・勿論、ご一緒します・・」
「・・私もお供します・・」
「・・お付き合いします・・」
「・・ハルさん、お子さんが待っているでしょう・・?・・無理しなくても好いですよ・・?・・」
「・・昨日は一日、子供達と一緒に居ましたので大丈夫です・・ご一緒させて下さい・・」
「・・分かりました・・明日もありますから、そんなに遅くまでは居ませんよ・・リサさん、明日は出社しますが昼食を摂ってから、直行直帰の出張です・・シエナ副長、明日は17:00に運営本部で合流しましょう・・ハルさんは・・?・・」
「・・明日は、シエナ副長に任せます・・」
「・・そうですか、分かりました・・それじゃ、そろそろ行きますか・・?・・」
・・と、そう言って立ち上がる・・休憩室を出てスタジオに戻った私はギターケースを取ろうとしたが・・。
「・・お持ちします・・」・そう言って若い男性スタッフがギターケースを持ったので、皆と一緒にリフトに乗る・・1階に着くまでの間にリサが傍に来て、ハイグレード・プレミアムシガレットのボックスを私に手渡したので得心してポケットに入れた・・。
・・1階のホールに集合したのは、私とリサとシエナとハル・・ハイラムさんとローズさん・・ヤンセンさんとシャロンさん・・ザンダーさんとアレクシアさん・・エイミーさんとマチアスさん・・アシュリーさんとコンラートさん・・マヤさんとニックさん・・デボラさんとクレイトンさん・・ヴィヴィアンさんとタイタスさん・・の、20名だった・・。
「・・ちょうど20人ですか・・シャロン・ヒューズ副長・・20人でも楽しめるようなお店は、ありましたか・・?・・」
「・・ありました・・!・・ここから車で20分程の所です・・」
「・・結構・・ナビゲーション・データを配布して下さい・・乗り合わせて行きましょう・・」
・・私のエレカーにはリサとシエナとハルの他に、エイミー・カールソンさんが乗る事になった・・3人ともエイミーさんに遠慮して、後部座席に座っている・・。
「・・皆、ご苦労さんだったね・・それで今日はどうだったかな・・?・・」
・・と、運転しながら訊いてみる・・。
「・・感動と感激と喜び、ですね・・それ以外にはありません・・これで開幕がものすごく楽しみになりました・・」
・・エイミーさんが私の横顔を観ながら、そう応える・・。
「・・ありがとうございます、エイミーさん・・ひとつ意見を伺っても・・?・・」
「・・ええ、どうぞ・・」
「・・女性艦長達の取りまとめ役のようなポストを、置くべきでしょうか・・?・・」
「・・そうですわね・・はっきりと固定的に指定しなくても、その時その場の状況に応じてアドルさんが指名される方が、私は好いと思います・・」
「・・そうですか・・分かりました、ありがとうございます・・」
「・・いいえ・・」
「・・時に、艦内に持ち込まれる私物は、もう届け出られましたか・・?・・」
「・・はい、少しずつ届け出ています・・明日も届け出て、取り敢えず一区切りとします・・」
「・・そうですか・・お仕事もお忙しいでしょうに、ご家族の理解と協力が素晴らしいと思います・・」
「・・ありがとうございます・・」
「・・お子さんは、お幾つですか・・?・・」
「・・娘で、15才です・・」
「・・ほお、ウチと同じですね・・いつか家族ぐるみでお食事でも如何ですか・・?・・」
「・・ありがとうございます・・こちらこそ、宜しくお願いします・・今から楽しみです・・リサさん、シエナさん、ハルさんとも素晴らしいスタッフですね・・」
「・・どうもありがとうございます・・」
・・シエナが、そう応える・・。
「・・アドルさん・・宜しければ、艦長としての心得をひとつ、ご教授頂けないでしょうか・・?・・」
「・・そうですね・・艦長がその立場で艦内でのあれやこれやに口を出すのは止めた方が好いです・・何のためのメインスタッフなのかと言う話にもなります・・基本原則的に艦長が自身で指揮を執るのは、警戒態勢時・・非常事態時・・戦闘態勢時・・チャレンジミッションに取り組む場合だけで充分であって、通常航行時にはスタッフに丸投げで好いと思いますよ・・それで何か問題があれば、スタッフの方から言って来るでしょうから・・」
「・・そうですか・・分かりました・・大変、参考になりました・・」
「・・いいえ、どう致しまして・・不安ですか、エイミーさん・・?・・」
「・・ええ、とても・・アドルさんに見抜かれた通り、小心者ですので・・」
「・・そこまでご自分を過小評価しなくても好いでしょう・・お仕事を拝見する限り、貴女は充分に優秀です・・質問・疑問・疑念・相談・・何でも通話で訊いて下さい・・平日でも・・航行中でもね・・会議室を通じて、私宛に個人メッセージで訊いてくれても好い・・でもその前に、そちらのカウンセラーを初めとする『サンダー・ハルヴァード』のスタッフの皆さんに相談される方が、私は好いと思いますね・・」
「・・本当にありがとうございます、アドルさん・・失礼ですが、アドルさんは私の夫とタイプが似ています・・」
「・・エイミーさん・・でしたら、私の出る幕はありません・・ご主人と、そちらのカウンセラーに相談なさって下さい・・」
「・・分かりました、アドルさん・・」
・・そう応える彼女の手許が気になったので見遣ると・・左の掌にある傷痕を右手の指で撫でていた・・。
・・それから30分ほどで、全員がその店に到着した・・かなり大きいダイニング・バーで看板には『オレンジ・サンセット』とある・・。
「・・なかなか、雰囲気の好さそうな店ですな・・」
「・・そうですね・・ああ、ハイラムさん・・乾杯の音頭は任せます・・ヤンセンさん・・私は取り敢えず、生ビールで・・エイミーさん・・料理は適当に頼んで下さい・・」
「・・承知しました・・」
・・30人でも座れる大型の丸テーブルが中央部にあったので、そこに陣取る事にする・・私の左にヤンセンさん、右にハイラムさんが座る・・外は真冬だが店内は暖房が強めに効いていて、かなり暖かい・・今日のオードブルが手早く配られ、男性にはジョッキで・・女性にはグラスで生ビールが供される・・一度フロアスタッフが退がった処で、ハイラムさんが自分のジョッキを右手に、徐ろに立ち上がる・・。
「・・僭越ですが、私が乾杯の音頭を執らせて頂きます・・本日【『ディファイアント』共闘同盟】が完成しました・・先ずこの場を借りて、お祝い申し上げます・・本来であれば、同盟に参画する全艦・全乗員にて祝賀会を催すべきなのでしょうが・・何せ大人数になりますので、それは難しいでしょうし・・なかなか集まれる機会も得られないでしょう・・とは言え、今日は完成初日の記念日ですから・・出来る範囲で祝おうと言う事になった次第です・・では、我々同盟の完成と、その前途を祝して、乾杯!!!・・」
「・・乾杯・!!!・」
・・そう言えば、生ビールは久し振りに呑む・・ヴィンテージ・モルトは勿論旨いが、何かを成し遂げた後に呑む生ビールの爽快感は、また格別なものだ・・中ジョッキの半分まで空ける・・。
「・・そうだ・・艦内各ポスト毎にグループを作れば好い・・艦長・副長・参謀・メインパイロットと・・それで2ヶ月に1回位で親睦交流会を開く・・そうすれば横の連絡も執れるし、交流・親睦も深められる・・各グループの幹事は、それぞれのメンバーが持ち回りで務めれば好い・・どうですかね・?・このアイデアは・・?・・」
・・そう周りに問い掛けて、またビールを呑む・・あと一口で呑み干すぐらいだ・・。
「・・素晴らしいアイデアだと思います・・先程の配置転換研修制度が運営本部に認可されれば、同盟内での交流が一気に進みますね・・本当にアドルさんは素晴らしいリーダーです・・アイデアの宝庫で、測り知れない人です・・」
「・・只思い付いた事を喋っているだけですよ、アシュリーさん・・私が思い描く好い組織の在り方とは、常に対話を途切らせない関係である、と言うものです・・対話の少ない組織はいずれ衰退して縮小していくだけでしょうからね・・」
「・・いいえ、アドルさん・・何を訊かれてもそのようにスラスラと説明出来てしまうから、アドルさんは凄くて素晴らしいんです・・失礼ながら私は最初、アドルさんを普通の方だと思っていました・・今ではとんでもない・・畏怖すら覚えます・・」
・・と、エイミー・カールソンさんが真剣な面持ちと眼差しで言う・・。
「・・そう・・?・・ねえ、俺って普通だよね・・?・・」
・・と、リサとシエナとハルを見遣って訊いたが、3人ともフルフルフルっと首を振る・・。
「・・まあ、いいや・・お替わり、お願いします・・と言う事で、アシュリー・アードランド艦長・・先程話したポスト毎のグループ編制の話は、貴女が明日中に会議室に書き込んで下さい・・宜しいですか・・?・・」
「・・分かりました、書き込みます・・」
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辛くも生き延びた人類は、地球と月との引力均衡点と……太陽と地球との引力均衡点にも、スペース・コロニーを築いて…何とか落ち着いて生活が出来るようにはしていった。
だがそれからの250年で人口空間内での生活に疲れ始め…300年を過ぎる頃から再び地上での生活を夢見、望むようになっていった。
地球が焔の球となって310年目に、大型の探査機を外宇宙に送り出す事が決定された。
作者がリアリスティックに予想・構想する宇宙開発史に基付いて構築した物語のシリーズなので『真説・宇宙世紀』と名付けました。
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