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冒険者Dと近隣国
塩漬け案件1ースナーク辺境伯
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俺が解決の方策を隠れて練っている間にアミバは操作を終えて、奥の通路を使って屋敷に戻って行った。
帰り道は登り一方向の昇降機だ。
アミバは万が一に何者かに侵入された時の対策も慎重に練っていた。アミバ専用のため俺と言えどアミバの姿にならないと使えない。
だから、延命魔石精製装置も誰かに操作されたりすれば警報が鳴り、執務室にいても直ぐに分かる。
だから、俺が不用意にこの部屋に入れば侵入がバレるのだ。
分かりにくいがアミバだけが入れる作りとなっている。逆に言えば執務室からの秘密の階段と昇降機さえ潰せばアミバと言えどこの秘密の実験室に入る事が出来ない。
でも、そうなれば執務室からこの地下室を爆破破壊して証拠隠滅が出来るようにされているのだ。ここまで細心の注意を払っていたからアミバが何をしていたのかは誰にも知られて居なかったと言える。
俺がアミバの知識とスキルを手に入れられたからと言ってもこれだけの設備を失うのは勿体ない。俺が手に入れてインベントリに収納するのは簡単な事だか犯罪の証拠を消してはアミバの犯罪を立証出来ない。
アミバに対抗してこれを弄ることができるのは錬金術師ランドルトしか居ないだろう。何とかして錬金術師ランドルトを此処に引き入れたい。
そうすればランドルトは自分の力として活用出来る。
俺は意を決して、スキル『浮遊』を使って延命魔石精製装置迄辿り着き、装置の内部を弄り始めた。
まず警報装置を切り、アミバ以外の誰かに操作されても分からないようにして、アミバ感知装置(これは体重感知の様な装置)の作動を止める。これで錬金術師ランドルトを連れて来れる。
と、その前に俺がここから脱出しないとな。
まず降りてきた階段を逆走するのは駄目だ。入り口の本棚が移動出来ない。
出口の昇降機をアミバになって使えば使えるが本物に使用しているのがバレる。となるとこの地下室が下水に近いことを利用しよう。
失敗作を廃棄した廃棄口があるが人が通れる様な作りになっていないので、隣に新しい出口を俺のスキル『穴』を使う。
このスキルはどんな所でも好きな大きさで穴を開ける事が出来るのだ。
このスキルを持っていたのは女性で間男を壁に穴を開けて逃がすのに使っていた。有効に使ってたな。
穴を開けると下水が流れているのが見えた。
臭いも漂って来た。
更に俺はスキル「ボール」を使う。これは自分を包むボールを作るスキルだ。
持っていた男は身を守る為に使っていたが衝撃に弱かったから余り役に立って居なかった。使い方が甘いんだよ。魔力をもっと込めればかなり衝撃にも絶えられるように成ったのにな。まあ魔力があんまし無かった奴だったから無理か。
スキル『浮遊』でゆっくりと穴の中に降りて行く。スキル『ボール』のお陰で水はねや臭いを気にしないで済む。
降りてきた下水道はそこそこ大きかった。流石に貴族街の下水道だ。立派は作りをしている。
降りてきた穴は元に戻してマーカーをしておく。下水道から元に戻って行くためだ。
このマーカーはスキル『マップ』に付随した力で任意の場所を記憶して置けるのだ。
穴を元に戻したのは万が一にアミバが降りてきたらバレてしまうからだ。
多分魔石の出来具合を確認したので丸一日は降りて来ないとは思うがな。
スキル『マップ』を使いながら下水道を歩き、そこそこ離れた場所から地上に戻る梯子を登る。
街中に出て見つかるのは余りよろしく無いが現在位置を知らないといけなかった。幸運にも俺が出た出口は裏通りの人気の無い場所だった。
誰にも見つからずに大通りに出る。
ここからは時間との勝負だ。
俺が最初に行ったのは冒険者ギルドだった。ギルドの中は昼間だったので余り人が居なくて、ミリュエルも居なかった。
まぁ良い、俺の用があるのはギルマスだ。
暇そうにしている受付嬢のひとりに声を掛けてギルマスに合わせろと命じる。
勿論、A級冒険者証を提示しながらだ。B級以下ではこうは行かない。なにせA級冒険者は貴族の後ろ盾があるから出来るのだ。権力の濫用とも言うがな。
ぼんやりしていた受付嬢が慌てて階上のギルマスへ連絡に走った。
俺は許可を貰う前に受付嬢の後をゆっくりと付いていく。
階上に上がると立派なドアが半開きのまま、声が聞こえる。
「大変です、ライアン様!A級冒険者のD様が面会を求めてます!」
俺は構わずドアを開けて中に入る。
「邪魔するぜ、ギルマス」
大きな執務机の後ろにいたギルマスは立派な体躯をしていた。バラナビィーチと言う大都会のギルマスだ。現場からの叩き上げだろう、迫力があった。
厳つい顔を歪めて俺に言った。
「一体なんだ?」
不機嫌そうだが付き合って貰わんとな。
「塩漬け案件の犯人が分かった。」
「なんだと?」
俺はアミバ•モトーレン伯爵が犯人で証拠はこれだとテンペストが売った衣服のはし切れを出して見せる。
焼却炉で焼却される前に手に入れたと話す。
受付嬢も俺もたったままだったが座って書類をチェックしていたギルマスが立ち上がって、執務机の上の証拠の衣服のはし切れを手にして驚く。
「これは、この紋章は!」
「ああ、スナーク辺境伯の家紋だ。」
ユーレカ•スナーク、スナーク辺境伯の姪もアミバの実験体として拉致されて、失敗作として破棄されていたのだ。
冒険者ギルドがアミバを犯人として屋敷を捜索することは出来ない。だけどスナーク辺境伯と冒険者ギルドが共同であればアミバも拒否出来ないだろう。
帰り道は登り一方向の昇降機だ。
アミバは万が一に何者かに侵入された時の対策も慎重に練っていた。アミバ専用のため俺と言えどアミバの姿にならないと使えない。
だから、延命魔石精製装置も誰かに操作されたりすれば警報が鳴り、執務室にいても直ぐに分かる。
だから、俺が不用意にこの部屋に入れば侵入がバレるのだ。
分かりにくいがアミバだけが入れる作りとなっている。逆に言えば執務室からの秘密の階段と昇降機さえ潰せばアミバと言えどこの秘密の実験室に入る事が出来ない。
でも、そうなれば執務室からこの地下室を爆破破壊して証拠隠滅が出来るようにされているのだ。ここまで細心の注意を払っていたからアミバが何をしていたのかは誰にも知られて居なかったと言える。
俺がアミバの知識とスキルを手に入れられたからと言ってもこれだけの設備を失うのは勿体ない。俺が手に入れてインベントリに収納するのは簡単な事だか犯罪の証拠を消してはアミバの犯罪を立証出来ない。
アミバに対抗してこれを弄ることができるのは錬金術師ランドルトしか居ないだろう。何とかして錬金術師ランドルトを此処に引き入れたい。
そうすればランドルトは自分の力として活用出来る。
俺は意を決して、スキル『浮遊』を使って延命魔石精製装置迄辿り着き、装置の内部を弄り始めた。
まず警報装置を切り、アミバ以外の誰かに操作されても分からないようにして、アミバ感知装置(これは体重感知の様な装置)の作動を止める。これで錬金術師ランドルトを連れて来れる。
と、その前に俺がここから脱出しないとな。
まず降りてきた階段を逆走するのは駄目だ。入り口の本棚が移動出来ない。
出口の昇降機をアミバになって使えば使えるが本物に使用しているのがバレる。となるとこの地下室が下水に近いことを利用しよう。
失敗作を廃棄した廃棄口があるが人が通れる様な作りになっていないので、隣に新しい出口を俺のスキル『穴』を使う。
このスキルはどんな所でも好きな大きさで穴を開ける事が出来るのだ。
このスキルを持っていたのは女性で間男を壁に穴を開けて逃がすのに使っていた。有効に使ってたな。
穴を開けると下水が流れているのが見えた。
臭いも漂って来た。
更に俺はスキル「ボール」を使う。これは自分を包むボールを作るスキルだ。
持っていた男は身を守る為に使っていたが衝撃に弱かったから余り役に立って居なかった。使い方が甘いんだよ。魔力をもっと込めればかなり衝撃にも絶えられるように成ったのにな。まあ魔力があんまし無かった奴だったから無理か。
スキル『浮遊』でゆっくりと穴の中に降りて行く。スキル『ボール』のお陰で水はねや臭いを気にしないで済む。
降りてきた下水道はそこそこ大きかった。流石に貴族街の下水道だ。立派は作りをしている。
降りてきた穴は元に戻してマーカーをしておく。下水道から元に戻って行くためだ。
このマーカーはスキル『マップ』に付随した力で任意の場所を記憶して置けるのだ。
穴を元に戻したのは万が一にアミバが降りてきたらバレてしまうからだ。
多分魔石の出来具合を確認したので丸一日は降りて来ないとは思うがな。
スキル『マップ』を使いながら下水道を歩き、そこそこ離れた場所から地上に戻る梯子を登る。
街中に出て見つかるのは余りよろしく無いが現在位置を知らないといけなかった。幸運にも俺が出た出口は裏通りの人気の無い場所だった。
誰にも見つからずに大通りに出る。
ここからは時間との勝負だ。
俺が最初に行ったのは冒険者ギルドだった。ギルドの中は昼間だったので余り人が居なくて、ミリュエルも居なかった。
まぁ良い、俺の用があるのはギルマスだ。
暇そうにしている受付嬢のひとりに声を掛けてギルマスに合わせろと命じる。
勿論、A級冒険者証を提示しながらだ。B級以下ではこうは行かない。なにせA級冒険者は貴族の後ろ盾があるから出来るのだ。権力の濫用とも言うがな。
ぼんやりしていた受付嬢が慌てて階上のギルマスへ連絡に走った。
俺は許可を貰う前に受付嬢の後をゆっくりと付いていく。
階上に上がると立派なドアが半開きのまま、声が聞こえる。
「大変です、ライアン様!A級冒険者のD様が面会を求めてます!」
俺は構わずドアを開けて中に入る。
「邪魔するぜ、ギルマス」
大きな執務机の後ろにいたギルマスは立派な体躯をしていた。バラナビィーチと言う大都会のギルマスだ。現場からの叩き上げだろう、迫力があった。
厳つい顔を歪めて俺に言った。
「一体なんだ?」
不機嫌そうだが付き合って貰わんとな。
「塩漬け案件の犯人が分かった。」
「なんだと?」
俺はアミバ•モトーレン伯爵が犯人で証拠はこれだとテンペストが売った衣服のはし切れを出して見せる。
焼却炉で焼却される前に手に入れたと話す。
受付嬢も俺もたったままだったが座って書類をチェックしていたギルマスが立ち上がって、執務机の上の証拠の衣服のはし切れを手にして驚く。
「これは、この紋章は!」
「ああ、スナーク辺境伯の家紋だ。」
ユーレカ•スナーク、スナーク辺境伯の姪もアミバの実験体として拉致されて、失敗作として破棄されていたのだ。
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