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冒険者Dと近隣国
秘密基地3
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その日はユキとねっとり楽しむ。カウンターに夕食を用意してやれば自分の荷物も放り出して夢中になって食べた。俺と居るのが当然の態度だ。別に嫌いじゃないぜ、そういうの。
潜水艦を係留して置く場所の確保は出来た。後は錬金術師ランドルトの進行状況次第だな。俺はユキに地名を聞いてみるとこの岬は名前が付いていないそうだ。岬を覆う森も魔物が住むには少し小さいようで小動物しか居ない。まぁ来ても初心者の冒険者か狩人くらいなものだろう。だから、秘密基地3はそうそう見つからないだろうと良い方に考えた。
俺はあまり整備されていない街道を使って、港街ラワヴァッツ向かうようにして領都バラナビィーチに入った。
街中なのでユキは俺には乗らずに横を大人しく歩いている。最初は俺に乗りたいとか言ったが昨日散々俺の上に乗っただろうがと言ったら顔を赤らめて大人しくなったわ。可愛いことだ。
ベラベララの大物加工の工房に入るとランドルトと2人でざこ寝していた。弟子たちが何やら作業ををしていたが海獣リバイスは加工のほとんどを終えているようだった。
その外観はほとんど変わらないが目はくり抜かれて大きなガラス窓となっていて、口は閉じられ歯が剥き出しになっている。開いていた腹も閉じられ、尾鰭の方に幾つかの穴が開き、巨大な鰭に銀線が複雑な模様を描いている。これは魔銀だな。
翼竜挺にあしらわれているのとデザインが違うから違う効果を生むようだ。説明はランドルトが起きてから聞けば良いだろう。
良くみると鰭の全てに魔銀が使われて海獣リバイスの鱗などにはあまり加工を加えて居ないようだ。
それにしても入口が見つからないのはなんでだ。最終作業が終わったのか足場の片付けをしていた弟子のひとりに声を掛けるとランドルトを起しに行った。どうも披露はランドルトがしたかったらしい。
ざこ寝していたからか口の端から涎を垂らしたランドルトがやって来た。
俺が出来映えを聞くと頭が働き出したのか目を輝かせて海獣リバイス改め海獣挺『リバイアー』の説明を始めた。
目玉は中から外を見る窓となり、口は取水口を兼ねた魔砲が2門設置。身体をくねらせての推進を考えていたけど中の居住性を考えてジェット水流法式だそうだ。後部にあった穴が推進の水流の排出口なのだと説明した。
鰭に施された魔銀の紋様は水魔法を発揮して進行方向を変える為のものだそうだ。鱗の下には見えないが無数に導力線やら魔銀線が走っていると言う。
元々、海獣リバイスの鱗は強度も魔法耐性も高いが、水魔法を使うことで更に高くなっているのだと鼻高々に説明してくれた。いったいどれほど金貨を注ぎ込んでくれたのやら。
海獣挺『リバイアー』の入口はと連れて来られたのは上部の作業用の階段の上だった。
頭の後ろにある鰓の部分に向けて、ランドルトが魔導具を操作する。この魔導具はリモコンの様な形をしていて、オリジナルだと言って俺に渡す。
頭部後方の鰓が持ち上がり、前方に向けて開いた。内部から水蒸気の様な物が吹き出した。与圧されていたために中の空気が排出されたらしい。
入口からは階段があって中に入って行けた。梯子でなく階段と言う事は空間に余裕があるのだろう。
降りた中は操舵室のようだった。目玉の窓からの映像を屈折させて、全面に映し出すようになっている。
操舵はひとり、速度や海水などの状況把握にひとり、口の中に仕込まれた魔砲を操る者がひとりと基本3人で動かせるようだ。
操舵は翼竜挺に仕込まれた装置とほぼ同じ為、両手両足でギアを変えて操作出来るようだ。
ランドルトはひとしきり、操作手順を説明してくれたが、これならユンボを操作するように簡便だ。ユキは近くで見ているがあまり興味が無さそうだな。
それから胴体中央には仕切りの付いた小さい娯楽室と休憩ベッドが10箇所あった。
密閉ドアの向うの後部には加圧装置とジェットエンジンが鎮座していた。加圧装置の下にはバラストの空洞があり、沈降する時は取水して、浮上する時は排水出来るようになっていた。沈降すれば水圧が上昇してこの海獣挺『リバイアー』を圧縮しようとする力が掛かるのでこれに対抗する為に船体内部の気圧を高めるのだ。
海獣リバイスの強度とランドルトの駆体設計でどれほど耐えられるのか見ものではある。心臓部ジェットエンジンはランドルトが工夫を重ね、今回は水を排出するジェットとして改良したものだ。水は空気とは違い粘性が高く、接触部から塩腐食や気泡によるキャピテーション破壊が起こるのでこの対策も必要になるので難しかったと思う。
そう思って聞けば魔法付与で耐性を上げたとのこと、何じゃそりゃ!それで保つのか、保たせるのか?
後は潜水してみるしか無いだろう。
それから海水中は日の光が届き難いので暗くなるのでその対処はどうするのかと聞いたらやはりライトの魔法を撃ち出す仕様になっていると言った。
状況把握の船員が撃ち出すようになっているとのこと。
目視だけで海底の様子を把握するのは難しいと言って置いたのだが、音響探査は出来るのか。ソナーの原理などは話した覚えがあるがランドルトは未完成と言ったのだ。
するとなんとかなるだろと気楽に答えやがったのだ。
そこでユキが口を開いた。
潜水艦を係留して置く場所の確保は出来た。後は錬金術師ランドルトの進行状況次第だな。俺はユキに地名を聞いてみるとこの岬は名前が付いていないそうだ。岬を覆う森も魔物が住むには少し小さいようで小動物しか居ない。まぁ来ても初心者の冒険者か狩人くらいなものだろう。だから、秘密基地3はそうそう見つからないだろうと良い方に考えた。
俺はあまり整備されていない街道を使って、港街ラワヴァッツ向かうようにして領都バラナビィーチに入った。
街中なのでユキは俺には乗らずに横を大人しく歩いている。最初は俺に乗りたいとか言ったが昨日散々俺の上に乗っただろうがと言ったら顔を赤らめて大人しくなったわ。可愛いことだ。
ベラベララの大物加工の工房に入るとランドルトと2人でざこ寝していた。弟子たちが何やら作業ををしていたが海獣リバイスは加工のほとんどを終えているようだった。
その外観はほとんど変わらないが目はくり抜かれて大きなガラス窓となっていて、口は閉じられ歯が剥き出しになっている。開いていた腹も閉じられ、尾鰭の方に幾つかの穴が開き、巨大な鰭に銀線が複雑な模様を描いている。これは魔銀だな。
翼竜挺にあしらわれているのとデザインが違うから違う効果を生むようだ。説明はランドルトが起きてから聞けば良いだろう。
良くみると鰭の全てに魔銀が使われて海獣リバイスの鱗などにはあまり加工を加えて居ないようだ。
それにしても入口が見つからないのはなんでだ。最終作業が終わったのか足場の片付けをしていた弟子のひとりに声を掛けるとランドルトを起しに行った。どうも披露はランドルトがしたかったらしい。
ざこ寝していたからか口の端から涎を垂らしたランドルトがやって来た。
俺が出来映えを聞くと頭が働き出したのか目を輝かせて海獣リバイス改め海獣挺『リバイアー』の説明を始めた。
目玉は中から外を見る窓となり、口は取水口を兼ねた魔砲が2門設置。身体をくねらせての推進を考えていたけど中の居住性を考えてジェット水流法式だそうだ。後部にあった穴が推進の水流の排出口なのだと説明した。
鰭に施された魔銀の紋様は水魔法を発揮して進行方向を変える為のものだそうだ。鱗の下には見えないが無数に導力線やら魔銀線が走っていると言う。
元々、海獣リバイスの鱗は強度も魔法耐性も高いが、水魔法を使うことで更に高くなっているのだと鼻高々に説明してくれた。いったいどれほど金貨を注ぎ込んでくれたのやら。
海獣挺『リバイアー』の入口はと連れて来られたのは上部の作業用の階段の上だった。
頭の後ろにある鰓の部分に向けて、ランドルトが魔導具を操作する。この魔導具はリモコンの様な形をしていて、オリジナルだと言って俺に渡す。
頭部後方の鰓が持ち上がり、前方に向けて開いた。内部から水蒸気の様な物が吹き出した。与圧されていたために中の空気が排出されたらしい。
入口からは階段があって中に入って行けた。梯子でなく階段と言う事は空間に余裕があるのだろう。
降りた中は操舵室のようだった。目玉の窓からの映像を屈折させて、全面に映し出すようになっている。
操舵はひとり、速度や海水などの状況把握にひとり、口の中に仕込まれた魔砲を操る者がひとりと基本3人で動かせるようだ。
操舵は翼竜挺に仕込まれた装置とほぼ同じ為、両手両足でギアを変えて操作出来るようだ。
ランドルトはひとしきり、操作手順を説明してくれたが、これならユンボを操作するように簡便だ。ユキは近くで見ているがあまり興味が無さそうだな。
それから胴体中央には仕切りの付いた小さい娯楽室と休憩ベッドが10箇所あった。
密閉ドアの向うの後部には加圧装置とジェットエンジンが鎮座していた。加圧装置の下にはバラストの空洞があり、沈降する時は取水して、浮上する時は排水出来るようになっていた。沈降すれば水圧が上昇してこの海獣挺『リバイアー』を圧縮しようとする力が掛かるのでこれに対抗する為に船体内部の気圧を高めるのだ。
海獣リバイスの強度とランドルトの駆体設計でどれほど耐えられるのか見ものではある。心臓部ジェットエンジンはランドルトが工夫を重ね、今回は水を排出するジェットとして改良したものだ。水は空気とは違い粘性が高く、接触部から塩腐食や気泡によるキャピテーション破壊が起こるのでこの対策も必要になるので難しかったと思う。
そう思って聞けば魔法付与で耐性を上げたとのこと、何じゃそりゃ!それで保つのか、保たせるのか?
後は潜水してみるしか無いだろう。
それから海水中は日の光が届き難いので暗くなるのでその対処はどうするのかと聞いたらやはりライトの魔法を撃ち出す仕様になっていると言った。
状況把握の船員が撃ち出すようになっているとのこと。
目視だけで海底の様子を把握するのは難しいと言って置いたのだが、音響探査は出来るのか。ソナーの原理などは話した覚えがあるがランドルトは未完成と言ったのだ。
するとなんとかなるだろと気楽に答えやがったのだ。
そこでユキが口を開いた。
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