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冒険者Dと近隣国
アルヴァンチェリ〜メアリー戦
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俺が武器を持たずに構えをしたことでガイザは少し警戒したようだった。それは悪手で駄目だぞ。まぁ俺には好機だがな。
腰の両側に構えた腕から前に突き出し、手首を交差させながら印を唱え闘気を練る。練り上げた闘気をグモイがやったようにガイザに向けて放った。
微動だにしなかったガイザは何をされたのか分からないままに走り出した、明後日に向かって。
それを見て俺はニヤリと笑い、ガイザに向かって走り、誰も彼も居ない場所に向かって双剣となった魔剣『颶風』を振り回しているガイザの背面から膝関節目掛けて発勁の蹴りを噛ます。
いきなり膝カックンを喰らい、関節も破壊されたガイザがひっくり返った。
アガッ?!
何も分からずにガイザが痛みの声を上げた。
「ぐ、くそっ!いったいどうなってやがる!」
やはり、スキル金剛を持って体中を硬くしても関節はどうにもならないか。頭を振りながら俺の姿を探し、喚き散らすガイザの後頭部の付け根にすぐ近くから渾身の発勁を喰らわしてやると一瞬身体を硬直させてからゆっくりと横倒しになって伸びた。
ふぃーと呼気を吐きながら調息して俺は気配を探る。ガイザが騒いでいる間はナタリーの気配が感じられたのだが今は全く感じられない。
どうやらナタリーのスキル無視は気配までも視えなくするらしいな。
俺はの伸びているガイザを中心に50m程よく歩いて距離を取った。
それからおもむろにその周りを走り出す。もちろんスキルを使って居るから楽勝で走り回れる。
俺が走った跡は砂埃が舞い、風が起こる。他所から見たら何をやっているのかと思われるだろうが、視界に見えず、気配も探れない相手を見つけるには逃げ場を奪うしか無いだろう。俺が高速で移動して風と砂埃を起こせばナタリーの居場所だけ避けて居るように見える筈だ。
ガイザよりも少し離れた場所だけ風の動きも砂埃の動きもおかしい。きっとあそこにナタリーがいる。俺がナタリーの居場所を察知したのに気づいたのか、不意に何も無くなった。
走りながら俺は啞然とした。何とナタリーのスキル無視は風や砂埃にも無視を決め込む事が出来るようだ。
なんてスキルなんだよぉ!すげぇぞ!
驚きのスキルだがこれを攻略してナタリーを拘束しないとな。なら・・・俺は走るのを止めてその場で立ち尽くし瞑想を始めた。
両手で手印を結び、精神集中を高める。これは闘気を学んだ時に覚えた事だ。全身の気が額に集まるような感覚を覚え、五感だけでなく魔力をも感じる。馬鹿みたいな魔力の塊のガイザの前方をゆっくりと移動する小さな魔力の塊を感じたぞ。
敏感になった聴力にも移動する際に生じる足音を捉えられたからな、これがナタリーだろうさ。
俺はスキル『跳躍』を使って一足飛びにナタリーの背後に立ち、抱き着いて捕まえた。アッと可愛いらしい声を上げてナタリーの姿が現れた。
こんな風に抱き着かれた事など無いのだろうさ、驚きでスキルが解除された。
俺が抱き着いたナタリーは俺と背丈はそう変わらないグラマスな女だった。後ろから掴んだ豊満な胸は手から零れ落ちて掴みきれていなかった。悲鳴を上げる余裕もない程驚いたせいでスキルが解除されてしまったらしいな。
クハハハハ!俺に抱き着かれながら身悶えして逃れようとナタリーはする。
「この、このクソ男!離しなさいよ!」
少しハスキーな声は何故か情欲を唆るな。商業ギルドマスターのアリシアの系統だな。情が深い女は好きだぜ。
「おいおい、メアリーそう邪険にするなよ。同じ『無』スキル仲間だろ?」
俺の言葉に一瞬動きを止めたけど、メアリーは直ぐにさっきより凄く身を捩り始めた。
「何を勝手なことを言ってるのよ!このクソ男!」
さっきより烈しく胸を揉みしだき俺は言った。小さくメアリーが呻く。
「この胸が俺を離さねえ」
「嫌ー!止めてぇ!」
烈しく暴れるお陰で尻が俺のドラ息子を刺激しやがる。ウハハハ。
ドン!
俺の側面から衝撃が飛んできた。誰かに体当たりをされたのだ。俺はわざとメアリーを離して派手に転んで見せる。
側転して立ち上がったとも言うがな。
「このクソ外道が!なんてことしてやがる!」
年の頃は30代半ばといった感じの商人に見える。背丈はマリアくらいで豊齢線が深く福福としている感じだな。
「アッハハハ、お前の女か?マーキュロだろ、お前」
俺が名前を言ったせいでマーキュロは直ぐに移動して逃げようとしなかった。しかも俺に投げかけた言葉からしてメアリーの男はマーキュロで当たりだろ。
武器やスキルでの攻撃では無くて体当たりしてきてるところから武術を修めている風も無いな。戦ってみたガイザも頭より体力とスキルだよりの脳筋だったし、マーキュロがメアリーを使って誑し込んで俺を狙ったというのが正解じゃないのかな。
「それがどうした、『無貌』の男!」
認めやがったな、この色男。
俺とマーキュロが話をしている間に自由になったメアリーがマーキュロの後ろに隠れるように腕を組んだ。メアリーの胸がマーキュロの腕に押し当てられ歪む。
タハッ、羨ましいぜ。思わず、さっきまでメアリーの胸を揉んだ感触が蘇ってきやがった。
腰の両側に構えた腕から前に突き出し、手首を交差させながら印を唱え闘気を練る。練り上げた闘気をグモイがやったようにガイザに向けて放った。
微動だにしなかったガイザは何をされたのか分からないままに走り出した、明後日に向かって。
それを見て俺はニヤリと笑い、ガイザに向かって走り、誰も彼も居ない場所に向かって双剣となった魔剣『颶風』を振り回しているガイザの背面から膝関節目掛けて発勁の蹴りを噛ます。
いきなり膝カックンを喰らい、関節も破壊されたガイザがひっくり返った。
アガッ?!
何も分からずにガイザが痛みの声を上げた。
「ぐ、くそっ!いったいどうなってやがる!」
やはり、スキル金剛を持って体中を硬くしても関節はどうにもならないか。頭を振りながら俺の姿を探し、喚き散らすガイザの後頭部の付け根にすぐ近くから渾身の発勁を喰らわしてやると一瞬身体を硬直させてからゆっくりと横倒しになって伸びた。
ふぃーと呼気を吐きながら調息して俺は気配を探る。ガイザが騒いでいる間はナタリーの気配が感じられたのだが今は全く感じられない。
どうやらナタリーのスキル無視は気配までも視えなくするらしいな。
俺はの伸びているガイザを中心に50m程よく歩いて距離を取った。
それからおもむろにその周りを走り出す。もちろんスキルを使って居るから楽勝で走り回れる。
俺が走った跡は砂埃が舞い、風が起こる。他所から見たら何をやっているのかと思われるだろうが、視界に見えず、気配も探れない相手を見つけるには逃げ場を奪うしか無いだろう。俺が高速で移動して風と砂埃を起こせばナタリーの居場所だけ避けて居るように見える筈だ。
ガイザよりも少し離れた場所だけ風の動きも砂埃の動きもおかしい。きっとあそこにナタリーがいる。俺がナタリーの居場所を察知したのに気づいたのか、不意に何も無くなった。
走りながら俺は啞然とした。何とナタリーのスキル無視は風や砂埃にも無視を決め込む事が出来るようだ。
なんてスキルなんだよぉ!すげぇぞ!
驚きのスキルだがこれを攻略してナタリーを拘束しないとな。なら・・・俺は走るのを止めてその場で立ち尽くし瞑想を始めた。
両手で手印を結び、精神集中を高める。これは闘気を学んだ時に覚えた事だ。全身の気が額に集まるような感覚を覚え、五感だけでなく魔力をも感じる。馬鹿みたいな魔力の塊のガイザの前方をゆっくりと移動する小さな魔力の塊を感じたぞ。
敏感になった聴力にも移動する際に生じる足音を捉えられたからな、これがナタリーだろうさ。
俺はスキル『跳躍』を使って一足飛びにナタリーの背後に立ち、抱き着いて捕まえた。アッと可愛いらしい声を上げてナタリーの姿が現れた。
こんな風に抱き着かれた事など無いのだろうさ、驚きでスキルが解除された。
俺が抱き着いたナタリーは俺と背丈はそう変わらないグラマスな女だった。後ろから掴んだ豊満な胸は手から零れ落ちて掴みきれていなかった。悲鳴を上げる余裕もない程驚いたせいでスキルが解除されてしまったらしいな。
クハハハハ!俺に抱き着かれながら身悶えして逃れようとナタリーはする。
「この、このクソ男!離しなさいよ!」
少しハスキーな声は何故か情欲を唆るな。商業ギルドマスターのアリシアの系統だな。情が深い女は好きだぜ。
「おいおい、メアリーそう邪険にするなよ。同じ『無』スキル仲間だろ?」
俺の言葉に一瞬動きを止めたけど、メアリーは直ぐにさっきより凄く身を捩り始めた。
「何を勝手なことを言ってるのよ!このクソ男!」
さっきより烈しく胸を揉みしだき俺は言った。小さくメアリーが呻く。
「この胸が俺を離さねえ」
「嫌ー!止めてぇ!」
烈しく暴れるお陰で尻が俺のドラ息子を刺激しやがる。ウハハハ。
ドン!
俺の側面から衝撃が飛んできた。誰かに体当たりをされたのだ。俺はわざとメアリーを離して派手に転んで見せる。
側転して立ち上がったとも言うがな。
「このクソ外道が!なんてことしてやがる!」
年の頃は30代半ばといった感じの商人に見える。背丈はマリアくらいで豊齢線が深く福福としている感じだな。
「アッハハハ、お前の女か?マーキュロだろ、お前」
俺が名前を言ったせいでマーキュロは直ぐに移動して逃げようとしなかった。しかも俺に投げかけた言葉からしてメアリーの男はマーキュロで当たりだろ。
武器やスキルでの攻撃では無くて体当たりしてきてるところから武術を修めている風も無いな。戦ってみたガイザも頭より体力とスキルだよりの脳筋だったし、マーキュロがメアリーを使って誑し込んで俺を狙ったというのが正解じゃないのかな。
「それがどうした、『無貌』の男!」
認めやがったな、この色男。
俺とマーキュロが話をしている間に自由になったメアリーがマーキュロの後ろに隠れるように腕を組んだ。メアリーの胸がマーキュロの腕に押し当てられ歪む。
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