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★オーベリー村、蜥蜴神編★
86:置いてかないでぇ〜!!!
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「はぁはぁ……。もう、酷い目にあったわ……、はぁ…………。モッモ!!!」
「ひぃ!? ごめんなさいっ!!!」
「ぬぬ、モッモも悪気があったわけではなかろう……?」
怒るグレコ。
怯える俺。
宥めるギンロ。
死に物狂いで、全速力で森を走り続け、ようやくマンドラゴラの声が聞こえなくなると、いつの間にか俺たちは森を抜けていた。
目の前には、だだっ広い草原がどこまでも続いていて、空には雨上がりの虹がかかっている。
嗚呼、無知とは、なんと恐ろしい事か……
次からは、何か生き物を見かけたとしても(それがどんなに可愛らしく見えても)、無闇矢鱈に触らないようにしよう、ふぅ~。
呼吸を整え、額の汗を拭う俺。
すると……
「ジェ?」
……ジェ? ………えっ??
「あぁっ!? それっ!!?」
驚き慌てふためいて、俺の肩を指差すグレコ。
「ついて来ておったかっ!?!?」
サッと剣の柄を握り、臨戦体制に入るギンロ。
嫌な予感を感じつつ、視線を自らの肩へと向ける俺。
そこには、見覚えのある、紫色の花が揺れていて……
「ジェエ~♪」
一見すると人参と見紛うような、橙色をした植物型魔物マンドラゴラが、上機嫌な様子で俺を見上げていた。
なっ!?
なんんっ!!?
どぉえぇぇっ!?!?
「嫌ぁあぁぁぁ~~~!?!?? 誰かっ! 取ってっ!! 取ってぇえぇぇぇ~~~!!!」
悲鳴を上げなら、バタバタと暴れる俺。
いったいなぜ!? いつの間にっ!??
「モッモ!? 落ち着いてっ! 暴れないでっ!!」
グレコはそう言うけれど、落ち着けるはずがないじゃないのっ!?
「くっ!? ちょこまかと……。斬るっ!!!」
きゃあぁ~!?
ギンロぉっ!??
俺を斬らないでぇえっ!?!?
「ジェジェ♪」
俺の肩の上を、細長い根のような足と手でペタペタと伝いながら、右へ左へと這い回るマンドラゴラ。
その感触がなんとも言えずこそばゆくて、ゾワゾワゾワ~っと、全身の毛が逆立つ。
ひぃいぃぃ~~~!?
やぁあっ!!?
やめへえぇええぇぇぇぇ~~~~~!?!?
そして、バタバタ、わたわたとする俺たちを嘲笑うかのように、マンドラゴラはピョンッと俺の肩からジャンプしたかと思うと、スポッ! と俺のズボンのポケットに入ってしまった。
はっ!?!??
「ジェジェジェエ~~~♪♪♪」
ポケットから、顔から上だけを出した状態でニンマリと笑うマンドラゴラ。
その表情がとても満足気で、リラックスしていて……、再度嫌な予感がしてきたぞ。
「えっ!? 何っ!?? ……えっ!???」
体中に残るゾワゾワ感と戦いながら、戸惑いの声を上げる俺。
「……なんだか、そこが気に入ったように見えるわね」
グレコが冷静に分析した。
「なんっ!? やっ!!? ど、どどっ!?!? ……どうするの? どうしたらいいの?? これ……???」
ドキドキと、徐々に鼓動の音が大きくなる、俺の小ちゃなマイハート。
「ん~……、どうすればいいのかしら?」
小首を傾げながら、チラリとギンロを見るグレコ。
「我に聞かれても……。お主はどうしたいのだ? モッモ」
困惑した様子で、俺をジロリと睨むギンロ。
「えっ!? そ、そんなの……。そんなのっ!!? 取り出したいに決まってるじゃないかっ!?!?」
このままの状態でずっといるなんて、そんなの無理だっ!
感触的には、ズボンのポケットに何か入ってるな~、くらいの感覚だから、特に問題は無いけど……
でも、仮にもこいつは魔物だぞっ!?
さっきだって、こいつがあの酷い声で鳴き叫んだから、仲間が起きてしまって、あの地獄の大合唱が起こったのだ。
諸悪の根源とも言えようこいつを、ポケットに入れたまま、何事も無かったかのように旅を続けるなんて、そんな……
いつ爆発するかも分からない爆弾を抱えながら旅をするようなものじゃないか!??
そんなの無理無理!!
無理だし……、嫌だよっ!!!
すると、俺の言葉の意味を理解したのか、ポケットの中のマンドラゴラは、その小さく可愛らしい目に大粒の涙を溜めて、ふるふると小刻みに震えながら、上目遣いで俺を見てきた。
なんっ!? なんて……、なんて可愛いんだっ!!?
愛らしさ世界一のピグモルの俺でさえ、コロっと逝っちゃうような可愛さだなこんにゃろめっ!!!
「あら? よく見れば……、この子、結構可愛いじゃない♪ それに、さっきまでに比べると随分大人しいし……。モッモ、そこにいさせてあげれば?」
えっ!?
おいグレコ!??
他人事だと思って、適当な事言うんじゃないよっ!?!?
「ふむ……。静かにしておるのなら問題はなかろう。先へ進むぞ、モッモ」
えっ!?
ギンロまでっ!!?
こ、このまま行くの……?
ポケットに、こいつを入れたままっ!?!?
プチパニック状態の俺を背に、歩き出すグレコとギンロ。
「森を抜けたから、そろそろ村とかあるかもね♪」
「うむ。他種族の暮らす村に立ち寄るは、我も初めて故……。心して行こうぞ」
そんな事を言いながら、二人はスタスタと歩いて行く。
え……、いや……、ちょっ……!?
「置いてかないでぇ~!!!」
紫色の花をつけた橙色のマンドラゴラをズボンのポケットに入れたまま、俺は二人の後を懸命に追った。
草原には、多種多様な生き物が生息しているようだ。
小さな馬のような動物や、山羊のような動物、その他にも様々な種類の小動物などなど。
そんな彼らは、皆揃って気質が穏やかなようで、仲良く、のびのびと暮らしている様が見てとれた。
巨虫の森から続いていた先程までの森とは一変して、ここはとても平和な土地のようだ。
危険な虫型魔物や肉食獣、その他危険な生き物の姿は、一切見る事は無かった。
そんな草原を歩くこと半日、西の空へと太陽が沈み始めた頃。
前方に何か、牧場らしきものが見えてきた。
テトーンの樹の村の畑の柵とは比べ物にならないほどの、ちゃんとした丸太の柵がそこにはあって、広い敷地を有したその場所には、牛のような大型の草食動物がたくさん放牧されている。
ただ、その草食動物は、やはり俺が知っているような牛とは少し違っていて……、なんていうかこう、顔がやけに大きくて、全身が丸みを帯びた四等身なのだ。
言うなれば、可愛らしく描いたイラストの牛、という感じで、とてもじゃないが前世の記憶の中にある牛とは似ても似つかない。
だけど、無意識に彼らを牛だと認識してしまったのは、彼らの持つその特徴的な、ザ・牛!!! って感じの、白黒の斑ら模様のボディー故だろう。
柵の手前で足を止めて、広い牧場を見渡す俺たち三人。
俺と同じく、グレコとギンロもその生き物を初めて見るようで、二人ともなんとも言えない無表情で、牛たちを見つめている。
もしゃもしゃもしゃと、のっそりした雰囲気で草を食んでいる牛たちの姿は、なんとも言えないほのぼの感を辺りに漂わせていた。
すっげぇ~……、牧場に、牛だ。
懐かしいような、そうでも無いような……、ん?
広い牧場の反対側に、一軒の農家らしき建物を見つける俺。
茶色いレンガ造りの平屋の家で、藁葺き屋根の上に突き出た煙突からは、白い煙がモクモクと上がっている。
「ねぇ、あそこ……。家があるよ」
建物を指差して、グレコとギンロに伝える俺。
同時にそちらを見るグレコとギンロ。
「誰かいるのかしら? ……どうする??」
アバウトな問い掛けをしてきたグレコ。
「どうするって……、何が?」
問い返す俺。
「もう日も暮れるし、疲れたでしょう? せっかくだから、あそこで泊めてもらいましょうよ。野宿もいいけど、たまには普通のベッドで寝たいわ」
そうか、グレコとギンロは、テトーンの樹の村でもほぼほぼ野宿と変わりなかったからな。
ギンロは平気だろうが……、グレコはベッドで寝たいよね。
「けど、そんなすんなり泊まらせてくれるかなぁ?」
チラリとギンロを見る俺。
俺とグレコは、誰がどう見ても無害に見えるだろうが、ギンロはそうでは無いから……
「駄目で元々。訪ねてみようではないか」
おお、ギンロは案外チャレンジャーだな。
けど、あなたは野宿でも平気でしょう?
「じゃあ、行ってみましょう! どんな種族が住んでいるのかしら~♪」
ルンルンと、足取りが軽くなるグレコ。
ウキウキとした表情のギンロ。
しかし俺は、未だズボンのポケットの方が気になって……、チラリ。
「ジェジェ~♪」
ポケットから顔を出したままの格好で、俺と目が合ったマンドラゴラは、ニコ~っと満面の笑みだ。
「くっ!? ……くぅ~」
くそぅっ! 可愛いっ!!
こんなに可愛くなければ、今すぐこの手で摘んで、ポイッと捨てるのにぃっ!!!
「モッモ!? 何してるのっ!?? 置いて行くわよっ!?!?」
遠くからグレコが呼んでいる。
「ああっ!? 待ってっ!!? 置いてかないでぇ~!!!」
「ひぃ!? ごめんなさいっ!!!」
「ぬぬ、モッモも悪気があったわけではなかろう……?」
怒るグレコ。
怯える俺。
宥めるギンロ。
死に物狂いで、全速力で森を走り続け、ようやくマンドラゴラの声が聞こえなくなると、いつの間にか俺たちは森を抜けていた。
目の前には、だだっ広い草原がどこまでも続いていて、空には雨上がりの虹がかかっている。
嗚呼、無知とは、なんと恐ろしい事か……
次からは、何か生き物を見かけたとしても(それがどんなに可愛らしく見えても)、無闇矢鱈に触らないようにしよう、ふぅ~。
呼吸を整え、額の汗を拭う俺。
すると……
「ジェ?」
……ジェ? ………えっ??
「あぁっ!? それっ!!?」
驚き慌てふためいて、俺の肩を指差すグレコ。
「ついて来ておったかっ!?!?」
サッと剣の柄を握り、臨戦体制に入るギンロ。
嫌な予感を感じつつ、視線を自らの肩へと向ける俺。
そこには、見覚えのある、紫色の花が揺れていて……
「ジェエ~♪」
一見すると人参と見紛うような、橙色をした植物型魔物マンドラゴラが、上機嫌な様子で俺を見上げていた。
なっ!?
なんんっ!!?
どぉえぇぇっ!?!?
「嫌ぁあぁぁぁ~~~!?!?? 誰かっ! 取ってっ!! 取ってぇえぇぇぇ~~~!!!」
悲鳴を上げなら、バタバタと暴れる俺。
いったいなぜ!? いつの間にっ!??
「モッモ!? 落ち着いてっ! 暴れないでっ!!」
グレコはそう言うけれど、落ち着けるはずがないじゃないのっ!?
「くっ!? ちょこまかと……。斬るっ!!!」
きゃあぁ~!?
ギンロぉっ!??
俺を斬らないでぇえっ!?!?
「ジェジェ♪」
俺の肩の上を、細長い根のような足と手でペタペタと伝いながら、右へ左へと這い回るマンドラゴラ。
その感触がなんとも言えずこそばゆくて、ゾワゾワゾワ~っと、全身の毛が逆立つ。
ひぃいぃぃ~~~!?
やぁあっ!!?
やめへえぇええぇぇぇぇ~~~~~!?!?
そして、バタバタ、わたわたとする俺たちを嘲笑うかのように、マンドラゴラはピョンッと俺の肩からジャンプしたかと思うと、スポッ! と俺のズボンのポケットに入ってしまった。
はっ!?!??
「ジェジェジェエ~~~♪♪♪」
ポケットから、顔から上だけを出した状態でニンマリと笑うマンドラゴラ。
その表情がとても満足気で、リラックスしていて……、再度嫌な予感がしてきたぞ。
「えっ!? 何っ!?? ……えっ!???」
体中に残るゾワゾワ感と戦いながら、戸惑いの声を上げる俺。
「……なんだか、そこが気に入ったように見えるわね」
グレコが冷静に分析した。
「なんっ!? やっ!!? ど、どどっ!?!? ……どうするの? どうしたらいいの?? これ……???」
ドキドキと、徐々に鼓動の音が大きくなる、俺の小ちゃなマイハート。
「ん~……、どうすればいいのかしら?」
小首を傾げながら、チラリとギンロを見るグレコ。
「我に聞かれても……。お主はどうしたいのだ? モッモ」
困惑した様子で、俺をジロリと睨むギンロ。
「えっ!? そ、そんなの……。そんなのっ!!? 取り出したいに決まってるじゃないかっ!?!?」
このままの状態でずっといるなんて、そんなの無理だっ!
感触的には、ズボンのポケットに何か入ってるな~、くらいの感覚だから、特に問題は無いけど……
でも、仮にもこいつは魔物だぞっ!?
さっきだって、こいつがあの酷い声で鳴き叫んだから、仲間が起きてしまって、あの地獄の大合唱が起こったのだ。
諸悪の根源とも言えようこいつを、ポケットに入れたまま、何事も無かったかのように旅を続けるなんて、そんな……
いつ爆発するかも分からない爆弾を抱えながら旅をするようなものじゃないか!??
そんなの無理無理!!
無理だし……、嫌だよっ!!!
すると、俺の言葉の意味を理解したのか、ポケットの中のマンドラゴラは、その小さく可愛らしい目に大粒の涙を溜めて、ふるふると小刻みに震えながら、上目遣いで俺を見てきた。
なんっ!? なんて……、なんて可愛いんだっ!!?
愛らしさ世界一のピグモルの俺でさえ、コロっと逝っちゃうような可愛さだなこんにゃろめっ!!!
「あら? よく見れば……、この子、結構可愛いじゃない♪ それに、さっきまでに比べると随分大人しいし……。モッモ、そこにいさせてあげれば?」
えっ!?
おいグレコ!??
他人事だと思って、適当な事言うんじゃないよっ!?!?
「ふむ……。静かにしておるのなら問題はなかろう。先へ進むぞ、モッモ」
えっ!?
ギンロまでっ!!?
こ、このまま行くの……?
ポケットに、こいつを入れたままっ!?!?
プチパニック状態の俺を背に、歩き出すグレコとギンロ。
「森を抜けたから、そろそろ村とかあるかもね♪」
「うむ。他種族の暮らす村に立ち寄るは、我も初めて故……。心して行こうぞ」
そんな事を言いながら、二人はスタスタと歩いて行く。
え……、いや……、ちょっ……!?
「置いてかないでぇ~!!!」
紫色の花をつけた橙色のマンドラゴラをズボンのポケットに入れたまま、俺は二人の後を懸命に追った。
草原には、多種多様な生き物が生息しているようだ。
小さな馬のような動物や、山羊のような動物、その他にも様々な種類の小動物などなど。
そんな彼らは、皆揃って気質が穏やかなようで、仲良く、のびのびと暮らしている様が見てとれた。
巨虫の森から続いていた先程までの森とは一変して、ここはとても平和な土地のようだ。
危険な虫型魔物や肉食獣、その他危険な生き物の姿は、一切見る事は無かった。
そんな草原を歩くこと半日、西の空へと太陽が沈み始めた頃。
前方に何か、牧場らしきものが見えてきた。
テトーンの樹の村の畑の柵とは比べ物にならないほどの、ちゃんとした丸太の柵がそこにはあって、広い敷地を有したその場所には、牛のような大型の草食動物がたくさん放牧されている。
ただ、その草食動物は、やはり俺が知っているような牛とは少し違っていて……、なんていうかこう、顔がやけに大きくて、全身が丸みを帯びた四等身なのだ。
言うなれば、可愛らしく描いたイラストの牛、という感じで、とてもじゃないが前世の記憶の中にある牛とは似ても似つかない。
だけど、無意識に彼らを牛だと認識してしまったのは、彼らの持つその特徴的な、ザ・牛!!! って感じの、白黒の斑ら模様のボディー故だろう。
柵の手前で足を止めて、広い牧場を見渡す俺たち三人。
俺と同じく、グレコとギンロもその生き物を初めて見るようで、二人ともなんとも言えない無表情で、牛たちを見つめている。
もしゃもしゃもしゃと、のっそりした雰囲気で草を食んでいる牛たちの姿は、なんとも言えないほのぼの感を辺りに漂わせていた。
すっげぇ~……、牧場に、牛だ。
懐かしいような、そうでも無いような……、ん?
広い牧場の反対側に、一軒の農家らしき建物を見つける俺。
茶色いレンガ造りの平屋の家で、藁葺き屋根の上に突き出た煙突からは、白い煙がモクモクと上がっている。
「ねぇ、あそこ……。家があるよ」
建物を指差して、グレコとギンロに伝える俺。
同時にそちらを見るグレコとギンロ。
「誰かいるのかしら? ……どうする??」
アバウトな問い掛けをしてきたグレコ。
「どうするって……、何が?」
問い返す俺。
「もう日も暮れるし、疲れたでしょう? せっかくだから、あそこで泊めてもらいましょうよ。野宿もいいけど、たまには普通のベッドで寝たいわ」
そうか、グレコとギンロは、テトーンの樹の村でもほぼほぼ野宿と変わりなかったからな。
ギンロは平気だろうが……、グレコはベッドで寝たいよね。
「けど、そんなすんなり泊まらせてくれるかなぁ?」
チラリとギンロを見る俺。
俺とグレコは、誰がどう見ても無害に見えるだろうが、ギンロはそうでは無いから……
「駄目で元々。訪ねてみようではないか」
おお、ギンロは案外チャレンジャーだな。
けど、あなたは野宿でも平気でしょう?
「じゃあ、行ってみましょう! どんな種族が住んでいるのかしら~♪」
ルンルンと、足取りが軽くなるグレコ。
ウキウキとした表情のギンロ。
しかし俺は、未だズボンのポケットの方が気になって……、チラリ。
「ジェジェ~♪」
ポケットから顔を出したままの格好で、俺と目が合ったマンドラゴラは、ニコ~っと満面の笑みだ。
「くっ!? ……くぅ~」
くそぅっ! 可愛いっ!!
こんなに可愛くなければ、今すぐこの手で摘んで、ポイッと捨てるのにぃっ!!!
「モッモ!? 何してるのっ!?? 置いて行くわよっ!?!?」
遠くからグレコが呼んでいる。
「ああっ!? 待ってっ!!? 置いてかないでぇ~!!!」
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