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6 約束のキス ☆R18
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「なっ⋯アシュリー!!」
突然全裸になった僕を見て、殿下は青い目をまん丸にして驚いている。全裸といっても靴と靴下だけは履いたままだけど。城内は土足なのだ。
「ご覧のとおり、私の身体は男のそれです。あの、きょ、局部だけは女のそれなのですが⋯。殿下が留学されてすぐに成長期が訪れてこのような身体になってしまって⋯令嬢のままじゃいられなくなってしまった僕は駆け落ちしたことにして、養子の令息アシュフォードとして公爵家に戻ったのです」
「待ってくれ。今『駆け落ちしたことにして』と言ったな」
「はい」
「それはもしや『本当は駆け落ちしていない』という意味だろうか?」
「そうです⋯⋯嘘をついて申しわけありませんでした。でも令嬢でなくなった僕が、殿下の婚約者のままではいられないので⋯⋯殿下の他に好きになった人なんて本当はいないのです」
僕が言い終わる前に、殿下の形の良い青い瞳から涙が一粒ぽろりとこぼれた。僕は自分が裸なのも忘れて殿下に駆け寄ると、頬に流れた涙の粒を指でそっと拭った。
「イーライ殿下。あなたを傷付けてしまって本当にすみませんでした」
「構わない。これは歓喜で流れた涙だ。アシュリーは他の男に心変わりしたのではなかったのだな」
「はい」
「では私がこれまで頭の中で何千何万回とあらゆる惨忍な方法で抹殺していた、アシュリーの純潔を奪った商人殿も実在しなかったのだな」
「それも本当にすみません」
「いいんだ。アシュリー。私は君に触れても魔力を暴走させない、己を律する男になって帰ってきたぞ」
「はい、殿下」
「5年前の約束どおり⋯⋯君にキスをしてもいいだろうか?」
「ええ。喜んで」
僕が微笑んでうなずくと、殿下は僕を優しく抱き締めて唇を重ねた。その柔らかな感触に、僕も嬉しくて涙目になる。留学から帰って来た彼とこんな風にキスできる日がくるなんて、5年前にとっくに諦めていた。
殿下は唇を離すと、僕の長めの前髪を耳にかけた。アシュフォードになった時に短く切った僕の髪。「短い髪も似合うな。君はとても美しい」と言って彼は僕の頬にキスしてくれた。
最後に会ったときはまだ子どもだった殿下は、今は僕より少し大きく逞しい身体つきをしている。記憶の中の声も今はぐっと低音になって、肌の匂いも大人の男のそれだ。素肌の背中に添えられた手のひらも大きくて熱い。僕を優しげに見つめる殿下は本当に絵本の中の王子様みたいだ。
⋯⋯その王子様の腕の中にいる僕だけが全裸なんて冷静になると恥ずかしい。でもそれよりさっきからものすごく気になっているのは、裸の僕のお腹に当たりっぱなしの殿下の逞しいモノの存在感だった。
「あの、殿下」
「何だい?アシュリー」
「僕のお腹に、殿下のご立派な逸物がずっと当たっています」
「すまない。君の魅力的な裸体を見た瞬間からこうなってしまって治まらないんだ」
普通じゃない僕の身体を気持ち悪がられたらどうしようって思っていたから、殿下が興奮してくれてめちゃくちゃ嬉しかった。
「嬉しいです、殿下。あの⋯よければ僕がお慰めしましょうか?手か口で」
「なっ⋯アシュリーが手淫または口淫を私にしてくれると言うのか!?」
「は、はい。このままの状態だとお辛いのではないかな、と⋯」
殿下のモノは今にも暴発しそうなほどそそり立っている。僕も前は男だったから切迫具合がよくわかるわけで、少しでも早く楽に、そして気持ち良くしてあげたい。
「それは非常に心惹かれる誘いだが、初めてはアシュリーの中が良い。君の熱くぬかるんだ蜜壷で私の剛直を包んでほしい」
「みつつぼ」
そうだった。殿下の性的な知識は主に例の3冊の官能小説仕込みなんだった。
「ふふっ。それならこの5年間の訓練で殿下が僕としたいなって思い描いていたエッチなこと、今から一緒に全部しましょう」
「最高の提案だ。だがアシュリーは?」
「え?」
「この5年の間に、アシュリーは私と淫らなことに及ぶ想像を、ただの一度もしなかったのか?」
「うっ。それはありますけど⋯口に出すのは恥ずかしいというか⋯」
「愛する君の前でこの様に肉棒を腫らしている私のほうがよほど恥ずかしいと思うのだが」
殿下が勃起を僕のお腹にぐりりと押し付けてくるので、僕もそのあたりがキュンキュンしてしまう。
「っ⋯それじゃあ言いますけど⋯殿下に抱いてもらう妄想をしながら、む、胸を触ったり⋯み、蜜壺に指を入れたりしてましたっ⋯」
「うっ」
僕を抱き締めている殿下の身体がビクっとなったと思ったら、濃密な精の匂いが立ち込める。
「すまない、アシュリー。私に抱かれる妄想で自慰する淫らな君の姿を想像したら射精してしまった」
「っ⋯それは⋯恥ずかしいけど、嬉しいです」
「是非ともこの目で見てみたいな。だがそれよりも今は一刻も早く私の手で君を抱きたいんだ、アシュリー」
性的な興奮にフゥフゥと上擦る殿下の息遣いを耳元で感じた僕もたまらなくなって、気づけば僕から彼の唇にキスしてしまっていた。
そのままソファに押し倒されて、お互いの舌を深く貪り合った。僕も殿下もディープなキスなんて初めてだから上手か下手かなんてわからない。だけどとにかく気持ち良かった。
「ッ⋯口づけがこのように気持ち良いものとは知らなかった⋯アシュリーの口腔内を私の舌で犯しているかの様だ」
「殿下⋯僕も気持ちいいで、ンンッ」
キスの後で僕の首筋や胸元をついばんでいた殿下に乳首をジュッと吸われて、口から高い声が漏れてしまう。
「アシュリーは胸の先が感じるのだな。私を想い指で弄んだ末に、健気に膨れて敏感になったのだと知るといっそう愛らしい。ここを1日中でも可愛がってやりたいが⋯すまないが今の私にはそこまでの余裕が無い」
いつも穏やかな顔つきの殿下が苦しげに眉を寄せて険しい表情で僕を見る。
触れ合う肌がやけに熱いなと思ったら、キスと愛撫に夢中になっている間に殿下もいつの間にか裸になっていて、僕の靴も靴下も脱がされていた。彼の魔法でそうしてくれたんだろう。
僕を潰さないように少し身体を浮かせて覆いかぶさる殿下の、彫刻のように均整の取れた身体を視線でたどると、脚の間で力強くそそり立つ陰茎から先走りが滴り落ちている。
「殿下⋯⋯もう挿入してください、僕の中に」
「そうしたいが、まだだ。アシュリーが私の手で絶頂の高みに昇る姿をこの目に焼き付けてからにしたい」
殿下は僕に覆いかぶさっていた身体の位置を下にずらしてソファを降りると、それまで寝かされていた体勢だった僕をソファの座面に座らせた。
カーペットに膝をつき、僕の脚を大きく開かせると「これが…夢にまで見たアシュリーの秘唇」と言って僕の陰部を2本の指でくぱぁと左右に広げた。とっくに濡れ濡れの僕のアソコからはとろりと愛液が溢れ出て、見られるのが恥ずかしい。
「蜜壺から絶えず蜜を滴らせているな……健気に勃ち上がった花芯まで蜜に濡れて愛らしいよ、アシュリー」
そう言うと何のためらいもなく僕の脚の間に顔を埋めた殿下が、濡れた僕の割れ目をなぞるみたいに舌を這わせた。彼の熱い舌にもたらされた強過ぎる快感に、僕はソファの上でのけ反ってはしたない声をあげた。
「アァッ…殿下、殿下っ…それ、気持ち良すぎてイッちゃいますっ…」
クリトリスを強く吸われて、僕は身体中をビクビクさせてイッてしまった。
「ハァ…ハァッ…」
「気持ち良かったかい?アシュリー」
「殿下っ…アッ!?」
殿下は口での愛撫をやめると、イッた直後のヒクヒクしている僕のアソコに指を2本入れてグチュグチュと小刻みに動かし始める。
「待って、待って、そんなの、またイッちゃうっ」
「君の絶頂する様は何度だって見たい。それに続けての絶頂は忘我の快楽であると本に書かれていた」
「それ絶対『緊縛』のやつっ⋯ンアアアァッ」
イッたばかりの敏感なナカを殿下の人差し指と中指で弄られながら親指をぐりとクリトリスに押しつけられて、僕はまたあっけなくイかされてしまう。
「ああ⋯アシュリー⋯君の秘肉が私の指を、まるで生き物のように喰い締めてくる。こうしているだけでまた射精してしまいそうだ」
立て続けの絶頂に腰をガクガクと跳ねさせるみっともない僕の姿を、食い入るように見つめてくる殿下。射精するなら僕のナカでしてほしい。
僕のナカに突き立てている指をゆっくりと動かしている殿下の手首を掴んで、僕は彼に懇願した。
「殿下⋯もう挿入れてください⋯早く僕を殿下のものにして」
「っ⋯そうしたいが、私の小さくない剛直でアシュリーの処女地を踏み荒らすには指技でもっと慣らさねばならない」
「お願いイーライ様⋯⋯アシュリーのはしたない蜜壺は、あなたの剛直が欲しくてたまらないのです⋯♡」
僕が殿下の手を掴んでないほうの手で自ら秘裂を広げて見せると、殿下は「アシュリー!!」と叫んで指を引き抜き、ソファに乗り上がってギンギンに勃起した剛直をゆっくりと僕に挿入れてくれた。
荒い息をつく殿下は、今すぐにでも腰を深く突き入れて振りたくりたいだろうに、我慢して僕の浅いところを慎重に押し広げてくれる。
「アシュリー⋯君の蜜壺がこんなにも温かく濡れそぼって私を包み込んでくれているよ。一生こうしていたいほどだ」
「ンッ⋯一生このままはイヤです。もっと奥深くまで来て、僕のナカで気持ち良くなってくれなくちゃ。殿下を想って指で虐めていたから、たぶん大丈夫ですよ。いっぱい動いて、僕に子種をたくさん注いでください♡」
「ああっ、アシュリー!!」
タガが外れたように、殿下が僕の身体を強く抱き締めてピストンを始めた。彼の剛直は大きくて痛みもちょっとはあったけど、それよりも大好きな人に抱かれる興奮と気持ち良さのほうが何倍も勝った。処女なのにアンアン喘いで、何度イッたかわからない。気がついたらベッドの上に移動していて、そこでもたくさん抱かれた。
「アシュリー、アシュリー、愛している」
「僕も、ずっと好きです。愛してます、イーライ様」
僕たちは時間も忘れて、愛の言葉とキスを繰り返しながら夢中で互いを貪り合った。
突然全裸になった僕を見て、殿下は青い目をまん丸にして驚いている。全裸といっても靴と靴下だけは履いたままだけど。城内は土足なのだ。
「ご覧のとおり、私の身体は男のそれです。あの、きょ、局部だけは女のそれなのですが⋯。殿下が留学されてすぐに成長期が訪れてこのような身体になってしまって⋯令嬢のままじゃいられなくなってしまった僕は駆け落ちしたことにして、養子の令息アシュフォードとして公爵家に戻ったのです」
「待ってくれ。今『駆け落ちしたことにして』と言ったな」
「はい」
「それはもしや『本当は駆け落ちしていない』という意味だろうか?」
「そうです⋯⋯嘘をついて申しわけありませんでした。でも令嬢でなくなった僕が、殿下の婚約者のままではいられないので⋯⋯殿下の他に好きになった人なんて本当はいないのです」
僕が言い終わる前に、殿下の形の良い青い瞳から涙が一粒ぽろりとこぼれた。僕は自分が裸なのも忘れて殿下に駆け寄ると、頬に流れた涙の粒を指でそっと拭った。
「イーライ殿下。あなたを傷付けてしまって本当にすみませんでした」
「構わない。これは歓喜で流れた涙だ。アシュリーは他の男に心変わりしたのではなかったのだな」
「はい」
「では私がこれまで頭の中で何千何万回とあらゆる惨忍な方法で抹殺していた、アシュリーの純潔を奪った商人殿も実在しなかったのだな」
「それも本当にすみません」
「いいんだ。アシュリー。私は君に触れても魔力を暴走させない、己を律する男になって帰ってきたぞ」
「はい、殿下」
「5年前の約束どおり⋯⋯君にキスをしてもいいだろうか?」
「ええ。喜んで」
僕が微笑んでうなずくと、殿下は僕を優しく抱き締めて唇を重ねた。その柔らかな感触に、僕も嬉しくて涙目になる。留学から帰って来た彼とこんな風にキスできる日がくるなんて、5年前にとっくに諦めていた。
殿下は唇を離すと、僕の長めの前髪を耳にかけた。アシュフォードになった時に短く切った僕の髪。「短い髪も似合うな。君はとても美しい」と言って彼は僕の頬にキスしてくれた。
最後に会ったときはまだ子どもだった殿下は、今は僕より少し大きく逞しい身体つきをしている。記憶の中の声も今はぐっと低音になって、肌の匂いも大人の男のそれだ。素肌の背中に添えられた手のひらも大きくて熱い。僕を優しげに見つめる殿下は本当に絵本の中の王子様みたいだ。
⋯⋯その王子様の腕の中にいる僕だけが全裸なんて冷静になると恥ずかしい。でもそれよりさっきからものすごく気になっているのは、裸の僕のお腹に当たりっぱなしの殿下の逞しいモノの存在感だった。
「あの、殿下」
「何だい?アシュリー」
「僕のお腹に、殿下のご立派な逸物がずっと当たっています」
「すまない。君の魅力的な裸体を見た瞬間からこうなってしまって治まらないんだ」
普通じゃない僕の身体を気持ち悪がられたらどうしようって思っていたから、殿下が興奮してくれてめちゃくちゃ嬉しかった。
「嬉しいです、殿下。あの⋯よければ僕がお慰めしましょうか?手か口で」
「なっ⋯アシュリーが手淫または口淫を私にしてくれると言うのか!?」
「は、はい。このままの状態だとお辛いのではないかな、と⋯」
殿下のモノは今にも暴発しそうなほどそそり立っている。僕も前は男だったから切迫具合がよくわかるわけで、少しでも早く楽に、そして気持ち良くしてあげたい。
「それは非常に心惹かれる誘いだが、初めてはアシュリーの中が良い。君の熱くぬかるんだ蜜壷で私の剛直を包んでほしい」
「みつつぼ」
そうだった。殿下の性的な知識は主に例の3冊の官能小説仕込みなんだった。
「ふふっ。それならこの5年間の訓練で殿下が僕としたいなって思い描いていたエッチなこと、今から一緒に全部しましょう」
「最高の提案だ。だがアシュリーは?」
「え?」
「この5年の間に、アシュリーは私と淫らなことに及ぶ想像を、ただの一度もしなかったのか?」
「うっ。それはありますけど⋯口に出すのは恥ずかしいというか⋯」
「愛する君の前でこの様に肉棒を腫らしている私のほうがよほど恥ずかしいと思うのだが」
殿下が勃起を僕のお腹にぐりりと押し付けてくるので、僕もそのあたりがキュンキュンしてしまう。
「っ⋯それじゃあ言いますけど⋯殿下に抱いてもらう妄想をしながら、む、胸を触ったり⋯み、蜜壺に指を入れたりしてましたっ⋯」
「うっ」
僕を抱き締めている殿下の身体がビクっとなったと思ったら、濃密な精の匂いが立ち込める。
「すまない、アシュリー。私に抱かれる妄想で自慰する淫らな君の姿を想像したら射精してしまった」
「っ⋯それは⋯恥ずかしいけど、嬉しいです」
「是非ともこの目で見てみたいな。だがそれよりも今は一刻も早く私の手で君を抱きたいんだ、アシュリー」
性的な興奮にフゥフゥと上擦る殿下の息遣いを耳元で感じた僕もたまらなくなって、気づけば僕から彼の唇にキスしてしまっていた。
そのままソファに押し倒されて、お互いの舌を深く貪り合った。僕も殿下もディープなキスなんて初めてだから上手か下手かなんてわからない。だけどとにかく気持ち良かった。
「ッ⋯口づけがこのように気持ち良いものとは知らなかった⋯アシュリーの口腔内を私の舌で犯しているかの様だ」
「殿下⋯僕も気持ちいいで、ンンッ」
キスの後で僕の首筋や胸元をついばんでいた殿下に乳首をジュッと吸われて、口から高い声が漏れてしまう。
「アシュリーは胸の先が感じるのだな。私を想い指で弄んだ末に、健気に膨れて敏感になったのだと知るといっそう愛らしい。ここを1日中でも可愛がってやりたいが⋯すまないが今の私にはそこまでの余裕が無い」
いつも穏やかな顔つきの殿下が苦しげに眉を寄せて険しい表情で僕を見る。
触れ合う肌がやけに熱いなと思ったら、キスと愛撫に夢中になっている間に殿下もいつの間にか裸になっていて、僕の靴も靴下も脱がされていた。彼の魔法でそうしてくれたんだろう。
僕を潰さないように少し身体を浮かせて覆いかぶさる殿下の、彫刻のように均整の取れた身体を視線でたどると、脚の間で力強くそそり立つ陰茎から先走りが滴り落ちている。
「殿下⋯⋯もう挿入してください、僕の中に」
「そうしたいが、まだだ。アシュリーが私の手で絶頂の高みに昇る姿をこの目に焼き付けてからにしたい」
殿下は僕に覆いかぶさっていた身体の位置を下にずらしてソファを降りると、それまで寝かされていた体勢だった僕をソファの座面に座らせた。
カーペットに膝をつき、僕の脚を大きく開かせると「これが…夢にまで見たアシュリーの秘唇」と言って僕の陰部を2本の指でくぱぁと左右に広げた。とっくに濡れ濡れの僕のアソコからはとろりと愛液が溢れ出て、見られるのが恥ずかしい。
「蜜壺から絶えず蜜を滴らせているな……健気に勃ち上がった花芯まで蜜に濡れて愛らしいよ、アシュリー」
そう言うと何のためらいもなく僕の脚の間に顔を埋めた殿下が、濡れた僕の割れ目をなぞるみたいに舌を這わせた。彼の熱い舌にもたらされた強過ぎる快感に、僕はソファの上でのけ反ってはしたない声をあげた。
「アァッ…殿下、殿下っ…それ、気持ち良すぎてイッちゃいますっ…」
クリトリスを強く吸われて、僕は身体中をビクビクさせてイッてしまった。
「ハァ…ハァッ…」
「気持ち良かったかい?アシュリー」
「殿下っ…アッ!?」
殿下は口での愛撫をやめると、イッた直後のヒクヒクしている僕のアソコに指を2本入れてグチュグチュと小刻みに動かし始める。
「待って、待って、そんなの、またイッちゃうっ」
「君の絶頂する様は何度だって見たい。それに続けての絶頂は忘我の快楽であると本に書かれていた」
「それ絶対『緊縛』のやつっ⋯ンアアアァッ」
イッたばかりの敏感なナカを殿下の人差し指と中指で弄られながら親指をぐりとクリトリスに押しつけられて、僕はまたあっけなくイかされてしまう。
「ああ⋯アシュリー⋯君の秘肉が私の指を、まるで生き物のように喰い締めてくる。こうしているだけでまた射精してしまいそうだ」
立て続けの絶頂に腰をガクガクと跳ねさせるみっともない僕の姿を、食い入るように見つめてくる殿下。射精するなら僕のナカでしてほしい。
僕のナカに突き立てている指をゆっくりと動かしている殿下の手首を掴んで、僕は彼に懇願した。
「殿下⋯もう挿入れてください⋯早く僕を殿下のものにして」
「っ⋯そうしたいが、私の小さくない剛直でアシュリーの処女地を踏み荒らすには指技でもっと慣らさねばならない」
「お願いイーライ様⋯⋯アシュリーのはしたない蜜壺は、あなたの剛直が欲しくてたまらないのです⋯♡」
僕が殿下の手を掴んでないほうの手で自ら秘裂を広げて見せると、殿下は「アシュリー!!」と叫んで指を引き抜き、ソファに乗り上がってギンギンに勃起した剛直をゆっくりと僕に挿入れてくれた。
荒い息をつく殿下は、今すぐにでも腰を深く突き入れて振りたくりたいだろうに、我慢して僕の浅いところを慎重に押し広げてくれる。
「アシュリー⋯君の蜜壺がこんなにも温かく濡れそぼって私を包み込んでくれているよ。一生こうしていたいほどだ」
「ンッ⋯一生このままはイヤです。もっと奥深くまで来て、僕のナカで気持ち良くなってくれなくちゃ。殿下を想って指で虐めていたから、たぶん大丈夫ですよ。いっぱい動いて、僕に子種をたくさん注いでください♡」
「ああっ、アシュリー!!」
タガが外れたように、殿下が僕の身体を強く抱き締めてピストンを始めた。彼の剛直は大きくて痛みもちょっとはあったけど、それよりも大好きな人に抱かれる興奮と気持ち良さのほうが何倍も勝った。処女なのにアンアン喘いで、何度イッたかわからない。気がついたらベッドの上に移動していて、そこでもたくさん抱かれた。
「アシュリー、アシュリー、愛している」
「僕も、ずっと好きです。愛してます、イーライ様」
僕たちは時間も忘れて、愛の言葉とキスを繰り返しながら夢中で互いを貪り合った。
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