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第2章/記憶を辿って(Tomari Katsuragi)
32.無自覚の導火線
しおりを挟む何故私の人生は次から次へと問題が発生してしまうのだろう。何度励ましてもらったってキリがない。
人々が忙しなく行き交う夜の繁華街で、私はもう何分も動くことが出来ずにいた。途方に暮れていた。
とは言ってもきっと慣れるんだ、そのうちに。いつまでもこうしている訳にはいかないんだから、何処かのタイミングで無理矢理にでも歩き出すことになる。
だから早く。早く。
意を決するなら今の方がいいだろう。その方が後が楽だろう。
そう自分を鼓舞し続けていた。しかし。
「あっ、やっぱりおねーさんだ」
「…………っ!」
「なになに、そんなところで~。俺のこと待っててくれたの?」
「あ、いや……」
その男は雑踏の中を器用にすり抜けてこちらに歩み寄ってくる。物理的に人をかわしているというより、まるで身体そのものが透けているような気味の悪さ。
わざとらしく腰を屈め、背の低い私を下から覗き込む。狐のような目を細めてニィと笑う。
そうしてあっという間に私の領域に踏み込んでしまうのだ。遠慮なんてものは欠片も感じられない。
「なんてね。ふふ、か~わいい」
「あの、急ぐので」
「え~、待ってよぉ。せっかく会えたんだからさぁ。ちょっとお喋りしていこうよぉ」
「時間ないんで」
「おねーさん、嘘が下手だなぁ。そんな派手な格好してるけど実は純朴でしょ? ギャップだね~、いいね~!」
「…………」
「ってかさぁ、そろそろ名前くらい教えて? ねぇ駄目?」
私は素早く歩き出す。なのに意識はまるで拘束されたみたいに窮屈でたまらない。
息が詰まる。駅はすぐ目の前。なんとか振り切れるであろうことはわかってる。
しかし緊張により疲弊したこの心が落ち着くのは、何時間先になるのだろう。考えるだけでもうんざりした。
翌日、私は疲れの残る身体を引きずるようにして出勤した。
メイクの際にコンシーラーを使ったけど、目の下のクマはなかなか消えてくれなかった。顔色が悪い、自己管理がなっていないのでは、などとそろそろ周りから指摘されてしまうかも知れない。
溢れ出しそうな憂鬱に蓋を被せるようにして皆のいる店内へ向かう。
「おはようございます」
「おはよう、トマリン……って、顔色悪っ! どうしたの!?」
「あ、いえ……昨夜はちょっと寝付けなくて」
「最近、元気ない日多くない? 夏の催事の準備で疲れてるのかなと思ってたんだけど、それにしてはやけに長引いてるなって心配してたんだよ」
るみさんが眉をきゅっと八の字に寄せ、私を見つめる。そこへ自然な流れで近付いてきたあすか先輩が腕を組んで静かに促す。
「悩みがあるなら言っちゃいなよ」
「そうだよ、トマリン!」
るみさんは小声で更に「山崎さんが来る前に」と付け足した。確かにごもっともである。
何か察したのか、同期のスタッフがもう二人集まってきた。慈しむような眼差しに胸が詰まり、熱いものが込み上げそうになる。
皆が見守ってくれる中で私は意を決して口を開いた。
「あの、実は……」
「うん」
「どした」
「帰り道の途中でいつも知らない男の人が着いてきて困っています」
『えぇっ!?』
「でも……」
「でも?」
「その人はどうやら……」
内緒話の典型的なスタイル、数人で作った小さな輪の中からやがてドッと笑い声が上がった。
皆はお腹を抱えたり、涙を浮かべたり。私からすると急な反応に思えたが、きっとギリギリまで抑えていたんだろうとなんとなくわかる。
というのも……
「もぉ~、トマリンびっくりさせないでよぉ! すんごい深刻な顔して言うんだもん!」
「そうそう、付きまとわれてるなんて言うからてっきりストーカーかと思ったら、キャバクラのスカウトマンって……!」
そう、こうなるのもなんとなく、わかっていた。だから言うのをためらっていたんじゃないか。何故言ってしまったんだ私は。
後悔の念が渦巻き始めると、自分一人が暗闇の奥へと引きずり込まれていくように感じた。
「繁華街だとどうしてもねぇ。特に派手な女子は声かけられやすいかも」
「これでも昔よりはマシになった方じゃない? 私の若い頃なんてもっと無法地帯だったわよ」
「わかる~! 嫌でもスルースキル身についちゃうよね」
皆の軽快な談笑が飛び交っているようだが、それはまるで地下から地上の声を聞いているみたいに遠い。どうやら私は一人、絶望の底に叩き落とされてしまったようだ。
こうなるともはや現実味なんてあったもんじゃない。
肉体の立ち位置が何処であろうと関係ない。私の意識は今、周囲から遮断された暗闇、それも潤いの一雫すらない乾き切った砂漠のような地にあるのだ。
そんな状態だったのだから、再び私の方へ向き直った皆がどんな表情をしていたのかもわからなかった。
「桂木さん、さすがに気にし過ぎだよぉ。あっちはただの営業なんだからさ。桂木さんも沢山声かけてる中の一人だって。まぁ、ああいうの本当はやっちゃ駄目だし、しつこいと困るのはわかるけどね」
「っていうか、桂木さんがウブな反応するのが面白くてからかってるんじゃない? 多分暇つぶしみたいなもんだよね。いい、桂木さん。話しかけられてもまともに返事しちゃ駄目。テキトーに受け流す! わかった?」
明るい声だ。元気付けてくれているのは伝わる。
そうだ、とりあえず笑っておかねば。わかりました、大丈夫です。ひとまずそう答えておかねばと思い顔を上げたときだった。
「ふっ。なぁに、それ」
皮肉っぽい声が聞こえると同時にその人の姿も視界に入った。一瞬にして緊張が全身を駆け抜ける。
ちょうどるみさんの真後ろに立っている山崎さんは、はぁ~あと、聞こえよがしに間伸びしたため息をつく。そして再びクスクスと笑い出す。
るみさんは後ろを振り向かないまま、苦々しい顔をして舌を出した。
「仕事をほっぽり出して何をお喋りしてるのかと思ったらそんなこと。ああ、言っとくけど別に盗み聞きするつもりじゃなかったのよ。でも聞こえてしまったからには黙ってる訳にもいかないじゃない。一応、心配だし」
心配。そう言った割には蔑んだような目をしていて怖い。
山崎さんは私に向かって指をさす。ツン、と顎を上向きにして言い放つ。
「あのね、桂木さん。そんな派手な髪に目立つ格好していたら無理もないでしょう。それはあなたの意思で選んでることじゃないの。なのに男に目をつけられたらオーバーに怯えるだなんて、それじゃあまるで中高生じゃない。被害者気取りなんていつまでも通用しないわよ。あなたもいい大人なんだから」
「はい……」
「ここにいるみんなだって、スカウトだのセールスだのに絡まれた経験くらいあるでしょ。こんな人口の多い街で働いていながら慣れない方がおかしいわ」
「…………」
もはや声を絞り出すことさえ困難になった私から山崎さんはふい、と視線を逸らす。そのままの姿勢で含み笑いを交えながら続ける。
「もしかして自分だけ特別とでも思ってる? 可愛いから声かけられるんだって? やめようよ自意識過剰は。今時ウケないよ~、そういうぶりっ子キャラ……」
「山崎さん、それくらいにして下さい」
「そうですよぉ! だってトマリンが……」
声を上げてくれたのは、あすか先輩とるみさんだった。遮るような口調だったけれど彼女たちは山崎さんの方を見ている訳ではない。
心配そうな視線は真っ直ぐこちらへ向いていた。
「トマリン、だいじょう……」
もう一度呼ばれたそのとき、すっかり熱を持った私の目からボタボタッと二粒ほど零れ落ちた。床に落ちて無惨に弾けたそれを、私はただ眺めていることしか出来ない。
自分の価値観、感受性、それらを理解されない経験は今までにもあったけど、まさかここまでとは。恥ずかしくて顔を上げられなかった。
「なっ……! ちょっと何も泣かなくたっていいでしょ!?」
「山崎さん、さすがに言い過ぎですよ」
「るみもそう思います」
「何よ、私が悪いって言うの!? あなたたちだって少し前まで大袈裟だって言って笑ってたじゃない!」
「それはそうですけど……」
「私たちは桂木さんを元気付けようとしたのであって、馬鹿にした訳ではありませんよ」
「はぁぁ!? 何それ! 私だって善意でアドバイスしてあげたのに!」
山崎さんは甲高い声でまくし立てる。
るみさんとあすか先輩以外のスタッフは、何か用事を思い出したようなことを呟きながら、そそくさとその場を後にした。
私が恐る恐る顔を上げたとき、ちょうど山崎さんがはぁ! という投げやりなため息を置いてこちらに背を向けた。
立ち去る途中で鋭い視線がこちらを一瞥した。
「いいわね、甘ちゃんは。みんなに味方してもらえて。そうやってずっと都合の悪い相手を悪者扱いしてればいいんじゃない。将来的には誰にも相手にされなくなるでしょうけど、自分の弱さから逃げ続けてきたあなたの責任よね。私はもう知らないから」
早足のヒールの音が遠のいていく中で、るみさんとあすか先輩は共にしかめっ面で首を横に振った。
私ときたら泣きっ面のままなクセに、この二人見事にシンクロしているな、なんてやけに冷静に思ってしまったのだ。
その後、るみさんとあすか先輩はしばらく私の様子を交代で見にきてくれた。スカウトマンのことも山崎さんの言葉も気にしなくていいと何度も言ってくれた。
ありがたい気持ちはもちろんあるけれど、私はそれ以上に自分が情けなかった。
だってこんなの自立とは程遠いじゃないか。
「よし! 商品整理と品出しは終わったわ。じゃあ悪いけど閉店作業よろしくね、桂木さん」
「承知しました。お疲れ様です」
閉店間際まで残っていた同期のスタッフを私はレジカウンターから見送った。彼女は契約社員だけど主婦でもある。明日はお子さんが所属しているサッカーチームの試合があるとのことで、今夜はいつもより少し早めに帰ることになった。
とは言っても、時刻はもうすぐ二十一時。これで家庭と両立しているなんて私からしたら凄すぎる。
最近、私は遅番に入ることが多くなった。そしてその時間帯の帰り道は高確率であのスカウトマンに遭遇する。
だけど周りを見る度に自分の本心を押し戻してしまう。私よりもっと忙しい人もいるのだと思うと……
――トマリさん!
名を呼ばれて私は顔を上げた。
気がつくと彼が立っている店頭にもうお客様の姿はなく閉店の音楽も止まっている。通路を歩いていったのは警備員の男性くらいだ。慌ててレジカウンターから飛び出した。
「すみません、気付かなくて。今シャッターを閉めます!」
「ああ、それは僕がやるから大丈夫だよ。トマリさん一人なんでしょ」
「ありがとうございます、千秋マネージャー」
「気にしないで。それともう閉店してるからいつもの呼び方でいいよ」
いつもの? 私は首を傾げた。
よくわからないけれどまぁいい。早く閉店作業を終わらせなくてはこの人にも迷惑がかかってしまう。まずはレジ閉めから取りかかることにした。
しかしレジ周りが片付くほどに、私の気分はだんだん重くなっていった。
もうあの道を通りたくない。あの駅を使いたくない。
でも他のルートを選ぶと交通費がかかり過ぎる。本来の金額ではない交通費を会社に申請するには、やはり納得してもらえるだけの理由が必要だろう。
やはり慣れるしかないのだ。気にならないようになるまで、なんとか持ち堪えるしか。
「トマリさん、コピー用紙って何処だっけ? 紙がもうないみたいで」
「あっ、はい。私がやります」
「ううん、大丈夫。むしろトマリさんは少しゆっくりしててほしい。なんか顔色良くないから」
「すみません……」
「もう、だから責めてるんじゃないんだって。心配なんだ。もし何か困っていることがあるなら言って。僕に出来ることだったら協力するからさ」
優しく微笑みかけられたとき、どうやら気が緩んでしまったようだ。
今ならちゃんと笑わずに聞いてもらえるかも知れない。受け止めてもらえるかも知れない。性懲りもなくそんな期待をしてしまったのだ。
「千秋さん、あの……お願いがありまして」
「うん、どうしたの?」
「今夜だけ一緒にいてくれませんか」
言い終えた後、静かに長く息を吐いた。
良かった、とりあえず伝えられた。上司に本当の気持ちを。スタッフたちより更に気を遣う相手に対して素直になれたのだ。よくやった私。
そんなふうに安堵していたとき、すぐ隣からバサバサッと大きな音が鳴り響いた。
見ると床に大量のコピー用紙が散らばっている。そして千秋さんは固まったまま。
「あ……ああ、ごめん。落っことしちゃった。ははは」
素早くかき集め立ち上がったばかりの彼だったが、コピー用紙の束は再び彼の手をすり抜け、ズサーッと更に遠くまで滑っていった。
「あの、大丈夫ですか」
「うん……」
「…………」
「…………え?」
千秋さんが何故かこのタイミングで短く聞き返してくる。
待て、何かがおかしいと私はやっと気が付いた。先程の自分の発言を思い返す。
―― 今夜だけ一緒にいてくれませんか――
「あっ」
もしや。もしや“変な意味”に伝わったのではないか? そう、あの実に抽象的な表現、“変な意味”である。
この言葉の用途は私も多少は理解しているつもりだ。いわゆる恋愛感情だとかセクシャルな意味に捉えられそうなとき、相手と自分をフォローする目的で使うことが多いと。
使用例としては「今のは変な意味じゃないから気にしないで」などである。そういえばこの人も似たようなことを言っていたな。
もちろん私はこの人をそんな目では見てないはずだ。しかし。
「トマリ……さん?」
細く震えている彼の声。高鳴りが、伝わってくるようだ。隣から注がれる視線の温度が変化し始めているように思える。
何か言わなきゃ、意味深にならないように。
気を付けたつもりだったのだけど、緊張のあまり私はぎこちない上目遣いで彼を見てしまった。
「…………っ!?」
「…………っ!」
地鳴りのような音を立てて空気が振動するのを肌で感じた。気まずいなんて次元はとっくに通り越していた。
彼の顔はみるみる火照り、滝のような汗が流れてくる。そして何故か私も。息が苦しくて目が回る。
それはまるで、声にならない叫びを共に発しているかのような時間だった。
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