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174 ちょっと休憩…

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漢字に目覚めてしまったみんなに押されていると、
バートさんがうさちゃんのお姉ちゃんと、豹さんのお兄ちゃんと一緒にお茶を持ってきてくれました。

『さあさ、一度一息入れましょう。サーヤにはもうひと頑張りしてもらわないといけないですしね。その間にジーニ様には青葉を見てもらいましょう』
そうだね~ちょっとちゅかりぇちゃ~…

「うにゅ?」
もうひとがんばり?

『おや。お忘れですか?こちらの二人の他に、まだ動物たちも待ってますよ?』にこ
「ふぁ!?」
そ、そういえば…
『思い出されましたか?』
「あ、あい。しょうでちた」
ま、またたくさん…
『それは良かった』にっこり。
「あ、あい」
何故でしょう…バートさんのにっこりには副音声がついてる気がします。
『何か?』
ぶんぶん。首を振っておきます。
〖サーヤ、分かるわ〗
『そうねぇ』
『そうだな』
『そうですね』
ジーニ様、結葉様、アルコン様に撫でられ、ギン様にはしっぽでもふってしてもらいました。みんな仲間…

『皆様、お茶ですよ』にっこり
『『『『は、はい』』』』
みんなと一緒にこくこくしているサーヤでした。

椅子に座らせてもらって、お茶の時間です。今度ははちみつレモン水のシャーベットでした。
かき氷に近いかな?こういうのはきっとおいちゃんです。

「おいち~おいちゃん?」
食べながらバートさんに聞くと
『そうですよ。やはり分かりますか?』
「あい」
やっぱりおいちゃん。

『先ほど、『サーヤの喉がそろそろ熱いだろうから、何かひんやりしたものがいいな』と仰いまして、ぶつぶつと何か呟いたと思いましたら、たちまちはちみつレモン水を凍らせまして風魔法でそれはもう、器用に削られて…『やっぱりかき氷機作るしかねぇな~』と一言…』ふぅ…
遠い目をして話すバートさん。
「おいちゃん、しゅごいにょ」
深く考えちゃダメなんだよ。
『はい。本当に』
「しゃいごに、しりょっぷ、かけちゃ?」
味濃いとこあるもんね。おいち。
『そこまでお分かりですか。サーヤも凄いですね』
「えへへ~」
それほどでも~♪
「ばーとしゃんちゃちみょ、たべちゃ?」
どうだった?
『はい。一足先に頂きましたよ』
『『美味しかったです』』
「よかっちゃ」
おいしいよね~。
『さあ、溶けないうちにどうぞ』
「あ~い  おいちいね~」
ふと、みんなの方見ると、やっぱり固まってました。
「ちょ、ちょけちゃうにょ?」
おそるおそる声をかけると、みんな一気に…ん?一気?
「あっじゃめ~ぇぇぇ」

キーンッ

『うおっ』
『いたたた』
みんな頭抱えちゃいました

「お、おしょかっちゃ」
冷たいものそんな急いで食べたら……
『ふっ』
え?
「ば、ばーとしゃん?」
今…
うさちゃんのお姉ちゃんと、豹さんのお兄ちゃんを見るとばっと目をそらされました。
「ふぇっ?」
『サーヤ?何か?』にぃっこり
「う、ううう」
首をぶんぶん振ります。
『そうですか』
こくこく今度は縦に振ります。わ、わざとだ…絶対…

『ふふふふ…』

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