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ある日の体育の日日記③ 番外編
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ぱんぱんぱんっ
またまた煙の花火です。
『これより、聖域運動会を始めます』
『進行・実況はわたくし風の精霊、らんちゃんこと晴嵐と』
『雷の精霊、なるちゃんこと鳴雷がお送りします』
わああああ~
「ふお~」
なんだかいっぱいいる~
『すごいね~』
ぴゅいきゅい『『おおもりあがり~』』
『『じぃじたちもいるよ』』
『『『あおばちゃんたちも』』』
『イヒカさまと』
『かのこちゃん』
『おにいちゃんもいるよ』
みゃあ『なんか、おいちゃんとおやかたたち、なんかもってるにゃ?』
『大っきな赤と白の玉なのだ?』
なんだろね?
『おう!みんな頑張れよ!俺が参加しちまうと、そのチームが勝っちまうからって、おれはこの競技には出られないんだ。がんばれよ!』
た、たしかに
『そのかわり、俺たちが一応サポートにつくからな!』
『がんばろうな!』
『玉に潰されるなよ!』
親方たちなら安心だね
「あい!」びしっ!
『それでは第一種目、大玉転がしです!』
『赤組は右側に、白組は左側に移動してください』
「ふおお?」
『ほらほら、サーヤたち行きましょう。白組のみんなもがんばりましょうね』
『『『は~い』』』
ピカーっ
〖ああっ始まっちゃってるよ!ほら、バートはやくはやく!〗
『分かってます。だいたい主神様がもっとはやく仕事をしてくれたらいいんですよ』
〖ひどいっ〗
「あ~!いりゅしゃま~!ばーとしゃ~ん!」
ぶんぶんぶんっ
〖サーヤ~〗
ぶんぶんぶんっ
『サーヤ、がんばって下さいね』
ふりふり
「あいっ」
何するか分からないけど、がんばるよ!
『それでは!これから、赤組は大玉をフゥとクゥの所まで』
『白組は山桜桃と春陽の所まで転がして運んでください』
『では、位置について~』
『用意、ドン!』
「ふあ?」
『ほら、みんなも玉を押して転がすのよ。方向に気をつけてね』
「あ、あい!がんばりゅ!」
『みんな、いくよ~』
『『『『『おーっ』』』』』
『ほら、白組のみんなも玉を押して転がすんだぞ』
『『『『『おーっ』』』』』
『さあ!動き出しました!』
『みんながんばれーっ』
実況もがんばります。らんちゃんの風魔法でちょちょいのちょいです。
「よいちょっよいちょっ」
『あっ、ちょっと速くなったよ~』
『あらあらまあまあ、勢いがついたのね。このまま行くわよ』
「あいっよいちょっよいちょっ」
玉さんあと少し~
〖きゃ~かわいい~♪みんながんばって~〗
『うふふ。みんな一生懸命でかわいいわね~』
〖あら?でもサーヤが⋯〗
〖え?〗
「ふおお?」
ありゃりゃ?玉さんはやい~?よたた
『あっ、サーヤちゃんっ』
べしょっ
『ああっサーヤちゃんが転んじゃいました!』
『大丈夫でしょうか?』
〖ああっサーヤ~〗
『主神、大丈夫そうですよ』
『サーヤちゃん大丈夫だか?』
『サーヤ~立てる~?ぼくに乗って~。ぼくの上から押したらいいよ』
きゅい『いっしょにゴールしよ』
「あいっ」
よいしょっ
『あらあらまあまあ、えらいわサーヤ。みんなもありがとうね』
『がんばろー!』
『『『『『おーっ』』』』』
「おーっ」
『サーヤちゃん大丈夫なようです』
『ハクに乗って再開です。友情ですね!』
〖サーヤ~えらいよ~〗だばーっ
『主神、今から泣きすぎです』
「よいちょっよいちょっ」
『あと少しだよ~』
『さあ、一足先に白組がゴール!』
『『『『やった~』』』』
『そして、今、赤組もゴールです!』
『『『『わ~』』』』
「やっちゃ~」
『みんな、頑張ったな』
『サーヤ、偉かったわね』
「あい!」
〖はい。救護班入りますよ〗
「ふお?えりゅしゃま、はくい?」
〖救護班ならこれな!と、師匠に頂きまして〗
なるほど~
〖ふむ、ちょっと擦りむいてますね。⋯はい。どうですか?痛くないですか?〗
「あい!あいがちょ」
〖いいえ。よく頑張りましたね〗
なでなで
「えへ~♪」
まだまだがんばるよ!
『さあ、競技はまだ続きます』
『続きましては、ドワーフ親方三人衆と、ゲンさんによる』
『『竹馬徒競走!』』
『なんと、ゲンさんはハンデとして片足のみだそうです!』
「ほえ~?」
片足けんけん?
『あらあらまあまあ、思い切ったわね~』
きゅるる『サーヤ、はい』
すぽっ
「う?」
頭なんかついた?おしりに丸いしっぽも?
『もえとゆすらちゃんとおそろいぴょん♪』
『みんなはツトムと一緒ぴょん♪』
「ほえ?」
『あらあらまあまあ、サーヤはピンクのうさ耳としっぽで、みんなは白のうさ耳ね』
きゅるるん『『『『はい、これもだよ~』』』』
『め~ラムのぽんぽんだめ~』
「ほえ?」
何するのかな?
『あっちのみみは、ちーと、じょーだめ~』
『これもって、おうえんするぴょん♪』
『こうだぴょん♪』
そう言って
『フレーフレーっ』
って言いながらぽんぽん振ってます。おしり突き出して右左ぴょんぴょんするのもポイントなんだって。みんなでまずは練習してると
〖あ~ん♪かわいい~♪〗
〖どうしよう~サーヤが可愛すぎるよ~隠した方がいいかな?〗
〖お母様、お父様⋯〗
『シア様、放っておきましょう』
『『ぐふっ』』
『にゅふっ』
『ちょっとぉ、アイナちゃんも、リノちゃんも、ニャーニャもぉ、ほんばんまだなのよぉ』
客席は大変なことに⋯
そして、スタート地点では
『やい、ゲン!取り消すなら今の内だぞ』
『俺たちだって練習したんだからな!』
白組の親方兄弟が吠えると、
『大丈夫。年季と後、足の長さのハンデだな』
『確かに足の長さは認めるが、味方だけど腹立つな』
おいちゃんと、大工のおっちゃんは赤組です。
「おいちゃん、がんばりぇ~」
『がんばれ~』
フレーフレーっ
『あんたーっ負けんじゃないよーっ』
『負けたらただじゃおかないよ!』
『一週間酒なしだよ!』
おおう?なんて厳しい!
『さあ、それでは』
『位置について~用意、ドン!』
わああああっ
『うりゃあああっ』
おいちゃんがスタートと同時にロッケットスタートです。親方たちは最初こそ、いち、に、いち、に、的な感じだったけど、今は
『うおお』
『負けるかっ』
『何くそっ』
と、シャカシャカ走ってます。
「がんばりぇ~」
フレーフレーっふりふりっ
『おう!まかせろ!』
あれ?お返事きた?
『すごいもんじゃの』
『あんな不安定なもんでのぉ』
『ゲンに至っては』
『ばけもんじゃのぉ』
『ええ?何で亀じぃたちが』
『実況席に?』
『ふむ。なぜか結葉様に行くように言われての』
『ワシらもよくわからんのぉ』
『『ほっほっ』』
『『そ、そう』』
『ほれほれ、それよりも』
『ゲンがゴールだぞ』
『『あっ!』』
『ゲ、ゲンさん一位でゴール!』
『親方たち、さすが仲良し!同着!』
『ジーニ様による映像判定です』
〖任せなさい〗
『こ、これは』
『髭のリボン差です!サーヤちゃんのお髭への愛の差でしょうか?』
「う?」
『二位は親方!以下同着です!』
『『以下言うな!』』
「ふお~?」
おいちゃん
「しゅご~」
『あらあらまあまあ、さすが自称竹馬王ね』
「う?」
竹馬王?まあ、何はともあれ
「おいちゃん、やっちゃあ♪」
『ありがとな!』
「あいっ」パンっ
ハイタッチでお祝いです。次は何かな?
『さあ、次はちびっこ達による玉入れ大会』
『こちら、おかみさんたちが今日のために、玉もカゴも作ってくださいました』
「あいがちょ~」
『『『どういたしまして』』』
『さあ、補佐につくのは赤組、フゥ、山桜桃』
『白組にはクゥ、春陽がつきます』
『では、用意、どん!』
わああああ
〖サーヤ~がんばれ~〗
〖あ~ん♪かわいい~〗
『ジーニ様、相変わらずですね』
『サーヤ、あのカゴに入れるのよ』
「あいっ」
きゅい『ぼくにおまかせっ!えいっえいっ』
スイがカゴのそばで飛んで、味方から飛んでくる玉をどんどん、カゴに入れてます。白組見てたら、モモも真似してます。
子グモちゃんたちは
きゅるるん『はい』『はい』『はい』『はい』
と、棒につかまってバケツリレーみたいにして、入れてます。
サーヤはと言うと
「うにゅ~」
『とどかないだ~』
サーヤは力がなくて、つくしちゃんは手が短くてカゴに届きません。ハクは
『ぼく、人になれたんだった~』
って、ひょいひょいって入れてます。
おばあちゃんは
『ほっほっほっほっ』
余裕です。
『仕方ないわね』
『そうですね』
『サーヤ、つくしちゃん、玉を持てるだけ持って』
『あそこまで飛びますから、カゴに入れてください』
「ほえ?」
フゥ?
『ええ?』
山桜桃ちゃん?
『ほら、いくわよ』
「ほえ?あ、あい」
急いで玉集めて
『行きますよ』
『ええ?』
『『せーのっえいっ』』
「うきゃああっ」
とんでるぅ~
『うわあああっ』
飛んでるだ~
『ほら、サーヤ、ぽぽちゃん』
『今ですよ』
「あ、あいっ」
『はいなんだなっ』
『「えいっ!」』
ぼこぼこぼこっ
「『やっちゃ(た)~♪』」
きゅい『やった~♪』
スイも近くでパチパチパチってしてくれました。
『さ、降りるわよ』
『はい。降ります』
「『ほえ?』」
「『うきゃーっ!』」
きゅい『またね~』
お腹がひゅいーんってするぅ
そんなこんなで
ぱんぱんぱんっ
『赤組の勝ちっ』
「つくしちゃん」
『さーやちゃん』
「『いきてりゅ(るだ)』」がしっ
遊園地の乗り物みたいでした。
〖あ~ん♪もふもふと抱き合うサーヤかわいい~♪〗
〖お母様、いつものことでは⋯〗
〖うんうん。がんばったね〗だばー
『主神、大袈裟です』
そして、美味しい美味しいお弁当タイムは
「はんばーぐしゃんど~♪おにぎり~♪」
『おいしいね~』
「にぇ~♪」
ぴゅいきゅい『『からあげ~♪』』
『『フルーツサンド~♪』』
『『『ポテトのベーコンまき
~♪』』』
みゃあ『おいしいにゃ』
『これ、チーズケーキなのだ』
きゅるるん『『『『『『『おいし~』』』』』』』
『オイラたちまで』
『ありがとなんだな』
『おいしいだ』
『あらあらまあまあ、みんなでお弁当美味しいわね』
「あい♪」
最高です!
『良かったな、凛さん』
『ほんとね』
〖サーヤ、あ~ん〗
「あ~ん♪」
〖お団子おいしいかい?〗
「あい♪いりゅしゃまみょ、あ~ん」
〖ん~幸せ~♪〗
『主神、顔が壊れてますよ』
そんなこんなで午前の部は終了。
午後の部は⋯少々お待ちください。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
ほんとにすみません(;^-^)次で必ず
またまた煙の花火です。
『これより、聖域運動会を始めます』
『進行・実況はわたくし風の精霊、らんちゃんこと晴嵐と』
『雷の精霊、なるちゃんこと鳴雷がお送りします』
わああああ~
「ふお~」
なんだかいっぱいいる~
『すごいね~』
ぴゅいきゅい『『おおもりあがり~』』
『『じぃじたちもいるよ』』
『『『あおばちゃんたちも』』』
『イヒカさまと』
『かのこちゃん』
『おにいちゃんもいるよ』
みゃあ『なんか、おいちゃんとおやかたたち、なんかもってるにゃ?』
『大っきな赤と白の玉なのだ?』
なんだろね?
『おう!みんな頑張れよ!俺が参加しちまうと、そのチームが勝っちまうからって、おれはこの競技には出られないんだ。がんばれよ!』
た、たしかに
『そのかわり、俺たちが一応サポートにつくからな!』
『がんばろうな!』
『玉に潰されるなよ!』
親方たちなら安心だね
「あい!」びしっ!
『それでは第一種目、大玉転がしです!』
『赤組は右側に、白組は左側に移動してください』
「ふおお?」
『ほらほら、サーヤたち行きましょう。白組のみんなもがんばりましょうね』
『『『は~い』』』
ピカーっ
〖ああっ始まっちゃってるよ!ほら、バートはやくはやく!〗
『分かってます。だいたい主神様がもっとはやく仕事をしてくれたらいいんですよ』
〖ひどいっ〗
「あ~!いりゅしゃま~!ばーとしゃ~ん!」
ぶんぶんぶんっ
〖サーヤ~〗
ぶんぶんぶんっ
『サーヤ、がんばって下さいね』
ふりふり
「あいっ」
何するか分からないけど、がんばるよ!
『それでは!これから、赤組は大玉をフゥとクゥの所まで』
『白組は山桜桃と春陽の所まで転がして運んでください』
『では、位置について~』
『用意、ドン!』
「ふあ?」
『ほら、みんなも玉を押して転がすのよ。方向に気をつけてね』
「あ、あい!がんばりゅ!」
『みんな、いくよ~』
『『『『『おーっ』』』』』
『ほら、白組のみんなも玉を押して転がすんだぞ』
『『『『『おーっ』』』』』
『さあ!動き出しました!』
『みんながんばれーっ』
実況もがんばります。らんちゃんの風魔法でちょちょいのちょいです。
「よいちょっよいちょっ」
『あっ、ちょっと速くなったよ~』
『あらあらまあまあ、勢いがついたのね。このまま行くわよ』
「あいっよいちょっよいちょっ」
玉さんあと少し~
〖きゃ~かわいい~♪みんながんばって~〗
『うふふ。みんな一生懸命でかわいいわね~』
〖あら?でもサーヤが⋯〗
〖え?〗
「ふおお?」
ありゃりゃ?玉さんはやい~?よたた
『あっ、サーヤちゃんっ』
べしょっ
『ああっサーヤちゃんが転んじゃいました!』
『大丈夫でしょうか?』
〖ああっサーヤ~〗
『主神、大丈夫そうですよ』
『サーヤちゃん大丈夫だか?』
『サーヤ~立てる~?ぼくに乗って~。ぼくの上から押したらいいよ』
きゅい『いっしょにゴールしよ』
「あいっ」
よいしょっ
『あらあらまあまあ、えらいわサーヤ。みんなもありがとうね』
『がんばろー!』
『『『『『おーっ』』』』』
「おーっ」
『サーヤちゃん大丈夫なようです』
『ハクに乗って再開です。友情ですね!』
〖サーヤ~えらいよ~〗だばーっ
『主神、今から泣きすぎです』
「よいちょっよいちょっ」
『あと少しだよ~』
『さあ、一足先に白組がゴール!』
『『『『やった~』』』』
『そして、今、赤組もゴールです!』
『『『『わ~』』』』
「やっちゃ~」
『みんな、頑張ったな』
『サーヤ、偉かったわね』
「あい!」
〖はい。救護班入りますよ〗
「ふお?えりゅしゃま、はくい?」
〖救護班ならこれな!と、師匠に頂きまして〗
なるほど~
〖ふむ、ちょっと擦りむいてますね。⋯はい。どうですか?痛くないですか?〗
「あい!あいがちょ」
〖いいえ。よく頑張りましたね〗
なでなで
「えへ~♪」
まだまだがんばるよ!
『さあ、競技はまだ続きます』
『続きましては、ドワーフ親方三人衆と、ゲンさんによる』
『『竹馬徒競走!』』
『なんと、ゲンさんはハンデとして片足のみだそうです!』
「ほえ~?」
片足けんけん?
『あらあらまあまあ、思い切ったわね~』
きゅるる『サーヤ、はい』
すぽっ
「う?」
頭なんかついた?おしりに丸いしっぽも?
『もえとゆすらちゃんとおそろいぴょん♪』
『みんなはツトムと一緒ぴょん♪』
「ほえ?」
『あらあらまあまあ、サーヤはピンクのうさ耳としっぽで、みんなは白のうさ耳ね』
きゅるるん『『『『はい、これもだよ~』』』』
『め~ラムのぽんぽんだめ~』
「ほえ?」
何するのかな?
『あっちのみみは、ちーと、じょーだめ~』
『これもって、おうえんするぴょん♪』
『こうだぴょん♪』
そう言って
『フレーフレーっ』
って言いながらぽんぽん振ってます。おしり突き出して右左ぴょんぴょんするのもポイントなんだって。みんなでまずは練習してると
〖あ~ん♪かわいい~♪〗
〖どうしよう~サーヤが可愛すぎるよ~隠した方がいいかな?〗
〖お母様、お父様⋯〗
『シア様、放っておきましょう』
『『ぐふっ』』
『にゅふっ』
『ちょっとぉ、アイナちゃんも、リノちゃんも、ニャーニャもぉ、ほんばんまだなのよぉ』
客席は大変なことに⋯
そして、スタート地点では
『やい、ゲン!取り消すなら今の内だぞ』
『俺たちだって練習したんだからな!』
白組の親方兄弟が吠えると、
『大丈夫。年季と後、足の長さのハンデだな』
『確かに足の長さは認めるが、味方だけど腹立つな』
おいちゃんと、大工のおっちゃんは赤組です。
「おいちゃん、がんばりぇ~」
『がんばれ~』
フレーフレーっ
『あんたーっ負けんじゃないよーっ』
『負けたらただじゃおかないよ!』
『一週間酒なしだよ!』
おおう?なんて厳しい!
『さあ、それでは』
『位置について~用意、ドン!』
わああああっ
『うりゃあああっ』
おいちゃんがスタートと同時にロッケットスタートです。親方たちは最初こそ、いち、に、いち、に、的な感じだったけど、今は
『うおお』
『負けるかっ』
『何くそっ』
と、シャカシャカ走ってます。
「がんばりぇ~」
フレーフレーっふりふりっ
『おう!まかせろ!』
あれ?お返事きた?
『すごいもんじゃの』
『あんな不安定なもんでのぉ』
『ゲンに至っては』
『ばけもんじゃのぉ』
『ええ?何で亀じぃたちが』
『実況席に?』
『ふむ。なぜか結葉様に行くように言われての』
『ワシらもよくわからんのぉ』
『『ほっほっ』』
『『そ、そう』』
『ほれほれ、それよりも』
『ゲンがゴールだぞ』
『『あっ!』』
『ゲ、ゲンさん一位でゴール!』
『親方たち、さすが仲良し!同着!』
『ジーニ様による映像判定です』
〖任せなさい〗
『こ、これは』
『髭のリボン差です!サーヤちゃんのお髭への愛の差でしょうか?』
「う?」
『二位は親方!以下同着です!』
『『以下言うな!』』
「ふお~?」
おいちゃん
「しゅご~」
『あらあらまあまあ、さすが自称竹馬王ね』
「う?」
竹馬王?まあ、何はともあれ
「おいちゃん、やっちゃあ♪」
『ありがとな!』
「あいっ」パンっ
ハイタッチでお祝いです。次は何かな?
『さあ、次はちびっこ達による玉入れ大会』
『こちら、おかみさんたちが今日のために、玉もカゴも作ってくださいました』
「あいがちょ~」
『『『どういたしまして』』』
『さあ、補佐につくのは赤組、フゥ、山桜桃』
『白組にはクゥ、春陽がつきます』
『では、用意、どん!』
わああああ
〖サーヤ~がんばれ~〗
〖あ~ん♪かわいい~〗
『ジーニ様、相変わらずですね』
『サーヤ、あのカゴに入れるのよ』
「あいっ」
きゅい『ぼくにおまかせっ!えいっえいっ』
スイがカゴのそばで飛んで、味方から飛んでくる玉をどんどん、カゴに入れてます。白組見てたら、モモも真似してます。
子グモちゃんたちは
きゅるるん『はい』『はい』『はい』『はい』
と、棒につかまってバケツリレーみたいにして、入れてます。
サーヤはと言うと
「うにゅ~」
『とどかないだ~』
サーヤは力がなくて、つくしちゃんは手が短くてカゴに届きません。ハクは
『ぼく、人になれたんだった~』
って、ひょいひょいって入れてます。
おばあちゃんは
『ほっほっほっほっ』
余裕です。
『仕方ないわね』
『そうですね』
『サーヤ、つくしちゃん、玉を持てるだけ持って』
『あそこまで飛びますから、カゴに入れてください』
「ほえ?」
フゥ?
『ええ?』
山桜桃ちゃん?
『ほら、いくわよ』
「ほえ?あ、あい」
急いで玉集めて
『行きますよ』
『ええ?』
『『せーのっえいっ』』
「うきゃああっ」
とんでるぅ~
『うわあああっ』
飛んでるだ~
『ほら、サーヤ、ぽぽちゃん』
『今ですよ』
「あ、あいっ」
『はいなんだなっ』
『「えいっ!」』
ぼこぼこぼこっ
「『やっちゃ(た)~♪』」
きゅい『やった~♪』
スイも近くでパチパチパチってしてくれました。
『さ、降りるわよ』
『はい。降ります』
「『ほえ?』」
「『うきゃーっ!』」
きゅい『またね~』
お腹がひゅいーんってするぅ
そんなこんなで
ぱんぱんぱんっ
『赤組の勝ちっ』
「つくしちゃん」
『さーやちゃん』
「『いきてりゅ(るだ)』」がしっ
遊園地の乗り物みたいでした。
〖あ~ん♪もふもふと抱き合うサーヤかわいい~♪〗
〖お母様、いつものことでは⋯〗
〖うんうん。がんばったね〗だばー
『主神、大袈裟です』
そして、美味しい美味しいお弁当タイムは
「はんばーぐしゃんど~♪おにぎり~♪」
『おいしいね~』
「にぇ~♪」
ぴゅいきゅい『『からあげ~♪』』
『『フルーツサンド~♪』』
『『『ポテトのベーコンまき
~♪』』』
みゃあ『おいしいにゃ』
『これ、チーズケーキなのだ』
きゅるるん『『『『『『『おいし~』』』』』』』
『オイラたちまで』
『ありがとなんだな』
『おいしいだ』
『あらあらまあまあ、みんなでお弁当美味しいわね』
「あい♪」
最高です!
『良かったな、凛さん』
『ほんとね』
〖サーヤ、あ~ん〗
「あ~ん♪」
〖お団子おいしいかい?〗
「あい♪いりゅしゃまみょ、あ~ん」
〖ん~幸せ~♪〗
『主神、顔が壊れてますよ』
そんなこんなで午前の部は終了。
午後の部は⋯少々お待ちください。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
ほんとにすみません(;^-^)次で必ず
応援ありがとうございます!
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