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ある日の体育の日日記③ 番外編
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ぱんぱんぱんっ
またまた煙の花火です。
『これより、聖域運動会を始めます』
『進行・実況はわたくし風の精霊、らんちゃんこと晴嵐と』
『雷の精霊、なるちゃんこと鳴雷がお送りします』
わああああ~
「ふお~」
なんだかいっぱいいる~
『すごいね~』
ぴゅいきゅい『『おおもりあがり~』』
『『じぃじたちもいるよ』』
『『『あおばちゃんたちも』』』
『イヒカさまと』
『かのこちゃん』
『おにいちゃんもいるよ』
みゃあ『なんか、おいちゃんとおやかたたち、なんかもってるにゃ?』
『大っきな赤と白の玉なのだ?』
なんだろね?
『おう!みんな頑張れよ!俺が参加しちまうと、そのチームが勝っちまうからって、おれはこの競技には出られないんだ。がんばれよ!』
た、たしかに
『そのかわり、俺たちが一応サポートにつくからな!』
『がんばろうな!』
『玉に潰されるなよ!』
親方たちなら安心だね
「あい!」びしっ!
『それでは第一種目、大玉転がしです!』
『赤組は右側に、白組は左側に移動してください』
「ふおお?」
『ほらほら、サーヤたち行きましょう。白組のみんなもがんばりましょうね』
『『『は~い』』』
ピカーっ
〖ああっ始まっちゃってるよ!ほら、バートはやくはやく!〗
『分かってます。だいたい主神様がもっとはやく仕事をしてくれたらいいんですよ』
〖ひどいっ〗
「あ~!いりゅしゃま~!ばーとしゃ~ん!」
ぶんぶんぶんっ
〖サーヤ~〗
ぶんぶんぶんっ
『サーヤ、がんばって下さいね』
ふりふり
「あいっ」
何するか分からないけど、がんばるよ!
『それでは!これから、赤組は大玉をフゥとクゥの所まで』
『白組は山桜桃と春陽の所まで転がして運んでください』
『では、位置について~』
『用意、ドン!』
「ふあ?」
『ほら、みんなも玉を押して転がすのよ。方向に気をつけてね』
「あ、あい!がんばりゅ!」
『みんな、いくよ~』
『『『『『おーっ』』』』』
『ほら、白組のみんなも玉を押して転がすんだぞ』
『『『『『おーっ』』』』』
『さあ!動き出しました!』
『みんながんばれーっ』
実況もがんばります。らんちゃんの風魔法でちょちょいのちょいです。
「よいちょっよいちょっ」
『あっ、ちょっと速くなったよ~』
『あらあらまあまあ、勢いがついたのね。このまま行くわよ』
「あいっよいちょっよいちょっ」
玉さんあと少し~
〖きゃ~かわいい~♪みんながんばって~〗
『うふふ。みんな一生懸命でかわいいわね~』
〖あら?でもサーヤが⋯〗
〖え?〗
「ふおお?」
ありゃりゃ?玉さんはやい~?よたた
『あっ、サーヤちゃんっ』
べしょっ
『ああっサーヤちゃんが転んじゃいました!』
『大丈夫でしょうか?』
〖ああっサーヤ~〗
『主神、大丈夫そうですよ』
『サーヤちゃん大丈夫だか?』
『サーヤ~立てる~?ぼくに乗って~。ぼくの上から押したらいいよ』
きゅい『いっしょにゴールしよ』
「あいっ」
よいしょっ
『あらあらまあまあ、えらいわサーヤ。みんなもありがとうね』
『がんばろー!』
『『『『『おーっ』』』』』
「おーっ」
『サーヤちゃん大丈夫なようです』
『ハクに乗って再開です。友情ですね!』
〖サーヤ~えらいよ~〗だばーっ
『主神、今から泣きすぎです』
「よいちょっよいちょっ」
『あと少しだよ~』
『さあ、一足先に白組がゴール!』
『『『『やった~』』』』
『そして、今、赤組もゴールです!』
『『『『わ~』』』』
「やっちゃ~」
『みんな、頑張ったな』
『サーヤ、偉かったわね』
「あい!」
〖はい。救護班入りますよ〗
「ふお?えりゅしゃま、はくい?」
〖救護班ならこれな!と、師匠に頂きまして〗
なるほど~
〖ふむ、ちょっと擦りむいてますね。⋯はい。どうですか?痛くないですか?〗
「あい!あいがちょ」
〖いいえ。よく頑張りましたね〗
なでなで
「えへ~♪」
まだまだがんばるよ!
『さあ、競技はまだ続きます』
『続きましては、ドワーフ親方三人衆と、ゲンさんによる』
『『竹馬徒競走!』』
『なんと、ゲンさんはハンデとして片足のみだそうです!』
「ほえ~?」
片足けんけん?
『あらあらまあまあ、思い切ったわね~』
きゅるる『サーヤ、はい』
すぽっ
「う?」
頭なんかついた?おしりに丸いしっぽも?
『もえとゆすらちゃんとおそろいぴょん♪』
『みんなはツトムと一緒ぴょん♪』
「ほえ?」
『あらあらまあまあ、サーヤはピンクのうさ耳としっぽで、みんなは白のうさ耳ね』
きゅるるん『『『『はい、これもだよ~』』』』
『め~ラムのぽんぽんだめ~』
「ほえ?」
何するのかな?
『あっちのみみは、ちーと、じょーだめ~』
『これもって、おうえんするぴょん♪』
『こうだぴょん♪』
そう言って
『フレーフレーっ』
って言いながらぽんぽん振ってます。おしり突き出して右左ぴょんぴょんするのもポイントなんだって。みんなでまずは練習してると
〖あ~ん♪かわいい~♪〗
〖どうしよう~サーヤが可愛すぎるよ~隠した方がいいかな?〗
〖お母様、お父様⋯〗
『シア様、放っておきましょう』
『『ぐふっ』』
『にゅふっ』
『ちょっとぉ、アイナちゃんも、リノちゃんも、ニャーニャもぉ、ほんばんまだなのよぉ』
客席は大変なことに⋯
そして、スタート地点では
『やい、ゲン!取り消すなら今の内だぞ』
『俺たちだって練習したんだからな!』
白組の親方兄弟が吠えると、
『大丈夫。年季と後、足の長さのハンデだな』
『確かに足の長さは認めるが、味方だけど腹立つな』
おいちゃんと、大工のおっちゃんは赤組です。
「おいちゃん、がんばりぇ~」
『がんばれ~』
フレーフレーっ
『あんたーっ負けんじゃないよーっ』
『負けたらただじゃおかないよ!』
『一週間酒なしだよ!』
おおう?なんて厳しい!
『さあ、それでは』
『位置について~用意、ドン!』
わああああっ
『うりゃあああっ』
おいちゃんがスタートと同時にロッケットスタートです。親方たちは最初こそ、いち、に、いち、に、的な感じだったけど、今は
『うおお』
『負けるかっ』
『何くそっ』
と、シャカシャカ走ってます。
「がんばりぇ~」
フレーフレーっふりふりっ
『おう!まかせろ!』
あれ?お返事きた?
『すごいもんじゃの』
『あんな不安定なもんでのぉ』
『ゲンに至っては』
『ばけもんじゃのぉ』
『ええ?何で亀じぃたちが』
『実況席に?』
『ふむ。なぜか結葉様に行くように言われての』
『ワシらもよくわからんのぉ』
『『ほっほっ』』
『『そ、そう』』
『ほれほれ、それよりも』
『ゲンがゴールだぞ』
『『あっ!』』
『ゲ、ゲンさん一位でゴール!』
『親方たち、さすが仲良し!同着!』
『ジーニ様による映像判定です』
〖任せなさい〗
『こ、これは』
『髭のリボン差です!サーヤちゃんのお髭への愛の差でしょうか?』
「う?」
『二位は親方!以下同着です!』
『『以下言うな!』』
「ふお~?」
おいちゃん
「しゅご~」
『あらあらまあまあ、さすが自称竹馬王ね』
「う?」
竹馬王?まあ、何はともあれ
「おいちゃん、やっちゃあ♪」
『ありがとな!』
「あいっ」パンっ
ハイタッチでお祝いです。次は何かな?
『さあ、次はちびっこ達による玉入れ大会』
『こちら、おかみさんたちが今日のために、玉もカゴも作ってくださいました』
「あいがちょ~」
『『『どういたしまして』』』
『さあ、補佐につくのは赤組、フゥ、山桜桃』
『白組にはクゥ、春陽がつきます』
『では、用意、どん!』
わああああ
〖サーヤ~がんばれ~〗
〖あ~ん♪かわいい~〗
『ジーニ様、相変わらずですね』
『サーヤ、あのカゴに入れるのよ』
「あいっ」
きゅい『ぼくにおまかせっ!えいっえいっ』
スイがカゴのそばで飛んで、味方から飛んでくる玉をどんどん、カゴに入れてます。白組見てたら、モモも真似してます。
子グモちゃんたちは
きゅるるん『はい』『はい』『はい』『はい』
と、棒につかまってバケツリレーみたいにして、入れてます。
サーヤはと言うと
「うにゅ~」
『とどかないだ~』
サーヤは力がなくて、つくしちゃんは手が短くてカゴに届きません。ハクは
『ぼく、人になれたんだった~』
って、ひょいひょいって入れてます。
おばあちゃんは
『ほっほっほっほっ』
余裕です。
『仕方ないわね』
『そうですね』
『サーヤ、つくしちゃん、玉を持てるだけ持って』
『あそこまで飛びますから、カゴに入れてください』
「ほえ?」
フゥ?
『ええ?』
山桜桃ちゃん?
『ほら、いくわよ』
「ほえ?あ、あい」
急いで玉集めて
『行きますよ』
『ええ?』
『『せーのっえいっ』』
「うきゃああっ」
とんでるぅ~
『うわあああっ』
飛んでるだ~
『ほら、サーヤ、ぽぽちゃん』
『今ですよ』
「あ、あいっ」
『はいなんだなっ』
『「えいっ!」』
ぼこぼこぼこっ
「『やっちゃ(た)~♪』」
きゅい『やった~♪』
スイも近くでパチパチパチってしてくれました。
『さ、降りるわよ』
『はい。降ります』
「『ほえ?』」
「『うきゃーっ!』」
きゅい『またね~』
お腹がひゅいーんってするぅ
そんなこんなで
ぱんぱんぱんっ
『赤組の勝ちっ』
「つくしちゃん」
『さーやちゃん』
「『いきてりゅ(るだ)』」がしっ
遊園地の乗り物みたいでした。
〖あ~ん♪もふもふと抱き合うサーヤかわいい~♪〗
〖お母様、いつものことでは⋯〗
〖うんうん。がんばったね〗だばー
『主神、大袈裟です』
そして、美味しい美味しいお弁当タイムは
「はんばーぐしゃんど~♪おにぎり~♪」
『おいしいね~』
「にぇ~♪」
ぴゅいきゅい『『からあげ~♪』』
『『フルーツサンド~♪』』
『『『ポテトのベーコンまき
~♪』』』
みゃあ『おいしいにゃ』
『これ、チーズケーキなのだ』
きゅるるん『『『『『『『おいし~』』』』』』』
『オイラたちまで』
『ありがとなんだな』
『おいしいだ』
『あらあらまあまあ、みんなでお弁当美味しいわね』
「あい♪」
最高です!
『良かったな、凛さん』
『ほんとね』
〖サーヤ、あ~ん〗
「あ~ん♪」
〖お団子おいしいかい?〗
「あい♪いりゅしゃまみょ、あ~ん」
〖ん~幸せ~♪〗
『主神、顔が壊れてますよ』
そんなこんなで午前の部は終了。
午後の部は⋯少々お待ちください。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
ほんとにすみません(;^-^)次で必ず
またまた煙の花火です。
『これより、聖域運動会を始めます』
『進行・実況はわたくし風の精霊、らんちゃんこと晴嵐と』
『雷の精霊、なるちゃんこと鳴雷がお送りします』
わああああ~
「ふお~」
なんだかいっぱいいる~
『すごいね~』
ぴゅいきゅい『『おおもりあがり~』』
『『じぃじたちもいるよ』』
『『『あおばちゃんたちも』』』
『イヒカさまと』
『かのこちゃん』
『おにいちゃんもいるよ』
みゃあ『なんか、おいちゃんとおやかたたち、なんかもってるにゃ?』
『大っきな赤と白の玉なのだ?』
なんだろね?
『おう!みんな頑張れよ!俺が参加しちまうと、そのチームが勝っちまうからって、おれはこの競技には出られないんだ。がんばれよ!』
た、たしかに
『そのかわり、俺たちが一応サポートにつくからな!』
『がんばろうな!』
『玉に潰されるなよ!』
親方たちなら安心だね
「あい!」びしっ!
『それでは第一種目、大玉転がしです!』
『赤組は右側に、白組は左側に移動してください』
「ふおお?」
『ほらほら、サーヤたち行きましょう。白組のみんなもがんばりましょうね』
『『『は~い』』』
ピカーっ
〖ああっ始まっちゃってるよ!ほら、バートはやくはやく!〗
『分かってます。だいたい主神様がもっとはやく仕事をしてくれたらいいんですよ』
〖ひどいっ〗
「あ~!いりゅしゃま~!ばーとしゃ~ん!」
ぶんぶんぶんっ
〖サーヤ~〗
ぶんぶんぶんっ
『サーヤ、がんばって下さいね』
ふりふり
「あいっ」
何するか分からないけど、がんばるよ!
『それでは!これから、赤組は大玉をフゥとクゥの所まで』
『白組は山桜桃と春陽の所まで転がして運んでください』
『では、位置について~』
『用意、ドン!』
「ふあ?」
『ほら、みんなも玉を押して転がすのよ。方向に気をつけてね』
「あ、あい!がんばりゅ!」
『みんな、いくよ~』
『『『『『おーっ』』』』』
『ほら、白組のみんなも玉を押して転がすんだぞ』
『『『『『おーっ』』』』』
『さあ!動き出しました!』
『みんながんばれーっ』
実況もがんばります。らんちゃんの風魔法でちょちょいのちょいです。
「よいちょっよいちょっ」
『あっ、ちょっと速くなったよ~』
『あらあらまあまあ、勢いがついたのね。このまま行くわよ』
「あいっよいちょっよいちょっ」
玉さんあと少し~
〖きゃ~かわいい~♪みんながんばって~〗
『うふふ。みんな一生懸命でかわいいわね~』
〖あら?でもサーヤが⋯〗
〖え?〗
「ふおお?」
ありゃりゃ?玉さんはやい~?よたた
『あっ、サーヤちゃんっ』
べしょっ
『ああっサーヤちゃんが転んじゃいました!』
『大丈夫でしょうか?』
〖ああっサーヤ~〗
『主神、大丈夫そうですよ』
『サーヤちゃん大丈夫だか?』
『サーヤ~立てる~?ぼくに乗って~。ぼくの上から押したらいいよ』
きゅい『いっしょにゴールしよ』
「あいっ」
よいしょっ
『あらあらまあまあ、えらいわサーヤ。みんなもありがとうね』
『がんばろー!』
『『『『『おーっ』』』』』
「おーっ」
『サーヤちゃん大丈夫なようです』
『ハクに乗って再開です。友情ですね!』
〖サーヤ~えらいよ~〗だばーっ
『主神、今から泣きすぎです』
「よいちょっよいちょっ」
『あと少しだよ~』
『さあ、一足先に白組がゴール!』
『『『『やった~』』』』
『そして、今、赤組もゴールです!』
『『『『わ~』』』』
「やっちゃ~」
『みんな、頑張ったな』
『サーヤ、偉かったわね』
「あい!」
〖はい。救護班入りますよ〗
「ふお?えりゅしゃま、はくい?」
〖救護班ならこれな!と、師匠に頂きまして〗
なるほど~
〖ふむ、ちょっと擦りむいてますね。⋯はい。どうですか?痛くないですか?〗
「あい!あいがちょ」
〖いいえ。よく頑張りましたね〗
なでなで
「えへ~♪」
まだまだがんばるよ!
『さあ、競技はまだ続きます』
『続きましては、ドワーフ親方三人衆と、ゲンさんによる』
『『竹馬徒競走!』』
『なんと、ゲンさんはハンデとして片足のみだそうです!』
「ほえ~?」
片足けんけん?
『あらあらまあまあ、思い切ったわね~』
きゅるる『サーヤ、はい』
すぽっ
「う?」
頭なんかついた?おしりに丸いしっぽも?
『もえとゆすらちゃんとおそろいぴょん♪』
『みんなはツトムと一緒ぴょん♪』
「ほえ?」
『あらあらまあまあ、サーヤはピンクのうさ耳としっぽで、みんなは白のうさ耳ね』
きゅるるん『『『『はい、これもだよ~』』』』
『め~ラムのぽんぽんだめ~』
「ほえ?」
何するのかな?
『あっちのみみは、ちーと、じょーだめ~』
『これもって、おうえんするぴょん♪』
『こうだぴょん♪』
そう言って
『フレーフレーっ』
って言いながらぽんぽん振ってます。おしり突き出して右左ぴょんぴょんするのもポイントなんだって。みんなでまずは練習してると
〖あ~ん♪かわいい~♪〗
〖どうしよう~サーヤが可愛すぎるよ~隠した方がいいかな?〗
〖お母様、お父様⋯〗
『シア様、放っておきましょう』
『『ぐふっ』』
『にゅふっ』
『ちょっとぉ、アイナちゃんも、リノちゃんも、ニャーニャもぉ、ほんばんまだなのよぉ』
客席は大変なことに⋯
そして、スタート地点では
『やい、ゲン!取り消すなら今の内だぞ』
『俺たちだって練習したんだからな!』
白組の親方兄弟が吠えると、
『大丈夫。年季と後、足の長さのハンデだな』
『確かに足の長さは認めるが、味方だけど腹立つな』
おいちゃんと、大工のおっちゃんは赤組です。
「おいちゃん、がんばりぇ~」
『がんばれ~』
フレーフレーっ
『あんたーっ負けんじゃないよーっ』
『負けたらただじゃおかないよ!』
『一週間酒なしだよ!』
おおう?なんて厳しい!
『さあ、それでは』
『位置について~用意、ドン!』
わああああっ
『うりゃあああっ』
おいちゃんがスタートと同時にロッケットスタートです。親方たちは最初こそ、いち、に、いち、に、的な感じだったけど、今は
『うおお』
『負けるかっ』
『何くそっ』
と、シャカシャカ走ってます。
「がんばりぇ~」
フレーフレーっふりふりっ
『おう!まかせろ!』
あれ?お返事きた?
『すごいもんじゃの』
『あんな不安定なもんでのぉ』
『ゲンに至っては』
『ばけもんじゃのぉ』
『ええ?何で亀じぃたちが』
『実況席に?』
『ふむ。なぜか結葉様に行くように言われての』
『ワシらもよくわからんのぉ』
『『ほっほっ』』
『『そ、そう』』
『ほれほれ、それよりも』
『ゲンがゴールだぞ』
『『あっ!』』
『ゲ、ゲンさん一位でゴール!』
『親方たち、さすが仲良し!同着!』
『ジーニ様による映像判定です』
〖任せなさい〗
『こ、これは』
『髭のリボン差です!サーヤちゃんのお髭への愛の差でしょうか?』
「う?」
『二位は親方!以下同着です!』
『『以下言うな!』』
「ふお~?」
おいちゃん
「しゅご~」
『あらあらまあまあ、さすが自称竹馬王ね』
「う?」
竹馬王?まあ、何はともあれ
「おいちゃん、やっちゃあ♪」
『ありがとな!』
「あいっ」パンっ
ハイタッチでお祝いです。次は何かな?
『さあ、次はちびっこ達による玉入れ大会』
『こちら、おかみさんたちが今日のために、玉もカゴも作ってくださいました』
「あいがちょ~」
『『『どういたしまして』』』
『さあ、補佐につくのは赤組、フゥ、山桜桃』
『白組にはクゥ、春陽がつきます』
『では、用意、どん!』
わああああ
〖サーヤ~がんばれ~〗
〖あ~ん♪かわいい~〗
『ジーニ様、相変わらずですね』
『サーヤ、あのカゴに入れるのよ』
「あいっ」
きゅい『ぼくにおまかせっ!えいっえいっ』
スイがカゴのそばで飛んで、味方から飛んでくる玉をどんどん、カゴに入れてます。白組見てたら、モモも真似してます。
子グモちゃんたちは
きゅるるん『はい』『はい』『はい』『はい』
と、棒につかまってバケツリレーみたいにして、入れてます。
サーヤはと言うと
「うにゅ~」
『とどかないだ~』
サーヤは力がなくて、つくしちゃんは手が短くてカゴに届きません。ハクは
『ぼく、人になれたんだった~』
って、ひょいひょいって入れてます。
おばあちゃんは
『ほっほっほっほっ』
余裕です。
『仕方ないわね』
『そうですね』
『サーヤ、つくしちゃん、玉を持てるだけ持って』
『あそこまで飛びますから、カゴに入れてください』
「ほえ?」
フゥ?
『ええ?』
山桜桃ちゃん?
『ほら、いくわよ』
「ほえ?あ、あい」
急いで玉集めて
『行きますよ』
『ええ?』
『『せーのっえいっ』』
「うきゃああっ」
とんでるぅ~
『うわあああっ』
飛んでるだ~
『ほら、サーヤ、ぽぽちゃん』
『今ですよ』
「あ、あいっ」
『はいなんだなっ』
『「えいっ!」』
ぼこぼこぼこっ
「『やっちゃ(た)~♪』」
きゅい『やった~♪』
スイも近くでパチパチパチってしてくれました。
『さ、降りるわよ』
『はい。降ります』
「『ほえ?』」
「『うきゃーっ!』」
きゅい『またね~』
お腹がひゅいーんってするぅ
そんなこんなで
ぱんぱんぱんっ
『赤組の勝ちっ』
「つくしちゃん」
『さーやちゃん』
「『いきてりゅ(るだ)』」がしっ
遊園地の乗り物みたいでした。
〖あ~ん♪もふもふと抱き合うサーヤかわいい~♪〗
〖お母様、いつものことでは⋯〗
〖うんうん。がんばったね〗だばー
『主神、大袈裟です』
そして、美味しい美味しいお弁当タイムは
「はんばーぐしゃんど~♪おにぎり~♪」
『おいしいね~』
「にぇ~♪」
ぴゅいきゅい『『からあげ~♪』』
『『フルーツサンド~♪』』
『『『ポテトのベーコンまき
~♪』』』
みゃあ『おいしいにゃ』
『これ、チーズケーキなのだ』
きゅるるん『『『『『『『おいし~』』』』』』』
『オイラたちまで』
『ありがとなんだな』
『おいしいだ』
『あらあらまあまあ、みんなでお弁当美味しいわね』
「あい♪」
最高です!
『良かったな、凛さん』
『ほんとね』
〖サーヤ、あ~ん〗
「あ~ん♪」
〖お団子おいしいかい?〗
「あい♪いりゅしゃまみょ、あ~ん」
〖ん~幸せ~♪〗
『主神、顔が壊れてますよ』
そんなこんなで午前の部は終了。
午後の部は⋯少々お待ちください。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
ほんとにすみません(;^-^)次で必ず
15
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そして啓太は別の世界の、マカリスター侯爵家次男、ジョーディ・マカリスターとして転生することが決まる。
すくすくそだった啓太改めジョーディは1歳に。
そしてジョーディには友達がいっぱい。でも友達は友達でも、人間の友達ではありません。
ダークウルフの子供にホワイトキャットの子供に。何故か魔獣の友達だらけ。
そんなジョーディの毎日は、父(ラディス)母(ルリエット)長男(マイケル)、そしてお友達魔獣達と一緒に、騒がしくも楽しく過ぎていきます。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
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「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
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「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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