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それ今気付く?
しおりを挟むさて、あれからどうなったかと言うと、まずリィーンさんはご両親からこってりみっちりげっそり絞られ、礼儀作法を改めて叩き込まれるらしい。
……まあ、最近結構そのへんが雑だったから仕方ない気はする。
現代日本から来た俺からすれば、敬語で喋ってくれるだけマシだと思ってたけど、こっちじゃそうはいかないから仕方ないね。
それから、奥様にはクロのドレスの新しいデザインを任せる事になった。
ご当主さまは、色々な書類とかを用意する為に奔走してくれている。
俺はというと、一回実家に帰らなきゃいけなくなったので、その準備だ。
腰? 腰は回復魔法とかその他色々使って無理矢理治しました。
だってクロを抱っこ出来ないもん。
それもこれも全部、ひとつの事に向けての前準備である。
そうだよ、なんか知らんけど俺とクロとの婚約の為の準備だよ!
ごめんちょっと何言ってるか分からない?
俺だって分かんねぇよなんでこうなってんの?
確かに大歓迎だよ?
心からひゃっほぉいと盛大に大声出してはしゃぎ回れるくらいには嬉しいよ!?
でもさ! こんなトントン拍子に色々進んだら混乱しない!?
俺はするよ!! そうだよ嬉しい悲鳴ってやつだよ!!
生まれてこのかた婚約者なんぞ出来た事無かった俺が、とうとう将来的に所帯持ち決定だよ。
いや、でもね、もしクロに好きな人が出来たらちゃんと婚約破棄………………………………出来る気がしねぇええええ!!
だってめっちゃ可愛いもんクロ。
ホントにめちゃくちゃ可愛いもん。
前世と同じ金色の瞳とか、ぴよぴよ跳ねた癖毛とか、感情豊かな表情とか、好きにならない訳が……あれ、ちょっと待て。
俺は、前世と今世、どっちのクロの話をしていた?
………………えっと、もしかして俺、今のクロを好きになってる?
でも、それって、あの子の前世がクロだから好きなのか、それとも、中身がクロだから好きなのか。
これがハッキリしないと、この愛情がどういう物なのか分からない。
待て待て、俺は一体、───────
コンコンというノックの音に、ハッとした。
『リクドウイン様、そろそろお時間でございます』
次いで聞こえて来た使用人の声に、思考の渦から引き上げられたばかりの頭が一瞬バグりそうになったけど、それでも状況を理解する。
ちゃんと考えなきゃいけない事だけど、どうやら今はそれをさせて貰えないらしい。
「はい、今参ります」
これはとても重要な事だから、移動中にも考える事にしよう。
そう決意して、鞄の取っ手を掴む。
そんなに重さを感じないそれを持ち上げて、姿勢を正した。
ぐっと拳を握り締めるように取っ手を握りながら、使用人の待つ廊下への扉を開けたのだった。
──────────────
続きが浮かぶまで、いつ再開するかは分かりませんが一旦完結扱いとさせて頂きます。
元気の源になりますので、評価、ブクマ、お気に入り、もし良かったらお願いします。
また次回に会えますように。
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気付くのが遅くなって申し訳ございません!
感想コメントありがとうございます!。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。
お猫様と暮らしてらっしゃったんですね……!
どんな性格の子かは気になりますが、きっと可愛らしいのでしょうね……!( ´ ▽ ` )
ギンセンカ君は婿養子にピッタリの人材なので、きっと上手くいくと思います!(多分)
感想コメントありがとうございました!
嬉しいし可愛いけど痛いししんどいという天国と地獄的な猫飼いあるあるです!( ´ ▽ ` )
猫に座られるとだんだん足が痺れてくのもあるあるですね……。
嬉しい感想コメントありがとうございました!
コメントありがとうございます!
お義母さんがOKでも、お義父さんがなんて言うかな? みたいな感じですが、今後も頑張ります!
一波乱とか言ってるのでなんか起きそうですが、暖かく見守って下されば幸いです( ´ ▽ ` )
嬉しい感想ありがとうございました!