貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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一章

28 実家へGO!1/4

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「そう言えば昨日真琴まこと鞠子まりこの要望で防衛戦ってのをやったんだけどな。」
「ん?そうだったのか?2人でならかなり厳しい戦いになったんじゃないか?」
「あぁそれは朝駅までの歩きの間に偶然出会った真琴の知り合いが手伝ってくれて何とかなったんだけどな。」
「ほう、そうだったのか。…そういえば私も昔少数精鋭での防衛戦とかやったな。…懐かしいな。」

テーブルの上にはサラダとヨーグルトとトーストが用意されていて、朱里しゅりは俺の要望の裸エプロンをしてくれてる。
最初お願いしたら、「何が楽しいんだ??」と首を傾げていたが、それは俺だけのロマンなのでなんとか了承してもらった。

そして朱里がしてくれた裸エプロンは、若干俺が考えていた形とは違ってた。
朱里が今回使ってくれたエプロンは腰の辺りで巻いて使うタイプで、何で胸元にエプロンが無いのかを聞いたら、
「私は背が高いから胸元に何かが飛び散ると言う事が少ないからこのスタイルの物をよく使うんだが…何か違ったのか?」
と言われて、ちょっとだけ残念に思いつつも、実はすごく斬新な裸エプロンにドキドキしてた。
前回ここに来た時に使ってたゆるーい感じの紐の調節をしない上から被るだけの背中がバッテンになってるのをイメージしてたんだけど、それは普通なら時間の無い時にしか使わないんだって。平日の朝とかこの間の急いで料理をする時みたいに。

そして俺も、昨日家から持って来た朱里の家の置きパンツの一つを穿いて食べてる。
股間の袋の部分に体だけのサイドチェストのムキムキビルダーの絵が描いてある奴。
並んで置いてあったフロントダブルバイセップスの奴とすごく悩んだのだが、とりあえずシャワーを浴びて出てきた俺を見て、朱里が飲んでた物を噴出したので満足した♡

「あ、そう言えば朱里?その防衛戦とクラブの事でちょっと不思議に思ったんだけど。」
「ん?何か有ったのか?」
サラダを口に運びながら聞いてくる朱里。
「鞠子がね、防衛戦では肩を抱かれて移動するのを喜んでたんだけど、クラブで柔軟をする時に背中を押してもらうのに体を乗せるようにしてくれって言ったらすごく恥ずかしがったんだ。あれなんで??」

口の中にあるサラダをカミカミしながら首を傾げる上半身裸で腰エプロンだけの朱里。
見てるだけで色々熱くなってくるな♪
「たぶん…私の想像だから絶対とは言い難いのだが、それでも良いか?」
「あぁ。」
「鞠子君は防衛戦という状況においてであれば大悟の体を周囲の全員が触ろうとするという認識があるんだ。だから触る事が恥ずかしいと言う感覚が無い。回り全員がそれをする気で居るからな。ただそれは防衛戦をするという前提が有ってこそだがな。

男が1人普通の電車に乗り込んだなら、お触りは基本NGだ。チカン行為で逮捕されるのでな。しかもそれをした奴を警察にでも突き出せば相手の男は喜んでくれるんだ。そんな行為をしてる奴を見つけたら男を守るという大義名分が立つ事になり、周囲の女に総攻撃をされる。
これはさすがにリスクが高すぎるだろう?だから鞠子君が大悟に手を出したのはそれぐらい危険な行為だったって事だ。

だから、狩と言う行為でそれぞれの趣味を満足するような行為をして楽しむ訳だ。

それとは違ってクラブの場合は、仕事場でもあり、体を動かすと言う目的の為に触れるのは問題無いとは思いつつも、胸を乗せるような行為は、普通であれば男はそれを拒否するような行為だからな。その空間では体を必要以上に触れさせない方が彼女の常識だったと言う所じゃないかと思うが…

まぁ本当の所は本人に聞かないとなんとも言えないがね。」

そう言えば鞠子は俺の裸を見せる様な行為もクラブでは恥ずかしがったよな…なんとなく朱里の言ってる事は的を得てる感じがする。

「それにしても大悟?今日はどうするんだ?順番から言えば土曜日は真琴まこと君の日だろ?」
「ん~とりあえず先週は真琴とずっと居たからなぁ…一応今の所は1週間で6回のローテーションで動くから順に休みも回るんで特にいつまでにって考えは無いけど…昼ぐらいまでに戻れば良いかと思ってるよ?」
「そうか…そうしたら…その…」

ん?なんか言い難そうな感じ?
「何か俺が出来る事が有るなら聞くよ?」
「…実はその…私はあまり日が高くなるまで男とずっと肌を触れさせていたと言う事をした事が無いもので…出来るなら…」

「?ギリギリまでイチャイチャ?」
「…ウン。イチャイチャ…ダメ?」
綺麗なお姉さんがこんなお願いとか聞かない訳にはいかないよな♪

その後お昼になるぐらいまでずっとベッドの上でイチャイチャして過ごした♡
お互いの体に触れてるだけで特に刺激する訳では無いんだけど、どこかがずっと触れてると言う状況はとても心が気持ち良いものだった♡
だがしかし、朱里はそれで満足できて問題無いみたいだが、俺の方は体はそんな気分になってしまう訳で…
何度か朱里の口で処理してもらった♡

朱里のデレレベルがけっこう上がった気がした♡


その後朱里のマンションから自分の部屋に戻ってきたら真琴は自分の部屋に居たらしく、俺が部屋に入る音を聞いて尋ねてきてくれた。

今日は特にやる事も無かったので、二人でネットのレンタル映画を借りて俺が使ってるダメになるクッションに2人でもたれかかって肌が触れる距離に座り一緒に見てた。

映画が半分ぐらい終わった時に俺のスマホからメッセージが届いた時の音が鳴る。
「大悟鳴った。」
「ん。」
近くに居た真琴が取って渡してくれたスマホを弄りメッセージを見たら、真琴とのふわっとした半同棲生活の甘い空気みたいなのが消えて行った。

「どうしたの?いきなり眉間に皺が寄ったよ?」
とりあえず映画を止めて、俺の方を向いて真琴が聞いてきた。

「明日家に来いって。俺の知らない姉からのメッセージが来た。」
「あぁ…明日か…でも泊まりになる訳じゃないんでしょ?」
「一応次の日仕事だからな。」
「そういえばまだ聞いてなかったけど大悟の実家ってどこなの?」
「変わってないなら山陰のすごい神社がある所の近く。」
「あらそうなの?それなら確か…」
真琴がスマホを弄って調べてたのは神社の近くのイベントだった。
「ここ行ってみましょう♪会社で休憩時間に話題に出てたの。」
そう言って見せてくれた画面には、「島根ワイナリー ワイン祭り」とあった。
期間がちょうど今日と明日。
「真琴って飲めるの?」
「私はほどほどね。飯田さんはあまり飲まないけど飲めない訳じゃないわ。それと鞠子さんはウワバミらしいわね。あとは喜美華さんは私知らないけど?」
「喜美華さんは…何回か飲み会で飲んでる姿は見たな。」
「どうせだから暇かどうかだけでも聞いてみましょうよ。大悟は確かあまり飲まなかったみたいだったけど?」
「俺は…多分明日は実家で色々やるから飲めないだろうな…」
「だったら運転手さんは決まりね♡ちょっと皆に聞いてみるわ♡」

そう言ってさっそく全員にメッセージを送る真琴。
5分後には全員から参加するって返事が来た。
「で?大悟、泊まる所のおススメとか無いの?」
「さすがに今日今からって言われてもなぁ…そもそも俺の知り合いってこっちで同性かどうかもまだ分かってないからね?」
「まぁでも一応当たってみましょうよ♪もしかしたら全員で同じ部屋に泊まって大悟楽しめるかもしれないわよ?」
真琴の一言で一気にやる気になった俺はとりあえず知り合いの家が旅館を経営してた奴の家電に、連絡を取ってみた。

電話に出たのは男だったので、本人と思い話しかけたらどうも弟だったらしく、名前を言ったら俺の事を憶えて居てくれてて懐かしがって本人に取りついでくれたのだが…電話に出たのは女だった。

そうかぁ…高校の時一緒にエロビデオを借りてきて部屋のカーテンを昼間から閉め切って一緒に見たあの倉本くらもと君は倉本さんになってたか…

一応倉本さんにも久しぶりという感じで話をしてなんとか怪しまれない程度で交渉してみた結果、
「大部屋を押さえられた。今日の夜に泊まるって事で良いんだよな?」
「うん♡大悟良くやったわ♡お礼にこうしてあげる♡」
そう言って俺の頭を胸に抱いてムニムニと上上下下左右左右ツン♡ツン♡としてくれた。

最後のツンツンの時に目を閉じれなかった俺は、少しの間涙を流してたが、本望だった♡
こっちにもあのゲームが有ったのか?

そして飯田さんの所持していたCUV車両の北米仕様逆輸入車で全員を拾いながら走り回り、そのまま一路出雲市の俺の実家へと向かった。
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