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一章
75 これも日常?3/3
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香澄さんとの再開でちょっとだけ変にテンションが上がってしまった俺は、灯さんと楽しみすぎて、例の如く朝から怒られていた。
「大悟?私達がヘタッてる間にまた三田さんに無茶な事させたわね?」
「大悟さ~ん…前にも言ったと思うんだけど~…」
「大悟さんメッ!!」
ハルカちゃんは俺の膝に座ってデコピンで怒ってますアピールをしてくれてるんだけど…♡
「だからなんで大きくするのよぉ~~!!んあっ♡」
ちょっとだけハルカちゃんを抱く位置を動かしてパンティーのちょっとビンカンな辺りを股間で押し上げる様にしたらさすがに怒られた♡
その後もう一回3人に反省の色が見えないと怒られて灯さんがそれを取り成すと言う…ある意味いつも通りの朝の風景が繰り返された♡
そして集まる日が決まったので全員に金曜日の夜に集まる事を連絡して送り迎えは香澄さんがしてくれると言う事になり、各自仕事の終わる時間と迎えに来てもらう場所のやり取りが有った。
「ねぇ大悟?こんな仕事に行く服で大丈夫かしら?」
「でもこればっかりはなぁ…」
「真琴君。私達は大悟の彼女の1人として自分達と同じ立場の者達と今日会うんだ。あまり着飾ってもこれからの付き合いがやり難くなるから自然体が一番だぞ?」
「朱里さ~ん…言ってる事と今の姿が違い過ぎないですか?」
「私は車で会社まで通って会社内で仕事着に着替えるようなスタイルだから何を着てても問題無い♪」
ちなみに真琴と鞠子はいつも通りの出勤スタイル。
朱里は、「今から舞踏会にでも?」「おほほ♡ちょっとそこまでっ♡」みたいな会話が聞こえて来そうな夜会とかパーティーでセレブな方達が着そうな露出がけっこう多い片側の肩紐しか無いようなドレス。
真琴と鞠子は仕事に行く服とか言ってはいるが、そこそこ見栄えの良い服を着て来てる。
真琴は最近定番のニットワンピースで、裾にけっこう深くスリットが入ってて…ストッキングに包まれた脚がちょっと見えてとってもイイ♡
鞠子はアクティブな感じの青白ストライプ柄が斜めにランダムに走るキュロットスカートと白いチューブトップに藤紫のジャケット。
胸だけでチューブトップが落ちないってやっぱりすごいよな…ちょっとだけ気になって胸元を引っ張ったら怒られた♡
そして、いつも通りなのは俺だけ…
ちなみに今俺達は、フィットネスクラブの近くの駐車場に停めた朱里の車に向かって4人で歩いて移動してる所。
実は鞠子が1人で回収されるのをすごく不安がったので、朱里が車を出してくれて俺と真琴を連れてここまで来てくれた。鞠子の仕事が終わるまで少しあったので、真琴を連れて中の設備などを少しだけ案内してた。
俺達はそのまま朱里の車で移動して、香澄さんには喜美華さんを回収してもらって、その後仕事場に居る未来と茜を先に回収してもらう事になってる。
彼女達は少し準備をするとか言ってたので、定時で上がって動いてたから…そろそろ現地に着いてる頃かな?
ちなみに久美は仕事場から歩いて移動できる範囲だったので、自分の足で歩いて行くと連絡があった。
車に乗り込み香澄さんに教えてもらってたマンションの来客者駐車場に車を停めてそのままエレベーターで移動。
今日はフロアのエレベーターホールで香澄さんが待機していてくれた。
「皆さんお揃いになってます。さぁ、どうぞ。」
香澄さんに先導されつつ移動する間、鞠子は一度来ていたので落ち着いていたが、真琴と朱里がちょっとだけ緊張していた感じだった。
部屋に入るといつもはちょっと豪華なソファーが部屋の中央に置いてあり、ゆっくり出来るリビングが、テーブルと椅子に変わっていた。
テーブルは全部で3台あり、一人一人の座る場所がけっこう広く取ってある感じで、今日はこの部屋に元々設置してあったプロジェクターまで使える様に準備出来ていた。
3台の机は弧を描く様にプロジェクタースクリーンを囲んで置いてあり、真ん中にユカちゃん達3人がいつものリラックスしてる時の服装で座ってる。
そして手前側の机には喜美華さんと茜と未来。
多分奥のテーブルが真琴と鞠子と朱里が座るんだろうな。
そして、ユカちゃん達のテーブルに灯さん、喜美華さん達の所に香澄さん、真琴達の所に久美が自分で作った薄いゴスロリ風味のエプロンドレスを着用した姿で立ってる。
と言う訳で、俺の席は例の如くスクリーンの前に置いてある…あの時座った豪華な椅子だって訳な…
全員が席に着いた所で俺から少しだけ説明をして欲しいと言われていたので、未来から言っても良いと言われていた事を再度全員が居る所で説明して、最期に喜美華さんの体に俺の最初の子が居る事を説明した。
「なぁ大悟?喜美華さんとは本当に結婚しないのか?」
「一応そこらの話もしたんだけどね。」
「飯田さん。私は運良く大悟君に選んでもらったからこうして幸運に恵まれたの。これ以上何かを求める気は無いわ。ただ…大悟君とは今後も出来るなら関係を続けて行きたいって考えてるの♡」
「という事でね、今の所喜美華さんは俺の内縁の妻と言う扱いでこれからも関係を続けて行くって事になってる。」
俺の言葉に全員が今すぐ何か関係が変わるって事じゃ無いと判り、有る程度緊張感が薄れて行った気がした。
そしてそこで空気を読まない未来が一言言ったのでけっこう揉めた。
「あ、大悟は私が娶るから皆は諦めてね♡」
それまで結婚の事を公言していたのは、朱里、鞠子、エリちゃんだったが、ユカちゃんとハルカちゃんもさすがに未来の言い方に思うところが有った様で、
「そんなの大悟の意思が関係して無いから意味が無い!私達にも権利がある!」
「大悟さんとは私達が結婚します!!」
という宣言と共に立候補してきた。
5人と未来が真ん中のテーブルに集まり言いあってる側で、真琴がそっと移動して、喜美華さんと茜と3人揃って笑顔で喜美華さんの経過報告を聞いてた。
茜は最初から喜美華さんと同じ様な考え方をしてたから、子供はそのうち作るけど、結婚まではまだ考えて無いって言っていたんだけど…
真琴の事が少しだけ気になった。
喜美華さんと楽しそうに話をしてるけど…ふとした瞬間寂しそうな顔が何度か見えたんだ…
そして、結婚に関する話は平行線でいつまでも続きそうな感じが有ったから、一度その話は棚上げして朱里から提案されていた『一緒に旅行』の話をする事になった。
「そうそうそれ!大悟♪島に行ってみない?うちの家の別荘があるの♪南の方だからダイビングスーツを着たら真冬でも泳げるんだよ。」
ユカちゃんがそう言ってプロジェクションを起動させて説明してくれた。
俺が豪華な椅子に座ったままでは見難いので灯さんと香澄さんが動かしてくれて3ヶ所のテーブルに近い場所で見てると日本地図が表示されて西日本の方に向かって画面がズームして行くと四国の南端に最初何も映って無かった部分に島が見えてきて、その海沿いの一部に更に画面が寄っていく。
そして地図画像から映像に切り替わり、砂浜と別荘が映し出された。
画面がパンして行くとそこそこ大きな船を係留出来そうな浮き桟橋とそれに繋がる渡り橋が有った。
「市内にあるボートパークから夜中に船で出たら朝には着いてるよ♡それとさっきも言ったけど、船もあるからみんな泳ぐなら水着持って来るぐらいで楽しめるからね~♡」
次に表示されたのはそこそこ大きなクルーザー。乗ってる人と比べたらなんとなく25mプール位の長さがありそう?
2年前に会った頃の2人と笑顔はあまりないけどもう少し小柄な少女の頃のハルカちゃんが水着で乗ってる画像などが次々映されていく。
船の中の画像に切り替わり、ツインのベッドルームが3ヶ所と、他に2ヶ所ほど『これ船の中なの?』という広さのラウンジの様な部屋が写されていた。
「ベッドルームは3ヶ所だけど補助のベッドを使ったりして20人ぐらいで使えるんだって。だからこの船と別荘を使って泊まれば十分楽しめるからネッ♡」
なんか簡単に言ってるけど…
「なぁこのクラスのボートだと個人で持つなら大変なんじゃないか?」
朱里は友人が個人でもっと小さい物だがボートを持ってる人が居たらしく、気になったらしい。
「なんかね、仕事の関係で共同所有する人を集めてなんとか?そんな感じになってるって言ってたよ。いつもは管理する所に預けてるんだって。だからうちで使うのって年に1回位かな?」
どうもユカちゃんって、俺が想像してたよりも、もっとお金持ちな家の娘さんだったらしい…
そしてそんな画像を見つつ静かになる真琴達。
その後、話が弾まない状態になったので、旅行の行き先に関しては保留にして、一度解散する事になった。
朱里の車に乗り送ってもらってる時に隣に座った鞠子が溜息を吐いた。
「どうした鞠子?」
「あ~…一応すごいお金持ちって話は聞いてたんですけどね。まさかここまでとは思ってなかったので…」
「なんかその気持ち、ちょっと判るわ。」
真琴も同じ様な感覚らしい。
「まぁあれだけの物を見せられればさすがに面と向かって対立するのは厳しくなるな。」
どうも朱里も共感できる部分があるみたいだな。
「でもさぁ、俺がそもそも小市民だからね?そこ一応考えて欲しいんだけど?」
「でも玉の輿って普通に夢見るでしょ?」
逆玉って概念では無いのか??
「まぁ…まったく無いとは思わないけど、でも考えてみて欲しいんだ。俺の仕事と言うか目的?この時間帯に移動してきた理由って、お金落ちの子と幸せになる事じゃないからね?」
「この時間帯の女性の治療って言ってたわよね?」
「そう、だからいろんな人とお付き合いする必要が有るし、上の方の人だけと懇意にするって感覚は俺にはまったく無いんだ。」
一応思う事を言ってみたんだが、なんとなく納得出来て無い感じって言うのか…車内はそれ以降もあまり話が弾まなかった。
ユカちゃん達と真琴達ってあまり一緒に居ない方が良いのかなぁ…
その後今日のローテーションの真琴と一緒に久しぶりに自分のアパートの部屋まで送ってもらった。
「大悟?私達がヘタッてる間にまた三田さんに無茶な事させたわね?」
「大悟さ~ん…前にも言ったと思うんだけど~…」
「大悟さんメッ!!」
ハルカちゃんは俺の膝に座ってデコピンで怒ってますアピールをしてくれてるんだけど…♡
「だからなんで大きくするのよぉ~~!!んあっ♡」
ちょっとだけハルカちゃんを抱く位置を動かしてパンティーのちょっとビンカンな辺りを股間で押し上げる様にしたらさすがに怒られた♡
その後もう一回3人に反省の色が見えないと怒られて灯さんがそれを取り成すと言う…ある意味いつも通りの朝の風景が繰り返された♡
そして集まる日が決まったので全員に金曜日の夜に集まる事を連絡して送り迎えは香澄さんがしてくれると言う事になり、各自仕事の終わる時間と迎えに来てもらう場所のやり取りが有った。
「ねぇ大悟?こんな仕事に行く服で大丈夫かしら?」
「でもこればっかりはなぁ…」
「真琴君。私達は大悟の彼女の1人として自分達と同じ立場の者達と今日会うんだ。あまり着飾ってもこれからの付き合いがやり難くなるから自然体が一番だぞ?」
「朱里さ~ん…言ってる事と今の姿が違い過ぎないですか?」
「私は車で会社まで通って会社内で仕事着に着替えるようなスタイルだから何を着てても問題無い♪」
ちなみに真琴と鞠子はいつも通りの出勤スタイル。
朱里は、「今から舞踏会にでも?」「おほほ♡ちょっとそこまでっ♡」みたいな会話が聞こえて来そうな夜会とかパーティーでセレブな方達が着そうな露出がけっこう多い片側の肩紐しか無いようなドレス。
真琴と鞠子は仕事に行く服とか言ってはいるが、そこそこ見栄えの良い服を着て来てる。
真琴は最近定番のニットワンピースで、裾にけっこう深くスリットが入ってて…ストッキングに包まれた脚がちょっと見えてとってもイイ♡
鞠子はアクティブな感じの青白ストライプ柄が斜めにランダムに走るキュロットスカートと白いチューブトップに藤紫のジャケット。
胸だけでチューブトップが落ちないってやっぱりすごいよな…ちょっとだけ気になって胸元を引っ張ったら怒られた♡
そして、いつも通りなのは俺だけ…
ちなみに今俺達は、フィットネスクラブの近くの駐車場に停めた朱里の車に向かって4人で歩いて移動してる所。
実は鞠子が1人で回収されるのをすごく不安がったので、朱里が車を出してくれて俺と真琴を連れてここまで来てくれた。鞠子の仕事が終わるまで少しあったので、真琴を連れて中の設備などを少しだけ案内してた。
俺達はそのまま朱里の車で移動して、香澄さんには喜美華さんを回収してもらって、その後仕事場に居る未来と茜を先に回収してもらう事になってる。
彼女達は少し準備をするとか言ってたので、定時で上がって動いてたから…そろそろ現地に着いてる頃かな?
ちなみに久美は仕事場から歩いて移動できる範囲だったので、自分の足で歩いて行くと連絡があった。
車に乗り込み香澄さんに教えてもらってたマンションの来客者駐車場に車を停めてそのままエレベーターで移動。
今日はフロアのエレベーターホールで香澄さんが待機していてくれた。
「皆さんお揃いになってます。さぁ、どうぞ。」
香澄さんに先導されつつ移動する間、鞠子は一度来ていたので落ち着いていたが、真琴と朱里がちょっとだけ緊張していた感じだった。
部屋に入るといつもはちょっと豪華なソファーが部屋の中央に置いてあり、ゆっくり出来るリビングが、テーブルと椅子に変わっていた。
テーブルは全部で3台あり、一人一人の座る場所がけっこう広く取ってある感じで、今日はこの部屋に元々設置してあったプロジェクターまで使える様に準備出来ていた。
3台の机は弧を描く様にプロジェクタースクリーンを囲んで置いてあり、真ん中にユカちゃん達3人がいつものリラックスしてる時の服装で座ってる。
そして手前側の机には喜美華さんと茜と未来。
多分奥のテーブルが真琴と鞠子と朱里が座るんだろうな。
そして、ユカちゃん達のテーブルに灯さん、喜美華さん達の所に香澄さん、真琴達の所に久美が自分で作った薄いゴスロリ風味のエプロンドレスを着用した姿で立ってる。
と言う訳で、俺の席は例の如くスクリーンの前に置いてある…あの時座った豪華な椅子だって訳な…
全員が席に着いた所で俺から少しだけ説明をして欲しいと言われていたので、未来から言っても良いと言われていた事を再度全員が居る所で説明して、最期に喜美華さんの体に俺の最初の子が居る事を説明した。
「なぁ大悟?喜美華さんとは本当に結婚しないのか?」
「一応そこらの話もしたんだけどね。」
「飯田さん。私は運良く大悟君に選んでもらったからこうして幸運に恵まれたの。これ以上何かを求める気は無いわ。ただ…大悟君とは今後も出来るなら関係を続けて行きたいって考えてるの♡」
「という事でね、今の所喜美華さんは俺の内縁の妻と言う扱いでこれからも関係を続けて行くって事になってる。」
俺の言葉に全員が今すぐ何か関係が変わるって事じゃ無いと判り、有る程度緊張感が薄れて行った気がした。
そしてそこで空気を読まない未来が一言言ったのでけっこう揉めた。
「あ、大悟は私が娶るから皆は諦めてね♡」
それまで結婚の事を公言していたのは、朱里、鞠子、エリちゃんだったが、ユカちゃんとハルカちゃんもさすがに未来の言い方に思うところが有った様で、
「そんなの大悟の意思が関係して無いから意味が無い!私達にも権利がある!」
「大悟さんとは私達が結婚します!!」
という宣言と共に立候補してきた。
5人と未来が真ん中のテーブルに集まり言いあってる側で、真琴がそっと移動して、喜美華さんと茜と3人揃って笑顔で喜美華さんの経過報告を聞いてた。
茜は最初から喜美華さんと同じ様な考え方をしてたから、子供はそのうち作るけど、結婚まではまだ考えて無いって言っていたんだけど…
真琴の事が少しだけ気になった。
喜美華さんと楽しそうに話をしてるけど…ふとした瞬間寂しそうな顔が何度か見えたんだ…
そして、結婚に関する話は平行線でいつまでも続きそうな感じが有ったから、一度その話は棚上げして朱里から提案されていた『一緒に旅行』の話をする事になった。
「そうそうそれ!大悟♪島に行ってみない?うちの家の別荘があるの♪南の方だからダイビングスーツを着たら真冬でも泳げるんだよ。」
ユカちゃんがそう言ってプロジェクションを起動させて説明してくれた。
俺が豪華な椅子に座ったままでは見難いので灯さんと香澄さんが動かしてくれて3ヶ所のテーブルに近い場所で見てると日本地図が表示されて西日本の方に向かって画面がズームして行くと四国の南端に最初何も映って無かった部分に島が見えてきて、その海沿いの一部に更に画面が寄っていく。
そして地図画像から映像に切り替わり、砂浜と別荘が映し出された。
画面がパンして行くとそこそこ大きな船を係留出来そうな浮き桟橋とそれに繋がる渡り橋が有った。
「市内にあるボートパークから夜中に船で出たら朝には着いてるよ♡それとさっきも言ったけど、船もあるからみんな泳ぐなら水着持って来るぐらいで楽しめるからね~♡」
次に表示されたのはそこそこ大きなクルーザー。乗ってる人と比べたらなんとなく25mプール位の長さがありそう?
2年前に会った頃の2人と笑顔はあまりないけどもう少し小柄な少女の頃のハルカちゃんが水着で乗ってる画像などが次々映されていく。
船の中の画像に切り替わり、ツインのベッドルームが3ヶ所と、他に2ヶ所ほど『これ船の中なの?』という広さのラウンジの様な部屋が写されていた。
「ベッドルームは3ヶ所だけど補助のベッドを使ったりして20人ぐらいで使えるんだって。だからこの船と別荘を使って泊まれば十分楽しめるからネッ♡」
なんか簡単に言ってるけど…
「なぁこのクラスのボートだと個人で持つなら大変なんじゃないか?」
朱里は友人が個人でもっと小さい物だがボートを持ってる人が居たらしく、気になったらしい。
「なんかね、仕事の関係で共同所有する人を集めてなんとか?そんな感じになってるって言ってたよ。いつもは管理する所に預けてるんだって。だからうちで使うのって年に1回位かな?」
どうもユカちゃんって、俺が想像してたよりも、もっとお金持ちな家の娘さんだったらしい…
そしてそんな画像を見つつ静かになる真琴達。
その後、話が弾まない状態になったので、旅行の行き先に関しては保留にして、一度解散する事になった。
朱里の車に乗り送ってもらってる時に隣に座った鞠子が溜息を吐いた。
「どうした鞠子?」
「あ~…一応すごいお金持ちって話は聞いてたんですけどね。まさかここまでとは思ってなかったので…」
「なんかその気持ち、ちょっと判るわ。」
真琴も同じ様な感覚らしい。
「まぁあれだけの物を見せられればさすがに面と向かって対立するのは厳しくなるな。」
どうも朱里も共感できる部分があるみたいだな。
「でもさぁ、俺がそもそも小市民だからね?そこ一応考えて欲しいんだけど?」
「でも玉の輿って普通に夢見るでしょ?」
逆玉って概念では無いのか??
「まぁ…まったく無いとは思わないけど、でも考えてみて欲しいんだ。俺の仕事と言うか目的?この時間帯に移動してきた理由って、お金落ちの子と幸せになる事じゃないからね?」
「この時間帯の女性の治療って言ってたわよね?」
「そう、だからいろんな人とお付き合いする必要が有るし、上の方の人だけと懇意にするって感覚は俺にはまったく無いんだ。」
一応思う事を言ってみたんだが、なんとなく納得出来て無い感じって言うのか…車内はそれ以降もあまり話が弾まなかった。
ユカちゃん達と真琴達ってあまり一緒に居ない方が良いのかなぁ…
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