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一章
76 真琴の心1/5
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なんか…自分の部屋に戻るのって…気分的には半月ぶり位か?
真琴と一緒に居る時は特に決めてないけどどっちかに居る感じだから自分の部屋に戻る事もあるけど、他の子と一緒に居る場合って何か集まる予定とか無ければほとんどの場合で彼女達の住んでる所に俺が転がり込むからなぁ…
「いつも美味しいご飯をありがと♡」
「いいえっ♡どうぞ♪」
真琴との時間ってなんか…これが夫婦の関係なのかも…なんとなくそんな感覚を覚える様になったんだよな。
他の子と違って一緒に居る時間が段違いに多かったってのも有るとは思うんだけど、なんとなく自分が帰ってくる所って認識が有る気がする。
「なぁ真琴?結婚って本当にしたくないのか?」
なんとなく口をついて出てしまった…
お茶碗を持って箸でご飯を口に運んでる途中で真琴は止まり首を傾げて聞いてきた。
「結婚?」
「あぁ…今日の話で朱里と鞠子も宣言してただろ?ちょっと気になってな。」
「ん~~そうね…できるならするけど…今はそこまで考えてないかなぁ…」
「でも赤ちゃんできるのは問題無いんだよな?」
「…うん。」
ちょっと迷ってるのか?
さすがにあまり突っ込んだ話を食べながらしない方が良いかな…
「まぁあれだ、喜美華さんに赤ちゃん出来てるんだから、真琴もなんだかんだと最初の頃毎日してたってのも有るんだしすぐに出来てもおかしくないんだよな♪まぁそれはその時に考えたらいいか♪」
俺は話を切り上げて食事に戻った。
そして俺の言葉にちょっとだけ困ったような顔をして真琴も食べるのを再開した。
その後一緒にシャワーを浴びて今日も♡という気分になった時に真琴が、
「そうだ大悟、今日その…ちょっとお腹が痛い感じがさっきしたのね…今日は口でしても良いかな?もしあれなら…うしろ?でも良いけど…?」
いきなり今まで絶対にしたくないと言うそぶりをしてたアナル解禁の話をしてきた。
俺はちょっとだけドキッとして嬉しさに浮きそうになったけど、一応確認した。
「急にどうした?今まで『あんな変態行為ぜったいイヤ!』みたいな感じで言ってたのに?そんなに痛いのか?」
「ん~そこまでは言ってなかったけどさぁ…なんか最近私も調べたのね。赤ちゃん出来たら子宮口をあまり刺激しない方が良いって。それと乳首を刺激するのもお腹が張って子宮が収縮するらしいのね。だから大悟の好きな2ヶ所が使えないって話になると…」
「なるほどなぁ…他に楽しめる場所を用意しておくのも必要かも知れない?」
「…うん。」
なんだろう…少し嬉しい提案のはずなんだが…真琴の顔を見てると…
「なぁ真琴?何か不安なのか?俺、喜美華さんに赤ちゃんできて無事生まれたとしても皆との関係はたぶん続けると思うよ?喜美華さんもそれを望んでるって二人で話をした時に言ってたし。」
「ふふっ♡大悟も最近、私の顔色とかまで見れる様になってきちゃったのね。まぁ…しょうがないか。」
真琴はテーブルの所に正座で座って俺にも座る様に手で促してきた。
とりあえずいつもの横ではなく、手で案内された正面に座ると1回深呼吸をして話してくれた。
「私の家族の事と私の体の事なんだけどね。今まであまり詳しく話をした事が無かったでしょ?まずは家族の事から説明するね。」
そう言って真琴の家族の事を話してくれた。
大悟には私の家族って母親しか居なかった事って話したかな?
あら?知ってたの?そう?どこかで話したかしら…
まぁその通りシングルマザーの家庭で親族ってまったく居ないのね。
そして私の容姿を見ると判ると思うんだけど、私の母親ってのもかなりの美人だったの。
そんな、自慢じゃないわよ?純然たる事実なだけ。
それでね?そういう家族だったから、お母さんって私が居ても普通に男と毎日楽しめるような人だったの。
おかげで私もけっこう早い頃から相手を手に入れる方法を知って行ったわ。
えっ?親子どん?食べたいの?作っても良いよ?
ん?違う?……あぁ…そう言う関係で一緒にする事をそう言うの?
さすがにそれはしてないわ。
だって母さんって独占欲すごく強い人だったから…その相手の人がアパートに泊まりに来たら、10歳ぐらいの頃からかな?友達の所にでも行ってね~って…追い出されたわ。
何度夜中まで遊び歩いた事か…
まぁでもさぁ…そんな事してると私もちょっと悪い系の友達とか増えて行ってね。
けっこう女同士でそんな事をして経験を積んで行ったのね。
レズ?まぁそう言われてもしょうがないけどでも良く考えてみて?
この世界私と同世代って男が1/3位になってる年代なのよ?
あぶれた女が男が居ないからって独り身で居ると思う?
そう、人肌恋しくなって女同士でけっこうペアになるの。
だからこれは普通なの。
鞠子さんも飯田さんも同じ様な経験絶対してるわ。
ん?喜美華さん?…さすがに彼女は…判らないわ。だって飯田さんは私と同じ価値観と言うか立ち位置を知ってるはずだからなんとなくイメージできるし、鞠子さんは年代的にそこまで違わないからね?一応…まぁ良く判らない所も有るんだけど…一応まだ判りやすいの。
でも喜美華さんの年代になるともう少し男が多い頃だから、私とか飯田さんの頃と比べて元になる条件が違うと思うのよね。
そうなの?喜美華さんあまり経験した事無かったのかぁ…
だとしたら喜美華さんは自分に自信が持てない人生を長く送ってきたのかもしれないわね。
けっこう早い頃から女性らしい…それこそ大悟の大好きな体型をしてたんじゃないかしら?
この世界のモテる女性のイメージってもう大悟も分かってるとおもうけど、体の凹凸が少ない方が女性として良いイメージを持たれやすいわ。
だから私がティーンの最初の頃なんて…
まぁ高校に入る少し前まではそれでも女同士でしか事は無かったんだけど、私胸とかも育ち始めるまでに時間がかかったのね。
だから中学2年の頃からかしら?すごくモテたわ。それこそ同時に知らない2人の男に声をかけられるとかって事も有ったぐらいにね♡
そしてそんな感じに男を知って行って、お母さんと別々に楽しんでたんだけど、高校に入った頃からかなぁ…
お母さん段々体の調子が悪くなって行ったのね。
最初は朝起きるのに低血圧みたいな感じがちょっと酷くなってきたかも?位の感覚だったんだけど、段々日中でも貧血で倒れたって話が私の学校にも届く様になって来てね。
一応病院に連れて行ったのね。
そしたら血液の癌だって言われたわ。
どうもそれって遺伝的にかかる確率が高いみたいな話をされてね。一応私もお母さんと一緒に血液検査を受けたんだけど、一応何ともなかったわ。
これで絶対に同じ病気にかからないって訳じゃ無いらしいけど、まぁそれでも私は安心して良いって言われたの。
ただ…お母さん私が高校3年生になった頃に死んじゃってね…それから私一人で生きてきたの。
一応お母さんのシングルマザーの手当てと保険で少し金額的には余裕が有ったんだけど、全部独りでしてたらなんか寂しくなってね。
だから大学に行き始めた頃かなぁ…自分が体を許せる人とならもう子供作ってもイイかなぁ~って考える様になったの。
子供が出来たとしてもさぁ、大学って休学してもう一度赤ちゃんの手がかからなくなってから復学って出来るでしょ?
そんな感じで私もシングルマザーになって子供と2人で生きていけたら寂しくないかなぁ~ってね。
けどさぁ…私大学に通う頃にはね?10人位のセフレが居たのね。上は40近くから下は…まぁそれは良いわよね。
もう!今はそこが問題な訳じゃないの!!静かに聞いてってば!!!
まったく…
それでね、そんな人数としてて…ナマでね。まったく妊娠しなかったの。
だから少し怖くなってね。一応病院で調べてもらったのね。
そしたら私って卵管がかなり狭い体らしくって…妊娠自体がし難い人だったらしいの…
それでねっ…
私…このままだと…飯田さんも鞠子さんも…他の子達もみんな大悟の赤ちゃんが出来て…私だけ妊娠できないって事になるかなぁって考えてねっ…少し怖くなったんだ。
だからもし私だけ出来なくてもおかしく無い様にアナルで楽しめる様になってたら言い訳になるかなぁ~とかさぁ…
チョット考えちゃったの…
あっ、もちろん喜美華さんの事だけが原因って訳じゃ無いんだけど…
だからねっ…この証、返したほうが良いかなぁ~って考えてるの…
やっと真琴の本音を聞けた気がした。
「なぁ真琴?でもお前ってさぁ、最初の頃俺が『本気って話あれって~』みたいな話をして体が俺じゃないと満足できないからみたいな話をしたよな?」
「まぁしたけど…」
赤くなった真琴ってのはなんでこう可愛いんだろうなぁ~♡
ちょっとだけ側にすり寄って抱きしめて話をする事にした。
「あの時は本気で一緒に居る事を望んでるみたいに言ってくれただろ?俺あれすごく嬉しかったんだ。」
「ん…それは私も本心だったから…」
「あの時は大丈夫で今はダメってイマイチ良く判らないんだけど…?」
「だって大悟って体の中で出す量がすごいでしょ?だから…もしかしたら大悟なら私を妊娠させられるのかもって…ちょっと期待してたの…でもさぁ…まったくダメっぽいから…」
なるほど、だからあんなに俺の事を強く求めてくれたのか。
俺はこっちの世界で独りだって感じて誰かに側に居て欲しく…
真琴は自分が欠陥品じゃないって思いたくてすがる様な気持ちで俺を求めてくれたと…
「なぁ真琴?お前俺の子供をすぐに作れるとしたら本当に生んでくれるのか?」
「えっ?…まぁもし出来るなら生むけど…でもあれだけしてもらっても私出来なかったんだよ?もうムリじゃないかなぁ…」
後から真琴の体を抱いて胡坐を描いた足の上に抱き上げて乗せて強く抱きしめていても、真琴の心が離れて行く感じがした。
このままじゃまずいよな。
俺…ここに来てやっと気付いたけど、真琴が居なくなったら駄目になる。
真琴と一緒に居る時は特に決めてないけどどっちかに居る感じだから自分の部屋に戻る事もあるけど、他の子と一緒に居る場合って何か集まる予定とか無ければほとんどの場合で彼女達の住んでる所に俺が転がり込むからなぁ…
「いつも美味しいご飯をありがと♡」
「いいえっ♡どうぞ♪」
真琴との時間ってなんか…これが夫婦の関係なのかも…なんとなくそんな感覚を覚える様になったんだよな。
他の子と違って一緒に居る時間が段違いに多かったってのも有るとは思うんだけど、なんとなく自分が帰ってくる所って認識が有る気がする。
「なぁ真琴?結婚って本当にしたくないのか?」
なんとなく口をついて出てしまった…
お茶碗を持って箸でご飯を口に運んでる途中で真琴は止まり首を傾げて聞いてきた。
「結婚?」
「あぁ…今日の話で朱里と鞠子も宣言してただろ?ちょっと気になってな。」
「ん~~そうね…できるならするけど…今はそこまで考えてないかなぁ…」
「でも赤ちゃんできるのは問題無いんだよな?」
「…うん。」
ちょっと迷ってるのか?
さすがにあまり突っ込んだ話を食べながらしない方が良いかな…
「まぁあれだ、喜美華さんに赤ちゃん出来てるんだから、真琴もなんだかんだと最初の頃毎日してたってのも有るんだしすぐに出来てもおかしくないんだよな♪まぁそれはその時に考えたらいいか♪」
俺は話を切り上げて食事に戻った。
そして俺の言葉にちょっとだけ困ったような顔をして真琴も食べるのを再開した。
その後一緒にシャワーを浴びて今日も♡という気分になった時に真琴が、
「そうだ大悟、今日その…ちょっとお腹が痛い感じがさっきしたのね…今日は口でしても良いかな?もしあれなら…うしろ?でも良いけど…?」
いきなり今まで絶対にしたくないと言うそぶりをしてたアナル解禁の話をしてきた。
俺はちょっとだけドキッとして嬉しさに浮きそうになったけど、一応確認した。
「急にどうした?今まで『あんな変態行為ぜったいイヤ!』みたいな感じで言ってたのに?そんなに痛いのか?」
「ん~そこまでは言ってなかったけどさぁ…なんか最近私も調べたのね。赤ちゃん出来たら子宮口をあまり刺激しない方が良いって。それと乳首を刺激するのもお腹が張って子宮が収縮するらしいのね。だから大悟の好きな2ヶ所が使えないって話になると…」
「なるほどなぁ…他に楽しめる場所を用意しておくのも必要かも知れない?」
「…うん。」
なんだろう…少し嬉しい提案のはずなんだが…真琴の顔を見てると…
「なぁ真琴?何か不安なのか?俺、喜美華さんに赤ちゃんできて無事生まれたとしても皆との関係はたぶん続けると思うよ?喜美華さんもそれを望んでるって二人で話をした時に言ってたし。」
「ふふっ♡大悟も最近、私の顔色とかまで見れる様になってきちゃったのね。まぁ…しょうがないか。」
真琴はテーブルの所に正座で座って俺にも座る様に手で促してきた。
とりあえずいつもの横ではなく、手で案内された正面に座ると1回深呼吸をして話してくれた。
「私の家族の事と私の体の事なんだけどね。今まであまり詳しく話をした事が無かったでしょ?まずは家族の事から説明するね。」
そう言って真琴の家族の事を話してくれた。
大悟には私の家族って母親しか居なかった事って話したかな?
あら?知ってたの?そう?どこかで話したかしら…
まぁその通りシングルマザーの家庭で親族ってまったく居ないのね。
そして私の容姿を見ると判ると思うんだけど、私の母親ってのもかなりの美人だったの。
そんな、自慢じゃないわよ?純然たる事実なだけ。
それでね?そういう家族だったから、お母さんって私が居ても普通に男と毎日楽しめるような人だったの。
おかげで私もけっこう早い頃から相手を手に入れる方法を知って行ったわ。
えっ?親子どん?食べたいの?作っても良いよ?
ん?違う?……あぁ…そう言う関係で一緒にする事をそう言うの?
さすがにそれはしてないわ。
だって母さんって独占欲すごく強い人だったから…その相手の人がアパートに泊まりに来たら、10歳ぐらいの頃からかな?友達の所にでも行ってね~って…追い出されたわ。
何度夜中まで遊び歩いた事か…
まぁでもさぁ…そんな事してると私もちょっと悪い系の友達とか増えて行ってね。
けっこう女同士でそんな事をして経験を積んで行ったのね。
レズ?まぁそう言われてもしょうがないけどでも良く考えてみて?
この世界私と同世代って男が1/3位になってる年代なのよ?
あぶれた女が男が居ないからって独り身で居ると思う?
そう、人肌恋しくなって女同士でけっこうペアになるの。
だからこれは普通なの。
鞠子さんも飯田さんも同じ様な経験絶対してるわ。
ん?喜美華さん?…さすがに彼女は…判らないわ。だって飯田さんは私と同じ価値観と言うか立ち位置を知ってるはずだからなんとなくイメージできるし、鞠子さんは年代的にそこまで違わないからね?一応…まぁ良く判らない所も有るんだけど…一応まだ判りやすいの。
でも喜美華さんの年代になるともう少し男が多い頃だから、私とか飯田さんの頃と比べて元になる条件が違うと思うのよね。
そうなの?喜美華さんあまり経験した事無かったのかぁ…
だとしたら喜美華さんは自分に自信が持てない人生を長く送ってきたのかもしれないわね。
けっこう早い頃から女性らしい…それこそ大悟の大好きな体型をしてたんじゃないかしら?
この世界のモテる女性のイメージってもう大悟も分かってるとおもうけど、体の凹凸が少ない方が女性として良いイメージを持たれやすいわ。
だから私がティーンの最初の頃なんて…
まぁ高校に入る少し前まではそれでも女同士でしか事は無かったんだけど、私胸とかも育ち始めるまでに時間がかかったのね。
だから中学2年の頃からかしら?すごくモテたわ。それこそ同時に知らない2人の男に声をかけられるとかって事も有ったぐらいにね♡
そしてそんな感じに男を知って行って、お母さんと別々に楽しんでたんだけど、高校に入った頃からかなぁ…
お母さん段々体の調子が悪くなって行ったのね。
最初は朝起きるのに低血圧みたいな感じがちょっと酷くなってきたかも?位の感覚だったんだけど、段々日中でも貧血で倒れたって話が私の学校にも届く様になって来てね。
一応病院に連れて行ったのね。
そしたら血液の癌だって言われたわ。
どうもそれって遺伝的にかかる確率が高いみたいな話をされてね。一応私もお母さんと一緒に血液検査を受けたんだけど、一応何ともなかったわ。
これで絶対に同じ病気にかからないって訳じゃ無いらしいけど、まぁそれでも私は安心して良いって言われたの。
ただ…お母さん私が高校3年生になった頃に死んじゃってね…それから私一人で生きてきたの。
一応お母さんのシングルマザーの手当てと保険で少し金額的には余裕が有ったんだけど、全部独りでしてたらなんか寂しくなってね。
だから大学に行き始めた頃かなぁ…自分が体を許せる人とならもう子供作ってもイイかなぁ~って考える様になったの。
子供が出来たとしてもさぁ、大学って休学してもう一度赤ちゃんの手がかからなくなってから復学って出来るでしょ?
そんな感じで私もシングルマザーになって子供と2人で生きていけたら寂しくないかなぁ~ってね。
けどさぁ…私大学に通う頃にはね?10人位のセフレが居たのね。上は40近くから下は…まぁそれは良いわよね。
もう!今はそこが問題な訳じゃないの!!静かに聞いてってば!!!
まったく…
それでね、そんな人数としてて…ナマでね。まったく妊娠しなかったの。
だから少し怖くなってね。一応病院で調べてもらったのね。
そしたら私って卵管がかなり狭い体らしくって…妊娠自体がし難い人だったらしいの…
それでねっ…
私…このままだと…飯田さんも鞠子さんも…他の子達もみんな大悟の赤ちゃんが出来て…私だけ妊娠できないって事になるかなぁって考えてねっ…少し怖くなったんだ。
だからもし私だけ出来なくてもおかしく無い様にアナルで楽しめる様になってたら言い訳になるかなぁ~とかさぁ…
チョット考えちゃったの…
あっ、もちろん喜美華さんの事だけが原因って訳じゃ無いんだけど…
だからねっ…この証、返したほうが良いかなぁ~って考えてるの…
やっと真琴の本音を聞けた気がした。
「なぁ真琴?でもお前ってさぁ、最初の頃俺が『本気って話あれって~』みたいな話をして体が俺じゃないと満足できないからみたいな話をしたよな?」
「まぁしたけど…」
赤くなった真琴ってのはなんでこう可愛いんだろうなぁ~♡
ちょっとだけ側にすり寄って抱きしめて話をする事にした。
「あの時は本気で一緒に居る事を望んでるみたいに言ってくれただろ?俺あれすごく嬉しかったんだ。」
「ん…それは私も本心だったから…」
「あの時は大丈夫で今はダメってイマイチ良く判らないんだけど…?」
「だって大悟って体の中で出す量がすごいでしょ?だから…もしかしたら大悟なら私を妊娠させられるのかもって…ちょっと期待してたの…でもさぁ…まったくダメっぽいから…」
なるほど、だからあんなに俺の事を強く求めてくれたのか。
俺はこっちの世界で独りだって感じて誰かに側に居て欲しく…
真琴は自分が欠陥品じゃないって思いたくてすがる様な気持ちで俺を求めてくれたと…
「なぁ真琴?お前俺の子供をすぐに作れるとしたら本当に生んでくれるのか?」
「えっ?…まぁもし出来るなら生むけど…でもあれだけしてもらっても私出来なかったんだよ?もうムリじゃないかなぁ…」
後から真琴の体を抱いて胡坐を描いた足の上に抱き上げて乗せて強く抱きしめていても、真琴の心が離れて行く感じがした。
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