貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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一章

77 真琴の心2/5

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その日俺は、真琴まことと体の関係を持つ事が真琴をもっと辛い状況にさせてしまうと知ってしまった。

もしかしたらこっちに来て初めてか?
真琴と一緒に居て性的な事を一切せずに、ほとんど体を離さない様に側に居続けて、そのまま抱いて寝た。



そして朝目が覚めたらテーブルに手紙が置いてあった。
大悟だいご、昨日は私の為に我慢させてゴメンネ。
これから少しの間ローテーションから離れるって皆に伝えておくから…
今は私の言った事皆には言わずに居て欲しい。

わがままばかり言ってゴメンネ。
私から皆に説明するから心の準備をする時間をちょうだい。

真琴』

まぁ…こうなる予感があった。朝目が覚めたら真琴が居ないんじゃ無いかって。
封筒の中にエンゲージチェーンが入れてあったし…


コレどうにかしないといけないよなぁ…俺今すごい喪失感を味わってる。
このまま独りで居たら絶対泣く。


でも一つ鍵になる話は聞けてるんだ、何にしても真琴の体の事だよな。
まずはそこをどうにか出来ればこの真琴の問題って全部がクリアになって自分の事を欠陥品みたいに考えずに居られて…俺とずっと一緒に居てくれる様になる。



そうなったら、結婚してもらえるかもしれない。



と言う訳で、そこらの話が出来そうなのは…
今日のローテーションは朱里しゅりか…

さすがにこんな話は真琴の知らない所で勝手にする訳にはいかないので…
ここはやっぱり喜美華きみかさん?赤ちゃん関連だと喜美華さんって安易に考えてる気がしないでも無いが…
とりあえず連絡だけでも取ってみるか。

喜美華さん、一応俺がお願いした様に来週イッパイまで仕事を休んでくれてるらしく、朱里が色々手伝ってくれてるらしい。
買い物とか夜暇な時とかに遊びに行ったりって。

昨日も夜に色々買い物のお手伝いとかしてくれたって嬉しそうに話をしてくれた。

「じゃぁ今って朱里はもう自分のマンションに戻ってるの?」
『えぇ。昨日の夜少し遅くにだけど大悟君が明日来るから部屋を掃除するって嬉しそうに帰って行ったわ。』
「そっか。ねぇ喜美華さん、今日今から昼ぐらいまででも良いんだけど話が出来ないかな?」

『…それは構わないけど…相手は一応出来ないわよ?お口ぐらいなら…まぁできない事も無いんだけど…まだその…うしろはまったく広げられて無いんで…その…』
「あぁ、喜美華さんが大丈夫って思ってくれるぐらいになるまで俺我慢出来るからそこは気にしなくて良いよ。今回聞きたいのって女性の体の事なんだ。妊娠の事でちょっとだけ教えて欲しいんだけど、良いかな?」
『そうねぇ…そう言う事なら…時多ときたさんも呼んだ方が良いかしら?』

未来みくを?どうして彼女を?」
『だって大悟君との赤ちゃんって話になるなら彼女が関係してるでしょ?他の人の事で聞きたい訳じゃないんでしょ?』

言われてみればそうか…
そう言われれば俺の体を改造したのも未来なんだから…


あ~…でもなぁ…未来に任せてあの痛い治療を真琴に受けさせるとかってちょっと考えたく無いなぁ…
あれ痛すぎる…

「判った。そしたら今から未来に連絡取ってもう一回折り返し電話するね。」
『は~いじゃぁ迎える用意でもしながら待ってるわね~♪』

今週1回しか顔を出せてなかったからか、喜美華さんすごくうれしそうな声だったな。
さて、未来…

喜美華さんとの電話が終わってとりあえずトイレに1回と思い移動してたら玄関のドアから未来が顔を出してこっちを見ていた。

「どうぞ、してきて良いよ?それとも私に出す?」
「一応部屋の中に入っててくれ。それとトイレになろうとするな。」
「大悟のなら何でも体に受け入れられるんだけどなぁ♡」

どこまで本気か判らないけど一応未来は俺が用事がある時はこうして自分から顔を出してくれる様になってた。

と言うか、前回未来の所に戻って来て少し話をした時に、連絡先を聞いたら、
「電話なんて必要ないの♪私は大悟が何を考えてるか全て分かるからっ♡大悟が私を心で呼んだらその時にそこに行くよっ♡」
とか言ってたんだけど…


たぶん時間を戻して色々小細工してるんじゃないかと思うんだ…


とりあえず用をたして部屋に戻ると未来が全裸でベッドに寝てた。
「お前何してるの?」
「大悟の体をスッキリさせる準備。昨日1回もしてないでしょ?話はしながら聞くよ♡ほ~ら~♪」
「俺けっこうシリアスな話をする予定で居たんだけど…」
「その為にも大悟はもう一回治療を受け入れないといけないんだけど…どうする?」

「…あの痛いのを又するの??」
「そんなに情けない顔しないでよ。私が悪いみたいじゃない。ほ~ら、いいからとりあえずここに大悟のテント張ってるそれを入れてっ♡」

俺の体って本当に女性の裸を見たら簡単にこうなるのね。
でもあの痛さ…今回記憶の操作を受けて無い状態での行為になるんだけど…さすがに怖い。


ただ…未来は俺が真琴の体の事を聞こうとしてるのをもう理解してるような言い方だったよな…
本当に真琴の体を何とかできるのか?

だとしたら…

ぬるん♡

「んっ♡やっぱりいつもの大悟のおちんちん♡硬さも長さもピッタリ♡怖いのによく入ってこれたね♡」
とりあえず俺は今イイコイイコされながら正常位で未来のおまんこにナマで入れて腰を振ってる。
「それで?話をするんだろ?」
「はんっ♡そうあっ♡なんだけどうっ♡ん~~~~はぁはぁ♡久しぶりだからとっても気持ちイイの♡もう少し気持ち良くならせてっ♡」
とりあえず喜美華さんの所に行く話もあるので、10分ほど未来の中で動き回って1回ほどしっかりと出しておいた。
その時覚悟を決めていったのだが…

「全然痛く無い。」
なんとなく尿道を遡る感触はあるが、特に痛いって感じが無かった。
「そりゃぁねっ♡約束してたでしょ?次は痛く無い状態で出来る様にしておくって♡」
「言ってたけど…そういえばさっき久しぶりとか言ってたか?」
「うん♡私的には半年振り♡私の体の改造をしてきたの♪痛く無かったでしょ?これからはまったく痛く無い状態で楽しめるからね~♡アンッ♡」
とりあえずホッとしたせいか、また一気に硬さが戻って来て30分ほど楽しんでしまった。

その後すぐに喜美華さんに連絡を入れて急いで未来と一緒に喜美華さんの家に行った。


「喜美華さん返事が遅くなってごめんね。」
「いいえっ。時多さんと会うなら少しぐらいはそう言う時間が必要だろうって思ってましたから。」
喜美華さん俺が未来と会ったらして来る事は想定内って事か…

なんだろうこの全てを知られてる感じ♡
ここにも俺の居場所があるなぁ~♡

そして、『一応内縁の妻と言う状態だから言うけど他言無用』って話をしてから真琴の体の事を説明してどう言う事をしたら子供が出来る様になるかって話を聞いてみた。

「そうねぇ…私の知識でなら卵管の検査とかした後すぐって妊娠しやすくなるって言うのは聞いたけど…それだとあまり意味が無いって事なんでしょ?だとしたらここらで出来そうな事って言うと、人工授精位になるのかしら?」
「でもそれだと真琴の自分の事を卑下する感情ってずっとあり続けると思うんだよな。出来れば自然に妊娠できる状態で真琴は普通だって証明したいんだ。」

「ふふっ♡なんかすごく真剣ね。私に『せめて2週間ぐらいは休んでくれ』って言ってきた時ぐらい真剣な顔してるわよ♪」

さすがに心当たりがあるのでちょっと恥かしかった。
「多分…俺ね、少し考えたんだけど、今俺の彼女の証を持ってくれてる女性の誰がこうなっても同じ様な行動をするって思うんだ。喜美華さんにはこれからも色々相談すると思うんだけど…頼むね。」
一応頭を下げておいた。

「ねぇ大悟?その誰がこうなってもってのの中には私も入ってるの?」
未来が少しだけ不機嫌にな感じの顔で聞いてきた。

「俺な、あっちで朱里の妹が男としてる時に考えたんだけど、全員誰がそんな感じになってたとしても同じ様に嫌な気分になるって思った。だから未来も一緒。まったく違いは無い。」
「私…人じゃないって知ってもそう言える?」

「ん~~…そこはだってさぁ…あんな俺の体の改造とかが出来る女が普通の人とはそもそも思えないだろ?でもこうして抱きしめたら温かさを感じるし鼓動も感じるし…他の女性と何が違うって考えたらその改造出来るって事が違う程度だったんだ。そしたらそれも今までは…あまり思い出したくないけどあの痛さが有っただろ?あれも無くなったとすれば…一人の女性がここに居て自分のお嫁さんになるって宣言してくれてるって事実が有るだけになる訳で…そりゃぁ嬉しいし?」

未来は最初不機嫌だった顔がとりあえず笑顔になってくれた。
「まぁ、そう言ってくれるならいいとしよっか♡あ、でもね~私この時間帯には戸籍とか用意して無いから心の奥さんにしかなれないのよね…」
「をい、お前あの時『あ、大悟は私が娶るから皆は諦めてね♡』とか言って場を荒らしまくっておいて今更そんな事を言うのか?」
「あれは本気な人を選別する必要が有ったからね。言っただけ。でも心の妻は私♡」

そう言って首に腕を回してキスしてくれた。

「さぁ、今はイチャイチャしないでくれないかなぁ~…私もしたいのを我慢してるの忘れないでね?」
喜美華さんに怒られた♡

「では、真琴さんの体の治療を秘密裏にするって言うなら、時間がかかるけど出来ない訳じゃないの。大悟の精液って元々女性の体の治療に使えるって話だったでしょ?だから真琴さんが先天的に卵管が完全に詰まってるとかって話じゃ無い限りはゆっくり改善されていくのよ。それと、彼女ちゃんと生理は来てる訳だから、本当なら時間の問題なんだけど…」
「あぁ、もし出来るなら今度の真琴の排卵で確実に妊娠させたい。そして出来るなら結婚の約束をしたい。だからなんとかしてくれ。」

俺が未来に頭を下げたら喜美華さんが息を飲んだ気がした。
「大悟君本気で決めたの?」
「あぁ、他の皆には悪いとは思うけど、俺このままだと真琴を失うかもって考えたら我慢出来なかったんだ。だからもし本当に妊娠させる事ができたら婚約になるのかな?まずそれを取り付ける。」

「だとしたら…ん~~大悟の治療をしてどうとかってのだとあまり意味が無いし、かといって、大量に中に出させてもあまり意味は無いし…」
「そう言えば未来?真琴の体ってもう治療自体は済んでるのか?」
「真琴さんの体?あ~そこも少し調べた方が良いかなぁ…今回喜美華さんの妊娠って最短時間の更新する位に毎日注入されてそれこそ上下にね。だから2ヶ月もかからずに妊娠が出来たんだけど…」

喜美華さん真っ赤…
そりゃぁ上下に毎日注入とか言われたら恥かしいよね。
「真琴は最初にそれこそ毎日してたけどそれじゃぁ意味が無いのか?」
「あ~大悟少し勘違いしてる。あのね、彼女の家系って男と出来る美系系列だったでしょ?だからウイルスみたいなのがいろんな人から注入されてて、かなり濃くなってたみたいなのね。汚染源って言っても良い位に。」
「そう言えばお母さんもかなりな美人さんだったって真琴言ってたな。」
「だからそう言う部分も関係してるから喜美華さんみたいに毎日上下に注入されててももっと時間がかかる体質だったの。たぶん彼女の系列ってかなり前から女しか生まれて来なかったんじゃ無いかな?」
「未来?そろそろ上下に注入って言い方やめてくれな。喜美華さんが赤くなりすぎて戻れ無くなりそうだから。」
「大悟君…」

「だから、彼女の体を直すならちょっとイレギュラーな方法でやるしか無いの。時間的に少し大変かもだけど…やってみる?」
未来がちょっと真剣な表情で言ってきた。

「俺に出来る事が有るなら当然やる。そして真琴をお嫁さんにする!」

宣言してしまった。そして俺の腹も決まった。
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