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一章
79 真琴の心4/5
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俺は次の日から真琴の治療を始めた。
仕事には毎日行っていたのだが、日に日に疲れが見える様になっていく俺を、朱里と茜が仕事中に見かけて心配して全員に連絡を入れた事で皆が色々差し入れを持ってアパートに来てくれる様になった。
この間まで、俺の部屋のアパートの鍵を持ってるのは俺と真琴だけだったのだが…
そう言えば真琴の持ってる鍵って勝手に型を取って勝手に作った合鍵だったんだけど…あれどこで作ったのか判らなかったんだけど…
久美が部屋に来て教えてくれた。
「あの鍵もこの鍵もお前が作ったの?」
「はいっ♡真琴さんがどうしても必要だからこの鍵のスペアを用意してくれって。だからその頃まだ香織さんとはここまで親密になんでも言える間柄じゃなかったんで私が手作業で削り出したんですけど、今回のコレは香織さん認定の合鍵なの♡だから今この鍵を持ってるのは大悟様の彼女の証を持ってる人だけです♡」
なんか普通に皆俺の部屋に入ってるなぁ~とは思ってたんだけど、全員が鍵を持ってるとは思ってなかった。
久美が何か裏で動いてるだろうとは思ってたんだけど…
その後少しだけ久美を抱きしめてお礼を言って帰ってもらった。
今の所あと2日ほど頑張れば真琴の体の治療は終わる。
未来が昨日そう言って教えてくれた。
最初予定してた2週間を目一杯使い切る感じにはなったが、なんとか予定内で終わりそうだ。
俺は部屋の中の一番奥の棚の上に置いてある石の様な転送装置に触れて違う場所に移動する。
ここは未来が今回の治療の為に特別に用意してくれた空間で、そんなに広くは無いのだが、部屋の中央には少し大きめのベッドが置いてある。
それと、俺が休める様に隣の部屋に普通サイズのベッドが設置してあり、小さなテーブルが置いてある。
そしてこの部屋のベッドの上には真琴が裸で横になってジェルの様な粘膜に包まれて居る。
「真琴~♪もう少しでお前の声が聞ける様になるかと思うと…俺頑張るからな~♡」
そして、今日も治療を開める♡
2日後の平日に俺は1週間前から会社に言って有給を取っておいた。一応部長から何度も、
「お前は有給の消化率が非常に悪いからこれを期に一気に取っておけ。」
って薦められたので、とりあえず5日分…おかげで残り有給日数が20日を切ってしまった。
とりあえず30日を超えた分に関しては消えるって話だったので今の所は良い感じなのかもしれないのだが…
元々貧乏性だったもので貯められるなら限界までって感覚でずっと貯めてたんだけどなぁ…
まあ有給は気にしなくて良いだろう。どうせ来年度になればまた10日ぐらい増えてギリ限度まで回復するんだから♡
と言う訳で、今日は朱里が手伝ってくれて真琴を自分のマンションに確保してくれている。
あの日俺の前から消えた真琴は未来が行き先を追ってくれてたんだけど、どうも友人の所に身を寄せていたらしい。
同じ派遣会社から入ってた同じ部署で一緒に仕事をしてる先輩の所へ。
そして真琴の治療は未来の所属する団体?にとってもかなり大きな意味を持つ事だったらしく、かなりギリギリまで力をかしてくれた。
真琴の身を寄せていた部屋から真琴を寝てる状態で俺が治療をしたあの部屋まで連れ出し、真琴の意識を未来ベースのアンドロイドの中に入れ込み、普通の生活が出来る状況を用意してくれた。
真琴は自分が違う体になってる事にまったく気付く事無く毎日を過ごしていたらしい。
ただ、ずっと問題が無い様に張り付いてくれてた未来が言うには、
「セフレとの体の関係はまったく持とうとしなかったよ。ねぇ大悟…本当にあの子大悟の事好きだったみたいね。」
って…
もうさぁそんな事を言われたらさぁ~♪治療行為と言う免罪符を持ってしまった俺は止まらなくなるよね♡
ちなみに真琴の体を包んでいたジェルの様な物なんだけど、外から経過時間を調節できる物らしくて、俺が治療行為をしてる間とそこに居ない間は俺達が普通に過ごしてる空間と同じ速さで時間が流れるけど、1回真琴の体の1日分の治療が終わったら、一気に時間を進めてすぐに次の日の治療をするって感じで出来る回数の限り…
俺のその日の限界まで真琴に注入し続けるって方法で治療をして行った。
おかげで本来なら1日で2週間分程度の注入しか出来ないだろうと未来が予定してた治療なんだが、未来の一言のおかげで1日で1か月分とかが進んで行った♡
ちなみにさっきも言ったけど、口とおまんこに1日1回づつが治療内容ねっ♡
俺の体この治療の為だけに未来がブーストかけてくれてたけど、ここまで出来るって思ってなかったらしい。
毎日60回とかだからね~♡
改造されて無いと絶対ムリ♡
そうそう、真琴の本来の体だけど、一応擬似AIみたいなのを入れてくれていた。
反射で口に入れたらチュパチュパ喉まで使ってしてくれるし、おまんこに入れたら未来程じゃないにしても、かなり気持ち良く蠢いてくれてとっても気持ち良く治療が出来た♡
そして治療が完全に終わり、真琴の本来の体は日付を調整されてジェルから出せばすぐにでも排卵が始まる様になってる。
俺はその事を真琴に説明して本来の体に戻ってもらい、今日から最低でも3日。
真琴を抱き続ける予定で居る。
でもそうなるかどうかは、俺の説得次第って話だった。
未来はあの部屋の中で用意してくれてる。
俺が真琴と会って話をする為に部屋を出る時に、
「彼女がこんな事望んでなかったって言って大悟の事を軽蔑したりって話になったら元のままの体にも戻せるからね。それもちゃんと言うんだよ。」
そんな事を教えてくれた。
確かに時間を移動出来るなら、戻って治療をする前に体を回収するなどして元通りに戻すことも出来る。
俺のこの2週間の治療が無駄になるだけだ。
真琴が完全に俺の元を去る可能性を指摘されて気合が入った。
俺は今いつもの仕事に行く時に着てるスーツを着てとある場所に向かってる。
そこに真琴を連れて朱里が居るはず…
さてと…すごく緊張してきたぞ…
この建物の中に真琴が居る。体には毎日会って肌を合わせてきたけど、これから向き合うのは真琴の心だ。
気合を入れなおして、あの時の『最初に3人で食事をしたお店』に俺は入って行った。
仕事には毎日行っていたのだが、日に日に疲れが見える様になっていく俺を、朱里と茜が仕事中に見かけて心配して全員に連絡を入れた事で皆が色々差し入れを持ってアパートに来てくれる様になった。
この間まで、俺の部屋のアパートの鍵を持ってるのは俺と真琴だけだったのだが…
そう言えば真琴の持ってる鍵って勝手に型を取って勝手に作った合鍵だったんだけど…あれどこで作ったのか判らなかったんだけど…
久美が部屋に来て教えてくれた。
「あの鍵もこの鍵もお前が作ったの?」
「はいっ♡真琴さんがどうしても必要だからこの鍵のスペアを用意してくれって。だからその頃まだ香織さんとはここまで親密になんでも言える間柄じゃなかったんで私が手作業で削り出したんですけど、今回のコレは香織さん認定の合鍵なの♡だから今この鍵を持ってるのは大悟様の彼女の証を持ってる人だけです♡」
なんか普通に皆俺の部屋に入ってるなぁ~とは思ってたんだけど、全員が鍵を持ってるとは思ってなかった。
久美が何か裏で動いてるだろうとは思ってたんだけど…
その後少しだけ久美を抱きしめてお礼を言って帰ってもらった。
今の所あと2日ほど頑張れば真琴の体の治療は終わる。
未来が昨日そう言って教えてくれた。
最初予定してた2週間を目一杯使い切る感じにはなったが、なんとか予定内で終わりそうだ。
俺は部屋の中の一番奥の棚の上に置いてある石の様な転送装置に触れて違う場所に移動する。
ここは未来が今回の治療の為に特別に用意してくれた空間で、そんなに広くは無いのだが、部屋の中央には少し大きめのベッドが置いてある。
それと、俺が休める様に隣の部屋に普通サイズのベッドが設置してあり、小さなテーブルが置いてある。
そしてこの部屋のベッドの上には真琴が裸で横になってジェルの様な粘膜に包まれて居る。
「真琴~♪もう少しでお前の声が聞ける様になるかと思うと…俺頑張るからな~♡」
そして、今日も治療を開める♡
2日後の平日に俺は1週間前から会社に言って有給を取っておいた。一応部長から何度も、
「お前は有給の消化率が非常に悪いからこれを期に一気に取っておけ。」
って薦められたので、とりあえず5日分…おかげで残り有給日数が20日を切ってしまった。
とりあえず30日を超えた分に関しては消えるって話だったので今の所は良い感じなのかもしれないのだが…
元々貧乏性だったもので貯められるなら限界までって感覚でずっと貯めてたんだけどなぁ…
まあ有給は気にしなくて良いだろう。どうせ来年度になればまた10日ぐらい増えてギリ限度まで回復するんだから♡
と言う訳で、今日は朱里が手伝ってくれて真琴を自分のマンションに確保してくれている。
あの日俺の前から消えた真琴は未来が行き先を追ってくれてたんだけど、どうも友人の所に身を寄せていたらしい。
同じ派遣会社から入ってた同じ部署で一緒に仕事をしてる先輩の所へ。
そして真琴の治療は未来の所属する団体?にとってもかなり大きな意味を持つ事だったらしく、かなりギリギリまで力をかしてくれた。
真琴の身を寄せていた部屋から真琴を寝てる状態で俺が治療をしたあの部屋まで連れ出し、真琴の意識を未来ベースのアンドロイドの中に入れ込み、普通の生活が出来る状況を用意してくれた。
真琴は自分が違う体になってる事にまったく気付く事無く毎日を過ごしていたらしい。
ただ、ずっと問題が無い様に張り付いてくれてた未来が言うには、
「セフレとの体の関係はまったく持とうとしなかったよ。ねぇ大悟…本当にあの子大悟の事好きだったみたいね。」
って…
もうさぁそんな事を言われたらさぁ~♪治療行為と言う免罪符を持ってしまった俺は止まらなくなるよね♡
ちなみに真琴の体を包んでいたジェルの様な物なんだけど、外から経過時間を調節できる物らしくて、俺が治療行為をしてる間とそこに居ない間は俺達が普通に過ごしてる空間と同じ速さで時間が流れるけど、1回真琴の体の1日分の治療が終わったら、一気に時間を進めてすぐに次の日の治療をするって感じで出来る回数の限り…
俺のその日の限界まで真琴に注入し続けるって方法で治療をして行った。
おかげで本来なら1日で2週間分程度の注入しか出来ないだろうと未来が予定してた治療なんだが、未来の一言のおかげで1日で1か月分とかが進んで行った♡
ちなみにさっきも言ったけど、口とおまんこに1日1回づつが治療内容ねっ♡
俺の体この治療の為だけに未来がブーストかけてくれてたけど、ここまで出来るって思ってなかったらしい。
毎日60回とかだからね~♡
改造されて無いと絶対ムリ♡
そうそう、真琴の本来の体だけど、一応擬似AIみたいなのを入れてくれていた。
反射で口に入れたらチュパチュパ喉まで使ってしてくれるし、おまんこに入れたら未来程じゃないにしても、かなり気持ち良く蠢いてくれてとっても気持ち良く治療が出来た♡
そして治療が完全に終わり、真琴の本来の体は日付を調整されてジェルから出せばすぐにでも排卵が始まる様になってる。
俺はその事を真琴に説明して本来の体に戻ってもらい、今日から最低でも3日。
真琴を抱き続ける予定で居る。
でもそうなるかどうかは、俺の説得次第って話だった。
未来はあの部屋の中で用意してくれてる。
俺が真琴と会って話をする為に部屋を出る時に、
「彼女がこんな事望んでなかったって言って大悟の事を軽蔑したりって話になったら元のままの体にも戻せるからね。それもちゃんと言うんだよ。」
そんな事を教えてくれた。
確かに時間を移動出来るなら、戻って治療をする前に体を回収するなどして元通りに戻すことも出来る。
俺のこの2週間の治療が無駄になるだけだ。
真琴が完全に俺の元を去る可能性を指摘されて気合が入った。
俺は今いつもの仕事に行く時に着てるスーツを着てとある場所に向かってる。
そこに真琴を連れて朱里が居るはず…
さてと…すごく緊張してきたぞ…
この建物の中に真琴が居る。体には毎日会って肌を合わせてきたけど、これから向き合うのは真琴の心だ。
気合を入れなおして、あの時の『最初に3人で食事をしたお店』に俺は入って行った。
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