貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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一章

80 真琴の心5/5

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お店に入り、あの時朱里しゅりと俺が先に一緒に入り真琴まことを待っていた部屋へ。

ドアを開けると服装はあの時と違うけど、2人が座って待ってくれていた。
「真琴、会いたかったよ。風邪とかひいてなかったか?」

俺が部屋に入って行っても真琴は特に驚いた感じが無かった。
チラッと朱里を見てみると、
「あ~大悟だいご?ここに連れ出すのに…説明がね…そのぉ…」

なんとなく俺が来る事を察知された感じだな。
「朱里はここまで予定通りに真琴を連れてきてくれたんだ、問題無いよ。ありがとう。」
朱里はちょっとだけホッとした顔になり、とりあえずテーブルに置いてあるベルを鳴らして料理を持ってきてくれる様に店の人に頼んでくれた。

「大悟…急に居なくなってゴメンネ。」
食前酒のワインが出されてとりあえず乾杯をして少しだけ口を付けていると真琴が小さな声で謝ってきた。
「大丈夫。そうなる予感があったからね。でもさすがに寂しかったよ。真琴は今までどこに居たの?」
未来みくに聞いてはいたのだが、一応聞いてみた。

「私は大悟に最初に出会った時に一緒に居た…あぁ、そうだったわね。あれって今の大悟じゃない方の大悟だったのよね。まぁその時に一緒に居た先輩になる人の所に住まわせてもらってたわ。今週に入ってからは…」
チラッと朱里の方を見て溜息を一つ吐いて、
飯田いいださんにムリヤリ車でマンションまで送り向かえされてたわ…」
「そうだったのか…朱里、ありがとな。真琴の事守ってくれて。」
「少しお節介かとは思ったんだけどな、一応私達の間柄だからそのまま放置するって訳にはいなかくてね。」

その後あの時と同じ料理を食べて色々そう言えばこんなの食べたなぁ~みたいな話をしつつ楽しく時間が過ぎて行った。

デザートが出されて食事が終わる頃になると真琴も朱里もあまり話をしなくなり…
「さぁそろそろ私はあの時と同じ様に実家に戻る予定が出来てしまう頃なんで、帰らせてもらうよ。…あの時真琴君に勝っていたら立場が反対になっていたかもしれないと思うと未だに悔しくは有るが…真琴君?君には大悟のこの世界での最初の女になったと言う責任が有るんだ。勝手に消えるような事は許されない。だから…まぁ…期待してるからなっ!!」
そう言って朱里は部屋を出て行った。

「なんか朱里には色々と世話してもらってばかりだな。なぁ真琴?今日は帰る場所無いんだよな?」
「えっ?…はぁ~…飯田さんがあんな事を言って出て行ったって事はマンションには入れないんでしょうね…たぶん。」
「じゃぁ今日は少し早いしちょっとだけ遊んでみないか?」
「…ふふっ♡大悟?あなたあの時を繰り返そうとしてるわね?…まぁ付き合うぐらいなら良いわよ?」
「では、お嬢様♪お付き合い願えますか?」
真琴の近くに行って腕を出して待ってみた。

「まったく…それで?どこに連れて行ってくれるの?まさかあの時と同じゲームセンターなのかしら?」
じっとりとした目で見ながら俺の腕を取りつつ立って聞いてきた。

「まさか。俺がこっちに来て手に入れたものを少しだけ使って今日を演出してみたんだ。デートに行こう♡」
そう言って店を出て外で待機してくれていたリムジン(ロールス・ロイス ファントムVII?)の後の席に真琴をエスコートして、俺は真琴の正面に座った。

「ねぇ…これってあの子達がいつも使ってる車なの?」
「違うよ。彼女達のいつも使ってるのは普通の日本のちょっと大きめな1BOXタイプの車らしいよ。」
「…じゃぁこれって?」
運転席と後ろの席の間には電動の窓が付いていて今は閉まってる。
「実はこの車はね俺が少し動いた結果知りあってた人がちょっとだけ口を聞いてくれてね。」
そう言って窓をノックしたらほとんど音をさせずに窓が開いた。
「大悟様?どうかしましたか?」
運転席に座ってる香澄かすみさんが顔を覗かせて聞いてきた。
「彼女香澄さんって言ってね。あの部屋でメイド服を着てる所は見ただろ?元々ユカちゃんのお姉さんの秘書をしてたらしくてね。その伝を借りてこの車をわざわざ持って来てくれたんだ。ありがとね香澄さん。」
「いいえっ♡お嬢様方の特別な大悟様が本気になったと言う話です。少しぐらいはお力添えさせていただきます。ではそろそろ目的地に向かって移動を開始させて頂いても宜しいでしょうか?」
「あぁ、待たせて悪かったな、頼むよ。」
「はいっ♡ではまた後ほど♪」
窓が静かに閉まっていった。

「という訳なんだ。だから目的地はまだ言えないけど楽しんでもらえたら嬉しいな。」
「…なんかまったく何がおきるか判らなくなってるんだけど…」
「そう言う時はこちらをどうぞ♪特別に送ってもらったんだ。」
そう言ってミニバーの様な場所のワインセラーの中から一本のワインを引っ張り出して見せた。
「ん?それは??」
「あの時泊まった宿の倉本くらもとさんに言ってあのワイナリーから送ってもらった。」
封を開けて朱里に教えてもらった通りにワイングラスに入れて真琴に手渡して、自分用にはミニサイズのワイングラスを出してほんのチョットだけ注いで真琴の方に差し出した。
「ぷっ…あははっ♡なんでそんなに小さいグラスがあるの?ふふっ♡」
「これ以上大きいのに注いだら俺寝ちゃうんだ。これで勘弁してねっ♪」
「まぁいいけどっ♡」

チン♪

一応小さいながらもワイングラスだったらしく、イイ音をさせてくれた。

その後スモークガラスの外に見える景色が海沿いになった所で車が止まった。
運転席から香澄さんが降りて、俺と真琴が乗ってる席の近くのドアを開いてくれた。
「さぁ大悟様、ここからはあかりさんが案内してくれますのでどうぞ。」
そう言って手を持って真琴を下ろした場所はボートパークの入り口。

「さぁ大悟様、こちらへ、もう準備が整っておりますよ。」
「灯さんもありがと。真琴、こっちへ。」
真琴は驚いてるみたいで、口が開いたままになっていた。

俺の目の前には、あの時にプロジェクターで写されていたユカちゃん達が乗って映ってたクルーザーが泊まっていて、周囲からライトアップされていた。
「大悟…まさか今からこれに乗る気?」
「そうだよ。さぁ♪」
真琴の手を取ってそのままタラップを歩いて登り室内へ。

そこには鞠子まりこ久美くみがいつもの部屋着みたいな感じの服装で寛いでいた。
「あなた達まで…はぁ~…それで?どこまで行く気なの?」
「ちょっとそこまでっ♡灯さんお願い。」
「はいっ♡」
灯さんが部屋から出て少しだけ振動が有った。

「真琴、今から行く所は式を上げる予定の場所なんだ。一応もう予約を入れてるんだけど、そこって1年以上前に仮予約をしないといけないらしくてね。まぁ朱里の親戚の伝を使ってちょっとムリヤリではあるけど来年の10月5日を予約しておいた。一応土曜日だったからけっこう揉めたんだけどね。」

「ねぇ…式ってまさか私と?」
「そう、相手は俺。久美、出してくれるか。」
「は~~い♪少々お待ちを♡」
久美がそう言って足元から出してきたのはユカちゃん達にエンゲージチェーンを渡した時に使っていた時よりももう少しグレードが高そうな黒い皮製のアタッシュケースで、ロックを開けて中からジュエリーボックスを一つ慎重に取り出して俺に渡してくれた。
「さてと、真琴、俺な…お前が居なくなるかもって思ったらどうしても我慢出来なかったんだ。だから色々勝手に動いた。まずは先に謝っておくな。お前のその体。実は未来の力を借りてちょっと別の体になってる。」
「はぁ?!」
真琴は俺の言った事が信じられ無い感じで手の平とか見てるけど…
「そんな所を見ても絶対判らないよ。たぶんレントゲンとかで確認したら違う場所が割り出せるかも?って感じらしいから。」
「まぁ…それは今は良いわ。それで?」
「今真琴の体の治療を終えて明日排卵するって状態で調節した体が用意出来てる。それと…もし真琴が勝手な事をして気に入らないって言うなら元の治療をしてない体のままでも戻せるって未来が言ってたからどっちでもまだ選べる。」
「えっ?!大悟さんそれじゃぁ…」
「あぁ、今日までやってきた事を全部白紙に戻す覚悟もして今ここに来てる。」
鞠子が口に手を当てて信じられないものでも見るような目で俺を見てるが…

「なぁ真琴?俺こっちに来て真琴が居なかったらまともに外に出られる様になってたか判らないんだ。その時お互いに少しづつ違う目的だったのかも知れないけど、俺は真琴がいたから助かったし、真琴も少しだけ俺に希望を見てくれたんじゃ無いかと思う。だから、この選択しか考えられなかったんだ。」


真琴の目の前まで歩いて移動して方膝ついて久美から渡された箱を開けて中身を確認して…
「もし良ければずっと俺の奥さんになって側に居てくれないか?」
そう言ってジュエリーボックスを開いたまま真琴に両手で差し出した。



これほど緊張した事は今まで生きてきた中で無かったんじゃないかな。
実際にはほんの10秒ほどの間だったのだが、とても長く感じられた…

船のエンジンの音がほんの少しだけ聞こえる室内で誰も音を出さなかった…
室内には俺、真琴、鞠子、久美、灯さん。
真琴を除く全員が真琴の次の言葉を待っていた。

「ねぇ…大悟?私って大悟に会うまでに…たぶんだけど100人近い人と関係持って来てるんだけど…本当に良いの?それこそ上は40代から下は0代?までなんだけど…」


「「「0代?!」」」


俺と鞠子と久美の声がハモった。
それを聞いて真琴はちょっとだけ顔を赤くしつつも…
「…まぁ、こうなったら全部白状するけど、一番下は高校の1年の終わりかな?8歳の子がナンパしてきたわ。」
チョットの間床から感じる音だけが部屋を満たした。

「まさかそんな年齢にまで手を出してるなんて…真琴さんって魔女?」
「私もその話は聞いた事無かったわ…ショタキングだったのね…」

「2人は今は黙ってて!もう!! コホン。ねぇ大悟、そんな女なんだけど…本当に良いの?」
0代って言い方は初めて聞いたので若干頭の中にクエスチョンマークが飛んだが、
「まぁ年齢に関してはなぁ…真琴は16歳位で8歳の子としてた…実は俺もそこまで言え無いからなぁ…だって俺今25だけどこの体で12歳か13歳ぐらいの女の子としたし?だから年の半分って見方をしても俺の方が若干無茶してる気がする?」

「まさか大悟さんまで…魔王?」
「色々手を出してるとは聞いてたけどロリキングだったのかぁ…」
「お前ら少し黙っててくれないか?」
この2人をここに連れてきたのって失敗したかなあ…

「…ねぇ大悟??本当に良いの?」
「ん~…まぁそこは気にしなくても良いと思うよ?だって真琴の本当の体って時間にすると大体1年ほどかな?口から摂取したのって俺の精液だけって状態で治療したからさぁ…体の代謝を考えるともう真琴の体は俺の体液に入れ替わってる頃じゃ無いか?」

「ひ~え~~~♡真琴さんすごくエロボディーに進化してる~~♡」
「真琴さんその治療私もして欲しかったです~~♡」

「2人は後でまだ真琴の治療の後遺症があるんで教育決定な。朝まで寝かせ無いから覚悟しておけよ。」
「「は~~い♡」」

「クスッ♡なんだか締まらない告白ねっ♡」
「でも俺らしくない?どうかな?真琴??」
「…はぁっ…しょうがないか…大悟がそこまでお願いするなら受けてあげるっ♡」

やっと真琴がジュエリーボックスを受け取ってくれた。
「真琴さ~ん♪それね~大悟さんの貯金の半分使ってるから無くさない様にね~♡」
「無くす訳無いでしょ?まったくっ♪」


真琴の笑顔がやっと戻ってきた。


その後未来に連絡を取ってうまく行った事を伝え、鞠子が用意してくれてた特別なお酒を出してくれた。
「これは私の結婚式で開ける予定のお酒だったんですけど、私は大悟さんの内縁の妻が確定してるんで今日ここで開ける事にしました♡」
そう言って古い一升瓶を持ち出してあけて枡に注いでくれた。
この間鞠子のアパートで少し飲ませてもらったのと同じ物らしいけど、最初から結婚式用って準備されていたものだったらしい。
鞠子からの真琴へのお祝いって事らしい。

緊張した時間が終わりとりあえずホッとした俺はやっと一息吐けた。
そんな状態で灯さんに案内されてデッキに出ると目の前にライトアップされた厳島神社の大鳥居が見えた。

「大悟?まさか…結婚式ってあそこでやる気??」
「あぁ。朱里のじいちゃんが神社で仕事してるって話でな。話をしてくれたんだ。」
「なんか…全員に手伝ってもらったのね。」
「あぁ。移動に関してはユカちゃん達に全部頼んだし、式の場所に関しては朱里が動いてくれて、その指輪に関しては久美が動いてくれた。鞠子は自分の特別なお酒を出してくれたし、あと、喜美華きみかさんに相談して、真琴に結婚を申し込むのを決めたんだ。それと、真琴の体を普通の状態にするのに未来が力を貸してくれた。後は住む所ぐらいかな?そこはまだ決まって無いんだけど。」
「そこまで皆に望まれてるなら私も嬉しいかな。でもさぁあんな場所で結婚式とか大丈夫なの?私の親族って1人も居ないんだけど?」

さすがに海の上とは言いつつも12月の夜中、寒くて灯さんに借りたコートに真琴を抱き入れた。
「そこらはこれから考えたら良く無い?だってすぐに出席者のリストとか作って出さないとまずい状態らしいからさぁ。けっこう忙しいんだ。」
「そんな状態で私大悟の赤ちゃんを身篭るの?えっ?それってもしかしたらちょうど生まれる頃になるんじゃ無いの??」
「あれっ?…(計算中)あ、明日仕込んだら…今日が12月の17…前回の生理が始まった時から計算だから…10月10日が9/28?計算通りなら出産後1週間か?…これってまずい?」

「…少しずれたりしたら式の途中で生まれたりするかもだよ?」
「それはまずいなぁ…ちょっとだけ考え直した方が良いかなぁ…」
「大悟?赤ちゃん作るのを先に延ばすってのもあるよ?」
「それはだめ。作るのはもう2週間前から決めてたんだ。だから真琴には妊婦さんになってもらって俺の奥さんになってもらうの。」
「まったくっ♡言い出したら聞かないのは変わって無いのねっ♡」
首に腕を回してキスしてくれた♡
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