貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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二章

98 こんな感じも日常?1/5

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ある日俺は仕事の途中でちょっと不思議な少女達に出会った。

その子は12月の中頃に朝夕にちょっと風が吹いたらコートが手放せない様な寒さの中、仕事場に戻る途中で平和大通りを車で移動していた時に見かけた。
こちらの世界でもこの時期にイルミネーションを飾る様で、この道の周囲には暗くなった遊歩道の様な場所に色々なオブジェが立ち並び、デートスポットの様な感じになってる。

去年までの俺はここをこのシーズンに通る度に嫌な気分になっていたのだが、今は彼女達が待っている♡
イルミネーションを横目に見つつ車を走らせて信号で停まった時にその周辺にある作品を見ていたのだが…

マッチ売りの少女?

なんとなくそんなイメージの赤い頭巾っていうのかな?そんなのを被り何かカゴの様な物を持ってイルミネーションのある場所の近くに女の子が立っていた。

今はPM5:45

外はほぼ真っ暗で車のインパネの所に表示されている車外の気温は-1.5度。
その子は足元がローファーを履いていて足首位の丈の靴下しか履いて無い。
スカートは少し長めの紺色のボックススカートっぽいものを穿いているが、とても薄い生地に見える。
だって…後ろのイルミネーションのLEDランプの光がスカートの生地に透けて幾つか見えているから。

その日は信号がすぐに変わったので特に気にする事なくそのまま素通りしたんだが…
次の日もう少し早い時間に同じ場所を車で通ったら今度は違う子が同じ服装で立って居た。

年の頃は…小学生位か?
あっ…目が合った。
なんか普通に笑顔になって手を振ってくれた。

その時後ろの車にクラクションを鳴らされて前を見たら信号が青に変わっていたので急いで発進した。

「と、まぁそんな事が有ったんだけどね。」
「んっ♡大悟そんなに強く掴まないでくれ♡持たれている所がゾクゾクしてくるからっ♡」
「あらっ?朱里しゅりってあまあまイチャイチャが大好きだと思ってたけどオラオラ系もアリなのか?」
今朱里は俺の上に背面騎乗位で乗っていて俺に腰を持たれてぐ~~りぐり♡と動かされている♪
「うっ♡はぁん♡大悟だいごの硬さを中で感じてる時は掴まれたら背骨を何かが駆け上がる感じがするんだ♡」
「お~~♪だったらもっと気持ち良くなってくれ♡ほらほれ♡」
「ひっ?!ちょっ?!大悟~~~あっ♡」


その後とりあえずマッタリとしつつ朱里の頭を肩の辺りに乗せつつ腰の辺りを抱く感じで居ると朱里が聞いてきた。
「そう言えばさっき言っていた女の子だけどな、私も何度か見かけた事が有ったぞ。」
朱里は仕事場からの帰り道で最近喜美華きみかさんを送り届けた後で自分のマンションに戻る途中で見かけたらしい。
「それで?あの子達っていつも居るの?」
「最近喜美華さんの姪っ子の子達が迎えに来てくれる事も有るからその道を毎日通る訳じゃないんでいつもかどうかは知らないが通る時は大体見かけたはずだ。」
「そうかぁ…でもあんな寒そうな服着て何をしてるんだろうな?」
「さすがに判らないな。それより大悟♡もう1回♡」

朱里はとっても甘えるのがうまくなった気がする♡

そんな感じにイチャイチャしてる時にふと思い出してその時一緒に居る彼女達と話をして聞いてみたんだが、皆その少女達の事は知らなかった。

そして毎日の仕事と彼女達のローテーションで満ち足りていた俺は気付いたらその少女達の事が頭から抜けて行った。



その日は12/22日(土曜日)で次の日とその次の日にクリスマス会をやると言うユカちゃん達と真琴まこと達のプレゼントの買い物をしていたのだが、並木通りを少し入った辺りを歩いて移動していると、なんとなく見た事のある少女が雑貨屋さんの前でボーっと立っているのを見かけた。

見る限りではたぶん小学生。髪はおかっぱって言うのかな?マッシュルームカット?とりあえずそんな感じのちょっと短めの髪型で、着てる服は少し季節にあって無い気がする若干寒そうな感じ。
下はジーンズ生地の黒っぽい吊りスカートで上は長袖のトレーナー。

ちなみに俺の服装はロングの黒いダウンコートで中は裏起毛のトレーナーにジーンズ。
足元は最近彼女達が、
「いい加減休日までビジネスシューズを履くのやめて。」
とお願いされたのでとりあえず仕事場の近くに有る靴専門ディスカウントショップで見かけて仕事にも使えそうなダークブラウンのトレッキングシューズってのを履いてる。

買って帰ったのを見せたら、
「まぁ大悟が選ぶとそうなるわよね…はぁ…」
と駄目出しレベルの溜息を吐かれたんだけど…でもこれ¥3,980するんだからね?

まぁ俺の選択基準は今更なんだけど、その少女の見ていて寒そうな姿は少し気になった。
さすがにじろじろと見すぎたかな?その少女が俺の方を向いた。

そしてチョットだけ笑顔になって近づいて来た。
「ねぇもしかしてどこかであったかな?」
後ろ手に手を組んで少し前屈みになって首を傾げつつ聞いてくる少女。

なんだろう…この…抱きしめたい感じ♡
「ねぇ…?」
「あぁ~~そうだね、確かどこかで…どこだったかな?」
「もしかしてイルミネーションの所で見たとか?」
「あぁ♪そう言えばそうかも。…あれ何してるの?」
「あ~あれは…ヘクチュッ」
さっきまで日が射して居たのが急に雲に遮られて寒く感じる。

こんな場所で立ち話もちょっとどうかと思ったので、
「なぁここらで座って話が出来そうな場所って無いのか?」
聞いてみた。

その時その子は一瞬だけどとても嬉しそうな顔をした。
「すぐ近くだけど私の住んでる場所があるから来る?」
そんな提案をされた。
小学生の少女の家…今までさんざん意識の甘さって言うのかな、真琴とか朱里に、
「大悟って弱い感じで漂ってる女に簡単に釣られそうだから気を付けてね?(てくれよ?)」
と言われて居たので、気を付けていたんだけど、これは大丈夫だよな?

とりあえず少女が嬉しそうな顔だったので、断れずに付いて行ったら、養護施設の様な場所に案内された。
「私はさくらそんな頃にここに着たんだって。」
どうもこの場所はどこかのお金持ちの人達が出資して共同経営されている擁護施設らしく、桜と名乗った少女位の年齢の子がけっこうな数居るらしかった。

そして桜ちゃんここの施設の門の側に産着に包まれた状態で放置されていたのを保護されたらしかった。
そしてあのイルミネーションの所で立って居たのは遊びの様な物だったと教えてくれた。
「だってさぁ、ここに居ても自分の布団の中で寒いのを耐えてる位しかやる事無いんだもん。だから見た目が良さそうな子達と一緒にあの辺りに立って運よく誘われたらそのままお泊りって感じの事をしてたの。」
と、教えてくれた。

どうも対女性の売春?もし運が良ければ少女趣味の男が相手してくれるかも?みたいな感覚で夜の7時頃までああして声がかかるのを待つような事をしてるらしい。
「ねぇ大悟さん。私買う?」
桜ちゃん得に悪い事をしてる感覚が無いみたいに聞いてきた。
「さすがに…ん~~…そう言えば桜ちゃんって何歳なの?」
「私は11歳。でも…ちょっと」
そう言って俺の耳元で話してくれたのは、
「実は私ね、3人の男の人とした事有るの♡」
という言葉だった。

さすがに驚いたよ?だって桜ちゃん身長は135位で多分だけど体重が40Kg前後とかじゃないかな?
最近フィットネスクラブで鍛えられている俺の力なら両手でベンチプレスとかで持ち上げられそうな華奢な体でそんな事を言われたら…ドキドキするよね?

そう言えばこの間相手した紗江さえちゃんよりも…小さいな。
って言うか14年前に相手したアヤよりも軽そうな気がする…
「あっ♪桜~♡何々?この人新しい男?」
「あんたがここに連れてくるって珍しいね~♪」
俺が少しの間迷ってると二人の少女が近づいて来て桜ちゃんに抱き付く感じで話しかけてきた。
「ちょっと!まだそういう関係じゃ無いんだってば、もうっ!」
胸を後ろから揉まれながらもそこまで嫌じゃ無さそうな顔でそんな事を言ってる…♡


なんだろう…この天真爛漫系の少女達♡


「うちはゆき10歳、桜と一緒の年だよ♪」
「あたしは紅葉もみじ11歳!3人同じ学年だからね??」
2人が自己紹介をしてくれた。
そしてあっという間に2人が俺に纏わり着いてきた♡


この…背中に感じるそこはかとない柔らかさと俺の両膝に感じるちょっともにょんとする柔らかさは…今までに感じた事の無い柔らかさだった♡
「もうっ!大悟さんは私のなの~~!!」
そして桜ちゃんも参加してくれて俺は今少女盛り状態♡

でもこれ持って帰ったらさすがに怒られるよね?
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