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二章
99 こんな感じも日常?2/5
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確か今朝方朱里が…
「実は少し準備が有るから今日と明日の夕方までは私達は相手出来ない。だから…久しぶりにゆっくりと羽でも伸ばしてくれ。」
そんな事を言っていた。
そのおかげでこうしてクリスマスプレゼントを買う為の時間が取れたんだが…
さすがに俺の緩くなったタブー基準でも彼女達を買うってのはNGだった。
「さすがに桜ちゃん達を買うってのは出来ないけど今日だけなら付き合う位は出来るよ?」
そう言うと桜ちゃんが、
「ちょっとだけ作戦会議するから見たらダメ。」
そう言って雪ちゃんと紅葉ちゃんを引っ張って部屋の隅の辺りに行って何やら顔を突き合わせて話をし始めた。
俺は今養護施設の外部の人が入っても良いってされている部屋のベンチシートが置いてある窓の近くに座り部屋の中を見ているのだが…たぶん部屋の中は10度前後位だと思う。
ここは施設の管理をする人が外部の人と話をするために使われる部屋らしく、子供の欲しい人とかが来たりする場所らしい。
とは言いつつもこの養護施設には女の子しか居ない。
これは後で調べて判ったのだが、元の世界であれば男女の割合はそこまで偏るって事は無いのだけど、この世界では男の子を生んだだけでも普通以上の水準の生活が保障されると言う状況とその男の子との縁を欲して集まる人の輪が男の子の養護施設行きを抑止する様な環境があるらしい。
部屋のドアの所から何人かの少女が顔を出して見てる。
背の高さと顔の感じから小学校に入るかどうかって位の年齢じゃないかな?
手を振ってみたら恥ずかしそうな顔でチョット笑顔になって走って行ってしまった。
着ている服自体はそこまでボロボロって訳じゃないけど2~3年程度経った感じの少し襟元とかが緩くなった感じの物だった。
「大悟さん♪今日一緒にデートとかしてくれる?」
「私らも一緒に良いかな?」
「ねぇお願い♡」
そう言って目の前に並ばれた。
そう言えばクリスマスとか中学位までって弟としか居た事無かったよなぁ…
高校の頃には男友達と『ナンパに行って即席彼女を見つけるギリギリツアー』みたいな事をしつつ雪の降る中自転車で繁華街を5人位で移動してカップルばかりを眺めつつ声をかけられずに泣いて戻るとかしたよなぁ…あれは辛かったよなぁ…
そして大学の頃は…まぁそこは思い出さなくて良いだろう。大差無い感じだし…
「ねぇ…ダメ?」
走馬灯の様に過去の苦い記憶を思い出していたら目線を合わせる様に少ししゃがんで俺の目の前に着て桜ちゃんが聞いてきた。
おっとぉ♡マイクロスイッチ発見♡
だから、そういう対象って考えたらだめなんだってば。
「まぁ今日位は大丈夫か。」
そう答えると3人共とても喜んでくれた。
そしてそのまま引き摺られる様にして部屋を出て施設長の居るって部屋に連れて行かれた。
そこに居たのは40代位の女性で少し太めの人だった。
ここに来る途中で雪ちゃんと紅葉ちゃんが、
「実はねクリスマスってここに居るとすごく大変なの。だから外に出るには施設長さんに言ってから出ないと怒られるの。」
「だから少しだけ説明するから一緒に来て。」
と言っていたので説明をしている所で部屋の外で桜ちゃんと静かに待っていたのだが、どうもちょっとだけ誇張されて説明されてしまったらしい。
部屋から出てきた施設長さんが、
「では3人が戻るのは明日のお昼頃ですね、お待ちしております。」
そう言って部屋に戻って行った。
その後雪ちゃんと紅葉ちゃんが俺に何も言わせずにさっさと手を引っ張って外に連れ出された。
今俺達は商店街の中を歩いてる。
「なぁ雪、紅葉、俺ちゃんと言っておいたよな?付き合えるのは今日だけって。」
「「だってぇ…」」
その後とりあえずファーストフードのお店に入り3人一緒に昼食を取っている間に説明されたのは、施設のクリスマスの説明。
どうもあの施設ではクリスマスとかバレンタインなどのイベントの時に施設に残っているととても肩身が狭い思いをするらしい。
女性同士の意地の張り合いって言うか、誰かがお泊りして戻るととっても嬉しそうにその相手の報告とかがされてすごく羨ましがられると言う状況が有るらしい。
そしてそんな事を張り合って居たのは元々中学生や高校生になった子達だったらしいが、この世界特有の『凹凸の少ない女性が男にとって魅力的』と言う価値観から低年齢化が進み、桜ちゃん達の年齢でもそんな感じの上下関係の様な意識が出来ていると…
「だから何でもするから今日だけでも良いから一緒に居させて。」
と、お願いされてしまった。
今俺の右手は雪ちゃんの両手が握っていて胸元に押し付けられている♡
左手は紅葉ちゃんの胸元に♡
ほぼ凹凸の無い…だがしかし何とも言えない背徳心と言うか…そんなモノを強く感じさせる体が手に感じられる♡
まぁしょうがないか♪
「でも俺そこまでお金持って無いから外でお泊りとか無理だからな?」
「「「は~い♪」」」
そして俺は色々連れまわされた。
今日だけで本通りの端から端まで2往復位させられた気がする。
ただ、彼女達はここらで生活している関係で色々知っていた。
最初に連れて行かれたのは服を扱っているお店。
「あら雪ちゃん達どうしたの?」
店の中に連れ込まれて店長さんらしい女性と雪ちゃんが話をしてる間に桜ちゃんと紅葉ちゃんが教えてくれたのは、
「ここの店長さん男の人を連れて行って会員登録させたら服を一着プレゼントしてくれるの♡」
と言う話だった。
そしてそんな服をもらえるお店が5件ほどあり、その後はアクセサリーなどを売るお店が8件位あったかな?
最後の方ではドラッグストアとかにも連れて行かれて色々精力剤とかまでもらってしまった。
小学生を連れた成人男性に精力剤を渡す店ってどうなんだろうか?
そしてそんな感じに色々ともらって回ってる間に下着を扱っているお店も2軒ほど有った。
店の外からの見た目は特に何かエロさを感じさせるような佇まいでは無かったのだが、中に入ると驚いた。
首から上だけ無いとっても女なマネキンが下着姿でけっこうな数並んでいた。
そして奥の方には試着室と言う…男と一緒に入って色々見れる様な部屋まで有った。
って言うか室内に入るとノーブラで歩いてる女性がけっこうな数居た。
しかも俺が入っても特に隠そうとしないっていう…驚き空間が有った。
「なぁ桜、ここなんで裸で歩き回ってる女の居人が居るの?」
とりあえずここに来るまでにさんざん引っ張り回されたので気付いたら3人共呼び捨てで呼んでいた。
「えっ?あぁそう言えば男の人って下着専門店にはあまり来ないモンね。」
どうも下着専門店という場所であれば下半身まではさすがに見せないが、上ぐらいなら特に気にする事無くこうして試着して回るらしい。
そして男連れで来る様な人の場合は大体がこんな場所に来る事に慣れてる人ばかりらしく彼女達に囲まれた状態のまま試着室に連れ込まれるそうだ。
ちなみに男が入れる場所にあった下着はほぼ白。たまに薄いパステルカラーだとか、ストライプ柄、水玉模様、他にはワンポイントのリボンがとっても可愛らしい少女達が着用しそうな下着だらけだった。
たぶんこれが今の男が望むトレンドなんだろうな。
そしてここでは男を連れてきた女性にはポイントが付与されてそれが一定量貯まったらお楽しみグッズや勝負下着などと交換出来ると。
俺は早速その試着室に通されて桜と雪、紅葉の下着ショーを見せられた。
どうもこれまで集めたポイントで3人共一応下着をもらえる程度の状態になって居たらしい。
桜は淡いピンクのパステルカラーのファーストブラと下着のセットを着てくれた。
俺の目の前で。
「なぁ桜、俺の前で着替えるのって恥ずかしく無いの?」
「えっ?恥ずかしい?」
どうも俺が聞いてる事の意味が判らないらしい。
そう言えば小学生の低学年位まではフルチンで水着に着替えるとかけっこうやってたなぁ…あんな感じなんだろうか?
ちなみに外に下着をもう1度探しに行く時は下だけ穿いて出て行った。
雪はたぶんAAカップの下着だったと思う。ちょっとだけうっすらと胸が隆起してる感じが有った♡
そんな試着をしてる時に紅葉が店内で見た事の無い様な肌色透過率95%位の下着を持って部屋に入ってきた。
そして目の前で着てくれた。紅葉は3人の中では一番育っていた様でAカップ程度の胸と腰の辺りも少しくびれている感じが有り…ちょっと前屈みになるクオリティーだった♡
「なぁ紅葉…その…全部見えてる下着ってこの店に有った?」
俺が聞くと紅葉はすごく得意げな感じになり、
「やっぱり♡大悟さんってこんなの好きじゃないかな~って思ったんだ♡」
そう言って教えてくれたのは、このお店には18禁エリアならぬ男禁エリアなるものが有るという話だった…
そこには女同士で色々楽しむ為のドギツイ下着だとかエログッズも置いてあるらしく、試着室の中に持って移動する分には許してもらえるらしい。
男禁エリアなだけあって男が入ると怒られるけど、この部屋に持って来てもらう事は出来るらしく、俺の『1回だけでも良いから彼女に着せたい下着』願望を満足させる事が出来そうな奴を説明して3人に持ってきてもらった。
そして着てもらった♡
桜は赤いOバックパンティーに同色のブラトップキャミソール♡
雪は黒いファスナー付きショーツと白いベビードール♡
紅葉は白いフルオープンクロッチのストリングパンティーにこちらも乳首の所だけスリットが入っているブラジャー♡
もうさぁ♡気付いたら俺、お金払っちゃってた♡
だって、色々と満足させてもらったから少しぐらいはお礼?必要だよね?
しかも女性用のそんなエロアイテムってかなり安いらしく3人の下着全部合わせても1万円をちょっと超える程度で済んだんだ♡
元々今日は彼女達(真琴達)へのプレゼントを買う為に出て来ていたのでボーナスの中から少し多目に持って来ていたので問題無かった♡
本当ならカードで買えば良かったんだが、俺ってカード決済で買った物の支払日とかが若干うろ覚えで社会人になったばかりの頃調子に乗って破産しかけた事が有ったんだよな…
そしてそのままその下着を3人に着させて今まで歩き回って色々なお店でもらって来た服をうまく交換しながら3人の準備が出来た♡
桜は赤色のビロード調ケープ(裾の部分がモヘモヘまっ白♡)を着けて温かそうな白ニットに少し長めのピンクのタイトスカートでハイソックス。
雪はスカジャン(たぶんアメリカの何かのチーム柄?)を着て中は少し薄手のクリーム色のカットソーに細身の黒っぽいストレッチジーンズ。
紅葉はキャメル色のダウンコートっぽいハーフ丈の奴で中は黒いロングニットワンピースとレギンス。
一緒に施設を出た時とはまったく違う姿になってしまった。
「こんなに服とかがお金かけずに手に入るのな。」
「大悟さんが一緒に行ってくれたからだよっ♡」
「「ね~っ♡」」
3人共と手も嬉しそうにしてる。
まぁこれだけ喜んでくれたらデートに付き合ってる身としては嬉しい物があるな♪
昼を過ぎてから3時間程度で大体の店を見て回ったのでとりあえずこの後どうするかって話しになったのだが、
「そう言えば桜達ってあまり遠くまで遊びに行くって事無かったんだったか?」
聞いてみるとほとんど遊びに行く事も県外に出る事も無いらしく、すごく期待した目で見られた。
さてこれからどうするか…
「実は少し準備が有るから今日と明日の夕方までは私達は相手出来ない。だから…久しぶりにゆっくりと羽でも伸ばしてくれ。」
そんな事を言っていた。
そのおかげでこうしてクリスマスプレゼントを買う為の時間が取れたんだが…
さすがに俺の緩くなったタブー基準でも彼女達を買うってのはNGだった。
「さすがに桜ちゃん達を買うってのは出来ないけど今日だけなら付き合う位は出来るよ?」
そう言うと桜ちゃんが、
「ちょっとだけ作戦会議するから見たらダメ。」
そう言って雪ちゃんと紅葉ちゃんを引っ張って部屋の隅の辺りに行って何やら顔を突き合わせて話をし始めた。
俺は今養護施設の外部の人が入っても良いってされている部屋のベンチシートが置いてある窓の近くに座り部屋の中を見ているのだが…たぶん部屋の中は10度前後位だと思う。
ここは施設の管理をする人が外部の人と話をするために使われる部屋らしく、子供の欲しい人とかが来たりする場所らしい。
とは言いつつもこの養護施設には女の子しか居ない。
これは後で調べて判ったのだが、元の世界であれば男女の割合はそこまで偏るって事は無いのだけど、この世界では男の子を生んだだけでも普通以上の水準の生活が保障されると言う状況とその男の子との縁を欲して集まる人の輪が男の子の養護施設行きを抑止する様な環境があるらしい。
部屋のドアの所から何人かの少女が顔を出して見てる。
背の高さと顔の感じから小学校に入るかどうかって位の年齢じゃないかな?
手を振ってみたら恥ずかしそうな顔でチョット笑顔になって走って行ってしまった。
着ている服自体はそこまでボロボロって訳じゃないけど2~3年程度経った感じの少し襟元とかが緩くなった感じの物だった。
「大悟さん♪今日一緒にデートとかしてくれる?」
「私らも一緒に良いかな?」
「ねぇお願い♡」
そう言って目の前に並ばれた。
そう言えばクリスマスとか中学位までって弟としか居た事無かったよなぁ…
高校の頃には男友達と『ナンパに行って即席彼女を見つけるギリギリツアー』みたいな事をしつつ雪の降る中自転車で繁華街を5人位で移動してカップルばかりを眺めつつ声をかけられずに泣いて戻るとかしたよなぁ…あれは辛かったよなぁ…
そして大学の頃は…まぁそこは思い出さなくて良いだろう。大差無い感じだし…
「ねぇ…ダメ?」
走馬灯の様に過去の苦い記憶を思い出していたら目線を合わせる様に少ししゃがんで俺の目の前に着て桜ちゃんが聞いてきた。
おっとぉ♡マイクロスイッチ発見♡
だから、そういう対象って考えたらだめなんだってば。
「まぁ今日位は大丈夫か。」
そう答えると3人共とても喜んでくれた。
そしてそのまま引き摺られる様にして部屋を出て施設長の居るって部屋に連れて行かれた。
そこに居たのは40代位の女性で少し太めの人だった。
ここに来る途中で雪ちゃんと紅葉ちゃんが、
「実はねクリスマスってここに居るとすごく大変なの。だから外に出るには施設長さんに言ってから出ないと怒られるの。」
「だから少しだけ説明するから一緒に来て。」
と言っていたので説明をしている所で部屋の外で桜ちゃんと静かに待っていたのだが、どうもちょっとだけ誇張されて説明されてしまったらしい。
部屋から出てきた施設長さんが、
「では3人が戻るのは明日のお昼頃ですね、お待ちしております。」
そう言って部屋に戻って行った。
その後雪ちゃんと紅葉ちゃんが俺に何も言わせずにさっさと手を引っ張って外に連れ出された。
今俺達は商店街の中を歩いてる。
「なぁ雪、紅葉、俺ちゃんと言っておいたよな?付き合えるのは今日だけって。」
「「だってぇ…」」
その後とりあえずファーストフードのお店に入り3人一緒に昼食を取っている間に説明されたのは、施設のクリスマスの説明。
どうもあの施設ではクリスマスとかバレンタインなどのイベントの時に施設に残っているととても肩身が狭い思いをするらしい。
女性同士の意地の張り合いって言うか、誰かがお泊りして戻るととっても嬉しそうにその相手の報告とかがされてすごく羨ましがられると言う状況が有るらしい。
そしてそんな事を張り合って居たのは元々中学生や高校生になった子達だったらしいが、この世界特有の『凹凸の少ない女性が男にとって魅力的』と言う価値観から低年齢化が進み、桜ちゃん達の年齢でもそんな感じの上下関係の様な意識が出来ていると…
「だから何でもするから今日だけでも良いから一緒に居させて。」
と、お願いされてしまった。
今俺の右手は雪ちゃんの両手が握っていて胸元に押し付けられている♡
左手は紅葉ちゃんの胸元に♡
ほぼ凹凸の無い…だがしかし何とも言えない背徳心と言うか…そんなモノを強く感じさせる体が手に感じられる♡
まぁしょうがないか♪
「でも俺そこまでお金持って無いから外でお泊りとか無理だからな?」
「「「は~い♪」」」
そして俺は色々連れまわされた。
今日だけで本通りの端から端まで2往復位させられた気がする。
ただ、彼女達はここらで生活している関係で色々知っていた。
最初に連れて行かれたのは服を扱っているお店。
「あら雪ちゃん達どうしたの?」
店の中に連れ込まれて店長さんらしい女性と雪ちゃんが話をしてる間に桜ちゃんと紅葉ちゃんが教えてくれたのは、
「ここの店長さん男の人を連れて行って会員登録させたら服を一着プレゼントしてくれるの♡」
と言う話だった。
そしてそんな服をもらえるお店が5件ほどあり、その後はアクセサリーなどを売るお店が8件位あったかな?
最後の方ではドラッグストアとかにも連れて行かれて色々精力剤とかまでもらってしまった。
小学生を連れた成人男性に精力剤を渡す店ってどうなんだろうか?
そしてそんな感じに色々ともらって回ってる間に下着を扱っているお店も2軒ほど有った。
店の外からの見た目は特に何かエロさを感じさせるような佇まいでは無かったのだが、中に入ると驚いた。
首から上だけ無いとっても女なマネキンが下着姿でけっこうな数並んでいた。
そして奥の方には試着室と言う…男と一緒に入って色々見れる様な部屋まで有った。
って言うか室内に入るとノーブラで歩いてる女性がけっこうな数居た。
しかも俺が入っても特に隠そうとしないっていう…驚き空間が有った。
「なぁ桜、ここなんで裸で歩き回ってる女の居人が居るの?」
とりあえずここに来るまでにさんざん引っ張り回されたので気付いたら3人共呼び捨てで呼んでいた。
「えっ?あぁそう言えば男の人って下着専門店にはあまり来ないモンね。」
どうも下着専門店という場所であれば下半身まではさすがに見せないが、上ぐらいなら特に気にする事無くこうして試着して回るらしい。
そして男連れで来る様な人の場合は大体がこんな場所に来る事に慣れてる人ばかりらしく彼女達に囲まれた状態のまま試着室に連れ込まれるそうだ。
ちなみに男が入れる場所にあった下着はほぼ白。たまに薄いパステルカラーだとか、ストライプ柄、水玉模様、他にはワンポイントのリボンがとっても可愛らしい少女達が着用しそうな下着だらけだった。
たぶんこれが今の男が望むトレンドなんだろうな。
そしてここでは男を連れてきた女性にはポイントが付与されてそれが一定量貯まったらお楽しみグッズや勝負下着などと交換出来ると。
俺は早速その試着室に通されて桜と雪、紅葉の下着ショーを見せられた。
どうもこれまで集めたポイントで3人共一応下着をもらえる程度の状態になって居たらしい。
桜は淡いピンクのパステルカラーのファーストブラと下着のセットを着てくれた。
俺の目の前で。
「なぁ桜、俺の前で着替えるのって恥ずかしく無いの?」
「えっ?恥ずかしい?」
どうも俺が聞いてる事の意味が判らないらしい。
そう言えば小学生の低学年位まではフルチンで水着に着替えるとかけっこうやってたなぁ…あんな感じなんだろうか?
ちなみに外に下着をもう1度探しに行く時は下だけ穿いて出て行った。
雪はたぶんAAカップの下着だったと思う。ちょっとだけうっすらと胸が隆起してる感じが有った♡
そんな試着をしてる時に紅葉が店内で見た事の無い様な肌色透過率95%位の下着を持って部屋に入ってきた。
そして目の前で着てくれた。紅葉は3人の中では一番育っていた様でAカップ程度の胸と腰の辺りも少しくびれている感じが有り…ちょっと前屈みになるクオリティーだった♡
「なぁ紅葉…その…全部見えてる下着ってこの店に有った?」
俺が聞くと紅葉はすごく得意げな感じになり、
「やっぱり♡大悟さんってこんなの好きじゃないかな~って思ったんだ♡」
そう言って教えてくれたのは、このお店には18禁エリアならぬ男禁エリアなるものが有るという話だった…
そこには女同士で色々楽しむ為のドギツイ下着だとかエログッズも置いてあるらしく、試着室の中に持って移動する分には許してもらえるらしい。
男禁エリアなだけあって男が入ると怒られるけど、この部屋に持って来てもらう事は出来るらしく、俺の『1回だけでも良いから彼女に着せたい下着』願望を満足させる事が出来そうな奴を説明して3人に持ってきてもらった。
そして着てもらった♡
桜は赤いOバックパンティーに同色のブラトップキャミソール♡
雪は黒いファスナー付きショーツと白いベビードール♡
紅葉は白いフルオープンクロッチのストリングパンティーにこちらも乳首の所だけスリットが入っているブラジャー♡
もうさぁ♡気付いたら俺、お金払っちゃってた♡
だって、色々と満足させてもらったから少しぐらいはお礼?必要だよね?
しかも女性用のそんなエロアイテムってかなり安いらしく3人の下着全部合わせても1万円をちょっと超える程度で済んだんだ♡
元々今日は彼女達(真琴達)へのプレゼントを買う為に出て来ていたのでボーナスの中から少し多目に持って来ていたので問題無かった♡
本当ならカードで買えば良かったんだが、俺ってカード決済で買った物の支払日とかが若干うろ覚えで社会人になったばかりの頃調子に乗って破産しかけた事が有ったんだよな…
そしてそのままその下着を3人に着させて今まで歩き回って色々なお店でもらって来た服をうまく交換しながら3人の準備が出来た♡
桜は赤色のビロード調ケープ(裾の部分がモヘモヘまっ白♡)を着けて温かそうな白ニットに少し長めのピンクのタイトスカートでハイソックス。
雪はスカジャン(たぶんアメリカの何かのチーム柄?)を着て中は少し薄手のクリーム色のカットソーに細身の黒っぽいストレッチジーンズ。
紅葉はキャメル色のダウンコートっぽいハーフ丈の奴で中は黒いロングニットワンピースとレギンス。
一緒に施設を出た時とはまったく違う姿になってしまった。
「こんなに服とかがお金かけずに手に入るのな。」
「大悟さんが一緒に行ってくれたからだよっ♡」
「「ね~っ♡」」
3人共と手も嬉しそうにしてる。
まぁこれだけ喜んでくれたらデートに付き合ってる身としては嬉しい物があるな♪
昼を過ぎてから3時間程度で大体の店を見て回ったのでとりあえずこの後どうするかって話しになったのだが、
「そう言えば桜達ってあまり遠くまで遊びに行くって事無かったんだったか?」
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さてこれからどうするか…
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