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二章
100 こんな感じも日常?3/5
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そうだ♪ドライブに行ってみよう♡
実は俺、今現在自由に乗れる車を2台持っていたりする。
1台はユカちゃんの所で用意してくれたもの。
元々彼女達を乗せる為に3年に1度程度の頻度で買い替えていたらしいのだが、その使わなくなった奴を、
「もし良ければ使ってください」
って灯さん経由で渡された。
なんか俺と付き合う様になってユカちゃん達がかなりおしとやか?な女性らしさを身に付けてきた事で親族の人達がとても喜んだらしく、俺が欲しそうな物を何か見繕って渡せみたいな資金を用意してくれたらしい。
そしてその事でローテーションの時に相談されたので住む所とかはさすがに甘えられ無いって思いつつ自分で探していた事から、その少し前に車を買い替えるって話を聞いていたのを思い出し、それを貰える様に交渉出来るか聞いてみたら、
「その程度でよろしいのですか?金額的には…新車のバン辺りでも十分に購入可能ですが?」
と言われて若干引いた。
ちなみに灯さんが言ってたのはミニバンではなく、アメリカで言う『フルサイズバン』の事。
新車だと大体…1000万近いんじゃ無いか?
って言うか、あんなデカイ車日本で乗る奴の気が知れない。
だって全長6m近く有って幅も高さも2mとか有るからね?
もしかしてこの感覚が男を支援するって意味なんだろうか?
少し前に鞠子が家族にネックレスを見せに行った時に言っていた、
「普通の男の言い方なら『お嬢さんと付き合うから支援よろしくネッ♡』みたいな感じ」
って奴のちょっと豪華なバージョンって感じ?
そしてもう一台は香織さんが日常的に仕事で使っていた若干お高いクーペモデルの高級スポーツカー。
こちらは最近久美と一緒にアパートの管理をする様になって久美に仕事を覚えて貰うためって事から運転して移動するのも久美にさせる事になったら、
「香織さんの持っていた車だと怖くて話をしに行くアパートまでの細い道を運転出来ない。」
と泣きが入ったらしく、久美の運転しやすいサイズの軽自動車を購入した事でほとんど使わなくなったらしく、
「いつでも乗ってね♡」
と、抱きつかれて腰をうにゅうにゅと押し当てられつつ鍵を渡されていたもの。
その時リビングで2人っきりだったので、思わず香織さんの方に乗ってしまったけど♡
この鍵もイモビライザーの付いた専用キーだからほぼ俺専用って扱いになってる。
だから真琴と久美のローテーションの時に少し外に出る時とかにしか使わないんだけど…
それ以外にも鞠子の家からはそこそこ大量にお酒が送られて来る様になって、それをお歳暮として会社回りとかするとすごく喜ばれたり彼女達の間で一緒に飲んだりすると驚かれたりって感じになっている。
そんな感じに色々と俺を取り巻く環境も変わってきていて、そんな支援が出来ないのを後ろめたく感じる子も居たりするんだけど…ここらは俺が頑張らないといけない部分なんだよな。
おっと考え込んでる場合じゃ無かった。
「なぁ、3人共ドライブとかでちょっと遠出とかしてみるか?」
「「「いいの?!」」」
すごく食いつきが良かった。
とりあえずどこらまで行くかって話しになったら桜が、
「あっ!だったらねっ!!少し北の方の今いっぱい光ってる所が有るのね!そこ行こう♡」
と言ってきた。
確かどこかの公園の中にイルミネーションを散りばめた様な所が有ったのを覚えていたんだが…
「それって公園の中の奴だよな?」
「あ~それ私も知ってる!」
「私も友達が行ったって自慢してたの聞いた事有る。」
雪も紅葉も気になって居たらしい。
「確かあの場所って夜になってから入る感じだったよな…お前ら起きて居られるのか?」
「「「…」」」
あまり自信は無いらしい。
まぁでもユカちゃん達の方の車なら車内で寝る事も出来るし…行ってみるか。
「じゃぁ車を取りに行ってそのまま行ってみるか。眠たくなったら車までは抱いて戻ってやるよ。」
そう言うと3人の目がキラキラになって喜んだ。
「ただし、先着2人位が限度だからな?」
「「「は~い♪」」」
ユカちゃんの所で用意してくれた車は俺のアパートの駐車場に停めてあるのでとりあえずそこまでバスを使って移動。
その間も3人は楽しくてしょうがないらしく、話がまったく途切れる事無く楽しそうにしていた。
アパートに着いて駐車スペースに置いてあった車を見て雪が、
「ねぇ大悟さんってお金持ち…じゃ無いんだよね?」
と不思議なものでも見た感じに聞いてきた。
「なんでそう思った?」
「ん~だってこんなアパートに住んでてこんな靴履いてるから。」
どうも女性の目線では少女と言える年齢でも俺がどの程度の資産を持っているか簡単に気付けるらしい。
でも、車を見て若干その見積もりに不安が出てきたから聞いたって言っていた。
「この車は付き合ってる女性が用意してくれた物なんだよ。」
「…ねぇ大悟さんってどんな人と付き合ってるの?」
紅葉がちょっと恐々?聞いてきた。
って言うか桜も雪も急に静かになった?
「あ~今付き合ってる人は…全部で…11人かな?」
※この時は弓枝に会う前だったので千穂ちゃんは彼女枠に入って無かったんです~♡
そしてそのまま黙ってしまう3人。
はて?何で急にテンション下がったんだろ??
その後車に乗ると3人共またテンションが上がり後ろの2列のシートを寝かせてフラットにしたり後ろの方までシートを下げてお嬢様ごっこ?みたいな事をしたりして目的地の近くに着くまですごくはしゃいでいた。
市内を出たのが昼の3時近い頃だったので出る前に少しスマホで確認してみた所、夜の8時頃から開園するって書いてあった。
その時間には現地に着いている様に54号線を北上して三次市まで移動して、目に付いたファミリーレストランで4人でゆっくりと食事を取る時に桜と雪が揃ってドリンクサーバーの所に行ったのでちょっと紅葉に聞いてみた。
「なぁ紅葉、俺に彼女の事を聞いた時何で皆テンションさがったの?」
紅葉はこの事をあまり聞かれたく無かったのか、少しだけ迷った感じになり、それでも小さな声で教えてくれた。
「あのね…いろんな人と付き合ってる男の人ってね…その…もらうのが普通って人が多いのね。だから…」
「もしかして後で何か要求されるって思ったの?」
「…うん。それとねっ…」
どうも、彼女達の様に養護施設に居る女の子って言うのは男からしたらつまみ食いという感覚よりもオモチャという感覚に近い扱いを受ける事が多いらしい。
そしてそんな扱いをしてくるのが多くの女の人を囲っている様な男だと言っていた。
そう言われればそんな感じに考え易いのかもと思い当たる所がある。
どんなに平等に扱おうって思っても自分にとって大切な人って言うのは知らない内に順番が勝手に出来る。
俺の意識の中でも少し前までは天災でもあったら真っ先に駆けつけたい人が喜美華さんだったし、その後真琴が一番大切な人って感じになってる。
そこに順位とか決めるってのは『お前何様だ?』って感覚なんだけど、でも考えない様にしていても絶対それは出来る。
無意識に大切なものリストってのは更新される。
そのうち俺のそのリストには真琴よりも大切な存在とかもできたりするんだろうか…子供が出来たりしたら。
っとそんな事を考えていたらまた紅葉に寂しそうな顔をさせてしまった。
それで気付いたんだけど、たぶん女の子と一緒に居る時に他の人の事を一瞬でも考えたら、一緒に居るその女の子は気付く。
だから、本当に楽しませたいならその間は一緒にいる子の事意外を考え無い様にした方が良いみたいだ。
その事を意識して話をする様にしたら3人共急に静かになるって事が減って行った気がした。
そして夕方7時になる頃に目的地の備北丘陵公園に到着した。
現地は少しだけ雪が残っていて駐車場から移動する間に見える芝の上などにうっすらとではあったが積もっていた。
寒かったので3人固まって歩いてるといきなり目の前の池の近くで花火が上がる。
「わっ♡こんな事してたんだ♡」
「すごい♪」
「私花火って夏のしか見た事無いよ♡」
3人共そこから一気に元気になって走り回ってイルミネーションを見て回っていた。
最初にメイン会場の広場を見て回り、近い場所にある日本風に見えるイルミネーションが多く有るエリアに移動した頃にケープしか羽織って無い桜の握っていた手から震えが伝わってきた。
さすがに俺のコートを貸すと俺が凍えてしまう気がしたので、コートの前を開いて中に入れる様にして腰に抱きつかせたらちょっと赤い顔をしつつも嬉しそうな顔をして居た。
背の高さが俺の胸より低いのでちょうど脇の下にすっぽりと入り込みかなり暖かかったらしい。
全開オープンになった俺は風邪ひくかと思ったけどね。
その後もう一度広場まで戻ると雪が売店で手袋とかマフラーを見つけたのでとりあえず3人に買って着けさせてもう一ヶ所の会場に向かって移動。
途中の道もそこかしこにイルミネーションが点っていてとても見応えが有った。
屋台も色々有り温かそうなお汁粉や甘酒などもあったので途中飲み食いしながら暖を取りつつ見て回り気付いたら時計が11時をさしている。
「そろそろ戻るか?」
俺の右手をずっと握っていた桜に聞いてみたら少し眠そうな顔で頷いた。
「2人もそろそろ戻ろう。」
雪と紅葉は2人で腰を抱く感じにくっついて歩いて居たのでまだ元気そうだったが…
「もしかして桜酔ってるのか?」
なんとなく足元が少し前からたまにかくんってなっていたが…
「ん~大丈夫…」
あまり大丈夫じゃ無い感じだった。
とりあえずなんとか抱いて戻らなくても車までは戻って来れたので車の中でエンジンをかけて車内が暖まるまで少しの間待って居たら桜は後ろの席で寝てしまっていた。
「ねぇ大悟さん、桜寝ちゃった。」
「そうか…それにしてもちょっと失敗したな。こんなに寒いと思って無かった。」
車のインパネの所に表示されている外気温は-7.8度
車で寝たら大丈夫かな?とか考えていたけどここで寝たら朝全員凍ってそうだな。
と言う訳で、俺達は帰り道の途中で見ていたラブホテルへ行く事にした♡
だって近くに有るホテルを電話で確認したらどこも一杯で部屋が取れなかったんだもん♡
実は俺、今現在自由に乗れる車を2台持っていたりする。
1台はユカちゃんの所で用意してくれたもの。
元々彼女達を乗せる為に3年に1度程度の頻度で買い替えていたらしいのだが、その使わなくなった奴を、
「もし良ければ使ってください」
って灯さん経由で渡された。
なんか俺と付き合う様になってユカちゃん達がかなりおしとやか?な女性らしさを身に付けてきた事で親族の人達がとても喜んだらしく、俺が欲しそうな物を何か見繕って渡せみたいな資金を用意してくれたらしい。
そしてその事でローテーションの時に相談されたので住む所とかはさすがに甘えられ無いって思いつつ自分で探していた事から、その少し前に車を買い替えるって話を聞いていたのを思い出し、それを貰える様に交渉出来るか聞いてみたら、
「その程度でよろしいのですか?金額的には…新車のバン辺りでも十分に購入可能ですが?」
と言われて若干引いた。
ちなみに灯さんが言ってたのはミニバンではなく、アメリカで言う『フルサイズバン』の事。
新車だと大体…1000万近いんじゃ無いか?
って言うか、あんなデカイ車日本で乗る奴の気が知れない。
だって全長6m近く有って幅も高さも2mとか有るからね?
もしかしてこの感覚が男を支援するって意味なんだろうか?
少し前に鞠子が家族にネックレスを見せに行った時に言っていた、
「普通の男の言い方なら『お嬢さんと付き合うから支援よろしくネッ♡』みたいな感じ」
って奴のちょっと豪華なバージョンって感じ?
そしてもう一台は香織さんが日常的に仕事で使っていた若干お高いクーペモデルの高級スポーツカー。
こちらは最近久美と一緒にアパートの管理をする様になって久美に仕事を覚えて貰うためって事から運転して移動するのも久美にさせる事になったら、
「香織さんの持っていた車だと怖くて話をしに行くアパートまでの細い道を運転出来ない。」
と泣きが入ったらしく、久美の運転しやすいサイズの軽自動車を購入した事でほとんど使わなくなったらしく、
「いつでも乗ってね♡」
と、抱きつかれて腰をうにゅうにゅと押し当てられつつ鍵を渡されていたもの。
その時リビングで2人っきりだったので、思わず香織さんの方に乗ってしまったけど♡
この鍵もイモビライザーの付いた専用キーだからほぼ俺専用って扱いになってる。
だから真琴と久美のローテーションの時に少し外に出る時とかにしか使わないんだけど…
それ以外にも鞠子の家からはそこそこ大量にお酒が送られて来る様になって、それをお歳暮として会社回りとかするとすごく喜ばれたり彼女達の間で一緒に飲んだりすると驚かれたりって感じになっている。
そんな感じに色々と俺を取り巻く環境も変わってきていて、そんな支援が出来ないのを後ろめたく感じる子も居たりするんだけど…ここらは俺が頑張らないといけない部分なんだよな。
おっと考え込んでる場合じゃ無かった。
「なぁ、3人共ドライブとかでちょっと遠出とかしてみるか?」
「「「いいの?!」」」
すごく食いつきが良かった。
とりあえずどこらまで行くかって話しになったら桜が、
「あっ!だったらねっ!!少し北の方の今いっぱい光ってる所が有るのね!そこ行こう♡」
と言ってきた。
確かどこかの公園の中にイルミネーションを散りばめた様な所が有ったのを覚えていたんだが…
「それって公園の中の奴だよな?」
「あ~それ私も知ってる!」
「私も友達が行ったって自慢してたの聞いた事有る。」
雪も紅葉も気になって居たらしい。
「確かあの場所って夜になってから入る感じだったよな…お前ら起きて居られるのか?」
「「「…」」」
あまり自信は無いらしい。
まぁでもユカちゃん達の方の車なら車内で寝る事も出来るし…行ってみるか。
「じゃぁ車を取りに行ってそのまま行ってみるか。眠たくなったら車までは抱いて戻ってやるよ。」
そう言うと3人の目がキラキラになって喜んだ。
「ただし、先着2人位が限度だからな?」
「「「は~い♪」」」
ユカちゃんの所で用意してくれた車は俺のアパートの駐車場に停めてあるのでとりあえずそこまでバスを使って移動。
その間も3人は楽しくてしょうがないらしく、話がまったく途切れる事無く楽しそうにしていた。
アパートに着いて駐車スペースに置いてあった車を見て雪が、
「ねぇ大悟さんってお金持ち…じゃ無いんだよね?」
と不思議なものでも見た感じに聞いてきた。
「なんでそう思った?」
「ん~だってこんなアパートに住んでてこんな靴履いてるから。」
どうも女性の目線では少女と言える年齢でも俺がどの程度の資産を持っているか簡単に気付けるらしい。
でも、車を見て若干その見積もりに不安が出てきたから聞いたって言っていた。
「この車は付き合ってる女性が用意してくれた物なんだよ。」
「…ねぇ大悟さんってどんな人と付き合ってるの?」
紅葉がちょっと恐々?聞いてきた。
って言うか桜も雪も急に静かになった?
「あ~今付き合ってる人は…全部で…11人かな?」
※この時は弓枝に会う前だったので千穂ちゃんは彼女枠に入って無かったんです~♡
そしてそのまま黙ってしまう3人。
はて?何で急にテンション下がったんだろ??
その後車に乗ると3人共またテンションが上がり後ろの2列のシートを寝かせてフラットにしたり後ろの方までシートを下げてお嬢様ごっこ?みたいな事をしたりして目的地の近くに着くまですごくはしゃいでいた。
市内を出たのが昼の3時近い頃だったので出る前に少しスマホで確認してみた所、夜の8時頃から開園するって書いてあった。
その時間には現地に着いている様に54号線を北上して三次市まで移動して、目に付いたファミリーレストランで4人でゆっくりと食事を取る時に桜と雪が揃ってドリンクサーバーの所に行ったのでちょっと紅葉に聞いてみた。
「なぁ紅葉、俺に彼女の事を聞いた時何で皆テンションさがったの?」
紅葉はこの事をあまり聞かれたく無かったのか、少しだけ迷った感じになり、それでも小さな声で教えてくれた。
「あのね…いろんな人と付き合ってる男の人ってね…その…もらうのが普通って人が多いのね。だから…」
「もしかして後で何か要求されるって思ったの?」
「…うん。それとねっ…」
どうも、彼女達の様に養護施設に居る女の子って言うのは男からしたらつまみ食いという感覚よりもオモチャという感覚に近い扱いを受ける事が多いらしい。
そしてそんな扱いをしてくるのが多くの女の人を囲っている様な男だと言っていた。
そう言われればそんな感じに考え易いのかもと思い当たる所がある。
どんなに平等に扱おうって思っても自分にとって大切な人って言うのは知らない内に順番が勝手に出来る。
俺の意識の中でも少し前までは天災でもあったら真っ先に駆けつけたい人が喜美華さんだったし、その後真琴が一番大切な人って感じになってる。
そこに順位とか決めるってのは『お前何様だ?』って感覚なんだけど、でも考えない様にしていても絶対それは出来る。
無意識に大切なものリストってのは更新される。
そのうち俺のそのリストには真琴よりも大切な存在とかもできたりするんだろうか…子供が出来たりしたら。
っとそんな事を考えていたらまた紅葉に寂しそうな顔をさせてしまった。
それで気付いたんだけど、たぶん女の子と一緒に居る時に他の人の事を一瞬でも考えたら、一緒に居るその女の子は気付く。
だから、本当に楽しませたいならその間は一緒にいる子の事意外を考え無い様にした方が良いみたいだ。
その事を意識して話をする様にしたら3人共急に静かになるって事が減って行った気がした。
そして夕方7時になる頃に目的地の備北丘陵公園に到着した。
現地は少しだけ雪が残っていて駐車場から移動する間に見える芝の上などにうっすらとではあったが積もっていた。
寒かったので3人固まって歩いてるといきなり目の前の池の近くで花火が上がる。
「わっ♡こんな事してたんだ♡」
「すごい♪」
「私花火って夏のしか見た事無いよ♡」
3人共そこから一気に元気になって走り回ってイルミネーションを見て回っていた。
最初にメイン会場の広場を見て回り、近い場所にある日本風に見えるイルミネーションが多く有るエリアに移動した頃にケープしか羽織って無い桜の握っていた手から震えが伝わってきた。
さすがに俺のコートを貸すと俺が凍えてしまう気がしたので、コートの前を開いて中に入れる様にして腰に抱きつかせたらちょっと赤い顔をしつつも嬉しそうな顔をして居た。
背の高さが俺の胸より低いのでちょうど脇の下にすっぽりと入り込みかなり暖かかったらしい。
全開オープンになった俺は風邪ひくかと思ったけどね。
その後もう一度広場まで戻ると雪が売店で手袋とかマフラーを見つけたのでとりあえず3人に買って着けさせてもう一ヶ所の会場に向かって移動。
途中の道もそこかしこにイルミネーションが点っていてとても見応えが有った。
屋台も色々有り温かそうなお汁粉や甘酒などもあったので途中飲み食いしながら暖を取りつつ見て回り気付いたら時計が11時をさしている。
「そろそろ戻るか?」
俺の右手をずっと握っていた桜に聞いてみたら少し眠そうな顔で頷いた。
「2人もそろそろ戻ろう。」
雪と紅葉は2人で腰を抱く感じにくっついて歩いて居たのでまだ元気そうだったが…
「もしかして桜酔ってるのか?」
なんとなく足元が少し前からたまにかくんってなっていたが…
「ん~大丈夫…」
あまり大丈夫じゃ無い感じだった。
とりあえずなんとか抱いて戻らなくても車までは戻って来れたので車の中でエンジンをかけて車内が暖まるまで少しの間待って居たら桜は後ろの席で寝てしまっていた。
「ねぇ大悟さん、桜寝ちゃった。」
「そうか…それにしてもちょっと失敗したな。こんなに寒いと思って無かった。」
車のインパネの所に表示されている外気温は-7.8度
車で寝たら大丈夫かな?とか考えていたけどここで寝たら朝全員凍ってそうだな。
と言う訳で、俺達は帰り道の途中で見ていたラブホテルへ行く事にした♡
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