地球の昔はちょっとファンタジーな世界だった

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最初のいっぽぉ!

25 新しい武器?

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けい~~~~♡♡♡これみて~~~!!!」
部屋でベッドに寝転びながら『ちちと子』という大昔の寒い地域の文学作品からアリサの新しい攻め方を模索してた俺はその前に読んでた昔のイッポーンって地域の『太い おさむん』作の『乳』と一緒に枕もとに置いて体を起こした。
そこに走ってきた勢いそのままにダイビングしてくるアリサ。

もう少しで大質量兵器によるプレス死という世の中の男が聞いたら泣いて悔しがる死因になりそうな勢いで降ってきたアリサが俺の目の前に両手で見せてるのは、

「これはアクセサリーか?首輪にしては小さい気がするが…?」
「もう♡何言ってるのよ。これは私が前してたブレスレットの最新の物なのよ♪」
そう言って俺の体の上に騎乗位スタイルになりながら装備し始めるアリサ。

「アン♡下からそんなに突かないでよ♡今装備してるところでしょ?これね~ここのテーマパークのあのボードをコンプリートしないと手に入らないって限定でとってもレアな物なのよ~~♡」
そんな説明をしながら腕にブレスレットを装備して満足したのか、下半身の簡易服を自戒させて俺のチンポをヌルンと膣に受け入れてくれた。
アリサ完全に戦闘体勢になってたらしい。
「なぁアリサはなんでこんなに濡れてたんだ?」
「んっ♡だってガチャひいてるとさぁ♡」

それから俺の体の上で体を揺すりながらガチャを引いた時の説明をしてくれた。



今回引けるのは20回。
今までの最高連続回数は…半年前ぐらいにそれまで溜めてた労働ポイントのほとんどをつぎ込んでやった300回半額キャンペーンの時だったの。
それってすごくお得だったのよ。
だって普通なら300回分の労働ポイントを支払って引かなければならない回数をその半分で引けて、更に期間限定で+3回もおまけがあったの♡

ちょうど年度の替わる頃だったから私も思い切ってやったのね。
そこで貯金のほとんどが無くなったけど、あの残り4個の状態までこれたって訳なの。
それまではワンコインガチャとか選民ガチャみたいなのを絶対に逃さないようにして細々とやってたんだけど、やっぱり大きく賭けると大きなリターンがあるって物なのよね♡

ん?そのキャンペーン?あぁ確かレアが出やすくなるとかって話があったけど…
でもそれまでの私が頑張ってきた実績があったからそこで一気にレアゾーンの☆×6~が一気に出たんだから間違いじゃなかったのよ♡

でっ!ででっっ!!もう貯金も無いし~レベルもギリギリまで下がってたし~コンプリートできないんじゃないかって諦めてたんだけど~今回の20連続引いたのでコンプリートしたって訳なの♡だからこれからお礼にいっぱい気持ち良くさせてあげるからネッ♡

そんな説明を俺の上で腰を振りつつしてくれたんだが、気持ち良くてほとんど聞いてなかった。

なんとなくアリサはテーマパークの上の方の意識にうまいこと踊らされてる感じがしたんだが、本人とても嬉しそうにしてるし…まぁ、わざわざ説明する必要も無いかと思って俺はマグロ状態で2時間奉仕を受け続けた。


「あっ、ご主人様やっと出て来てくれましたね。待ってましたよ。」
俺の腕に体が癒着したんじゃないか?ってぐらいベットベトにくっついて目が♡になってるアリさを引き摺りながら、宿の一階にある食堂に降りて行ったら、アイがモリーとミュイとソーニャの4人で一ヶ所のテーブルを占有して、何か武器っぽい物をテーブルの上に並べて居た。

とりあえず席が2ヶ所用意して有ったのでそこにアリサと一緒に座って置いてある物を見てみると、多分銃みたいな形状の物と棒状の握りの部分にスイッチみたいな握りこむと動きそうな部分がついてる物などだった。棒状の物はなんとなくだけど治安維持をする事を目的とした集団が歯向かってきた一般人を殴って無効化するのに使ってたって物に近い形状のような気がする。

「なぁアイ?これって武器か?」
「はい。ご主人様とアリサさんがお楽しみの間少し時間が有りそうだったので手分けして情報収集してみたんですが、どうも最近大量のモンスターに襲われて壊滅する集落が増えてるみたいなんです。」
アイの説明に続いてモリートミュイが話しだしたのだが、

「実はですね、私とミュイちゃんの集落がゴブリンに襲われて壊滅したのとほとんど同じ頃らしいんですけどこの町の側を流れる川に少し下流でもう一本大きめの川が合流するんですが、その川をさかのぼった辺りの集落も壊滅してたそうなんです。」
「それで、その壊滅した集落の近くの大きめの町に大量のモンスターが雪崩れ込んで行って半分ぐらいの建物が壊されたって話もあったんです。」
モリーとミュイの説明に続いてソーニャも話し始めた。
「あとこれはまだ確定情報では無いらしいのですが、この町の側を流れる川を挟んですぐの辺りにある集落から人が消えたって報告がきてるみたいですね。あと、空を大量の飛行型のモンスターが移動したのを見たって話もありました。」

なんだか全員の話を聞いてみるにかなりヤバイ状態に聞こえる。
「なんとなく危険だってのは判ったが、それで?この武器は?」
「これからこの町も襲われる可能性があります。その為にも自分の力で危機を回避する手段を持っておかねばなりません。ご主人様のなんちゃって剣では実際には殺傷力なんて無いでしょ?」

確かに俺の持ってる武器は見た目はどこかの博物館とか王の謁見の間の壁辺りに飾ってあっても良さそうな物に見える見た目だけは業物レベルなんだが、ぶっちゃけるなら、大昔の芸人という特殊技能を持った集団が使っていたと言う音だけすごい紙製の『ハリセン』という武器にも劣る物だったりする。たぶん力いっぱい振り抜いた所に人が立っていたとしても、効果音が「ぽよん」って感じのダメージしか発生しない。

それぐらいの物じゃないと俺って自分の体を切ってしまうってアイに太鼓判を押されたんだよな…不本意なんだがな!!

「ご主人様はこのアイが身を挺してお守りする気で居ますが、今日の様に部屋に篭られたらさすがに手遅れって事もありえます。その為の自衛手段です。一応こちらをお持ちください。」
そう言って机の上に置いてあった武器の内のグローブみたいな指が出るタイプの手袋のような物を渡された。

俺、これは防具だと思ってたんだが…
「なぁ…これ武器なのか?」
一応両手に装備するとチョットだけ野蛮なイメージがあってちょっと自分がカッコ良く感じる♪

「こちらの武器は、…力が若干弱い男性が不慮の事故などで強い衝撃を受ける場合などにその力を吸収して反発力として使う事で相手をゆっくり止める効果があります。簡単に言えばエネルギーのテスラバルブVer.みたいな物ですね。」
「なぁ、説明聞いたらやっぱりこれ防具じゃないの?」

「そうでも無いですよ?少し実験してみましょうか。」
そう言って机の上に置いてあった銃のような物を持って俺の方に向けて構えるアイ。

「ご主人様。手を重ねるようにしてまっすぐ私の方に出してください。あ、手は片方の手にもう片方をクロスさせるように…そうです。その状態で動かないでくださいね。」
そう言ってモリーとミュイに自分の腰と背中を抱く様にして大昔の『裸具媚』という体と体をぶつけ合ってお互いの力を体の内側で感じるスポーツの訓練時のスタイルになった。
「モリーさん、ミュイさんもすごい力で押し返されるはずですからしっかりと耐えてくださいね。」
そう言って一発俺の手に向かって撃った。
手の平に一瞬何かが触れた感じがしたと思ったら3人の体が1m位後ろに向かって滑って行った。

なんか…この段階でもなんとなく防具っぽいが…
「とりあえずご主人様がその手で攻撃を受けられるならばこの様に相手の力を数倍のレベルに増幅して押し返せるようなぼ…武器です。」
「今防具って言いそうになったよな…」
アイ知らん顔で何も言わずに席に戻ってきて座った。

「一応色々考えたんですよ?ご主人様でも棒状の物であれば前みたいに自分の足を切る事は無いかな?とか。でもご主人様の場合持ってる武器を落として相手にもたれる姿がはっきりと想像出来ましたので、一応持たなくても落とさないをコンセプトに武器を確認したんですけど…」
アイの顔に、『苦渋の決断なんです。これ以上危険な物は持たせられないんです。』と大書された心の内が見えた気がした。
「なんか色々苦労させたみたいだな…アイ、これからもよろしくな。」
「ハイ。」

こうして俺の武器は人がとっさに危機回避のために手を出す行為を使った運動エネルギー吸収型防具になった。


やっぱり防具だったんだが…



そして、アイは元々この時間帯に来た時から使ってる愛用の剣を使って、モリーとミュイには伸縮させるタイプの棒状の、『スタンガン機能付きブラックジャック』が渡された。
そしてソーニャにはアイがさっき使った拳銃みたいな奴で、
「実は私追っ手を巻く為に普段から森に入る事が多かったので、嗜みとして飛び道具を使用していました♡」

意訳すると、ソーニャは男をつまみ食いした事がばれそうになる事が結構な回数あったので、怒った相手の女から逃げてほとぼりが冷めるまでの間森の中で自給自足の生活をしなければならなかったから、自衛の為に非力でも殺傷能力の高い弓を使っていたらしい。

「とりあえず弓とその銃ではまったく違うと思うんだが…大丈夫なのか?」
「そうですね。遠くの小さな的に当てるって行為はそんなに違いが無いのである程度使いこなせそうな気がします。」
ソーニャはそんな感じに言ってたけど…ソーニャってなんとなく一人で動く事が多かった感じが有るんだけどフレンドリーファイヤーとか大丈夫だろうな?

とりあえず武器の話をしてる間ずっと静かだったアリサだが、良く見てみたら新しいブレスレットを使って情報を確認してたらしい。


「ねぇ圭?これちょっとまずいかもしれないよ。」
そう言って空間ディスプレイをテーブルに広げるようにして皆に見せる状態にしてくれたんだが…

「大規模イベント?」

焦土になった町の立体映像の上に、


『大規模アップデート!滅亡に瀕した人類を救え!!』

という文字がゆっくり回転していた。
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