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最初のいっぽぉ!
30 本当に勧善懲悪か?
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その建物は、土壁でしっかりとした作りのシンメトリーな形状のモスクで、丸いドーム状の屋根が中央の建物の天守に有り、左右にそれに匹敵する高さの塔が有る。
建物自体は3階建てのビル位で、横幅がそこそこ有り、かなり大きく見える。
そして、そのモスクの横に木の板を張り合わせたような形で増築された部分が有り、ランはそこの増築部分のドアを開けて中に入って行った。
「メナードさん呼んで来るね!」
建物にはガラス窓などは無く、押し上げるタイプの突き出し窓が1面に2ヶ所ほど見えるだけで、大きさは俺が住んでた元の家とそう大して違わない気がする。
ランが建物の中に入って1分もしないうちに少し腹の太めの男と子供がぞろぞろと…あの建物に何人入ってたんだ?
数えてみたら、全部で20人ほどの子供が男から少し離れた場所に固まって集まった。
こっちを見る子供の目は半分ほどは死んだ人の様な目をしてて、残りの半分はギラギラとした何か獲物でも見つけた人の様な感じ。
「この子を助けて頂いたそうで、感謝します。」
男はとてもいい笑顔でそう言ってきた。
服は少し上等な布を使った胸元に精密彫刻がされたボタンが並んだ信者が着てそうなローブを纏ってる。とりあえず伸び放題のヒゲがむさ苦しいが、宗教的な何かなのだろう。町中で見かけた男もほとんどがヒゲを生やしてた。
「あぁ。それで?ランはここに住んでるって聞いたから一応連れてきたが…ずいぶんと後ろの子供達はみすぼらしい姿だな。もう少しどうにか出来ないのか?」
固まって居る子供達はあからさまに見た目に可愛い子だとか、体の主張がはっきりしてたり、男の子でも中性的な顔立ちの子はランも含めて、町中で見かけた人と同レベルの服を着てるが、その子達を除いてボロ布を体に巻いてるだけという感じだった。体も痩せていてあまり食事事情が良くない気がする。
ちなみに死んだような目をした子は全員が普通の服を着てるし、体もそこそこ子供らしいと言える形だった。
「私も子供達にはなるべく良い物を着させて良い食事を取らせてあげたいのですが、なにせ最近急に孤児が増えてしまいましてね。正直な所これでも限界なんです。」
少し太めの腹を揺すりながら身振り手振りをしつつそんな事を言うメナード。
「そうか…ラン、ちょい来てくれ。ウイ、お前も。メナードさん、少し用事が出来たのでちょっとランを借ります。」
そう言ってメナードの前を去ろうとすると子供の集団のギラギラとした目の子供達があからさまにがっかりした顔になり、死んだような目をした子供達は小さく溜息を吐いて建物の中に入って行った。
建物の敷地から出て建物が見えない辺りに屋台の様な荷車に商品を載せて売ってる場所があったので、そこで柿みたいなのとイチジクとアンズの乾燥させた物を買い、近くのモンスターの襲撃で瓦礫になった建物のそこそこ綺麗な倒れたレンガの壁に座り話をする。
「ラン、お前最近あの場所に保護されたって言ってたよな?」
皮が付いたままの柿の様な果実に袖の辺りで少しだけ拭っただけでかぶりつき、とても幸せそうな顔になってるランが頷いて答える。
「ほうだほ。」
「食ってるなら声を出さなくていい。それであのボロい連中と死んだような目の連中は同じ扱いを受けてないのか?」
少し首を傾げながら考えて咀嚼していた口の中身を飲み込んで、
「ん~私は新しくあの場所に居る事になったからボロい連中とずっと同じ部屋で住んでるけど…あまりあの子達話をしないの。話しかけてもこっちを見ずにメナードさんの部屋の方を見てコソコソ逃げて行くのね。あと、綺麗な服の子達は別の部屋で生活してるからよく分んない。あ、でもね~、毎日じゃないけど夜遅い時間になんか…泣いてるのかな?あと…えっと…ちょっとだけ…なんか声が聞こえる。」
ランは説明の最後の方顔を少し赤くしつつ俺の方をチラチラと見て恥ずかしそうに言ってきた。
たぶん何かしら艶っぽい声が聞こえて来るって言いたいんだろうな。
「なるほどな。ラン、ありがと。ウイ、メナードって奴を監視出来るか?」
ウイちゃん今まで『女性にされたい小さな仕草。有志に寄る厳選集』の中の『自分の後ろを何も言わずに服の裾や袖の肘の辺りを少しだけ摘んでついて来る女性(幼)』を実演してたが、勘次郎の着てる鎧とその上に纏ってるマントのおかげで思い通りの効果が見れなかったことから、続けるか止めるか迷ってた。
「はい?あのオデブを監視ですか?…私子供とデブのまぐわう姿には興味無いですよ?」
「フゥ…やっぱりウイもそんな事をしてると思ったんだな。」
「そりゃぁそうですよ。しかもあのデブ自分の好みの女の子も男の子も囲って好き邦題してますよね?明らかにボロ孤児の方は搾取されてましたし。」
「だとしたら…ラン?あの孤児院か?あれの管理を任せられそうな奴って居ないのか?」
「管理?他の人を連れてくるの?」
「あぁ、あんな欲望丸出しな奴と虐げられてる子を見てそのまま放っておく事は俺にはちょっと出来そうにないんでな。あのメナードって奴を今回の襲撃で死んだ事にしてしまおうと思ってる。」
さすがに俺の言葉を聞いて驚いたらしい。
「えっ…でもメナードさん私にいっぱいおいしい物を食べてしっかり大きくなれって…親切だよ?」
ランの言葉に可愛そうな人を見る哀れむ目を向けつつウイが説明してくれた。
「ラン…あなた…狙われてるのよ?今肥育期間だから手を出されて無いだけって事じゃないかしら?ちなみにあなたの家族の…お母さんって女性らしかったんじゃない?体の事だけど。」
ランに案内されてる間にどうして保護されたのかを教えてもらってたのだが、元々ランの家は少し裕福だったらしく、孤児院にたまに寄付や食べ物の寄進などを行っていたらしい。
その時に母親と一緒に何度か行ってたらしく、持って行くと母親とメナードが1時間ぐらい部屋に篭って何かしてたらしい。
ちなみにその篭る事が有る日はランだけ一人で先に家に帰されたって言ってたが…
どうも母親から、「メナードさんは、うちの夫と違って…とってもたくましくて♡頼りになる。」みたいな話を何度も聞かされてたらしく、一人になってすぐに訪ねたらしい。
「えっと…お母さん…体はすごかったけど…私も狙われてたの?!」
「…も?」
「あっ…なんでもない。そうなんだ…私も女として…♡」
「ウイが今のお前は肥育期間だって言っただろ?女として狙われてた訳じゃ無くてお前の母親と同じ体になりそうだって将来性を買われてただけだ。家畜と一緒だぞ?」
すごくムスッとした顔になるが、一応納得したらしく、ランはそれ以上何も言ってこなかった。
ただ後ろを向いて胸元を引っ張って覗き込みながら、小さな声でぼそぼそと何か言ってたようだったが。
ランは、今までの話の流れから自分の体が女性らしく無い事に少なくないコンプレックスを持ってる様だ。
「それで?ウイ?」
「はぁ~~…もう♡勘ちゃんだから言う通りにしてあげるんだからねっ♡」
そう言って監視ドローンを空間収納から引っ張り出して起動させてそのまま孤児院まで移動させて監視を始めた。
そして監視中特にする事も無いが、ランをそのまま帰すのもちょっと危険な気がしてたので、宿まで戻り部屋に入るとウイからさっそく報告があった。
「今あのデブ女の子を股間に座らせたまま動かせて左右からチッパイをこすりつけられてとっても嬉しそうな顔をしてますね。気持ち悪いです…見ますか?」
とりあえず録画してると言う話だったが、一応どの程度の事をしてるのか興味が有ったので見せてもらった。
少し前、この時間帯に移動して来た時に映像を表示させるのに使ったネックレスの様な物を空間収納から再度取り出し、ウイの目の前に映像が表示される。
そこには下っ腹の突き出た裸のメナードが長椅子に寝そべりその上に自分の身長の半分位にしかなってない少女を跨らせて腰を振らせつつ自分の顔の左右に少しだけ胸が大きくなり始めた少女を全裸で立たせて自分の顔に両側から胸を押し付ける様にさせつつ下半身に手を伸ばして弄り続けてる姿が映された。
『それにしてもランの連れてきたあの女は上玉だったな…おかげでこんな昼間からお前らを使う事になってしまったが…ふぅ♡』
「なんか…本当に気持ち悪いですね…私の体を舐めるように見てるなってのは気付いてましたが…」
ウイが自分の腕を抱くようにして本気で気持ち悪そうな顔でそんな事を言ってる。
そして長椅子の横には意匠を凝らしたサイドテーブルがあり、その上には銀色の皿にそこそこ新鮮な果実が盛られていた。
それを下半身を弄られてる少女に口に入れさせてそれを自分の口に運ばせるような事もしてる。
「嘘…あんな高い果物とかなんで買えるの?」
ランは裸の少女よりも皿に盛られた果物の方に驚いてた。
「何にしても寄付とか町から持ち込まれたお金なんかも好き放題使ってるって事は間違い無さそうだな。夜中に行くぞ。」
ウイちゃん勘次郎のその宣言を聞いて、
「ちなみにあの少女達はどうするのですか?なんとなくですけどあの子達あの行為に慣れてしまってますが…腰振ってる子とか確実にアヘ顔になってますし…それをそのまま放置するのですか?」
「放置したらまずいのか?俺はウイが居れば他の女とか特に必要ないぞ?」
目の中に♡が10個ほど踊ってそのままフラフラと勘次郎に近づいていくウイちゃん。
とりあえず勘次郎に顔を押されて両手を勘次郎に伸ばしてる状態でわれに返るウイちゃん。
「コホン。とりあえず相手はどこかで漁らせる…訳にはいかないですよね…そこは私がどうにかしましょう。管理する人が決まるまでは少しだけあの孤児院を保護して見ましょうかね♡」
ウイちゃんやる気になったらしい。
ちなみにこの時代の孤児院は子供を売り買いする為の場所と言う意味合いが大きく、奴隷も普通に流通してる事から、ギラギラした目の子供達などが年に何度か行商で通ってくる奴隷を扱ってる商人に買われていく。
買われた子供のそれからの生活は買っていく人がどの様な用途で購入するかによって大きく変わるらしい。
容姿に恵まれた子供なら愛玩奴隷としての生活が待ってるし、体格に優れた子供なら労働力として使われる。
それ以外にも金持ちの道楽としての見世物という使い方をされる子供もけっこうな数が居るらしい。
その様な使われ方をする子供はほとんどの場合長生きできないらしいが。
建物自体は3階建てのビル位で、横幅がそこそこ有り、かなり大きく見える。
そして、そのモスクの横に木の板を張り合わせたような形で増築された部分が有り、ランはそこの増築部分のドアを開けて中に入って行った。
「メナードさん呼んで来るね!」
建物にはガラス窓などは無く、押し上げるタイプの突き出し窓が1面に2ヶ所ほど見えるだけで、大きさは俺が住んでた元の家とそう大して違わない気がする。
ランが建物の中に入って1分もしないうちに少し腹の太めの男と子供がぞろぞろと…あの建物に何人入ってたんだ?
数えてみたら、全部で20人ほどの子供が男から少し離れた場所に固まって集まった。
こっちを見る子供の目は半分ほどは死んだ人の様な目をしてて、残りの半分はギラギラとした何か獲物でも見つけた人の様な感じ。
「この子を助けて頂いたそうで、感謝します。」
男はとてもいい笑顔でそう言ってきた。
服は少し上等な布を使った胸元に精密彫刻がされたボタンが並んだ信者が着てそうなローブを纏ってる。とりあえず伸び放題のヒゲがむさ苦しいが、宗教的な何かなのだろう。町中で見かけた男もほとんどがヒゲを生やしてた。
「あぁ。それで?ランはここに住んでるって聞いたから一応連れてきたが…ずいぶんと後ろの子供達はみすぼらしい姿だな。もう少しどうにか出来ないのか?」
固まって居る子供達はあからさまに見た目に可愛い子だとか、体の主張がはっきりしてたり、男の子でも中性的な顔立ちの子はランも含めて、町中で見かけた人と同レベルの服を着てるが、その子達を除いてボロ布を体に巻いてるだけという感じだった。体も痩せていてあまり食事事情が良くない気がする。
ちなみに死んだような目をした子は全員が普通の服を着てるし、体もそこそこ子供らしいと言える形だった。
「私も子供達にはなるべく良い物を着させて良い食事を取らせてあげたいのですが、なにせ最近急に孤児が増えてしまいましてね。正直な所これでも限界なんです。」
少し太めの腹を揺すりながら身振り手振りをしつつそんな事を言うメナード。
「そうか…ラン、ちょい来てくれ。ウイ、お前も。メナードさん、少し用事が出来たのでちょっとランを借ります。」
そう言ってメナードの前を去ろうとすると子供の集団のギラギラとした目の子供達があからさまにがっかりした顔になり、死んだような目をした子供達は小さく溜息を吐いて建物の中に入って行った。
建物の敷地から出て建物が見えない辺りに屋台の様な荷車に商品を載せて売ってる場所があったので、そこで柿みたいなのとイチジクとアンズの乾燥させた物を買い、近くのモンスターの襲撃で瓦礫になった建物のそこそこ綺麗な倒れたレンガの壁に座り話をする。
「ラン、お前最近あの場所に保護されたって言ってたよな?」
皮が付いたままの柿の様な果実に袖の辺りで少しだけ拭っただけでかぶりつき、とても幸せそうな顔になってるランが頷いて答える。
「ほうだほ。」
「食ってるなら声を出さなくていい。それであのボロい連中と死んだような目の連中は同じ扱いを受けてないのか?」
少し首を傾げながら考えて咀嚼していた口の中身を飲み込んで、
「ん~私は新しくあの場所に居る事になったからボロい連中とずっと同じ部屋で住んでるけど…あまりあの子達話をしないの。話しかけてもこっちを見ずにメナードさんの部屋の方を見てコソコソ逃げて行くのね。あと、綺麗な服の子達は別の部屋で生活してるからよく分んない。あ、でもね~、毎日じゃないけど夜遅い時間になんか…泣いてるのかな?あと…えっと…ちょっとだけ…なんか声が聞こえる。」
ランは説明の最後の方顔を少し赤くしつつ俺の方をチラチラと見て恥ずかしそうに言ってきた。
たぶん何かしら艶っぽい声が聞こえて来るって言いたいんだろうな。
「なるほどな。ラン、ありがと。ウイ、メナードって奴を監視出来るか?」
ウイちゃん今まで『女性にされたい小さな仕草。有志に寄る厳選集』の中の『自分の後ろを何も言わずに服の裾や袖の肘の辺りを少しだけ摘んでついて来る女性(幼)』を実演してたが、勘次郎の着てる鎧とその上に纏ってるマントのおかげで思い通りの効果が見れなかったことから、続けるか止めるか迷ってた。
「はい?あのオデブを監視ですか?…私子供とデブのまぐわう姿には興味無いですよ?」
「フゥ…やっぱりウイもそんな事をしてると思ったんだな。」
「そりゃぁそうですよ。しかもあのデブ自分の好みの女の子も男の子も囲って好き邦題してますよね?明らかにボロ孤児の方は搾取されてましたし。」
「だとしたら…ラン?あの孤児院か?あれの管理を任せられそうな奴って居ないのか?」
「管理?他の人を連れてくるの?」
「あぁ、あんな欲望丸出しな奴と虐げられてる子を見てそのまま放っておく事は俺にはちょっと出来そうにないんでな。あのメナードって奴を今回の襲撃で死んだ事にしてしまおうと思ってる。」
さすがに俺の言葉を聞いて驚いたらしい。
「えっ…でもメナードさん私にいっぱいおいしい物を食べてしっかり大きくなれって…親切だよ?」
ランの言葉に可愛そうな人を見る哀れむ目を向けつつウイが説明してくれた。
「ラン…あなた…狙われてるのよ?今肥育期間だから手を出されて無いだけって事じゃないかしら?ちなみにあなたの家族の…お母さんって女性らしかったんじゃない?体の事だけど。」
ランに案内されてる間にどうして保護されたのかを教えてもらってたのだが、元々ランの家は少し裕福だったらしく、孤児院にたまに寄付や食べ物の寄進などを行っていたらしい。
その時に母親と一緒に何度か行ってたらしく、持って行くと母親とメナードが1時間ぐらい部屋に篭って何かしてたらしい。
ちなみにその篭る事が有る日はランだけ一人で先に家に帰されたって言ってたが…
どうも母親から、「メナードさんは、うちの夫と違って…とってもたくましくて♡頼りになる。」みたいな話を何度も聞かされてたらしく、一人になってすぐに訪ねたらしい。
「えっと…お母さん…体はすごかったけど…私も狙われてたの?!」
「…も?」
「あっ…なんでもない。そうなんだ…私も女として…♡」
「ウイが今のお前は肥育期間だって言っただろ?女として狙われてた訳じゃ無くてお前の母親と同じ体になりそうだって将来性を買われてただけだ。家畜と一緒だぞ?」
すごくムスッとした顔になるが、一応納得したらしく、ランはそれ以上何も言ってこなかった。
ただ後ろを向いて胸元を引っ張って覗き込みながら、小さな声でぼそぼそと何か言ってたようだったが。
ランは、今までの話の流れから自分の体が女性らしく無い事に少なくないコンプレックスを持ってる様だ。
「それで?ウイ?」
「はぁ~~…もう♡勘ちゃんだから言う通りにしてあげるんだからねっ♡」
そう言って監視ドローンを空間収納から引っ張り出して起動させてそのまま孤児院まで移動させて監視を始めた。
そして監視中特にする事も無いが、ランをそのまま帰すのもちょっと危険な気がしてたので、宿まで戻り部屋に入るとウイからさっそく報告があった。
「今あのデブ女の子を股間に座らせたまま動かせて左右からチッパイをこすりつけられてとっても嬉しそうな顔をしてますね。気持ち悪いです…見ますか?」
とりあえず録画してると言う話だったが、一応どの程度の事をしてるのか興味が有ったので見せてもらった。
少し前、この時間帯に移動して来た時に映像を表示させるのに使ったネックレスの様な物を空間収納から再度取り出し、ウイの目の前に映像が表示される。
そこには下っ腹の突き出た裸のメナードが長椅子に寝そべりその上に自分の身長の半分位にしかなってない少女を跨らせて腰を振らせつつ自分の顔の左右に少しだけ胸が大きくなり始めた少女を全裸で立たせて自分の顔に両側から胸を押し付ける様にさせつつ下半身に手を伸ばして弄り続けてる姿が映された。
『それにしてもランの連れてきたあの女は上玉だったな…おかげでこんな昼間からお前らを使う事になってしまったが…ふぅ♡』
「なんか…本当に気持ち悪いですね…私の体を舐めるように見てるなってのは気付いてましたが…」
ウイが自分の腕を抱くようにして本気で気持ち悪そうな顔でそんな事を言ってる。
そして長椅子の横には意匠を凝らしたサイドテーブルがあり、その上には銀色の皿にそこそこ新鮮な果実が盛られていた。
それを下半身を弄られてる少女に口に入れさせてそれを自分の口に運ばせるような事もしてる。
「嘘…あんな高い果物とかなんで買えるの?」
ランは裸の少女よりも皿に盛られた果物の方に驚いてた。
「何にしても寄付とか町から持ち込まれたお金なんかも好き放題使ってるって事は間違い無さそうだな。夜中に行くぞ。」
ウイちゃん勘次郎のその宣言を聞いて、
「ちなみにあの少女達はどうするのですか?なんとなくですけどあの子達あの行為に慣れてしまってますが…腰振ってる子とか確実にアヘ顔になってますし…それをそのまま放置するのですか?」
「放置したらまずいのか?俺はウイが居れば他の女とか特に必要ないぞ?」
目の中に♡が10個ほど踊ってそのままフラフラと勘次郎に近づいていくウイちゃん。
とりあえず勘次郎に顔を押されて両手を勘次郎に伸ばしてる状態でわれに返るウイちゃん。
「コホン。とりあえず相手はどこかで漁らせる…訳にはいかないですよね…そこは私がどうにかしましょう。管理する人が決まるまでは少しだけあの孤児院を保護して見ましょうかね♡」
ウイちゃんやる気になったらしい。
ちなみにこの時代の孤児院は子供を売り買いする為の場所と言う意味合いが大きく、奴隷も普通に流通してる事から、ギラギラした目の子供達などが年に何度か行商で通ってくる奴隷を扱ってる商人に買われていく。
買われた子供のそれからの生活は買っていく人がどの様な用途で購入するかによって大きく変わるらしい。
容姿に恵まれた子供なら愛玩奴隷としての生活が待ってるし、体格に優れた子供なら労働力として使われる。
それ以外にも金持ちの道楽としての見世物という使い方をされる子供もけっこうな数が居るらしい。
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