ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

はな

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First kissと…③

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ひな「なん……で……んぁっ……」





イったばかりのあそこの中を、五条先生は丁寧に丁寧に攻めてくる。





五条「まだ寝たくないって、あんなかわいい真似して俺をその気にさせたんだ。そんなすぐに寝かせてもらえると思ったか……?」





さっきまでの五条先生とはまた違う。

最初は優しくて甘々だったのに、今は優しいけど……優しいのにすごく、意地悪な感じ……。





ひな「でも……イ……イったの……ちゃんと……さっき……イった……ハァハァ……」


五条「そうだな、ひなクリだけでイっちゃったな。気持ちよさそうで、かわいかった……」


ひな「だから……もうおしま……んぁっ、ハァハァ……どうして、イったのに……」





イったのに、どうしてまだ終わりじゃないの……?

上手にイけたらいつも終わりだよ?

もう1回って言われることもあるけど、それはお腹にたくさん溜まってる時で、これは別に治療なんかじゃ……





五条「ひな、これ治療じゃないぞ?」


ひな「ぇっ……?ハァハァ……」


五条「ひなは今俺とエッチしてるんだろ?なに勘違いしてんだ、俺に集中しろ……1回イって終わりじゃない。エッチは何度でもイクの。果てるまで、気持ちいいこと続けるの……」





そう言って、五条先生はわたしのあそこを弄りながら、



クチュクチュ……



と、湿った音を響かせる。





五条「ひな聞こえる?これ、ひなのここから音してる……」





こんな部屋中に響いてるのに、聞こえてないわけないじゃんか……。

お願いだから、そうやってわざと聞かないで……





ひな「んぅ……ハァ……んんっ……ハァハァ、んぁ……」


五条「ひな、おまんこ気持ちいいの?俺の指こんなに締めつけてきて……」





ハァハァ……

お、おま……んこ……?





五条「……ん?ひな、まんこって何かわかってない?」





気持ちいいで埋め尽くされていたところに、突如はてなが浮かんだわたし。

初めて聞く言葉で、なんて言ったのかもあやしくて、気には留めずにスルーするつもりだった。

だけど、何でも見透かしてしまうのが五条先生。





五条「そうか、まだ宇髄先生から教わってなかったか」





そう言いながら、ほんのちょっとうれしそうな顔をしたと思ったら、





五条「じゃあ、ひとつお勉強……」





またスイッチを入れ替えたように、色気たっぷりに目を細めて、





五条「おまんこは、ひなの大事なここのこと。ここ、おまんこって言うの」





と、中で指をクイっと曲げた。





ひな「んぁあ……!」





最初からここだとわかってたみたいに、五条先生の指先がわたしの気持ちいいところをピンポイントに刺激する。





なんで、そんな、そこ……そこ擦られると、ダメなのに……っ。





ひな「ハァハァ……んっ……んぁ……五条、せんせっ……」


五条「ひな、ここ気持ちいいな。ほら、おまんこきゅぅってなってるの自分でわかる?ひなのおまんこが気持ちいいって……」





あそこがきゅぅぅっとなるのは、認めたくないけど自分でわかる。

それよりもその、おまんこ……って言わないで……。

なんかそれ、耳を塞ぎたくなる。





ひな「んぁっ……んぅ……んん…………っ……」


五条「ひな、そろそろまたイキたいな」





わたしがイキたくなってきたって、どうして先生たちはわかるのかな……?

あぁ、波が来るな……って、イキそうになってきたって、ちょうど思ったタイミングで五条先生も宇髄先生も……





五条「ひな」





ドキッ……!!





そんなことを考えてたら、五条先生は突然、鼻と鼻がぶつかりそうなあの距離に顔を近づけてきて、





五条「何余計なこと考えてんだ。俺に集中しろっつってんの」





と、指の動きを早めた。





ひな「んぁぁ……んぅ……ハァ……んぁ……っ」


五条「ひな?もう1回、今度はこのまま中でイこうか……」





そう言って、スピードも位置も正確に、わたしの弱いところをクチュクチュ、クチュクチュ攻めてくる。

そして、さっきよりもずっとずっと大きな波が押し寄せてきて、もう一度、五条先生の肩にしがみついたけど、





ひな「んんぅ……んっ……」





こ、怖い……。





この喉が締めつけられるような、気持ちいいがくうぅぅーと上がってくる感じ。



そういえば、イクのっていつぶりだったっけ。

最後に治療をしたのは……あれはまだ高校生の時。

さっきはとにかく恥ずかしくて、なんだかいろいろと必死になってる間にイっちゃったけど、それでもイった後に意識はあったし、ここまで込み上げてくる感じもなかった。



このままイったら、わたし、意識飛んじゃう気がする……。





ひな「ご、五条先生……わたしやっぱり……」





怖い。



そう言おうと思ったら、





五条「大丈夫。俺がいるから怖くない」





って、わたしの外にある手の方で腕枕をするようにして、身体が密着するように抱きしめてくれた。

そして、





ひな「んぅ……ご、ごじょぅせんせっ……ハァハァ」





肩にしがみついた手を首の後ろの方まで回し、





ひな「んぁ……ハァ……んんっ……ぁっ、んっ……」


五条「ひないっぱい気持ちいいな。もう我慢できないな」


ひな「んぁっ……んぅぅ……」


五条「大丈夫だから、怖がらずにイってごらん」


ひな「んんっ……」


五条「ひな……」


ひな「んんぅ……」


五条「イって……」


ひな「んぅあっ……」


五条「ひな……」


ひな「んぁっ…………んぁあっ……!!」





ビクンッ……!!





ビクッ……ビクビク…………ビクッ……










身体がどこまでも沈んでいく……。

骨が全部抜けたみたいな脱力感と、ぼわーっとする頭。

目もとろんとして開かなくって、うっすらとオレンジのぼやけた灯が入るくらい。



この感じがずっと怖かった。

イった後のこれがすごく怖かった。

だけど今は、





五条「ひな」





五条先生……。





ビクビクハァハァ、イキながらえるこの身体を五条先生がしっかり抱きしめてくれていて、不思議と怖さがない。

むしろ、この感覚が気持ちいい……。





五条「大丈夫。ゆーっくり戻っておいで」





五条先生の優しい声が心地いい。

戻っておいで……って、そう言ってくれたけど、





ダメ、わたし、このまま……





かろうじて光量を取り込んでいた瞳に、そっと瞼のカーテンを下ろす。





五条「おやすみ、ひな……」





チュッ……





五条先生の声とキスの音を遠くの方で感じながら、わたしはそのまま深い眠りに落ちていった。


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