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第7章 自爆覚悟の告白の末……
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「茅ヶ崎に部屋を持ってるから、近々、そこで過ごすことにしよう」
「えっ、部長、別荘もあるんですか?」
もう、どんだけ金持ちなんだろう⁈
「そんなたいしたもんじゃない。海しかないところだし」
なんだかもう、驚くことばっかり。
結局、部長の愛車、シルバーのジャガーで家まで送ってもらった。
車から降りる前に、もう一度、心のこもったキスをくれた。
そして、耳たぶを食みながら、彼は囁いた。
「花梨。覚悟しとけよ。俺は惚れた女はとことん愛し尽くすから」
「の、望むところです」
その返答に、彼は思いっきり吹き出した。
そして、言った。
「お前といたら、一生飽きずにいられそうだ」と。
***
「辻本と付き合うことになった」
告白の翌日、部長はほんの少しの躊躇いもなく、部のみんなの前で、交際宣言をした。
めずらしく部の全員がそろっていて、みんな拍手をして祝福してくれた。
米川さんは「そうなると思ってたけどね。99%の確率で」とうそぶいた。
「えっ、部長、別荘もあるんですか?」
もう、どんだけ金持ちなんだろう⁈
「そんなたいしたもんじゃない。海しかないところだし」
なんだかもう、驚くことばっかり。
結局、部長の愛車、シルバーのジャガーで家まで送ってもらった。
車から降りる前に、もう一度、心のこもったキスをくれた。
そして、耳たぶを食みながら、彼は囁いた。
「花梨。覚悟しとけよ。俺は惚れた女はとことん愛し尽くすから」
「の、望むところです」
その返答に、彼は思いっきり吹き出した。
そして、言った。
「お前といたら、一生飽きずにいられそうだ」と。
***
「辻本と付き合うことになった」
告白の翌日、部長はほんの少しの躊躇いもなく、部のみんなの前で、交際宣言をした。
めずらしく部の全員がそろっていて、みんな拍手をして祝福してくれた。
米川さんは「そうなると思ってたけどね。99%の確率で」とうそぶいた。
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