悪役令嬢は双子の淫魔と攻略対象者に溺愛される

はる乃

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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)

僕で頭の中をいっぱいにして④★

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「んんっ♡♡♡ふ、は……♡♡~~~~っっ♡♡♡」

バチュン!バチュン!と激しく最奥を熱杭で穿たれて、絶頂が止まらない。
ヴィクトリアは快楽の渦に呑まれ、深く深く沈んでいく。

(だめ、だめ……っ♡壊れちゃう……こわれちゃうよぉ♡♡)

ここまで激しいエリックは初めてだった。
昼食時、授業中と焦らされ続けて、欲しくて欲しくて堪らなかった熱杭が、惜しみなく与えられて、ヴィクトリアの身体は歓喜し、受け止めきれない程の悦びに満たされていく。

頭が、身体は、おかしくなる。
あまりに激しく、今にも壊れてしまいそうだ。

エリックの纏う精気と、ヴィクトリアの奥深く、子宮口目掛けて解き放たれる白濁とした精気の塊が流れ込み、その極上の甘さと美味しさが身体中に温かく染み渡る。

壊れそうな程に気持ちが良くて。
身体中が蕩けてしまいそうなくらい、甘くて美味しいエリックの精気で満たされていく。

(こわれても、いい……もっともっと、ほしい……っ)

ヴィクトリアの願いに応えるかのように、エリックは子宮口にグリグリと熱杭で激しくキスをして、限界まで引き抜き、一気に最奥を穿ち、グリグリとキスする動作を繰り返した。
時折花芽さえも指で嬲られ、優しく擦られ、扱かれ、摘まれる度に、エリックの熱杭をキュウゥゥッと締め付ける。

互いに夢中で貪り合っていた。
ここが何処であるかも、忘れてしまっていた。

やがて――――……


「誰か居るの?」


ガラッと開いた保健室の扉。
そうして、掛けられた保健医の声。

「?!!」

ヴィクトリアは身体をビクリと震わせた。
今まで幸福と快楽で満たされていた心に、一気にどうしようもない焦燥感が押し寄せてくる。

保健医が戻ってきてしまった。
エリックとの、今の状態を知られるわけにはいかない。そう、ヴィクトリアの理性が働きかける。
しかし。

「っ?!んんっ、ふ……?!」



――――エリックが止まらない。



バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡

激しくぶつかり合う肉と、粘着質な蜜の淫靡な水音。
聞こえてる。聞かれている。
こんなにも恥ずかしいエッチな音が、こんなにも淫らで卑猥なセックスの音が。

学園の、しかも保健室で。




「~~~~っっ♡♡♡♡♡」




臨界点を超えた羞恥心が、とてつもない快楽をヴィクトリアにもたらす。
駄目なのに、恥ずかしいのに、いやらしくはしたない淫乱な身体は、更なる深い絶頂へヴィクトリアを導いてしまう。

カーテンを引かれ、音だけでなく、姿さえ見られてしまったらどうしよう?
音だけでも丸分かりなのに、こんなにぐちょぐちょに感じて濡らしまくって、保健室のベッドを蜜と潮まみれにしてしまって。それだけでも死にたいくらいに恥ずかしいのに、エリックの熱い欲望を咥え込み、キュウキュウ締め付けて、何もかもだらしなく蕩けてしまっている今の姿を見られでもしたら…………

――――ズチュンッ!!!

「っっ♡♡♡♡♡」


ヴィクトリアの身体がビクビクと痙攣する。エリックはヴィクトリアが絶頂する度に瞳を蕩けさせ、幸福に満ちたオーラを発している。
そして、躊躇いなく激しく穿つのだ。
見せつけるかのように。
わざと音を聞かせているかのように。

当然、エリックもさっきの扉が開く音や、保健医の声に気付いている。
それなのに、止めてくれない。
むしろ、ヴィクトリアが羞恥によって更なる高みへ昇りつめるのを、嬉しく思っているようにさえ見受けられた。

浮き上がる事なんて不可能だと感じる程の快楽の海に、ヴィクトリアを深く深く沈めて。

「……っ、は………僕との快楽に、溺れてよ、リア。さぁ、僕の子種を注ぐよ?たっぷり味わって……!」
「あっ♡ああっ♡♡ンン~~~~ッッ♡♡♡」

子宮口に擦り付けるように、白濁とした熱い欲望をたっぷりとぶちまけられて、身体中が悦び歓喜する。最後の一滴まで搾り取ろうと蠢き締め付ける膣内に、エリックは苦しげに顔を歪め、唇を噛む。

しかし、ビュルルルルっと全てを出し切ったかのようなエリックの熱い欲望は、すぐにまた硬度と質量を取り戻し、ヴィクトリアを何度でも底無しの快楽へと追い詰めていく。

「~~~~っっ♡♡♡」

まだまだ絶頂へと昇り詰め、トロトロに甘く痺れる身体を震わせ、汗と蜜にまみれたヴィクトリアと獰猛な獣と化しているエリックとの情事は、しかし突然に幕を下ろした。



「これ以上は駄目ですよ、王子様。そろそろ、私の主人を返して下さい」



突如としてカーテンを開き、中へ入ってきた闖入者。
柔らかな薄茶色の髪に、オレンジ色の瞳をした魔法の特別講師ルカ・ロマーニだ。彼は中へと侵入するなり、エリックの頭にそっと触れた。すると、エリックの身体がぐらりと傾いでヴィクトリアの隣へ倒れ込む。

「き、さま……っ」

意識はあるが、身体は思うように動かせないようだ。エリックがルカを睨みつけるけれど、当のルカは涼しい顔をしている。そして、白衣のポケットから鮮やかな青いリボンを取り出すと、エリックの熱い欲望の根元に、ソレをシュルリと巻いて綺麗に結んだ。その瞬間、ガチガチにそそり勃っていたエリックの欲望がみるみる萎えていき、普段の大きさへと戻ってしまう。

エリックは驚いて瞠目し、ヴィクトリアも思わず絶句した。

「このリボンは淫魔の催淫効果で自我を失った人間用の制御アイテムです。エリック殿下は自我を失っていませんが、今すぐに落ち着く為には最適で効果的なアイテムでしょう?」
「……くっ……」
「いけませんね、殿下。催淫効果のある唾液を自ら進んで摂取し続けるなんて。彼女を長く独占したいのは分かりますが、ここは学園です。少しは時と場所を考えていただかないと。」

未だ身体に力が入らないエリックにすこぶる良い笑顔を向けた後、ルカはヴィクトリアに近付き、ベッドに散らばる鮮やかな菫色の髪を一房掬い取り、チュッとその髪にキスを落とした。



「我が主、ヴィクトリア。迎えに来ましたよ」

「るか、せんせ……?」



* * *
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