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旧ver(※書籍化本編の続きではありません)
触手の魔物の残滓③★
しおりを挟む「やぁああん♡♡だ、め……シュティ……!そんな、舐めちゃ……♡♡」
レロレロレロレロ♡♡
ぢゅるぢゅるぢゅる♡♡
ぢゅうぅぅぅ♡♡
「ひゃあああっ♡♡」
耳に届く卑猥な水音。
執拗に花芽を嬲られ責め立てられて、溢れる蜜をシュティが舐めて吸って飲み込んでいく。
舐め取り媚薬を中和していると言うけれど、以前、賊に掛けられた媚薬を中和する時とは方法が違うような?
確かあの時は、聖気を含むシュティの子種を中に注いで……
「ヴィクトリア。命の危機だと言うのに、他の事を考えているな?そなたは危機感が足りていない。もっとこちらに集中して」
「ひぅっ♡♡そこは……っ……あぁん♡♡あは、あうぅっ♡♡」
赤くぷっくり膨らんだ花芽を舌で嬲られ、シュティの長く男らしい指が蜜口の中へちゅぷっ♡と挿し込まれる。
(だめっ……一緒にされちゃうと、私……っ♡♡)
花芽と蜜壺の中を同時に弄られると、ヴィクトリアはすぐに達してしまう。
「……イクと媚薬の混じった蜜が溢れてきてしまうから、我慢して?」
――――“我慢”。
そんなの無理だった。
そして、ヴィクトリアが我慢出来ないと、シュティには分かっていた。分かっていて、ヴィクトリアを快楽へと溺れさせ、蜜を溢れさせているのだ。勿論媚薬の中和は本当なのだが、シュティは久しぶりに飲むヴィクトリアの蜜が美味しくて美味しくて堪らず、舐め取る行為を止められなくなっていた。
舐める事できちんと聖気も少しずつ注いでいるから、魔物の残滓がヴィクトリアの精気を吸い取る力も弱まってきている。
……故に問題は無いのだが。
「あんっ、いやぁ♡♡だめ、だめなのっ♡♡イッちゃ……っ……あぁん♡♡イッちゃうぅ♡♡♡」
ヴィクトリアには問題しかなかった。
達してしまった愛しいヴィクトリアを見下ろして、シュティはゾクリとするような色香を漂わせながら、自身の唇についた蜜をペロリと舌で舐め取る。
「我慢出来ずにイッてしまうなんて、こんな時なのに相変わらずいやらしい身体だね。また沢山恥ずかしい蜜が溢れてきてしまっているよ?……仕方ない。もう一度、我が綺麗にしてあげよう♡」
レロレロレロレロ♡♡
ぢゅうっ♡♡にゅるにゅる、くにくに♡♡
ぢゅぽぢゅぷずちゅずちゅ♡♡
「やっ……♡♡イッたばかり、なのに……!らめぇええ♡♡♡」
花芽を舐められ吸われ、捏ねられ、蜜口の中へ指を挿れられて出し入れされて。
目の前がチカチカと明滅し、ヴィクトリアは快楽の底へと深く深く沈んでいく。
浮上出来ない苦しい程の快楽に溺れながら、追い打ちをかけるように、ルカに耳元で囁かれた。
『ヴィクトリアの恥ずかしい姿、全部皆に見られてますよ』、と。
既に消えかけていた理性が呼び起こされ、ヴィクトリアの心は羞恥に染まる。
そうして、身体は更に快楽へ溺れてしまうのだった。
……………………
…………
少し離れた場所では、シュティに乱されるヴィクトリアを見つめるエリック達が椅子に座っている。後で記憶を消す可能性もあるが、こうなってしまってはジルベールやアベル、レオンハルトにもヴィクトリアの事情を説明する必要があると判断したからだ。
エリックは不本意極まりないといった表情で、不機嫌さを隠そうともせずに、ヴィクトリアがサキュバスへ転化してしまった事、精気が大量に必要なこと等、これまでの事を三人の友人に告げた。
「成程。……大体の事情は分かりました」
「確かに、サキュバスとなってしまったヴィクトリア嬢を王妃に据えるのは難しいな。能力的には申し分無いが、王族に魔物の血を引く子供が出来てしまったらまずい。まぁ、王妃以外ならば何とかなるだろうが……」
「要するに、エリック殿下の精気だけじゃ足りないって事ですよね?」
「アベル、黙れ」
ジルベールやレオンハルトが話を聞いて色々と思考を巡らせる中、アベルだけがにこりと笑みを浮かべた。
(だから夢の中に来てくれたのか。まさか、ずっと本物のリアを抱いていたなんて……)
ヴィクトリアへ視線を向ければ、その快楽に蕩けた表情を直視してしまい、自身の下半身が燃えるような熱を持つ。
(しかも、あのシュティとかいう聖獣は、俺達の協力が必要だと言っていた。なら……)
夢の世界だけではなく、現実世界でも彼女を抱けるかもしれない。
アベルは薄茶の瞳で熱っぽくヴィクトリアを見つめながら、その時が来る事を期待して待つ。
そうしてそれは、アベルだけではない。
ジルベールやレオンハルトも同じ気持ちで、期待を抱いていた。
エリックは、そんな彼等を見て眉根を寄せる。
そして、チラリとヴィクトリアの両手を拘束しているルカへ視線を向けた。
(今回の危機を脱したら、彼等のヴィクトリアに関する記憶を消してしまえないだろうか?その為にはロマーニ先生の力が必要不可欠なのだけど……)
エリックの視線に気付いたルカが、フッと口元に笑みを浮かべると、シュティに秘処を舐められ嬲られているヴィクトリアの耳元に、何か小さく囁いた。
途端、ヴィクトリアの赤い顔が更にかぁっと火照り始める。そして、涙の滲む潤んだ瞳と目が合った。
エリックの心臓がドクリと跳ねる。
何かを訴える声なんて聞こえなかった。
ヴィクトリアから聞こえてくるのは、どこまでも甘く、時に悲鳴のような嬌声ばかり。
だが、エリックにはすぐに分かった。ヴィクトリアがエリックを見て、何を言ったのか。
――――“見ないで”。
エリックの胸が酷く切なく痛む。
自分だけに訴えたわけではないかもしれない。こちらの席には、エリック以外にジルベールやアベル、レオンハルトも居るのだから。
頭ではそう理解していても、エリックは胸を高鳴らせ、希望を抱かずにはいられない。ヴィクトリアが他の男に気持ち良くされてしまっている自身の痴態を、エリックに見られたくないと思っているのだと、信じたい。
(………リア……)
ヴィクトリアが愛しくて仕方がない。
独占出来ないのが歯痒くて辛い。
それでも。
エリックはヴィクトリアから目を離さなかった。
やがて、シュティの大き過ぎる情欲の熱棒が、ヴィクトリアの蕩けた蜜口を擦り、ゆっくりと中へ中へ押し入っていく様すら、エリックは片時も視線を逸らさなかった。
(大丈夫だよ、リア)
僕が全部見ていてあげる。
そうすれば、抱いているのがシュティでも、ヴィクトリアは僕の事を考えてくれる。僕に見られていると思って、更に蜜を溢れさせて、追い詰められて、絶頂してしまう筈だ。
「……可愛い」
思わずそう呟いてしまった。
羞恥と快楽で、涙を零すヴィクトリア。
彼女が可愛くて愛おしくて仕方がない。
誰よりも気持ち良くしてあげたい。
誰よりも………
少なくとも、シュティがイカせた回数より多く。
……………………
…………
ヴィクトリアはまだ知らない。
シュティとの行為が終わった後も、数日の間、快楽の海底から浮上出来ない事を。
* * *
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