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番外編(※書籍化本編のif)
if~もう一つの選択~<ナハトside>
「ナハト、外の様子はどうだった?怪我とかしてない?」
そう言って、俺の身体を心配してくれるヴィクトリア様に、胸が痛いくらい締め付けられる。
「大丈夫、どこも怪我なんてしてない。外の様子も変わりなかった」
「それなら良かった」
――嘘だ。
本当に怪我はしていないけど、外の様子は違う。最近はこの辺りで同族をよく見かけるようになった。
勿論、片っ端から片付けているけど。
ヴィクトリア様の極上の精気の匂いを感じ取っているのかもしれない。
(……それに山の麓では、人間の騎士たちもよく見かける)
あの王太子は、未だにヴィクトリア様の捜索を続けているようだ。無駄なのに。
この邸付近一帯には、俺とフィル、二人で幻惑魔法を施してある。だから、普通の人間にはまず見つけられない。
俺たちより強い存在には気付かれてしまうだろうけど。
「いつも見廻りありがとう、ナハト。でも、危険を感じたら迷わず逃げてね?」
「ああ」
以前はこの辺りに、厄介な魔物が出るからと、時期がくれば王国から派遣されてきた討伐隊や、冒険者たちがよくきていた。
彼らに、この場所は見つけられない。そう分かってはいるが、万が一ということもある。
だから、定期的に見廻りをして、周辺の魔物を狩ることにした。討伐対象が現れなければ、人間たちだって、こんな辺鄙な山の奥深くにノコノコやって来ないだろう。それに、魔物を狩れば魔晶石が手に入る。街で売れば金になるし、俺やフィルの魔力回復にも役立つ。
クソまずいし、大した回復量ではないが、無いよりマシだ。毒気を含んでいるから、ヴィクトリア様には秘密にしている。
「ヴィクトリア」
「っ!」
名前を呼び捨てれば、ヴィクトリア様の頬がほんのりと朱に染まる。
愛おしい俺たちの主。
俺はゆっくりとヴィクトリア様との距離を詰め、柔らかなベッドの上で彼女を組み敷く。
彼女の瞳が、深紅へと変わる。変わっていくこの瞬間が、堪らなく好きだ。深紅へ変化するのは、俺からの食事を期待しているということだから。
「今日は俺の精気を喰らっていいよ。たっぷり注いでやるから」
「ナハト……、んぅっ♡♡」
ヴィクトリア様に何度も何度も濃厚なキスを繰り返して、催淫効果の高い俺の唾液を舌に絡めてたっぷりと味わわせる。そうすると、すぐにぐずぐずに蕩けてしまうんだ。もう瞳が潤んでいるし。相変わらず可愛過ぎるだろ。
「んくっ♡ふぁ♡んん♡♡」
ヴィクトリア様の唇を堪能しながら、柔らかく豊満な双丘を両手で揉みしだき、人差し指で先端をクリクリと刺激する。服越しであっても、ヴィクトリア様の赤く熟れた実が、ピンと勃ち上がっているのがよく分かる。刺激する度に、ビクビクと身体を震わせる様子に、胸の内が熱く高鳴る。
「だ、だめ……♡っは…♡んぅ♡♡」
ヴィクトリア様に不便がないようにと、この邸に移って初めの頃は、稼いだ金でドレスや宝石を買ってきていた。けれど、『折角二人が稼いだお金なのに、無駄遣いしてはダメ』だと言われてからは、買ってきていない。それ以来、ヴィクトリア様はシンプルなワンピースを着ていることが多く、今日も白くて品のある、薄くて柔らかな生地のワンピース。少し濡れたら、彼女の肢体が透けて見えてしまう。
――だから。
「ひゃあんっ♡♡」
濃厚なキスを終えた後、服の上から双丘の先端を口に含めば、そこだけいやらしく透けてしまい、勃ち上がっているソレが丸見えになった。いい眺め。
「み、見ないで……っ」
ヴィクトリア様は未だに、その言葉が男を煽るだけだと分かっていないようだ。いや、それとも理解した上で、わざと煽っているのだろうか?それならそれで嬉しい。
「全部見せて」
「やぁああんっ♡♡だめぇ♡♡」
じゅるじゅると卑猥な水音を立てながら、片方の実を口の中で弄繰り回して、もう片方の実を指でピンピンと弾いたり、捏ねたりを繰り返す。それだけでヴィクトリア様は散々甘い喘ぎ声を上げて、快楽に悦がり、身体を桃色に染めていく。
「どっちも公平に可愛がってやらないとな」
そう言って、俺がもう片方の実を口に含めば、ヴィクトリア様の身体がビクリとしなる。
「だめっ…、だめなのぉ♡♡あああっ♡♡」
俺の唾液の催淫効果で、ほんの少し触れただけでも、物凄く気持ち良さそうで。俺は思わず舌舐りしながら、ヴィクトリア様の両方の実を、指でキュウっと強く摘まみ上げた。
「ひゃああああんっ♡♡♡」
ビクビクと痙攣しながら達してしまったヴィクトリア様を、もっともっと気持ち良くしてあげたくて、更に先端を擦り上げる。唾液によって滑りが良くなっているお陰で、ヌルヌルと繰り返し擦り上げれば、ヴィクトリア様は再び絶頂してしまった。
「らめぇ♡♡もう、それやらぁあっ♡♡」
「やだ?おかしいな。こんなに感じまくっているのに?」
「やぁっ♡♡やらぁああああっ♡♡♡」
ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル♡♡
ヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌルヌル♡♡
「あはぁ♡♡イクイクっ♡♡イッちゃうからぁああああっ♡♡♡」
そうして、何度も何度も双丘の先端だけでイカせまくって、ヴィクトリア様がぐったりしてきた頃に、可愛がる場所を変えた。
「あっ…♡……っ♡」
息も絶え絶えに、達し過ぎた快楽の余韻にどっぷり浸かっているヴィクトリア様の両足を開いて、ドロドロに蕩けきった蜜穴に、優しく舌を這わせる。
「ひぅっ!?♡♡」
「休んでいていいよ。その間に、じっくりと準備するから」
「待って、ナハト!待っ……!?あーーーーーっ♡♡♡」
既に蕩けきって、準備なんて必要ないぐずぐずおまんこを、唾液を絡ませた舌で、満遍なく舐め上げていく。蜜穴の入り口も中も、丁寧に丁寧にゆっくりと何度も何度も舐め上げて、愛液も音を立てて舐めとっていく。ヴィクトリア様は、ずっとずっと嬌声を上げていて、その艶やかな声音に、俺の欲望がガチガチに張り詰めていく。
「はぁ♡はぁ♡…なは、と…っ♡♡もう止め…」
ヴィクトリア様が何か言いかけていたけれど、俺は構わずに花芽をぱくりと口に含んだ。
「~~~~~~っ♡♡♡」
途端、ヴィクトリア様の蜜穴が、プシャッと勢いよく潮を吹いた。本当は全く気にならないけど、お仕置きとばかりに、そのまま花芽を口の中で嬲り続けて、蜜穴の中に尻尾と指を挿入させると、ヴィクトリア様は連続で達してしまった。
子宮が降りてきているから、簡単に奥の口に指が届く。プニプニとした場所を指で優しくトントンと押すだけで、ヴィクトリア様が何度でも身悶えながら達してしまうのが、可愛くて愛おしくて。
いよいよ俺は我慢できなくなってしまった。
「俺のが欲しい?ヴィクトリア♡」
「あっ♡あぁっ…♡なはと…♡」
穿いていたトラウザーズから俺のガチガチの肉棒を取り出して、ピタッとソレを蜜穴に擦り付ける。ヒクヒクと俺の肉棒を欲しがる蜜口に、先っちょだけをちゅぽちゅぽと挿入すれば、ヴィクトリア様が物欲しげな情欲を宿した瞳で俺を見つめてきた。
「ほ…ほしい…♡欲しいの♡…おねがい…」
「もっと?」
「ひぅっ♡♡」
ゆっくりとほんの少しずつ押し進めて、またピタリと動きを止める。ヴィクトリア様の蜜穴が、もっともっとと俺を欲しがって、恥ずかしい涎を溢れさせる。
「も、もっと♡」
「もっと?」
「ひゃあんっ♡♡もっとぉ♡♡もっと奥♡♡奥に……」
「ほら!」
――ドチュンッ♡♡♡
「ひゃあああああんっ♡♡♡」
最奥を抉るように、思いっきり突き挿れると、ヴィクトリア様が快楽に悦がり、激しく乱れる。
――ああ、くそっ!気持ち良い気持ち良い気持ち良いっ
気持ち良過ぎて、持っていかれそうになる。最奥を穿つ度に締め付けられて、俺は噛みつくように口付けながら、何度も何度も激しく腰を打ち付けた。
「イッちゃ…、またイッちゃうっ♡♡♡ああああああっ♡♡♡」
「何度でもイケばいいっ…!ヴィクトリアッ!」
最奥を穿ちながら、敏感な花芽を尻尾で擦り、双丘の先端もキュウッと摘まみ上げる。イキ狂う彼女は、正しくサキュバスそのもので、雄である俺を惹きつけてやまない。声音も、瞳も、身体全部、ヴィクトリアは全てが極上だ。
「愛している…っ、ヴィクトリア!」
「なはとぉ♡♡♡あぁああっ♡♡♡」
そうして俺は、ヴィクトリア様に精気をたっぷりと注ぎ続けた。
フィルにしつこく抜け駆けのことで詰め寄って得た、ヴィクトリア様との二人きりの時間。一秒たりとも無駄にはしない。俺はフィルがやり過ぎだと怒鳴り込んでくるまで、ヴィクトリア様と快楽を貪り続けたのだった。
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