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しおりを挟む「積極的なのはめちゃくちゃ嬉しいけど…本気か?」
ゲイルの涙も落ち着いたところで彼の腕を引いてベッドへと歩いていった。そして座った彼の上に乗るとゲイルはそわそわしながら私の頭を撫でた。
「今までいろんなことしてきたのに、突然緊張するなんて変なゲイル」
クスクスと笑いながら彼のシャツのボタンを外していった。綺麗な形をした鎖骨や胸元が露わになってゴクリと唾を飲み込む。そんな自分にはしたなさを感じて一度手を止めた。
「私も…自分が変なのは分かってる。でもゲイルのこと好きって思ってから…早く繋がりたいって思ったの」
そして素直に気持ちを口にする。自分でも抗えない愛する人に貫かれたいという情欲、獣の衝動に駆られた人の感覚はこんな感じなんだろうかなんて思った。
「そんな可愛いおねだりされたら、俺もやられっぱなしじゃいられないな。お前よりずっと前から…お前と繋がりたいって思ってたから」
甘い声でそう言いながらゲイルも負けじと私の服を脱がせてくる。辿々しい私の手つきとは比べものにならないくらいスムーズに脱がせて私が彼のシャツをやっと脱がせた頃には私は全裸に剥かれていた。
「こんなにぐしょぐしょにして…どれだけ期待してたんだ…」
ゲイルの指がくにくにと淫部を撫でてそこから蜜が溢れ出す。それはお尻が乗っているゲイルの膝にも垂れてズボンが変色してしまっていた。
「あっ、ごめ…なさっ、い…ひゃ、ぅ…っ」
「まぁそういうとこも可愛いけど」
ゲイルはズボンを脱ぎながらそっと私を押し倒した。下着姿になった彼は顔を逸らしてしまいそうなほどペニスで下着の布を押し上げていてその凶悪なほど大きなソレで突かれると思うと唾を飲み込んだ。
これでドキドキしてしまっているというのにゲイルが私の手を取って下着のゴムに触れさせた。
「下着、脱がせて…」
耳元で艶めいた声で言われると腰のあたりがゾクゾクして体を縮こまらせてしまう。
「どうした?ほら、いっぱい触り合っただろ?さっきはあんなに積極的だったのに…挿れられるって思ったら…恥ずかしくなってきたのか?挿れるの…やめる?」
「や、やめない…っ」
意を決して勢いよく下着を下ろすと、服越し以上に迫力のある姿を表す。ぶるんと勢いよく張りのあるペニスが出てきて先端からは体液が漏れ出ている。
「お前のナカ入ると思ったら…興奮して、痛いくらいだ。早く入りたくてたまんねぇって…」
「あつ、あ、ん」
ゲイルはペニスを掴むと硬い亀頭でクリトリスを撫でて互いの体液を絡み合わせた。濡れた音が部屋に響いて興奮を煽った。
「じれったいか?腰…動いてる、可愛い…」
「ん、ぃや…っ、と、まんないよ…っ」
「こら、今日は素股じゃないだろ?」
ぐっと先端が入り口を押し広げて入ってくる。入ったのは先っぽだけなのにそのマグマのような熱さに喉の奥から声にもならない声が上がる。
「指で触った時も挿れたら気持ちよさそうだとは思ってたが…想像以上だな…っ、先、だけで…出そうになる…っ」
堪えるような息遣いで感じ入った顔を見せるものだから胸の奥がきゅう、と熱くなる。こんな色っぽい顔見せられたら…どうにかなってしまいそうだ。
「がまん…っ、しなくて、いいよ?ゲイルの好きにして?」
そう言って頬に触れながら笑いかけると、ゲイルは私の体を強く抱きしめた。そして腰を思いっきり突き入れられる。
「ぁ…ひ、あ…っ?」
ずぷん、とペニスを押し込まれるとナカは激しく収縮して挙句プシュッと音を出して体液を吹き出してしまう。
「挿れただけで潮吹くとか…た、まんねぇ…ッ、やらし過ぎだろ」
「や、だぁ…っ、い、じわるいわないで…」
体が潮を吹き出しながら数回にわたって痙攣を繰り返す。恥ずかしいのに止められなくて制御の効かない自分の体が怖くなってくる。
「ほら、音聞こえんだろ?ビシャビシャで…濡れ濡れのまんこ、イったばっかなのに健気に俺のちんこに吸い付いてきてる」
「だってぇ…げ、いるの…おちんちんッ…やっとひとつになれて…」
「ははっ、可愛いなァ…嬉しくて潮噴いてんのか?確かに…夢にまで見た…お前のっ、ナカ…っ、頭おかしくなりそうだ」
ゲイルはナカを確かめるようにじっくり膣の中を抜き差しした。子宮はすっかり降りて子宮の入り口とペニスが容易に当たる。
「あっ、あんっ、あ、は…ッ、想像してたより…ずっとかたくてっ、あっつくて…っ、ゲイルっ、きもちぃよ…っ♡♡」
「ふふっ、良かった。お前のナカも、程よく絡みついて…すげぇ気持ちいい…っく」
硬くて逞しいそれはフォルムにそぐわずヌコヌコと優しく出し入れを繰り返した。単純な動きなのに久しぶりの挿入に膣肉はそれを喜びながら締め上げる。
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