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僕はドラキュラ 第二話(R18)
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※R18表現がありますので、苦手なかたはご遠慮ください。
彼がまた来た時、僕は、一緒にご飯を食べに行くことを誘われた。
僕は従うことにした。
嬉しくってドキドキして、でも、彼が何を考えているか分からないから、とりあえず「従う」ことにしたのだ。彼と、自分の胸の中の期待に。
でも、僕にはできれば口にしたくない条件があった。
「……あの……、でも僕、夜じゃないと駄目なんです」
これじゃ、僕が何かを誘っているみたいじゃないか?
それとも、彼はそんな淫靡な勘繰りなどしないだろうか。
僕がその条件を口にすると、彼はきょとんとした目で言った。
「あ、そうなんだ。じゃあ、夜ご飯にしようか」
そう言って、僕らは近くの居酒屋に行くことにした。
僕の家も近所だし、彼の家も近くのようだ。まあ、店に毎日のように来るくらいだから。
彼は居酒屋の入口のところで、くるりと僕を振り返ると聞いてきた。
「ハタチ過ぎてる?」
「……はい、もう大人です」
「そっか。若く見えるから、少し心配してた」
「二十一です」
それは本当だ。僕は、高校を卒業して、専門学校に二年行った後で、今の勤め先にいる。
飲み始めて二杯目を過ぎたあたりから、僕は酔っ払い始めた。
二十歳を少し過ぎたくらいの若者が、そんなに酒が強いわけはない。僕は、素を出し始めた。
「ふふ……」
愉快になって笑い始めた僕を見て、彼は苦笑しているようだ。
「お酒、あんまり強くないんだね。次、どうする? ウーロン茶にする?」
「……メアリー」
「え?」
「ブラッディ・メアリー」
「ああ。トマトジュースのやつね」
そう言うと、彼は大人しくそれを頼んでくれた。僕はくすくす笑っている。
彼とお酒なんて飲んでいるのが、まるで非現実のようにさえ、感じていた。
そんな僕にすっと回り込んで、彼は囁いた。
「……俺、ずっと君が気になってたんだよ。あの店で」
そんな風に耳元で囁くものだから、たまらない。
「会社帰りによくインスタントラーメンとか買いに行ってたら、君のことを見かけるようになって……。色が白くて、すごく綺麗な子だって、思ってた」
僕のことを、綺麗だって言った。
耳を疑うようだけど、僕は同時に、ぞくぞくした。
身体が火照って、股間も熱くなってしまう。
彼は陰になった死角で、僕の背中にそっと手を回した。
触れられた部分が熱くなる。
僕は、彼の目を見上げた。彼は、いつもと変わらない優しそうな目で僕を見ている。
もしかして彼は、イヤラしいオジサンなのだろうか?
おじさんというまでの齢では、なさそうだけれども。
それとも、変質者?
僕は聞いてみることにした。
「……見薬さんて、幾つですか?」
「もうすぐ31なんだ」
そう言って、彼は免許証を見せてきた。どうやら、本当らしい。
「……オジさんは、嫌かなぁ……」
そう言って、恰好よい見た目と裏腹に頼りなさそうに笑う彼が人が良さそうに見えて、僕は笑って首を横に勢いよく、振った。
「……あっ……! そ、そこは……」
「晶人くん、こういうことは、初めて?」
耳元でそう囁かれて、僕は素直に頷いた。
僕は、見薬さんのマンションの部屋に来ていた。酔っぱらった僕は、入るなり早々、玄関先で後ろから抱き締められた。
どうやら、見薬さんも酔っぱらっているらしい。
彼は、僕を抱き締めた後に手をゆっくりと下げていき、僕のジーパンのベルトのところに手を差し入れ始めたのだ。
彼はベルトのボタンを外し、下着の中に手を差し入れた。
恥ずかしながら、僕の股間はすでに張り詰めていた。
「窮屈そうだね」
そう言って、彼はジーパンのジッパーも下げてしまった。
僕の股間が、V字になったズボンの裂け目から、飛び出す形になってしまった。
そこを下から撫で上げられて、僕は身震いをする。
こんなことは初めてなのだ。
でも、嫌ではない。
むしろ、期待していた。待ちに待っていたといった方が正しい。
僕の首元にキスをしながら、見薬さんが言う。
「嫌ならしないから、嫌なら嫌って言って」
「い……嫌じゃないです」
「もっとしてもいい?」
僕は、その問いに数回、頷いた。
何度、見薬さんにこうして欲しいと思っただろうか。
見薬さんの年上の匂いがする身体に後ろから抱き締められながら、僕は股間の中心から蜜をだらだらと零している。
彼が触れる手が、羽毛のように優しくて、温かくて、でも僕の気持ち良いところを的確に刺激をしてくる。
ぶるぶるっと身震いが走り、僕は甲高い声で叫んだ。
「み……見薬さんっ、僕、もう……出そう、です……っ!」
「あ、ごめんね。つい可愛くって……」
苛めすぎちゃった。そう言って、彼は僕を、彼の寝室のベッドへと連れて行った。
僕をベッドへと寝せると、見薬さんはカーテンを閉め、言った。
「晶人くん。さっきも言ったけど、俺は君のことがずっと好きだった。
ベッドで、してもいいかな?」
僕は、正面きってそう告白されて、9割の嬉しさと、1割の不安で何回か頷いた。
「嬉しい」
見薬さんは、僕の欲目ではないと思う――嬉しそうに僕の元へやって来て、ベッドに座ると自分のシャツのボタンを外し始めた。
僕の1割の不安は、嬉しさに押し潰された。
「あっ……、あっ……、あの……」
「触ってもいいかな」
そう言って、彼は再び僕の股間を刺激し始める。
「うっ……うわっ……うわっ……、――っ!!」
僕は再び触られてまもなく、数回、白濁を飛ばした。
びゅく、びゅくと勢いが良すぎた。
「ひゃっ……! あっ……! うぅ……んっ!」
「晶人くん……!」
僕は、自分の身体から噴き出したもので、服を着たままの上半身やら、顔の方まで汚れてしまった。
今まで我慢していたものが溢れ出してしまったような感覚だった。
「晶人くん……ごめん。」
見薬さんはそう言って、僕の顔をティッシュで拭いた。
僕はようやく一息吐いていた。
「ウェットティッシュの方が良かったかな。なくて、失敗した」
「あ……、うん……、い、いえ……」
そこまで準備されていたら、本当の遊び人みたいで、僕は嫌だ。
僕は、顔を真っ赤にして見薬さんのなすがままだった。
こんなに何回も飛ばして、いっぱい溜まっていたみたいで、恥ずかしかったのだ。
実際そうだったのだけれど、それより若さゆえの方が勝っていた。ずっと好きだった見薬さんに触られて興奮したのだ。
誰か人の前で出してしまうなんて初めてで、恥ずかしかったが、だから余計に気持ちが良かった。
見薬さんがタオルを濡らして来たので、僕はそれで拭いてもらった。
見薬さんは、僕の顔や服を拭きながら言う。
「……本当は、このまま続けた方が、俺興奮するけど」
「え……」
「でも、匂いが付くし、乾いちゃうから、嫌でしょ?」
そう言って、見薬さんはにっこりと笑う。
彼が、自分のことを思いやってくれているのだと思って、嬉しかった。
行為に慣れている部分が、自分よりずっと大人に感じて、少し嫉妬したけれど。
彼がまた来た時、僕は、一緒にご飯を食べに行くことを誘われた。
僕は従うことにした。
嬉しくってドキドキして、でも、彼が何を考えているか分からないから、とりあえず「従う」ことにしたのだ。彼と、自分の胸の中の期待に。
でも、僕にはできれば口にしたくない条件があった。
「……あの……、でも僕、夜じゃないと駄目なんです」
これじゃ、僕が何かを誘っているみたいじゃないか?
それとも、彼はそんな淫靡な勘繰りなどしないだろうか。
僕がその条件を口にすると、彼はきょとんとした目で言った。
「あ、そうなんだ。じゃあ、夜ご飯にしようか」
そう言って、僕らは近くの居酒屋に行くことにした。
僕の家も近所だし、彼の家も近くのようだ。まあ、店に毎日のように来るくらいだから。
彼は居酒屋の入口のところで、くるりと僕を振り返ると聞いてきた。
「ハタチ過ぎてる?」
「……はい、もう大人です」
「そっか。若く見えるから、少し心配してた」
「二十一です」
それは本当だ。僕は、高校を卒業して、専門学校に二年行った後で、今の勤め先にいる。
飲み始めて二杯目を過ぎたあたりから、僕は酔っ払い始めた。
二十歳を少し過ぎたくらいの若者が、そんなに酒が強いわけはない。僕は、素を出し始めた。
「ふふ……」
愉快になって笑い始めた僕を見て、彼は苦笑しているようだ。
「お酒、あんまり強くないんだね。次、どうする? ウーロン茶にする?」
「……メアリー」
「え?」
「ブラッディ・メアリー」
「ああ。トマトジュースのやつね」
そう言うと、彼は大人しくそれを頼んでくれた。僕はくすくす笑っている。
彼とお酒なんて飲んでいるのが、まるで非現実のようにさえ、感じていた。
そんな僕にすっと回り込んで、彼は囁いた。
「……俺、ずっと君が気になってたんだよ。あの店で」
そんな風に耳元で囁くものだから、たまらない。
「会社帰りによくインスタントラーメンとか買いに行ってたら、君のことを見かけるようになって……。色が白くて、すごく綺麗な子だって、思ってた」
僕のことを、綺麗だって言った。
耳を疑うようだけど、僕は同時に、ぞくぞくした。
身体が火照って、股間も熱くなってしまう。
彼は陰になった死角で、僕の背中にそっと手を回した。
触れられた部分が熱くなる。
僕は、彼の目を見上げた。彼は、いつもと変わらない優しそうな目で僕を見ている。
もしかして彼は、イヤラしいオジサンなのだろうか?
おじさんというまでの齢では、なさそうだけれども。
それとも、変質者?
僕は聞いてみることにした。
「……見薬さんて、幾つですか?」
「もうすぐ31なんだ」
そう言って、彼は免許証を見せてきた。どうやら、本当らしい。
「……オジさんは、嫌かなぁ……」
そう言って、恰好よい見た目と裏腹に頼りなさそうに笑う彼が人が良さそうに見えて、僕は笑って首を横に勢いよく、振った。
「……あっ……! そ、そこは……」
「晶人くん、こういうことは、初めて?」
耳元でそう囁かれて、僕は素直に頷いた。
僕は、見薬さんのマンションの部屋に来ていた。酔っぱらった僕は、入るなり早々、玄関先で後ろから抱き締められた。
どうやら、見薬さんも酔っぱらっているらしい。
彼は、僕を抱き締めた後に手をゆっくりと下げていき、僕のジーパンのベルトのところに手を差し入れ始めたのだ。
彼はベルトのボタンを外し、下着の中に手を差し入れた。
恥ずかしながら、僕の股間はすでに張り詰めていた。
「窮屈そうだね」
そう言って、彼はジーパンのジッパーも下げてしまった。
僕の股間が、V字になったズボンの裂け目から、飛び出す形になってしまった。
そこを下から撫で上げられて、僕は身震いをする。
こんなことは初めてなのだ。
でも、嫌ではない。
むしろ、期待していた。待ちに待っていたといった方が正しい。
僕の首元にキスをしながら、見薬さんが言う。
「嫌ならしないから、嫌なら嫌って言って」
「い……嫌じゃないです」
「もっとしてもいい?」
僕は、その問いに数回、頷いた。
何度、見薬さんにこうして欲しいと思っただろうか。
見薬さんの年上の匂いがする身体に後ろから抱き締められながら、僕は股間の中心から蜜をだらだらと零している。
彼が触れる手が、羽毛のように優しくて、温かくて、でも僕の気持ち良いところを的確に刺激をしてくる。
ぶるぶるっと身震いが走り、僕は甲高い声で叫んだ。
「み……見薬さんっ、僕、もう……出そう、です……っ!」
「あ、ごめんね。つい可愛くって……」
苛めすぎちゃった。そう言って、彼は僕を、彼の寝室のベッドへと連れて行った。
僕をベッドへと寝せると、見薬さんはカーテンを閉め、言った。
「晶人くん。さっきも言ったけど、俺は君のことがずっと好きだった。
ベッドで、してもいいかな?」
僕は、正面きってそう告白されて、9割の嬉しさと、1割の不安で何回か頷いた。
「嬉しい」
見薬さんは、僕の欲目ではないと思う――嬉しそうに僕の元へやって来て、ベッドに座ると自分のシャツのボタンを外し始めた。
僕の1割の不安は、嬉しさに押し潰された。
「あっ……、あっ……、あの……」
「触ってもいいかな」
そう言って、彼は再び僕の股間を刺激し始める。
「うっ……うわっ……うわっ……、――っ!!」
僕は再び触られてまもなく、数回、白濁を飛ばした。
びゅく、びゅくと勢いが良すぎた。
「ひゃっ……! あっ……! うぅ……んっ!」
「晶人くん……!」
僕は、自分の身体から噴き出したもので、服を着たままの上半身やら、顔の方まで汚れてしまった。
今まで我慢していたものが溢れ出してしまったような感覚だった。
「晶人くん……ごめん。」
見薬さんはそう言って、僕の顔をティッシュで拭いた。
僕はようやく一息吐いていた。
「ウェットティッシュの方が良かったかな。なくて、失敗した」
「あ……、うん……、い、いえ……」
そこまで準備されていたら、本当の遊び人みたいで、僕は嫌だ。
僕は、顔を真っ赤にして見薬さんのなすがままだった。
こんなに何回も飛ばして、いっぱい溜まっていたみたいで、恥ずかしかったのだ。
実際そうだったのだけれど、それより若さゆえの方が勝っていた。ずっと好きだった見薬さんに触られて興奮したのだ。
誰か人の前で出してしまうなんて初めてで、恥ずかしかったが、だから余計に気持ちが良かった。
見薬さんがタオルを濡らして来たので、僕はそれで拭いてもらった。
見薬さんは、僕の顔や服を拭きながら言う。
「……本当は、このまま続けた方が、俺興奮するけど」
「え……」
「でも、匂いが付くし、乾いちゃうから、嫌でしょ?」
そう言って、見薬さんはにっこりと笑う。
彼が、自分のことを思いやってくれているのだと思って、嬉しかった。
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