Lechery

ソラ

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「――っひあぁァア゛―っ!」

ゴツゴツしたパールが前立腺と内壁をめちゃくちゃに叩きながら外に引き摺りだされて、目の前がチカチカ……なんて比じゃないくらいに視界が真っ白に染まる。

行き過ぎた快感に口は開きっ放しで足はガクガクと痙攣してやばい。

イッたばっかの空イキはおれの意識を飛ばすのには十分だったのに、ブラックアウトしかけた意識はアナルに詠のを突き入れられた事によって無理矢理引き戻された。

「ひぅぅあ゛ぁぁ……っ!!」

「すっげぇ締め付け……中痙攣してるし……またイッたのか?」

「あぁ、突かな……っ!ひぃぃぅ……っ!」

入れているだけで凶器じゃないか、ってくらいの詠のを銜え込んだアナルは切れることもなく奥まで受け入れて、もっとと言うようにうねうね絡みつく。

奥の奥を抉られる度空イキを繰り返す体はもう限界を超えているはずなのに、貪欲に快感を求めるとか……

本当にどうしようもない身体。


「秋、感じすぎ。」

「んっ、はぁぅぅ……、詠のせい……だ……!」


「うん、そう。すっげぇ俺好みのエロい体で最高」

「もぅ、あ、イく……、またイっちゃ……!」

「我慢しなくていーから、ほら」

「あぅ、あああぁァ!」

薄くなった精液が、ぴゅっ、と性器から飛び出る。

「はぁ、はぁ……」

「パール系初めてなのに無理させちまったな」

「馬鹿……しんどい……」

気持ちよくてヤバかったけど、なんか悔しくて悪態をつく。

……詠にはバレバレだろうけど。

「ごめんな」

「……明日、甘やかせよ」


「あぁ……。めちゃくちゃ甘やかしてやるから、もう寝ろ」

「うん……」


「おやすみ、秋」

汗で張りついた前髪を掻き上げられて、額にちゅ、とキスを落とされたところで俺の意識は睡魔に飲み込まれていった。


end
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