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二章
16.明日も、あなたの隣で
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「…あんっ」
身体の中から彼がいなくなる瞬間は、いつも名残惜しく感じる。
途方もない寂しさに襲われながら身なりを整え、二人寄り添って眠りにつくのが通常なのだが、今夜は少し違った。
再びの後処理後、はあはあと肩で呼吸する香澄を永瀬はにやり顔で抱きしめると、満足気に呟いた。
「やっと一緒に暮らせる」
「…本気なの?」
「本気も本気、大真面目」
「だとしたってこんなの…ずるい」
半分泣き顔でねめつけたが、彼が怯む様子はない。
「だってこうでもしなきゃ覚悟決めないじゃん。香澄の気持ちを待つつもりだったけど、もう俺が無理。会いたい時に会えなかったり話したい時に話せなかったりとか、そういうのもう嫌なんだよ。――大丈夫、絶対上手くいくから」
まるで反省していない永瀬に香澄は口を尖らせた。
だけど本当はその強引さが嬉しいなんて、口が裂けても言えない。
「…まだ部屋の契約が1年近く残ってるんですけど」
「仕方ない、解約金は俺が出そう。引越料金もね」
「いや、さすがにそれは…だってすごくお金かかるよ?」
「大丈夫。それなりに金あるし」
何でもないことのように言われて、香澄は返事に困った。
そういえばまだ永瀬が一営業マンだった頃、あまりに優秀すぎるがゆえに奨励金だけで生活しているらしい、という噂を聞いたことがある。それが本当かどうかは分からないが、そういう噂が出るほどには稼いでいたということなのだろう。
課長職に就いた現在も高給取りには違いないし、こう簡単に申し出るということは、マンションの解約金も引越料金も彼にとっては本当に大した金額ではないのかもしれない…。
「…私、仕事ではきっちりしてるように見られがちだけど、家ではずぼらだよ?よく物を失くすし」
「俺、整理整頓はまあまあ得意な方」
――確かに彼の部屋はいつ来ても整理されている。加えて、彼が何かを失くしたり探したりしているのは見たことがない。
「コンビニぐらいなら平気ですっぴんで出かけるし」
「香澄のすっぴん、ナチュラルで俺は好きだけど。むしろ俺がいないところであんまり化粧しないでほしいな、可愛いさが更に増すから他の男が寄ってきそうで心配になる」
――さらりと恥ずかしいことを言わないでほしい、反応に困るから。
「…本当はすごく寂しがり屋で甘えん坊なの」
「ああ、それはもう知ってる」
――いま何かを思い出したように苦笑したのは気のせいだろうか。
「…じゃあ私がプロレスの大ファンだってことは?試合もよく観に行くし、週何日かはテレビ譲れないよ?」
「いやそれはマジで初耳、ちょっとあとで詳しく教えて?」
――よかった、声をあげて笑っているところを見ると引いてはいないようだ。実は一番反応が怖かったことなので安心した。
「実家は遠いし友達もそんなに多くないから、ケンカしてもずっと居座るからね」
「つまり絶対に出て行かないってこと?何それ最高じゃん。それに執念深さなら俺も大概自信ある。その時は納得できるまでとことん二人でケンカして仲直りしよう」
何を言っても言い返してくる永瀬に、香澄はついに吹き出した。
大好きなその笑顔がようやく見れて、彼も嬉しそうに笑っている。
「…もう、後悔しても知らないんだから」
「するかな?結構相性いいと思うんだよね、俺たち。毎日一緒にいれるし、会社も近くなるし、メリットの方が多いんじゃない?」
「会社…そうだ、そっちのことも考えないと…」
後悔しないと言ってくれたことは嬉しかったものの、会社というキーワードが職場での出来事を呼び起こしてしまって、今度は違う意味で憂鬱になってきた。
これまで上手く隠してきたから、同僚たちはさぞ驚いたことだろう。
特に怖いのは、女性社員からの視線である。
天沢みたいにあからさまな嫌がらせをすることはないと信じたいが――ちなみに天沢は永瀬にこっぴどくフラれたあの日以来、人が変わったように大人しく過ごしている――、暫くの間は、好奇の目に晒されることを覚悟せねばならない。
「皆に知られたから、明日行ったらいろいろ突っ込まれそう…」
「営業の方は俺が宥めとく。総務の方は町谷がフォローしてくれるでしょ。そのためにバラしたんだし」
「バラ…した?」
まるで意図的な言い方に香澄は目を瞬いた。やがてその意味に思い当たると、まさか、と呟く。
それに永瀬が意味深に笑ったから、予感は確信に変わった。
「あの日、ショッピングモールで先輩と会ったのは偶然じゃ…」
「ないよ?町谷があの日来ること知ってた、ていうか嶋井さんに町谷を連れ出してもらった、が正確かな」
「ええ!?なんで?」
「あいつに知らせとけば、いざという時役に立つと思ってさ。でも普通に打ち明けたんじゃ絶対しつこく追及されるし面倒じゃん。下手したら反対されかねないし。だから偶然を装って目撃させた。もしあいつが喚いても嶋井さんが隣にいれば上手く収まるかなーと。実際そうだったし、週明けもあいつ落ち着いてただろ?」
言われて、香澄は頷いた。
いろいろと言い訳を用意していたにも関わらず、週明けに会った町谷は説明を求めるようなことは一切しなかった。拍子抜けもいいところである。
そしてそれ以降も職場ではずっとその姿勢を貫いている。敢えて知らんぷりをしてくれているのだ。
「うん、すごくびっくりしたって言われたぐらいで、それ以外は特に何も。でも、待って?確かあの日は急遽ダイニングテーブルを買いに行くことになったような…」
「そうなるように誘導したからね。でもその件があってもなくても、何かしら理由つけてあそこには行くつもりだったよ。結果、うまく合流できてよかった」
「そんな…先輩の旦那さんも巻き込んじゃってたなんて」
香澄は手を額に当ててため息をついた。
だが言われてみればあの時、驚愕のあまり混乱する町谷とは対照的に彼女の夫は非常に落ち着いていたように思う。
永瀬が言うように何もかも承知の上だったとしたら、あの余裕も、永瀬に意味深な視線を送っていたのも、全て納得できる。
それに、そもそもあれだけ大きなショッピングモールなのだ。人混みの中、あの時間にあの場所でタイミングよく遭遇して、しかも町谷をすぐに引き離すなんて、事前に示し合わせなければ現実的に不可能なのではないだろうか。
そのことに、香澄はようやく気付いた。
「私たちのために、なんだか申し訳ないな…」
「いや、あの人はああ見えて結構楽しんでるタイプ。俺が香澄との関係を町谷に打ち明けたいって相談したらすぐに察して快諾してくれたぐらいだし。あの時も町谷がテンパる姿見て内心笑ってたんじゃないかな、多分」
「ええ…旦那さん、あんなに優しそうなのに」
「優しい?それはどうだろ。結構腹黒い人だと思うけどね。だからこそ町谷を懐柔できてるわけで」
「か、懐柔?」
「とにかく、心配いらないから。ていうか俺以外の男の心配するとかマジでやめてくれる?例え大口顧客だろうが既婚者だろうが、全然許せる気がしないんだわ」
言い終わるなり、お仕置きと言わんばかりの激しいキスの雨が降ってくる。
けれどこんなに心地いいものなら、いつまでだって甘んじて受け入れたい。
「…紘司」
「ん?」
「大好き」
彼の首に腕を絡ませ、その瞳を見つめながら香澄は告げた。
幸せそうに彼が微笑むから、香澄まで幸せになる。
「こんな私だけど…嫌いにならないで。いっぱい困らせるだろうけど、側にいさせて」
「俺はそのままの香澄が好きだよ。二人なら楽しいことがきっとたくさんあるから、ずっと一緒にいよう」
ネガティブをポジティブに言い換えられた。
驚いて見上げると、彼は愉しそうに笑っている。
その意図に気付いて、香澄も微笑んだ。
…なるほど、確かにいい相性なのかもしれない。
二人は見つめ合い、手を絡ませて、またキスを交わす。
好きな人に好きと言ってもらえる奇跡を、側にいられる幸福を、いつまでも抱き締めていたい。
願わくばその腕の中で、胸が苦しくなるほどの愛情と、欠け替えのない温もりに包まれながら――いつまでも、永遠に。
身体の中から彼がいなくなる瞬間は、いつも名残惜しく感じる。
途方もない寂しさに襲われながら身なりを整え、二人寄り添って眠りにつくのが通常なのだが、今夜は少し違った。
再びの後処理後、はあはあと肩で呼吸する香澄を永瀬はにやり顔で抱きしめると、満足気に呟いた。
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「…本気なの?」
「本気も本気、大真面目」
「だとしたってこんなの…ずるい」
半分泣き顔でねめつけたが、彼が怯む様子はない。
「だってこうでもしなきゃ覚悟決めないじゃん。香澄の気持ちを待つつもりだったけど、もう俺が無理。会いたい時に会えなかったり話したい時に話せなかったりとか、そういうのもう嫌なんだよ。――大丈夫、絶対上手くいくから」
まるで反省していない永瀬に香澄は口を尖らせた。
だけど本当はその強引さが嬉しいなんて、口が裂けても言えない。
「…まだ部屋の契約が1年近く残ってるんですけど」
「仕方ない、解約金は俺が出そう。引越料金もね」
「いや、さすがにそれは…だってすごくお金かかるよ?」
「大丈夫。それなりに金あるし」
何でもないことのように言われて、香澄は返事に困った。
そういえばまだ永瀬が一営業マンだった頃、あまりに優秀すぎるがゆえに奨励金だけで生活しているらしい、という噂を聞いたことがある。それが本当かどうかは分からないが、そういう噂が出るほどには稼いでいたということなのだろう。
課長職に就いた現在も高給取りには違いないし、こう簡単に申し出るということは、マンションの解約金も引越料金も彼にとっては本当に大した金額ではないのかもしれない…。
「…私、仕事ではきっちりしてるように見られがちだけど、家ではずぼらだよ?よく物を失くすし」
「俺、整理整頓はまあまあ得意な方」
――確かに彼の部屋はいつ来ても整理されている。加えて、彼が何かを失くしたり探したりしているのは見たことがない。
「コンビニぐらいなら平気ですっぴんで出かけるし」
「香澄のすっぴん、ナチュラルで俺は好きだけど。むしろ俺がいないところであんまり化粧しないでほしいな、可愛いさが更に増すから他の男が寄ってきそうで心配になる」
――さらりと恥ずかしいことを言わないでほしい、反応に困るから。
「…本当はすごく寂しがり屋で甘えん坊なの」
「ああ、それはもう知ってる」
――いま何かを思い出したように苦笑したのは気のせいだろうか。
「…じゃあ私がプロレスの大ファンだってことは?試合もよく観に行くし、週何日かはテレビ譲れないよ?」
「いやそれはマジで初耳、ちょっとあとで詳しく教えて?」
――よかった、声をあげて笑っているところを見ると引いてはいないようだ。実は一番反応が怖かったことなので安心した。
「実家は遠いし友達もそんなに多くないから、ケンカしてもずっと居座るからね」
「つまり絶対に出て行かないってこと?何それ最高じゃん。それに執念深さなら俺も大概自信ある。その時は納得できるまでとことん二人でケンカして仲直りしよう」
何を言っても言い返してくる永瀬に、香澄はついに吹き出した。
大好きなその笑顔がようやく見れて、彼も嬉しそうに笑っている。
「…もう、後悔しても知らないんだから」
「するかな?結構相性いいと思うんだよね、俺たち。毎日一緒にいれるし、会社も近くなるし、メリットの方が多いんじゃない?」
「会社…そうだ、そっちのことも考えないと…」
後悔しないと言ってくれたことは嬉しかったものの、会社というキーワードが職場での出来事を呼び起こしてしまって、今度は違う意味で憂鬱になってきた。
これまで上手く隠してきたから、同僚たちはさぞ驚いたことだろう。
特に怖いのは、女性社員からの視線である。
天沢みたいにあからさまな嫌がらせをすることはないと信じたいが――ちなみに天沢は永瀬にこっぴどくフラれたあの日以来、人が変わったように大人しく過ごしている――、暫くの間は、好奇の目に晒されることを覚悟せねばならない。
「皆に知られたから、明日行ったらいろいろ突っ込まれそう…」
「営業の方は俺が宥めとく。総務の方は町谷がフォローしてくれるでしょ。そのためにバラしたんだし」
「バラ…した?」
まるで意図的な言い方に香澄は目を瞬いた。やがてその意味に思い当たると、まさか、と呟く。
それに永瀬が意味深に笑ったから、予感は確信に変わった。
「あの日、ショッピングモールで先輩と会ったのは偶然じゃ…」
「ないよ?町谷があの日来ること知ってた、ていうか嶋井さんに町谷を連れ出してもらった、が正確かな」
「ええ!?なんで?」
「あいつに知らせとけば、いざという時役に立つと思ってさ。でも普通に打ち明けたんじゃ絶対しつこく追及されるし面倒じゃん。下手したら反対されかねないし。だから偶然を装って目撃させた。もしあいつが喚いても嶋井さんが隣にいれば上手く収まるかなーと。実際そうだったし、週明けもあいつ落ち着いてただろ?」
言われて、香澄は頷いた。
いろいろと言い訳を用意していたにも関わらず、週明けに会った町谷は説明を求めるようなことは一切しなかった。拍子抜けもいいところである。
そしてそれ以降も職場ではずっとその姿勢を貫いている。敢えて知らんぷりをしてくれているのだ。
「うん、すごくびっくりしたって言われたぐらいで、それ以外は特に何も。でも、待って?確かあの日は急遽ダイニングテーブルを買いに行くことになったような…」
「そうなるように誘導したからね。でもその件があってもなくても、何かしら理由つけてあそこには行くつもりだったよ。結果、うまく合流できてよかった」
「そんな…先輩の旦那さんも巻き込んじゃってたなんて」
香澄は手を額に当ててため息をついた。
だが言われてみればあの時、驚愕のあまり混乱する町谷とは対照的に彼女の夫は非常に落ち着いていたように思う。
永瀬が言うように何もかも承知の上だったとしたら、あの余裕も、永瀬に意味深な視線を送っていたのも、全て納得できる。
それに、そもそもあれだけ大きなショッピングモールなのだ。人混みの中、あの時間にあの場所でタイミングよく遭遇して、しかも町谷をすぐに引き離すなんて、事前に示し合わせなければ現実的に不可能なのではないだろうか。
そのことに、香澄はようやく気付いた。
「私たちのために、なんだか申し訳ないな…」
「いや、あの人はああ見えて結構楽しんでるタイプ。俺が香澄との関係を町谷に打ち明けたいって相談したらすぐに察して快諾してくれたぐらいだし。あの時も町谷がテンパる姿見て内心笑ってたんじゃないかな、多分」
「ええ…旦那さん、あんなに優しそうなのに」
「優しい?それはどうだろ。結構腹黒い人だと思うけどね。だからこそ町谷を懐柔できてるわけで」
「か、懐柔?」
「とにかく、心配いらないから。ていうか俺以外の男の心配するとかマジでやめてくれる?例え大口顧客だろうが既婚者だろうが、全然許せる気がしないんだわ」
言い終わるなり、お仕置きと言わんばかりの激しいキスの雨が降ってくる。
けれどこんなに心地いいものなら、いつまでだって甘んじて受け入れたい。
「…紘司」
「ん?」
「大好き」
彼の首に腕を絡ませ、その瞳を見つめながら香澄は告げた。
幸せそうに彼が微笑むから、香澄まで幸せになる。
「こんな私だけど…嫌いにならないで。いっぱい困らせるだろうけど、側にいさせて」
「俺はそのままの香澄が好きだよ。二人なら楽しいことがきっとたくさんあるから、ずっと一緒にいよう」
ネガティブをポジティブに言い換えられた。
驚いて見上げると、彼は愉しそうに笑っている。
その意図に気付いて、香澄も微笑んだ。
…なるほど、確かにいい相性なのかもしれない。
二人は見つめ合い、手を絡ませて、またキスを交わす。
好きな人に好きと言ってもらえる奇跡を、側にいられる幸福を、いつまでも抱き締めていたい。
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