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二章
6.ほどける心
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週が明けて、月次の繁忙期がやってきた。
今週は基本的に残業が続くことが予想され、平日に永瀬と会うことはできないだろう。
この時期はお互いに仕事量が増えて帰宅時間が読めないため、会うのは勿論、連絡も最小限にするのが普通だった。
だが今はかえってそれが救いだ。顔を見なければ、声を聞かなければ、取り繕うことなど簡単だから。
実際、メッセージだけならいつもとなんら変わらない様子でやりとりできている。
朝のおはようから、夜のおやすみまで。
文字なら推敲したうえで送信できるし、絵文字やスタンプもその手助けになった。
――そんな風に最小限の接触におさえ、時間と距離をおいたことが功を奏したのだと思う。
火曜日になる頃には少しずつではあるが香澄の気持ちもだいぶ落ち着いてきて、理性的かつ論理的に考えられるレベルにまで浮上してきていた。
いくら自問自答したところで堂々巡り、答えは永瀬しか持っていない。
そしてその答えが自分が望むものと違ったとしても受け入れなければならない――少なくとも、そう思えるくらいには。
午後の仕事が一区切りついて一階のコンビニへ休憩に立った香澄は、店を出たところで不意に名前を呼ばれて振り返った。
声がした方を見ると、ちょうど帰社したからところなのだろう、鞄を手にした安達が速足で近づいてきた。
「安達さん。お疲れ様です」
「お疲れさま。ごめん、急に呼び止めて。ちょうど話したいことがあって。今、忙しい?」
「いえ、休憩で飲み物を買いに来ただけなので」
「ならよかった。さっきメールくれた契約の件でちょっと確認したいことがあるんだけど、あっちで一緒にパソコン見てもらえる?」
安達は言って、リフレッシュルームを指差した。香澄は頷き、その背中を追う。
彼の言葉には心当たりがあって、つい30分ほど前に記載不備で連絡した件だろう。
その件の営業担当は安達ではないが、チームリーダーである彼もメールのCCに入れていた。さすが、レスポンスが早い。
リフレッシュルームに入り、カウンター席に隣合って座ると、さっそく安達が鞄からモバイルパソコンを取り出した。
画面を開くと、そこには先ほど香澄が送ったメールが既に表示されている。思ったとおりの案件だったので、記憶を呼び起こすまでもなく、すんなり話に入れた。
「これさ、変動理由を記載するようにって書いてあるんだけど…」
「はい。納品で実績確定とのことですので、契約書にもその旨記載が必要です」
躊躇いなく香澄が言うと、安達はどこか困ったように続けた。
「それ見積書の方に書いてるんだけど、契約書に見積番号書くんじゃダメなんだっけ?」
「えっ」
その答えは想定していなかったので、香澄は慌ててパソコンに映る資料を見た。
注意深く確認すると、備考欄の一番下に、契約条件は見積書に基づくことと、見積書の番号が記載されている。
見積書どおりの条件となる場合、そのことを明記すれば、改めて契約書に書く必要はない。つまり――完全にこちら側の見落としだ。
「ああ、本当ですね…私の確認不足です。申し訳ありません」
香澄は肩を落として安達に頭を下げた。
――どうして気付かなかったのだろう。
こんな凡ミス、いつもならしないのに。仕事にきちんと集中できていなかった証拠だ。
「てことは、この件は問題なさそうかな?」
「はい、他に不備はなかったので、このまま処理進めます。お手数をおかけしてすみませんでした」
安達は「気にしないで」と笑ってくれたが、ただでさえ忙しい営業職、本来ならクレームになってもおかしくない。
営業をサポートするのが本社管理の仕事なのに、不要な確認で時間をとらせてしまったことが申し訳なかった。
「じゃあ引き続き、よろしくお願いします」
「はい。ご確認ありがとうございました」
「こちらこそ。でも久遠さんが、なんか珍しいね。もしかして疲れてる?」
安達はパソコンをしまいながら、冗談めかした口調で香澄を覗き込んだ。
罪悪感に促されたからだろうか、つい本音がぽろりと零れた。
「疲れてるというか…そうですね、色んな意味で自信喪失中、です」
仕事も恋愛も上手くこなせない自分に。
もっと自分は強い人間だと思っていたのに。
「でもそんなの言い訳ですね。もっと気を引き締めなきゃ。本当、ご迷惑をおかけしました」
「迷惑とかは思ってないけど…大丈夫?」
「はい、もちろん。気にしないでください」
余計な心配をかけたくなくて、香澄はなんとか笑って見せたが、安達は香澄をじっと見つめるだけだ。
そして彼は暫し香澄の様子を窺った後、静かに言った。
「…気にするよ。だって」
そこで短く言葉が途切れた。
怪訝に思って安達を見上げると、そこには打って変わったように真剣な眼差しがあった。
「俺、久遠さんには笑っててほしいから」
思いもよらない言葉に、香澄は息を呑んだ。
どう反応したらいいか分からなくて、上手く言葉を紡げない。
(…そんなこと、言わないで)
香澄は鼻の奥がツンとするのを感じながら安達を見つめた。
そんな優しい口調で、不意打ちの温かい台詞――これ以上、強がることができなくなる。
「生きてたら、うまくいかない時もあるよ。でもそんな時こそ、久遠さんに救われてる人間がいることも忘れないでほしいな」
「私に…?」
「うん。久遠さんの丁寧な仕事ぶりに、俺いつも救われてるから」
「え」
明らかに面食らう香澄にくすりと笑って、安達は続けた。
「あれ、自覚ない?久遠さんってさ、めちゃくちゃ細かく見てくれるじゃん。誤字脱字から、内容の矛盾まで。見積の時点でよく精査してくれるから、結果的に契約時に手直しすることが前より減ってるんだよ。何がどうなってないといけないのか、ちゃんと根拠を示して説明してくれるし」
「でも、それは私に限った話では…」
「そう?今までいろんな契約管理の人いたけど、俺、見積時点でそこまで見てくれる人、他に知らないけどな」
「そう…なんですか?」
「うん。だからすごく信頼してる。それに、なかなか町谷さんにはこんな風に気軽に話しかけたりできないし。結局同じ仕事してたって、品質とかやりやすさっていうのはその人次第なところあるよね」
安達が紡ぐ言葉を、香澄は呆然と聞いていた。
さっきも言ったように、利益を上げる営業やサービス部門をサポートするのが本社管理の仕事だ。
昔サービス部門の現場にいたこともあって、その思いは特に強い方だと思う。
それゆえに契約書ほど細かいチェックが不要な見積書の段階であっても、気になったことはなるべく確認するようにしていた。
たとえそれが間違いでなかったとしても、練り直すことで結果的により良い契約に繋がることもあるから。
「それは、よかったです。もしかしたら煩わしいと思われてるんじゃないかと」
「まさか。結構コピペで作ったりするからさ、よくよく考えたらこれ適用しちゃいけないだろってことも多くて。それに気づかないまま契約したら、結果うちに不利な契約になる。だから俺らリーダーはそのチェックを必ずするんだけど、久遠さんが担当だとそういうのも含めて見てくれるから地味に助かってるんだよ。ちなみにこれ、俺以外のリーダーも同じこと言ってるからね。書類返ってきた時、久遠さんの印鑑押してあったら安心するもん」
揶揄うように言われたが、香澄は笑うことなんてできなかった。
――だって、まさかそんな風に思ってくれていたなんて。
突然生ぬるいものが目に込み上げてきて、香澄は慌てて視線を手元に落とした。
何度も瞬きをして、なんとか涙を堪える。
だって仕事で泣くなんて、プライドが許さない。
そんな香澄に気付いたのか気付いていないのか、安達はなお優しい声で続けた。
「だから、必要以上に落ち込まないで。こういう時は、何か楽しいこと考えよう。飲みに行ってパーっと忘れるとかさ。言ってくれたら俺企画するし。あ、もちろん他のメンバーも一緒に!そこは安心して」
最後、安達は慌てて付け足した。
以前の飲み会のこともあったからだろうか、香澄が怖がらないように気を遣ってくれているらしい。
その優しさも、仕事を評価してくれていることも嬉しかった。…だから。
「ふふ…ありがとうございます。そうですね、他の皆さんと一緒なら、ぜひ」
香澄は笑って頷いた。
そもそも前回は完全にプライベートの誘いだったから断ったけれど、仕事の延長線上の飲み会なら躊躇う理由などない。
他の営業メンバーとも交流を深めたいし、魅力的な提案だった。
「ほんと?よかった。なら、周りに声かけてみる。また日時相談させて」
「はい」
前回とは違って乗り気な香澄に安堵したのだろう。安達は嬉しそうに笑った。
今週は基本的に残業が続くことが予想され、平日に永瀬と会うことはできないだろう。
この時期はお互いに仕事量が増えて帰宅時間が読めないため、会うのは勿論、連絡も最小限にするのが普通だった。
だが今はかえってそれが救いだ。顔を見なければ、声を聞かなければ、取り繕うことなど簡単だから。
実際、メッセージだけならいつもとなんら変わらない様子でやりとりできている。
朝のおはようから、夜のおやすみまで。
文字なら推敲したうえで送信できるし、絵文字やスタンプもその手助けになった。
――そんな風に最小限の接触におさえ、時間と距離をおいたことが功を奏したのだと思う。
火曜日になる頃には少しずつではあるが香澄の気持ちもだいぶ落ち着いてきて、理性的かつ論理的に考えられるレベルにまで浮上してきていた。
いくら自問自答したところで堂々巡り、答えは永瀬しか持っていない。
そしてその答えが自分が望むものと違ったとしても受け入れなければならない――少なくとも、そう思えるくらいには。
午後の仕事が一区切りついて一階のコンビニへ休憩に立った香澄は、店を出たところで不意に名前を呼ばれて振り返った。
声がした方を見ると、ちょうど帰社したからところなのだろう、鞄を手にした安達が速足で近づいてきた。
「安達さん。お疲れ様です」
「お疲れさま。ごめん、急に呼び止めて。ちょうど話したいことがあって。今、忙しい?」
「いえ、休憩で飲み物を買いに来ただけなので」
「ならよかった。さっきメールくれた契約の件でちょっと確認したいことがあるんだけど、あっちで一緒にパソコン見てもらえる?」
安達は言って、リフレッシュルームを指差した。香澄は頷き、その背中を追う。
彼の言葉には心当たりがあって、つい30分ほど前に記載不備で連絡した件だろう。
その件の営業担当は安達ではないが、チームリーダーである彼もメールのCCに入れていた。さすが、レスポンスが早い。
リフレッシュルームに入り、カウンター席に隣合って座ると、さっそく安達が鞄からモバイルパソコンを取り出した。
画面を開くと、そこには先ほど香澄が送ったメールが既に表示されている。思ったとおりの案件だったので、記憶を呼び起こすまでもなく、すんなり話に入れた。
「これさ、変動理由を記載するようにって書いてあるんだけど…」
「はい。納品で実績確定とのことですので、契約書にもその旨記載が必要です」
躊躇いなく香澄が言うと、安達はどこか困ったように続けた。
「それ見積書の方に書いてるんだけど、契約書に見積番号書くんじゃダメなんだっけ?」
「えっ」
その答えは想定していなかったので、香澄は慌ててパソコンに映る資料を見た。
注意深く確認すると、備考欄の一番下に、契約条件は見積書に基づくことと、見積書の番号が記載されている。
見積書どおりの条件となる場合、そのことを明記すれば、改めて契約書に書く必要はない。つまり――完全にこちら側の見落としだ。
「ああ、本当ですね…私の確認不足です。申し訳ありません」
香澄は肩を落として安達に頭を下げた。
――どうして気付かなかったのだろう。
こんな凡ミス、いつもならしないのに。仕事にきちんと集中できていなかった証拠だ。
「てことは、この件は問題なさそうかな?」
「はい、他に不備はなかったので、このまま処理進めます。お手数をおかけしてすみませんでした」
安達は「気にしないで」と笑ってくれたが、ただでさえ忙しい営業職、本来ならクレームになってもおかしくない。
営業をサポートするのが本社管理の仕事なのに、不要な確認で時間をとらせてしまったことが申し訳なかった。
「じゃあ引き続き、よろしくお願いします」
「はい。ご確認ありがとうございました」
「こちらこそ。でも久遠さんが、なんか珍しいね。もしかして疲れてる?」
安達はパソコンをしまいながら、冗談めかした口調で香澄を覗き込んだ。
罪悪感に促されたからだろうか、つい本音がぽろりと零れた。
「疲れてるというか…そうですね、色んな意味で自信喪失中、です」
仕事も恋愛も上手くこなせない自分に。
もっと自分は強い人間だと思っていたのに。
「でもそんなの言い訳ですね。もっと気を引き締めなきゃ。本当、ご迷惑をおかけしました」
「迷惑とかは思ってないけど…大丈夫?」
「はい、もちろん。気にしないでください」
余計な心配をかけたくなくて、香澄はなんとか笑って見せたが、安達は香澄をじっと見つめるだけだ。
そして彼は暫し香澄の様子を窺った後、静かに言った。
「…気にするよ。だって」
そこで短く言葉が途切れた。
怪訝に思って安達を見上げると、そこには打って変わったように真剣な眼差しがあった。
「俺、久遠さんには笑っててほしいから」
思いもよらない言葉に、香澄は息を呑んだ。
どう反応したらいいか分からなくて、上手く言葉を紡げない。
(…そんなこと、言わないで)
香澄は鼻の奥がツンとするのを感じながら安達を見つめた。
そんな優しい口調で、不意打ちの温かい台詞――これ以上、強がることができなくなる。
「生きてたら、うまくいかない時もあるよ。でもそんな時こそ、久遠さんに救われてる人間がいることも忘れないでほしいな」
「私に…?」
「うん。久遠さんの丁寧な仕事ぶりに、俺いつも救われてるから」
「え」
明らかに面食らう香澄にくすりと笑って、安達は続けた。
「あれ、自覚ない?久遠さんってさ、めちゃくちゃ細かく見てくれるじゃん。誤字脱字から、内容の矛盾まで。見積の時点でよく精査してくれるから、結果的に契約時に手直しすることが前より減ってるんだよ。何がどうなってないといけないのか、ちゃんと根拠を示して説明してくれるし」
「でも、それは私に限った話では…」
「そう?今までいろんな契約管理の人いたけど、俺、見積時点でそこまで見てくれる人、他に知らないけどな」
「そう…なんですか?」
「うん。だからすごく信頼してる。それに、なかなか町谷さんにはこんな風に気軽に話しかけたりできないし。結局同じ仕事してたって、品質とかやりやすさっていうのはその人次第なところあるよね」
安達が紡ぐ言葉を、香澄は呆然と聞いていた。
さっきも言ったように、利益を上げる営業やサービス部門をサポートするのが本社管理の仕事だ。
昔サービス部門の現場にいたこともあって、その思いは特に強い方だと思う。
それゆえに契約書ほど細かいチェックが不要な見積書の段階であっても、気になったことはなるべく確認するようにしていた。
たとえそれが間違いでなかったとしても、練り直すことで結果的により良い契約に繋がることもあるから。
「それは、よかったです。もしかしたら煩わしいと思われてるんじゃないかと」
「まさか。結構コピペで作ったりするからさ、よくよく考えたらこれ適用しちゃいけないだろってことも多くて。それに気づかないまま契約したら、結果うちに不利な契約になる。だから俺らリーダーはそのチェックを必ずするんだけど、久遠さんが担当だとそういうのも含めて見てくれるから地味に助かってるんだよ。ちなみにこれ、俺以外のリーダーも同じこと言ってるからね。書類返ってきた時、久遠さんの印鑑押してあったら安心するもん」
揶揄うように言われたが、香澄は笑うことなんてできなかった。
――だって、まさかそんな風に思ってくれていたなんて。
突然生ぬるいものが目に込み上げてきて、香澄は慌てて視線を手元に落とした。
何度も瞬きをして、なんとか涙を堪える。
だって仕事で泣くなんて、プライドが許さない。
そんな香澄に気付いたのか気付いていないのか、安達はなお優しい声で続けた。
「だから、必要以上に落ち込まないで。こういう時は、何か楽しいこと考えよう。飲みに行ってパーっと忘れるとかさ。言ってくれたら俺企画するし。あ、もちろん他のメンバーも一緒に!そこは安心して」
最後、安達は慌てて付け足した。
以前の飲み会のこともあったからだろうか、香澄が怖がらないように気を遣ってくれているらしい。
その優しさも、仕事を評価してくれていることも嬉しかった。…だから。
「ふふ…ありがとうございます。そうですね、他の皆さんと一緒なら、ぜひ」
香澄は笑って頷いた。
そもそも前回は完全にプライベートの誘いだったから断ったけれど、仕事の延長線上の飲み会なら躊躇う理由などない。
他の営業メンバーとも交流を深めたいし、魅力的な提案だった。
「ほんと?よかった。なら、周りに声かけてみる。また日時相談させて」
「はい」
前回とは違って乗り気な香澄に安堵したのだろう。安達は嬉しそうに笑った。
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