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第一章
17 お茶会
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執事のロロガルさんとライカル様の三人で、お茶会へ行きました。
オーブルジェ王国の方々を紹介していただくためです。
と……思っていましたが、何故か王宮にある広い庭に連れてこられました。国の最高機関である王宮というのが引っかかったのです。
たくさん設置された円形の白いテーブルの上に、美味しそうな料理や飲み物が置いてあります。
きちんと整った身嗜みをした方が大勢います。私の故郷の国では王族が着るような格好をしていますが……。
「あの……これってお茶会ですよね……?」
「そうですよ。奥に立っていられるのがオーブルジェ王国の国王陛下。それからあちらに一人でいるのが第一王子、反対側に女性陣に囲まれているのが第二王子です。王妃陛下はここにはおられませんな……。それから──」
ライカル様の説明続きましたが、王族ばかりなのです。
更に緊張してしまい、少しばかり手汗まで出てしまいました。
ライカル様のにぎってくれていた手が、強くぎゅっとしてくれます。
「大丈夫ですよ。前にも話しましたが、オーブルジェ王国の人間は殆どが階級を気にせず仲良くやっているのですから」
「リリーナ様……お気持ちは良く分かります。私も国の変化には驚くばかりでしたので」
執事のロロガルさんは私と同じアルガルデ王国出身でしたね。
ライカル様とロロガルさんの優しさと気遣いで、私の緊張を幾分か解いてくれました。
とは言っても、そもそもこういう場に出ることすら初めてのようなものです。
サフランお姉様だけが参加していましたから。
「やはり緊張されているようですね。せっかくですから私も同伴しますので、デインヒール国王陛下とお話しされてみますか?」
「え!?」
ライカル様は私の手をグイグイと引っ張り、奥にいる陛下の元へ向かってしまいました。
「デインヒール陛下。こちらはアルガルデ王国より移民し、私の教育係として一緒に住んでいるリリーナです」
陛下は目お大きく開いて立ち上がりました。
「おぉ……ライカル君に教えるとは相当できるのだな。おっと失礼! デインヒール=オーブルジェである。ようこそオーブルジェ王国へとでも言っておこうか」
「お……お初にお目にかかりましゅ! ひゃっ……ごめんなさい噛んでしまって……。リ、リリーナと申します」
緊張のあまりやらかしてしまいました。
恥ずかしい……。
「はっはっは! 可愛らしい子じゃないか。何か飲むかね?」
そう言い飲み物を注いでくれようとしたので、すかさず止めようとしました。
「そ……そんな! 陛下にそのような接待をさせてしまうなんて……」
「気にするでない。私が好きでやろうとしていることだ。アイスティーでいいかね?」
「は……はい」
国王陛下は手ずから、飲み物を注ぎ始めました。
大変、光栄ではありますが、私はそのような立場の人間ではありませんよ。
オーブルジェ王国の方々を紹介していただくためです。
と……思っていましたが、何故か王宮にある広い庭に連れてこられました。国の最高機関である王宮というのが引っかかったのです。
たくさん設置された円形の白いテーブルの上に、美味しそうな料理や飲み物が置いてあります。
きちんと整った身嗜みをした方が大勢います。私の故郷の国では王族が着るような格好をしていますが……。
「あの……これってお茶会ですよね……?」
「そうですよ。奥に立っていられるのがオーブルジェ王国の国王陛下。それからあちらに一人でいるのが第一王子、反対側に女性陣に囲まれているのが第二王子です。王妃陛下はここにはおられませんな……。それから──」
ライカル様の説明続きましたが、王族ばかりなのです。
更に緊張してしまい、少しばかり手汗まで出てしまいました。
ライカル様のにぎってくれていた手が、強くぎゅっとしてくれます。
「大丈夫ですよ。前にも話しましたが、オーブルジェ王国の人間は殆どが階級を気にせず仲良くやっているのですから」
「リリーナ様……お気持ちは良く分かります。私も国の変化には驚くばかりでしたので」
執事のロロガルさんは私と同じアルガルデ王国出身でしたね。
ライカル様とロロガルさんの優しさと気遣いで、私の緊張を幾分か解いてくれました。
とは言っても、そもそもこういう場に出ることすら初めてのようなものです。
サフランお姉様だけが参加していましたから。
「やはり緊張されているようですね。せっかくですから私も同伴しますので、デインヒール国王陛下とお話しされてみますか?」
「え!?」
ライカル様は私の手をグイグイと引っ張り、奥にいる陛下の元へ向かってしまいました。
「デインヒール陛下。こちらはアルガルデ王国より移民し、私の教育係として一緒に住んでいるリリーナです」
陛下は目お大きく開いて立ち上がりました。
「おぉ……ライカル君に教えるとは相当できるのだな。おっと失礼! デインヒール=オーブルジェである。ようこそオーブルジェ王国へとでも言っておこうか」
「お……お初にお目にかかりましゅ! ひゃっ……ごめんなさい噛んでしまって……。リ、リリーナと申します」
緊張のあまりやらかしてしまいました。
恥ずかしい……。
「はっはっは! 可愛らしい子じゃないか。何か飲むかね?」
そう言い飲み物を注いでくれようとしたので、すかさず止めようとしました。
「そ……そんな! 陛下にそのような接待をさせてしまうなんて……」
「気にするでない。私が好きでやろうとしていることだ。アイスティーでいいかね?」
「は……はい」
国王陛下は手ずから、飲み物を注ぎ始めました。
大変、光栄ではありますが、私はそのような立場の人間ではありませんよ。
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