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第一章
25 嫌がらせと性癖
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「おいおいおい、ライカル氏とリリーナちゃんまでいるとは驚きなんだね。それよりも挨拶はどうしたんだね?」
ドアの前で足をドカドカ踏みながらイライラしているようです。
店にも迷惑がかかってしまいそうなので、すぐに謝罪を含めて言われたとおりにしました。
「申し訳ございません。まさかここで会うとは思いませんでしたので……こんにちはダスフォール殿下」
「ご機嫌よう殿下……」
「ふんっ! まぁ良いだろう。何しろ僕は偉いんだ。偉い人に対してしっかりと礼儀を示さないといけないのだよ。これでまた一つ勉強になったんだね!」
ご機嫌になってもらえたようでホッとしました。
殿下は何食わぬ顔で私のすぐ隣に座ってきます。
「殿下! なんのつもりですか!?」
ライカル様がすかさず文句を言ってくれますが、殿下はニヤニヤと笑いながら私を見つめてきます。
はっきり言って気持ち悪いです。
「前に言っただろう。僕はリリーナちゃんのことが気に入ったんだ。それに聞いたぞ。超難問のクイズをあっさりと解いたんだってな。今後リリーナちゃんと一対一で勉強を教えてもらいたいと思っているんだね」
「え……それはちょっと……」
徐々に離れようとしましたが、殿下はどんどん近づいてきます。
しかもとんでもない行動を始めました。
「おぉ……ここはリリーナちゃんが座っていた場所。まだ暖かい……。リリーナちゃんのお尻の温もりをしっかりと感じておかなくてはいけないね」
まさかこんな悪趣味まで持っているとは……。そういえば前回のお茶会でも王子ともあろう方がどうどうとおっぱいがどうのこうのと言ってきましたっけ……。
ザグロームも妙な性癖がありましたが、殿下の場合はそれを人前で堂々と行うようでタチが悪いです。
「殿下!! 王子として情けない行動は謹んでください!」
「何を言っているんだねライカル氏。僕はありのままの気持ちを訴えただけなんだね。君だって本当は羨ましく思っているんだろう? 何しろ僕が先にリリーナちゃんのお尻の温もりを堪能しちゃったんだから」
店に迷惑をかけてしまうので、私はすぐに帰ろうかとしたときでした。
急に私の手を握ってきたのです。
「離してください!」
「僕のお願いを聞いてくれなきゃいやだよ。リリーナちゃんこそ、こんなへっぽこ貴族といるよりも僕の王妃になれば良いんだね。毎日豪華な食事と快楽をあげるんだね」
絶対に嫌です。ライカル様が物凄く険悪そうな顔をして殿下に掴みかかろうとしていましたが……。
「はい、お待たせしましたダスフォール殿下にサービス品のホットウォーターですよ……あ!!」
──ガシャン!!
マスターが渡そうとしていたカップは何故か滑ってしまったようで、ダスフォール殿下の顔に見事に命中してしまいました。
顔中お湯だらけです。
「あつっ!! 熱いーーーー!! や……やけどするーーーー!!」
「おやおや失礼。ですが折角のサービス品なのに椅子に座って待ってくれないからですよ……すみませんね」
マスターがうっすらと微笑んでいます。どうやらワザとやったんだと思います。
助かりましたが、王族に危害を加えてしまったのはかなりマズいんじゃないでしょうか……。
ドアの前で足をドカドカ踏みながらイライラしているようです。
店にも迷惑がかかってしまいそうなので、すぐに謝罪を含めて言われたとおりにしました。
「申し訳ございません。まさかここで会うとは思いませんでしたので……こんにちはダスフォール殿下」
「ご機嫌よう殿下……」
「ふんっ! まぁ良いだろう。何しろ僕は偉いんだ。偉い人に対してしっかりと礼儀を示さないといけないのだよ。これでまた一つ勉強になったんだね!」
ご機嫌になってもらえたようでホッとしました。
殿下は何食わぬ顔で私のすぐ隣に座ってきます。
「殿下! なんのつもりですか!?」
ライカル様がすかさず文句を言ってくれますが、殿下はニヤニヤと笑いながら私を見つめてきます。
はっきり言って気持ち悪いです。
「前に言っただろう。僕はリリーナちゃんのことが気に入ったんだ。それに聞いたぞ。超難問のクイズをあっさりと解いたんだってな。今後リリーナちゃんと一対一で勉強を教えてもらいたいと思っているんだね」
「え……それはちょっと……」
徐々に離れようとしましたが、殿下はどんどん近づいてきます。
しかもとんでもない行動を始めました。
「おぉ……ここはリリーナちゃんが座っていた場所。まだ暖かい……。リリーナちゃんのお尻の温もりをしっかりと感じておかなくてはいけないね」
まさかこんな悪趣味まで持っているとは……。そういえば前回のお茶会でも王子ともあろう方がどうどうとおっぱいがどうのこうのと言ってきましたっけ……。
ザグロームも妙な性癖がありましたが、殿下の場合はそれを人前で堂々と行うようでタチが悪いです。
「殿下!! 王子として情けない行動は謹んでください!」
「何を言っているんだねライカル氏。僕はありのままの気持ちを訴えただけなんだね。君だって本当は羨ましく思っているんだろう? 何しろ僕が先にリリーナちゃんのお尻の温もりを堪能しちゃったんだから」
店に迷惑をかけてしまうので、私はすぐに帰ろうかとしたときでした。
急に私の手を握ってきたのです。
「離してください!」
「僕のお願いを聞いてくれなきゃいやだよ。リリーナちゃんこそ、こんなへっぽこ貴族といるよりも僕の王妃になれば良いんだね。毎日豪華な食事と快楽をあげるんだね」
絶対に嫌です。ライカル様が物凄く険悪そうな顔をして殿下に掴みかかろうとしていましたが……。
「はい、お待たせしましたダスフォール殿下にサービス品のホットウォーターですよ……あ!!」
──ガシャン!!
マスターが渡そうとしていたカップは何故か滑ってしまったようで、ダスフォール殿下の顔に見事に命中してしまいました。
顔中お湯だらけです。
「あつっ!! 熱いーーーー!! や……やけどするーーーー!!」
「おやおや失礼。ですが折角のサービス品なのに椅子に座って待ってくれないからですよ……すみませんね」
マスターがうっすらと微笑んでいます。どうやらワザとやったんだと思います。
助かりましたが、王族に危害を加えてしまったのはかなりマズいんじゃないでしょうか……。
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