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22 マーレット様主催のお茶会に招待された1
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舞踏会から数日後、私はマーレット様が主催するお茶会に呼ばれたのでマーレット家を尋ねた。
子爵家というだけあって、お茶会なのかと疑ってしまうほどのクオリティだ。
私とオズマとミーナの幼馴染み同士でもお茶会とは規模がまるで違う。
庭には数台のテーブルと椅子、料理と飲み物が用意されていて、使用人と思わしき方々が対応をしていた。
参加者も二十人近くはいるか。
全員が十代くらいの女性で、そのうちの数名がマーレット様を取り囲んでいる状態なので話しかけにいきずらい。
参加者も見たことがない人たちばかりだし、挨拶していいものかどうか迷う。
完全に浮いてしまっている状態だったが、私がきたことに気がついてくれたらしく、いつものように……、いや、今までよりも謙虚な感じで挨拶してくださった。
「ごきげんよう……、いえ。ライアンさん、よく来てくれましたわね」
「この度はお招きいただきありがとうございます」
「本当ですわ。本来だったらあなたのような男爵家の人間など今まで招待なんか決してしませんでしたもの」
文句ばかり言っているが、今までのような刺々しさは全くなく、むしろ冗談まじりに笑いながらそう言っていた。
意外だったので私の方が驚いてしまった。
「ま、いずれライアンさんは王族になるお方ですからね。お付き合いしておいても損ではありませんことよ」
「そうですか……」
マーレット様の目的はそこだったのか。
と、私は思えなかった。
もし本心だとしたら、そんなことをわざわざ私に言うはずもないし。
「本当の目的はなんですか?」
「あら、さっき言ったことは本当ですわよ。それに、ライアンさんとお近づきになっておけば、サバス様にお会いできる機会も増えるかと。そんなことも考えていますわよ?」
「まさか、略奪しようと……?」
失礼ながら疑ってしまった。
今までもマーレット様の言動だったらその可能性も十分にある。
もしそうだとしたら、早急に帰ろうかと思ってしまった。
「そんなこと、どんなに努力したって私には無理ですわよ……」
「え?」
「だって、舞踏会の日、サバス様がライアンさんにした行動……。あんなに大事そうにしている姿を見たら、私がどう頑張ったって奪えるわけないですわ」
ひとまずはホッとした。
サバス様のことになってしまうと、どうしても周りによからぬことを企んで何かしようとしているのではないかと疑ってしまうところがある。
それだけ今まで、大勢の上位貴族達から私に対して嫌がらせや暴言が多かったのだ。
「ライアンさんとは……その、あの……」
普段のお嬢様風で堂々とした態度がまるでない。
むしろモジモジとした可愛らしい女の子みたいな状態になっている。
この感じのマーレット様、本人には言えないが本当に可愛く見えてしまう。
「今後はお友達になりたいんですの!」
「はい!?」
マーレット様とは思えないような発言をしてきたのだった。
子爵家というだけあって、お茶会なのかと疑ってしまうほどのクオリティだ。
私とオズマとミーナの幼馴染み同士でもお茶会とは規模がまるで違う。
庭には数台のテーブルと椅子、料理と飲み物が用意されていて、使用人と思わしき方々が対応をしていた。
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全員が十代くらいの女性で、そのうちの数名がマーレット様を取り囲んでいる状態なので話しかけにいきずらい。
参加者も見たことがない人たちばかりだし、挨拶していいものかどうか迷う。
完全に浮いてしまっている状態だったが、私がきたことに気がついてくれたらしく、いつものように……、いや、今までよりも謙虚な感じで挨拶してくださった。
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意外だったので私の方が驚いてしまった。
「ま、いずれライアンさんは王族になるお方ですからね。お付き合いしておいても損ではありませんことよ」
「そうですか……」
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と、私は思えなかった。
もし本心だとしたら、そんなことをわざわざ私に言うはずもないし。
「本当の目的はなんですか?」
「あら、さっき言ったことは本当ですわよ。それに、ライアンさんとお近づきになっておけば、サバス様にお会いできる機会も増えるかと。そんなことも考えていますわよ?」
「まさか、略奪しようと……?」
失礼ながら疑ってしまった。
今までもマーレット様の言動だったらその可能性も十分にある。
もしそうだとしたら、早急に帰ろうかと思ってしまった。
「そんなこと、どんなに努力したって私には無理ですわよ……」
「え?」
「だって、舞踏会の日、サバス様がライアンさんにした行動……。あんなに大事そうにしている姿を見たら、私がどう頑張ったって奪えるわけないですわ」
ひとまずはホッとした。
サバス様のことになってしまうと、どうしても周りによからぬことを企んで何かしようとしているのではないかと疑ってしまうところがある。
それだけ今まで、大勢の上位貴族達から私に対して嫌がらせや暴言が多かったのだ。
「ライアンさんとは……その、あの……」
普段のお嬢様風で堂々とした態度がまるでない。
むしろモジモジとした可愛らしい女の子みたいな状態になっている。
この感じのマーレット様、本人には言えないが本当に可愛く見えてしまう。
「今後はお友達になりたいんですの!」
「はい!?」
マーレット様とは思えないような発言をしてきたのだった。
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