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36 寝る時間がきた
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夕食を食べ終え、お風呂をいただき眠気が襲ってきた。
サバス様と共に過ごす一夜で寝れるのかわからないが、ドキドキしながらサバス様の部屋の前に着く。
「ライアン様がお見えです」
男性の使用人がドアをノックして用件を伝えてくれる。
しばらくするとドアが内側から開き、サバス様が出てきた。
「待っていた。中に入ってくれ」
「はいっ!」
緊張しながら部屋へ足を踏み入れた。
さて、いよいよサバス様との長い夜が始まる。
いつものように会話を楽しみながらもドキドキが止まらず眠気も吹っ飛ぶ。
今夜は寝れないだろうな。
「そろそろ寝ようか?」
「そうですね」
大きいベッドが一つしかない。
つまり、サバス様と一緒に添い寝をするということだろう。
考えただけで緊張してきた。
だが……。
「私は隣の部屋で寝る。朝までは自由に使ってくれて構わない」
「え?」
「女性の使用人も部屋の外に待機させる。それでも何かあったらすぐに私を起こしてくれて良い」
「は……はい。わかりました」
スタスタと部屋を出ていってしまった。
紳士であるサバス様が婚約者である私と一緒に寝るのもおかしいなと思っていたら、そういうことだった。
少しだけ残念な気持ちもあるが、健全なお方で良かったという気持ちの方が強い。
それに、こんなに長い時間サバス様と一緒にいれたのは初めてだった。
普段サバス様が使っているベッドに入り、目を閉じた。
「……」
「…………」
「……………………!!」
隣の部屋にサバス様がいると考えただけでなかなか寝付けなかった。
──!?
いつの間にか寝てしまった。
なんだかんだで私はどこでも寝れるらしい。
身支度を済ませた後、部屋のドアを開けるとそこには朝から神々しい容姿を整えたサバス様の姿があった。
「おはようございます!!」
「おはようライアン」
「……サバス様? いつからここにおられたのですか?」
「そんなに長くはない」
横にいる使用人は、嘘つけといった表情をしておでこを押さえていた。
「ライアンの邪魔をしては悪いと思っていた。だから出てくるまでここで待つことにした」
「いえいえそんな……。サバス様の部屋をお借りしていたというのにお気遣いまで」
「当然のことだろう?」
サバス様の長所ばかりが見えてしまって、どんどん彼の魅力に魅かれていく。
このままでは私はキュン死にしてもおかしくないところまできている。
「お待たせして申し訳ありません。何か用事があったのですか?」
「あぁ、読みかけの本を取りに来た」
それだけだったら気にしないで入ってくればいいのに。
婚約者なんだし、そこまで気を配られてもなぁ。
「入っても良かったのでは……?」
「それは絶対にダメだ……。私の問題でもある」
「は、はぁ……」
サバス様が少しだけ顔を赤らめていたような気がする。
一体どうしてしまったんだろう。
サバス様と共に過ごす一夜で寝れるのかわからないが、ドキドキしながらサバス様の部屋の前に着く。
「ライアン様がお見えです」
男性の使用人がドアをノックして用件を伝えてくれる。
しばらくするとドアが内側から開き、サバス様が出てきた。
「待っていた。中に入ってくれ」
「はいっ!」
緊張しながら部屋へ足を踏み入れた。
さて、いよいよサバス様との長い夜が始まる。
いつものように会話を楽しみながらもドキドキが止まらず眠気も吹っ飛ぶ。
今夜は寝れないだろうな。
「そろそろ寝ようか?」
「そうですね」
大きいベッドが一つしかない。
つまり、サバス様と一緒に添い寝をするということだろう。
考えただけで緊張してきた。
だが……。
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「え?」
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「は……はい。わかりました」
スタスタと部屋を出ていってしまった。
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少しだけ残念な気持ちもあるが、健全なお方で良かったという気持ちの方が強い。
それに、こんなに長い時間サバス様と一緒にいれたのは初めてだった。
普段サバス様が使っているベッドに入り、目を閉じた。
「……」
「…………」
「……………………!!」
隣の部屋にサバス様がいると考えただけでなかなか寝付けなかった。
──!?
いつの間にか寝てしまった。
なんだかんだで私はどこでも寝れるらしい。
身支度を済ませた後、部屋のドアを開けるとそこには朝から神々しい容姿を整えたサバス様の姿があった。
「おはようございます!!」
「おはようライアン」
「……サバス様? いつからここにおられたのですか?」
「そんなに長くはない」
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「ライアンの邪魔をしては悪いと思っていた。だから出てくるまでここで待つことにした」
「いえいえそんな……。サバス様の部屋をお借りしていたというのにお気遣いまで」
「当然のことだろう?」
サバス様の長所ばかりが見えてしまって、どんどん彼の魅力に魅かれていく。
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「あぁ、読みかけの本を取りに来た」
それだけだったら気にしないで入ってくればいいのに。
婚約者なんだし、そこまで気を配られてもなぁ。
「入っても良かったのでは……?」
「それは絶対にダメだ……。私の問題でもある」
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サバス様が少しだけ顔を赤らめていたような気がする。
一体どうしてしまったんだろう。
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