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49 アリアのコンサート編4
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私はチケット番号を聞かれたので答えただけだ、うん。
決してドヤ顔をしようと思って出したわけではないんだぞ。
ファンとして、そういう自慢は絶対にしない。
「「な!?」」
二人とも私のチケットを見て驚いていた。
「お前、どうやってこのチケットを……! しかも握手権利付きの整理券一番だと!?」
「う……うらやましいー!!」
「知人が仕事で行けないからって、私に譲ってくれたの」
「は!? そいつバカなのか? 大金を出してでも欲しがる者が大勢いるんだぞ」
またしてもオズマはお金に関して文句を言ってきた。
本当にオズマは変わってしまったようで少々ガッカリだ。
「譲ってくださったお方は器が広いから」
国王陛下から譲り受けたことは黙っておく。
「くそう……そのチケットさえあれば」
オズマが悔しそうにしている。
あまり長時間出していると危険なので、チケットを鞄の奥に戻し、更に鞄の中の蓋を閉めた。
その上にはダミーチケットを忍ばせているので、盗難対策はある程度できている。
鞄自体を盗まれたらそれまでだが。
やたらとオズマが私の鞄を見てくるので、彼を疑ってしまった。
チケットのことで頭がいっぱいなので、警戒してしまう。
普段ならこんなことにはならないが、これも私の悪い性格なのかもしれない。
アリアのコンサートのことになると歯止めが効かなくなってしまうのだ。
「私の鞄がそんなに気になるの?」
「あぁ、いや、すまない。高そうな鞄だなと思っていただけだ」
「これ、庶民エリアにあるなんでも銅貨一枚圴一で買った鞄なんだけど」
「そうか、よくできた鞄だな。庶民も侮れん」
意味がわからなかった。
幼馴染と再会して、私が二人に言わなければならないことも伝えたので、会場へ向かおうとしたとき……。
「はっ!!」
オズマに気を取られていたので、私は鞄に対しての警戒を怠っていた。
いや、まさかそんなことはないよね。
ミーナがやたら私の近くにいたし、誰かが手を突っ込んできたなんてないはずだ。
「じゃあまたね。二人もコンサート楽しんで」
再び鞄を両手で掴み、会場へと向かった。
少しだけ歩いて、急いで鞄の奥深くにしまってあるチケットを確認する。
「よかった……やっぱり私の勘違いね」
一瞬の油断が命取りだ。
ミーナが近くにいてくれたんだし、誰かがチケットを盗むなんて無理があるよな。
一瞬カバンに誰かが触れたような気がしていたけど、あれは私の勘違いだろう。
プラチナチケットの無事を確認したので、本会場へと向かった。
決してドヤ顔をしようと思って出したわけではないんだぞ。
ファンとして、そういう自慢は絶対にしない。
「「な!?」」
二人とも私のチケットを見て驚いていた。
「お前、どうやってこのチケットを……! しかも握手権利付きの整理券一番だと!?」
「う……うらやましいー!!」
「知人が仕事で行けないからって、私に譲ってくれたの」
「は!? そいつバカなのか? 大金を出してでも欲しがる者が大勢いるんだぞ」
またしてもオズマはお金に関して文句を言ってきた。
本当にオズマは変わってしまったようで少々ガッカリだ。
「譲ってくださったお方は器が広いから」
国王陛下から譲り受けたことは黙っておく。
「くそう……そのチケットさえあれば」
オズマが悔しそうにしている。
あまり長時間出していると危険なので、チケットを鞄の奥に戻し、更に鞄の中の蓋を閉めた。
その上にはダミーチケットを忍ばせているので、盗難対策はある程度できている。
鞄自体を盗まれたらそれまでだが。
やたらとオズマが私の鞄を見てくるので、彼を疑ってしまった。
チケットのことで頭がいっぱいなので、警戒してしまう。
普段ならこんなことにはならないが、これも私の悪い性格なのかもしれない。
アリアのコンサートのことになると歯止めが効かなくなってしまうのだ。
「私の鞄がそんなに気になるの?」
「あぁ、いや、すまない。高そうな鞄だなと思っていただけだ」
「これ、庶民エリアにあるなんでも銅貨一枚圴一で買った鞄なんだけど」
「そうか、よくできた鞄だな。庶民も侮れん」
意味がわからなかった。
幼馴染と再会して、私が二人に言わなければならないことも伝えたので、会場へ向かおうとしたとき……。
「はっ!!」
オズマに気を取られていたので、私は鞄に対しての警戒を怠っていた。
いや、まさかそんなことはないよね。
ミーナがやたら私の近くにいたし、誰かが手を突っ込んできたなんてないはずだ。
「じゃあまたね。二人もコンサート楽しんで」
再び鞄を両手で掴み、会場へと向かった。
少しだけ歩いて、急いで鞄の奥深くにしまってあるチケットを確認する。
「よかった……やっぱり私の勘違いね」
一瞬の油断が命取りだ。
ミーナが近くにいてくれたんだし、誰かがチケットを盗むなんて無理があるよな。
一瞬カバンに誰かが触れたような気がしていたけど、あれは私の勘違いだろう。
プラチナチケットの無事を確認したので、本会場へと向かった。
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