劣情過分の恋情未満【R18】

こいなだ陽日

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【7】筆頭魔導士、夜這いする★

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「オ、オズ様。分かりました、結婚します! 結婚しますから、その……」
 エスティーナはのしかかってきたオズを押しのけようとしたが、彼の逞しい体は女の力で押し返したくらいではびくともしない。そう、エスティーナは夢の中のオズのことを騎士だと思っていたのだから、彼は筋肉のついた立派な体つきをしている。
「結婚してくれるのか」
 オズの顔がぱっと明るくなった。それを見て、とくりと胸が高鳴る。
 だが、結婚と情交は別問題だった。
「はい。ですから、その……」
 そう、親公認で情交をするのは恥ずかしい。
 それに、せっかく土の品質の問題が解決したのに、その日のうちに処女……もとい土詰めの資格を失うのも勿体ない。なにせ、剃毛までしたのだ。体を重ねることはいいとして、もう少し待って貰いたい。
 しかしオズは熱を帯びた視線をエスティーナに向けてきた。
「そなたの返事がどうであれ、そなたを抱くつもりであった。わたくしを拒絶するようなら、いっそ孕ませてしまおうかと思ったほどだ。……もっとも、そなたがわたくしを嫌ってはいないと分かっていたがな。あの時、土人形の魔術を続けていいと言ってくれたのは、少しはわたくしのことを思ってくれていたからであろう?」
「……っ」
 確かに、エスティーナとて夢の中でもうオズと会えなくなってしまうのは嫌だった。それは即ち、彼を嫌いではないということ。
 さらに、エスティーナは今この状況で、月の触りの時期でなくてよかったと思ってしまった。そこまで考えてしまうということは、時期尚早だと思いながらも、彼との情交を期待している自分がいるのだ。
「エスティーナ。土が使いものにならなくて、そなたに一週間も会えなかったのだ。そして今、本物のそなたが目の前にいる。どうして我慢できようか。そなたを……そなた自身が欲しいのだ。魔力を弱めぬため、この歳まで貞操を貫いてきたというのに、このような気持ちは初めてだ。わたくしは魔導士となって初めて、魔力よりも欲しいものができた」
 オズの顔がゆっくりと近づいてくる。エスティーナは口づけられると思いぎゅっと瞳を閉じたが、唇はいつまで待っても重ならなかった。
「……?」
 どうしたのかと、エスティーナが目を開く。彼はあと少しで唇が触れるというところで動きを止めていた。しかし、視線が交わると一気に残りの距離をつめてくる。
「んっ!」
 勢いよく唇を重ねられ、カチっと歯がぶつかった。だがオズはそれを気にする様子はなく、舌を侵入させてくる。
「っんん、ふ……ぅん」
 夢の中では軽い口づけはいつも交わしていたが、深い口づけは初めてだった。考えてみれば、今までの情交においてエスティーナは土人形だったので、さすがに彼も土相手に深い口づけは彼もできなかったのだろう。
 しかし今のエスティーナは生身の体だ。オズはエスティーナの口内を堪能するように、舌や歯列、上顎、下顎を舌でなぞった。ぎこちない動きだけれど、エスティーナの全てを知りたいと言わんばかりの口づけで、どんどん彼女の体が熱くなってくる。
「……っ、んむ……んぅ」
 気持ち良くなり、エスティーナも舌を絡め返した。口淫の知識はあるが、深い口づけの知識はない。だが舌を絡めあうと気持ちいいと聞いたことはあるので、短い舌を精一杯伸ばして肉厚な舌に絡めていく。
「……ッ」
 オズの舌がぴくりと震えた。だが彼もエスティーナに応えるように、互いに舌を擦りあわせ始める。
 エスティーナの体の奥から熱い何かがこみ上げてきた。胸が妙にどきどきして、心が浮ついてくる。
 オズが唇を離すと、絡み合った唾液が糸となり唇を繋いでいた。彼が指先でその糸に触れると、ぷつりと切れて彼の指先を濡らす。
「魔術では体液の感触は再現できたが、体液そのものは具現化できなかった。唾液が、これほどまでに心を惑わせるとは……」
 オズは恍惚とした表情で、指先を舐めとった。ちらりとのぞき見えた彼の赤い舌先に引かれるように、エスティーナも体を起こし指に顔を近づける。
「……ん」
 エスティーナもオズの指先に舌を這わせた。一本の指を二人で舐め合うと、時折舌先が触れあう。ただ指を舐める、それだけの行為なのに妙に気持ちが昂ぶり、お腹の奥がじんとうずいた。
「エスティーナ……」
 オズはエスティーナの夜着の紐を解いた。はらりと肩から落とされ、エスティーナの肌が露わになる。寝るときは下履き以外は身につけていないので、大きな胸が彼の目前にさらされた。
 再びエスティーナは押し倒され、オズは胸の谷間に顔を埋める。彼はうっとりと瞳を細めた。
「わたくしは何度もこの胸を愛でてきた。だが、鼓動を感じたことは一度も無い。今、そなたのとくん、とくんという可愛らしい音が聞こえているのだ。……そなたは、生きている。生きている女に触れるということは、こういうことなのか」
 オズはゆっくりと両胸を揉みしだく。その触りかたはよく知るものだったが、夢の中の何倍も気持ちいい気がした。
「……っ、んっ」
「触れるたびに体が動くのも良い」
 夢の中ではエスティーナの体は動かなかったが、今は触れられるたびにぴくぴくと揺れてしまう。オズはその揺れさえ楽しんでいるようで、胸の頂をくりくりと指で弄んでは、揺らめく腰を堪能していた。
「エスティーナ、ああ、エスティーナ……」
 オズの顔は胸から腹へと下りていく。彼の手が下履きを脱がそうとしているのを感じ取ると、エスティーナはそっと腰を上げた。するりと足から薄布が抜かれて、下生えを剃られてつるりとした恥丘が晒される。
 オズの指先が、恥丘の膨らみを優しくなぞっていった。
「……っ、んんぅ」
 さわさわと恥丘を撫でたあと、そっと奥の割れ目へと長い指が伸ばされた。その場所は既に蜜を滲ませており、くちゅりと淫猥な音が響く。
「やっ……!」
「エスティーナ……」
 指先が秘裂をなぞる。オズの指の動きはとてもゆっくりとしていて、気持ちいいけれど、もっと強い刺激が欲しくて体が燻ってしまった。餌を目の前にした獣のように、だらだらと蜜口から涎があふれ出し彼の手を濡らしていく。
「んっ、は……ぁ……」
 ひくひくと蜜口が物欲しそうに震えると、ようやく指が一本差しこまれた。
 しかし、エスティーナは処女だ。その指一本でさえも、強い異物感に体が強張る。
 昼間、彼に口淫されたけれど、あの時オズはほんの入り口付近までしか舌を侵入させてこなかったのだと気付いた。そう、あんな行為をしておきながら、彼はエスティーナの体を気遣ってくれていたのだ。
 それを嬉しいと思えど、今与えられる痛みは消えない。
「ひうぅ」
 濡れそぼっていても男を知らない媚肉は硬く、拒むようにオズの指をしめつけた。
「体の力を抜いてくれぬか? 無理に指を動かせば、傷つけてしまいそうだ」
「む、無理……」
「そうか……」
 オズはしばし悩んだ後、エスティーナに顔を寄せた。そして再び口づける。
「んう……」
 口づけられるとじんわりと体が温かくなり、体の力が抜けていった。オズの指がゆっくりと、エスティーナの中を探るように動いていく。
 夢の中でその部分は快楽しか伝えてこなかった。しかし今、痛みや異物感を訴えかけてくる。そして、これこそ夢ではなく現実なのだとエスティーナは実感した。痛いけれど、嫌ではない。
「んっ、ん」
 ぴちゃぴちゃと舌を絡めあわせる音と、蜜口をかき回される音が混じり合う。指一本がなんなく動けるようになると、もう一本の指を差しこまれた。再び体が強張るけれど、口づけていれば次第に力が抜けていく。
「ふわ……、んっ、はぁ……」
 オズは決して乱暴には動かさなかった。じれるくらいにゆっくりと、そして優しく内側を指の腹で擦っていく。流れ落ちた蜜は、彼の手首まで塗らしていた。
「オズ様……、もう……っ」
「まだだ。そなたは初めてなのだから、もっと慣らさねば」
「えっ……?」
 口づけを止めると、オズは指を挿入したまま、エスティーナの秘部に顔を近づけた。そして秘裂の上にあるぷっくりとした蕾に舌を這わせる。
「やああああっ!」
 びくんと、エスティーナの腰が大きく跳ねた。ぎゅっと、彼女の内側が指をしめつける。それは拒絶ではなく、喜びの動きであることはオズにも分かった。
「そなたはここもかわいらしい……」
 舌先でつんつんと花芽をつつかれて、腰に痺れが走る。
「やっ、それ……んっ、ああ……!」
 内側を優しく擦るだけだったオズの指が、ぐちゅぐちゅと出し挿れされた。夢の中で知る彼のものより質量は少ないけれど、指での抽挿の感覚はまるで性交しているかのようで、エスティーナの体中に快楽が波となって広がっていく。
「……っ、はあ、んっ、オズ様……っ、あぁん」
 抽挿される指と、肉芽を刺激するざらついた舌の感触。どんどん高みに押し上げられ、ちゅうっと強く吸い付かれた瞬間、エスティーナは達した。
「――――っ、あ……」
 ひときわ強く指をしめつけ、がくがくと腰が揺れる。どっと汗が噴き出てきて、エスティーナは悦楽の狭間を漂った。
 力なく横たわるエスティーナの脇で、オズは己の服を脱ぎ始める。
 ああ、本当にあのオズと……夢の中の男性と体を重ねるのだという、嬉しさと喜び、そして幾ばくかの不安を抱きながらエスティーナはオズを見た。
 だが……。
「すまない。緊張しすぎて……」
 一糸まとわぬ姿になったオズの雄の部分は、半分だけ鎌首をもたげているような状態だった。昼間のように、腹につくような勢いで反り返ったりはしていない。
 エスティーナが処女なら、オズも童貞だ。男は緊張のしすぎると勃たなくなるというのは、友人から聞いたことがあった。
 叱られた子供のように、オズが気まずそうに目を逸らす。そんな彼を、エスティーナは可愛いと思ってしまった。
 それに、興奮する気持ちを抑えてエスティーナを気遣い、優しくしてくれたのだろう。嬉しいとは思えど、この状況をみっともないとは決して思わない。
「オズ様。情交は二人でするものです。男だけが頑張るものではありません」
 エスティーナは気だるい体を起こすと、半分だけ勃ち上がった彼のものにそっと触れる。両手で包みこめば、オズの腰がぴくりと震えた。
「……ッ」
「これで二度目ですから、さっきより上手になってるかもしれませんね」
 冗談めいた口調で言うと、エスティーナは根元を手でしごきながら肉棒を口に含んだ。少し柔らかいそれは、彼女の口の中に入った瞬間に一回り大きくなる。
「……ッあ、エスティーナ……ッ」
「ん……」
 今までに聞いた様々な知識を総動員して、彼のものを舐め上げる。とりあえず、複雑な形をしている部分を刺激すれば良いと聞いたことがあるので、舌先で少しくぼんだ鈴口をつつけば、びくりと肉棒が硬くなった。
「ク……、ッ、は――――」
 オズのものは口内でみるみるうちに大きくなっていった。しかし、エスティーナは口淫を続ける。
「あ、待て、もう……」
「え?」
 もう大丈夫なのかと、エスティーナは口を離す。そこには夢の中で見慣れていた、いつもの姿を取り戻した彼のものがあった。
「エスティーナ……っ。散らすぞ」
 オズの声は、先ほどまでの余裕のある声とは違い、どこか切羽詰まったような掠れた声だった。額には汗が滲み、前髪が貼りついているのが妙に色気がある。
「散らす?」
 エスティーナは意味が分からず疑問符を浮かべる。オズはエスティーナの体を寝かせたあと、足を割り開き、濡れそぼった蜜口に欲望をあてがった。
「乙女を散らすということだ」
 ぐっと、オズの剛直が秘裂を割って入ってくる。
「――――っ!」
 それは夢の中では何度も何度も受け入れていたものだし、沢山の快楽を与えてくれた。しかし今は凶器のように体を切り裂こうとしている。
「……っあ……」
 痛みのあまり、エスティーナの体が強張った。しかし、オズの腰は止まらない。
「まだ半分だ。あと少し……」
「んっ、ん……や、痛い」
「すまない」
 謝りながらも、オズは根元まで男根を突き挿れた。こつんと奥を穿たれ、エスティーナの体がびくりと跳ねる。
 初めて夢の中で体を重ねたときも、痛くはなかった。実際に破瓜されなかったのだから、当然かもしれない。
 しかし今、彼のものは苦しいくらいの痛みをエスティーナに与えてきた。
 ――――これが、真に男を知るということなのか。
 エスティーナは友人の色話を聞きながらも、内心は自分だって夢の中で情事を経験していると思っていた。情事を知っているつもりになっていた。
 しかし、あれはあくまでもまがい物の交わりだ。実際の情交は快楽だけでなく、痛みも切なさも与えてくる。
「はぁ……」
 あまりの圧迫感にぽろりと生理的な涙が溢れると、オズの舌がその滴をすくい取った。
「慣れるまでは、動かぬ」
「オズ様……」
 繋がってもなお、エスティーナのことを考えてくれることが嬉しくて、胸の奥が温かくなる。
 夢の中のオズは憧れの男であったけれど、恋をしていたわけではなかった。そして、彼とは今日、出会ったばかりだ。いくら性におおらかな村といっても、初対面の男に処女を捧げるだなんて話は聞いたことがない。
 それでも今この瞬間、エスティーナは後悔していなかった。
 エスティーナがオズの理想になってしまったように、エスティーナにとってもまた、夢の中で会う男性に憧れを抱いていた。その彼が実在すると知ってしまっては、もう他の男のことを好きになれないだろう。
 まだ恋情には至っていないけれど、何度も抱き合った体はお互いを強く求めていた。過分な劣情が相手を強く求めている。
 エスティーナの緊張がほぐれてきて、奥からじわりと蜜が滲み、オズの肉棒にまとわりついた。
 動かないでいてくれるおかげで、痛みが薄れてくる。そして、エスティーナの体は少しずつ快楽を感じ始めた。そう、この身は快楽だけは覚えこんでいるのだ。
「オズ様……」
 ゆらりと、エスティーナの腰が揺れた。彼女はゆっくりと腰を突き上げる。オズが驚いて目を瞠った。
「……ッ、エスティーナ?」
「も、大丈夫です……。多分、動いたほうが辛くない……」
 粘膜が擦れあうと、痛みもあるけれど、快楽も確かに生まれた。エスティーナはその悦楽を拾い上げるようにゆっくりと腰を動かす。
「無理はするな。……辛かったら、言うのだぞ」
 オズはエスティーナの頬を撫でると、ゆっくりと腰を引いた。
「っあ――」
 大きな塊が抜け落ちる感触に声を上げる。しかし全てを引き抜く前に、再び彼のものが奥深くまで埋められた。
「ん、……っふ、あ」
 ゆっくりと男根が秘肉を押し拡げながら行き来する。痛みと快楽が混じり合い、エスティーナはたまらずオズの背に手を回した。
「オズ様……っ」
 夢の中では体が動かず、こうして彼に触れることさえ叶わなかった。いつもあの逞しい体に抱きつきたいと思っていた。しかし、今ならいくらでも彼に触れることができるのだ。魔導士とは思えない分厚い胸板は、触れると妙な安心感がある。
「ああ、エスティーナ」
 オズもまた、ぎゅっとエスティーナを抱きしめ返した。
「エスティーナ、わたくしのエスティーナ……」
 エスティーナの豊満な胸が硬い胸板に押しつぶされるが痛くはない。もっと強く抱きしめて欲しいとさえエスティーナは思ってしまった。
 オズの剛直がエスティーナの中を動く。
「ッあ……、エスティーナ、もう……」
「……は、はい……、きてください、オズ様」
 その返事を聞いて、オズは腰の動きを早めた。
「んっ、あっ、はぁ……っ!」
 エスティーナはオズの背中に爪を立てる。
「――――ッ、あ……」
 オズの欲望がエスティーナの中ではじけた。打ち震えながら、どくどくと奥まで精を注いでいく。熱いものが体を満たしていく感触に、エスティーナは愉悦を覚えた。
「ああ……」
 いつもなら、オズが吐精した瞬間に全ては終わり、夢から覚めていた。しかし今日は終わらない。エスティーナの中に注がれた精は、これは夢ではないのだと教えてくれる。心まで満たされた気がした。
 中に出されたのだから、もしかしたら子供ができてしまうかもしれない。しかし、彼と結婚するのだから、それは大きな問題では無かった。子供ができたらできたで、それでいい。
「オズ様……」
 名前を呼べば、オズは返事の代わりに口づけをする。そっと触れるだけの、優しい口づけだった。
「エスティーナ……体は大丈夫か?」
「痛みはありますが、平気です」
「そうか……。では、暫くこのままでいいだろうか?」
 オズのものはエスティーナの中に入ったままだった。吐精して一回り小さくなったものの、硬さを保っている。
「そなたから、離れたくないのだ。いつもは終わると、エスティーナは土人形へと戻り、崩れ落ちて言った。……だからわたくしは知らなかったのだ。果てたあと、こうして繋がったままでいられるのがどれほど気持ちいいことなのかを。ずっと相手を感じていられることが、どれだけ幸せなのかを」
「オズ様……」
「そなたを大切にすると誓おう。だから、なにも心配することなくわたくしの花嫁となってくれ」
 オズはエスティーナの髪を一房手に取ると、口づける。
 まだ彼に恋情は抱いていない。けれど胸が早鐘を打ち、エスティーナは彼から目が離せなくなってしまった。
 熱を帯びた視線が交われば、エスティーナの中の楔がぴくりと反応し、大きくなる。
 オズの瞳に劣情の色が浮かんだ。二人の顔が近づいて、どちらともなく口づける。
「もう一度……」
 そう呟いたのは、オズか、それともエスティーナか。
 ――――そうして夜は更けていった。
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