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平安時代突入!!
私のために。
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チュンチュン チュンチュン
「フワァ」
昨日は色々ありすぎて疲れが相当あったらしい。起きたら、辺りはもうとても明るかった。下っぱのくせにありえない待遇だと思いながら私は青の君のお付きの人に今日は何をしたらよいかを聞いた。
「うーむ、特には何もないなぁこの屋敷も若様専用だし。本当にすることがないから自分の試験の勉強などしてみてはどうだ?そなたなら、何も問題ないと若様が言っておったが。あの自信は一体どこからくるのやら。やれやれ。」
いや、オジサン、主君にその態度はいいのか!?
「わかりました。やってみようと思います。」
「うむ、それがよい。あ、ところでわたくしの自己紹介をまだ、していなかったな。わたくしの名は星見 須佐人と申す。そなたの名は?」
やべっ!ここで彩華と言ったら女だということがバレる。それは、絶対阻止しないと!
「私の名は香月泰華と申す。」
「ほう。たいかと言うのか。良い名だな。」「ありがとうございます。」
「では、勉強に必要な物を持ってくるから、寝ていた部屋に戻っておれ。あそこは、お前の部屋と言うことで」
「ありがとうございます。」
よし。何とか乗り切れたぞ。それにしても、すさとのオッサンも青の君もなんでこんなに優しいんだろ。ありがたいなぁ。
「たいか。おるか?」
「はい、ここにおりまする。」
「勉強道具持ってきたぞ。この本を覚えれば、全然、試験は楽勝だと聞いておるぞ。」
...ヒェー!これを全部覚えるだと!!無理だよ10冊はゆうに超えてるよ!?あ、まじで無理かも。
「どうした?まぁでも、このうちの何冊かは、読み書きのための本だし大丈夫じゃろ?」
「ちょっと本の中見てもいいですか?」
「うむ、もちろんじゃ」
ギョェー!字が...字が...読めない!!これ、ほんとに日本語かぁ?いや、ちょっと待てよ。確かこれ、どっかで見たことのある字体だなぁ。はっ!そうだ!!思い出した!習字を習っていた時に、草書とかたまに見てたじゃないの!だけど、行書までは読めても草書とかただの線じゃんもう。いろは大大ピンチ!!
「ん?どうした?まさかの字が読めないとかは言わないだろうな。」
「...そのまさかです」
「なんじゃってぇ!」
「どうしましょう、試験って、後2日後なんですよね。間に合うと思いますか?」
「いや、そんなのわたくしには分からんよ。よし。このすさと若様の教育係の名にかけて絶対に受かるよう、猛特訓をしてしんぜよう。」
「ありがとうございます。ほんとにいいんですか!ありがとうございます。」
「いや、これぐらい、大丈夫じゃよ。そなたはほんとに人を惹きつける魅力?のようなものを感じるな。顔も綺麗だしのぅ。男にしておくのは勿体ない程じゃのう。」
ドキッ
「何、言ってるんですか!私は正真正銘の男ですよ。」
てゆうか、このじいさんが、私が男だと勘違いしたからこういう事になってるんだろ...。
「頭、痛い...」
「何を言うておる。まだまだ、これからじゃぞ。」
うぇーん。
「ま、この短時間でここまで覚えられたことはすごいと思うぞ。休憩がてら菓子でも、食べたらどうじゃ。」
「え、ありがたく頂戴します!!」
「やれやれ、菓子に目がないとはほんとに泰華は、男か?」
「まだ、言ってるんですか?」
「いいじゃないか。年寄りの妄言だと聞いてくれ。」
こっちは、気が気で仕方ないんですけどね...
「じゃあ、残りは1人で頑張ってくれ。わたくしも仕事が一応あるからな。」
一応って。笑
「はーい」
お父さん?お母さん?待って!どこに行くの?置いていかないで!一緒に行こうよ!
むにゃむにゃ
ズルッ
「ん?」
なんだこれ?何だ、着物か。へ?着物?なんで男物の着物が、私にかけてあるんだ?
「あ、起きたか?」
「うわっ」
「人を見てそんなに驚くな。失礼だろ。笑」
うわぁー、出ました。爽やかスマイル。
「すいません、つい、ビックリしてしまって」
「疲れが溜まっているのではないか?」
「へ?」
「ほら、そんな間抜け顔して...、勉強もいいが、体を大切にしろよ。もし、お前に何かあったら私は申し訳ないだろ。私のせいでこんな目にそなたはあっているのだから。」
「そんなことを気にしてくれていたんですか?私なら全然大丈夫です。何より若さがありますので。」
「やれやれ、ここで私に若さの自慢か?全く...。だが、寝る時はしっかり寝所に入って寝ろ。そのうち、本当に体を壊してしまう。」
「ありがとうございます。」
「何がだ。」
「全てがです。兄が出来たみたいですごく嬉しいです。」
「そうか」
「質問をしてもいいですか?」
「なんだ、言ってみろ。」
「あなたの名前はなんですか。」
「...私の名は、高光と申す。」
「高光さんですね。ふふっ。」
「何がおかしい。」
「嬉しいですね。やっぱり名前がわかると通じる気がしますね。」
...
「どうしました?」
「いや、なんでもない。とりあえず、もう寝ろ。明日も早くから勉強しないと試験が、大変なことになるんじゃないか?」
「はっ!そうですね!じゃあ、おやすみなさい」
ここでこんなに親切にしてもらってすごく幸運だったけど、やっぱり戻りたいな。お父さんとお母さんは、大丈夫かな。やっぱり心配だな。
不安な気持ちとは裏腹に彼女はすっと眠りにはいっていった。
「この者は、一体、何者なのだ。」
「若様、あの者は危険な者とはまだ分かりませんが、何か隠していると思います。あまり近づかないのが1番かと。」
「あぁ、分かっているのだが...。」
「フワァ」
昨日は色々ありすぎて疲れが相当あったらしい。起きたら、辺りはもうとても明るかった。下っぱのくせにありえない待遇だと思いながら私は青の君のお付きの人に今日は何をしたらよいかを聞いた。
「うーむ、特には何もないなぁこの屋敷も若様専用だし。本当にすることがないから自分の試験の勉強などしてみてはどうだ?そなたなら、何も問題ないと若様が言っておったが。あの自信は一体どこからくるのやら。やれやれ。」
いや、オジサン、主君にその態度はいいのか!?
「わかりました。やってみようと思います。」
「うむ、それがよい。あ、ところでわたくしの自己紹介をまだ、していなかったな。わたくしの名は星見 須佐人と申す。そなたの名は?」
やべっ!ここで彩華と言ったら女だということがバレる。それは、絶対阻止しないと!
「私の名は香月泰華と申す。」
「ほう。たいかと言うのか。良い名だな。」「ありがとうございます。」
「では、勉強に必要な物を持ってくるから、寝ていた部屋に戻っておれ。あそこは、お前の部屋と言うことで」
「ありがとうございます。」
よし。何とか乗り切れたぞ。それにしても、すさとのオッサンも青の君もなんでこんなに優しいんだろ。ありがたいなぁ。
「たいか。おるか?」
「はい、ここにおりまする。」
「勉強道具持ってきたぞ。この本を覚えれば、全然、試験は楽勝だと聞いておるぞ。」
...ヒェー!これを全部覚えるだと!!無理だよ10冊はゆうに超えてるよ!?あ、まじで無理かも。
「どうした?まぁでも、このうちの何冊かは、読み書きのための本だし大丈夫じゃろ?」
「ちょっと本の中見てもいいですか?」
「うむ、もちろんじゃ」
ギョェー!字が...字が...読めない!!これ、ほんとに日本語かぁ?いや、ちょっと待てよ。確かこれ、どっかで見たことのある字体だなぁ。はっ!そうだ!!思い出した!習字を習っていた時に、草書とかたまに見てたじゃないの!だけど、行書までは読めても草書とかただの線じゃんもう。いろは大大ピンチ!!
「ん?どうした?まさかの字が読めないとかは言わないだろうな。」
「...そのまさかです」
「なんじゃってぇ!」
「どうしましょう、試験って、後2日後なんですよね。間に合うと思いますか?」
「いや、そんなのわたくしには分からんよ。よし。このすさと若様の教育係の名にかけて絶対に受かるよう、猛特訓をしてしんぜよう。」
「ありがとうございます。ほんとにいいんですか!ありがとうございます。」
「いや、これぐらい、大丈夫じゃよ。そなたはほんとに人を惹きつける魅力?のようなものを感じるな。顔も綺麗だしのぅ。男にしておくのは勿体ない程じゃのう。」
ドキッ
「何、言ってるんですか!私は正真正銘の男ですよ。」
てゆうか、このじいさんが、私が男だと勘違いしたからこういう事になってるんだろ...。
「頭、痛い...」
「何を言うておる。まだまだ、これからじゃぞ。」
うぇーん。
「ま、この短時間でここまで覚えられたことはすごいと思うぞ。休憩がてら菓子でも、食べたらどうじゃ。」
「え、ありがたく頂戴します!!」
「やれやれ、菓子に目がないとはほんとに泰華は、男か?」
「まだ、言ってるんですか?」
「いいじゃないか。年寄りの妄言だと聞いてくれ。」
こっちは、気が気で仕方ないんですけどね...
「じゃあ、残りは1人で頑張ってくれ。わたくしも仕事が一応あるからな。」
一応って。笑
「はーい」
お父さん?お母さん?待って!どこに行くの?置いていかないで!一緒に行こうよ!
むにゃむにゃ
ズルッ
「ん?」
なんだこれ?何だ、着物か。へ?着物?なんで男物の着物が、私にかけてあるんだ?
「あ、起きたか?」
「うわっ」
「人を見てそんなに驚くな。失礼だろ。笑」
うわぁー、出ました。爽やかスマイル。
「すいません、つい、ビックリしてしまって」
「疲れが溜まっているのではないか?」
「へ?」
「ほら、そんな間抜け顔して...、勉強もいいが、体を大切にしろよ。もし、お前に何かあったら私は申し訳ないだろ。私のせいでこんな目にそなたはあっているのだから。」
「そんなことを気にしてくれていたんですか?私なら全然大丈夫です。何より若さがありますので。」
「やれやれ、ここで私に若さの自慢か?全く...。だが、寝る時はしっかり寝所に入って寝ろ。そのうち、本当に体を壊してしまう。」
「ありがとうございます。」
「何がだ。」
「全てがです。兄が出来たみたいですごく嬉しいです。」
「そうか」
「質問をしてもいいですか?」
「なんだ、言ってみろ。」
「あなたの名前はなんですか。」
「...私の名は、高光と申す。」
「高光さんですね。ふふっ。」
「何がおかしい。」
「嬉しいですね。やっぱり名前がわかると通じる気がしますね。」
...
「どうしました?」
「いや、なんでもない。とりあえず、もう寝ろ。明日も早くから勉強しないと試験が、大変なことになるんじゃないか?」
「はっ!そうですね!じゃあ、おやすみなさい」
ここでこんなに親切にしてもらってすごく幸運だったけど、やっぱり戻りたいな。お父さんとお母さんは、大丈夫かな。やっぱり心配だな。
不安な気持ちとは裏腹に彼女はすっと眠りにはいっていった。
「この者は、一体、何者なのだ。」
「若様、あの者は危険な者とはまだ分かりませんが、何か隠していると思います。あまり近づかないのが1番かと。」
「あぁ、分かっているのだが...。」
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