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第四話 下らない落ちの話
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翌朝。僕は激しく後悔していた。
後悔しながら、動揺しながら、無数にあるお気に入りの剣の一つを、人間の姿で、ただひたすらに磨いていた。
僕としたことが、穴だらけの理屈で物事を進めていた。いや、さすが僕、さすが中身が頭の足りない男子高校生佐藤ヒトシといったところか。
ああ、穴があったら入りたい。山の腹に空いた立派な洞穴ではなく、ドラゴンの姿で掘った穴に自分で飛び込んでしまいたい。今の僕には後者がお似合いである。というか、既にそうしている。そこで、たまたま携えていたお気に入りの剣を、無意味に磨いている。
では、どういうところがおかしかったか。
まず、畏敬や崇拝の存在たるドラゴンが人間に化けて盗みを働くなどこの世界の人間は想像もつかない。だからフーリヤが盗み…いや回収を働いた後、地元の人間に冤罪がかかってしまう。僕はこの状況をどうにかしようと考えた。
そこで僕は、フーリヤに予告状を書かせることにした。『まさかドラゴンを騙って盗みを働くような冒涜的なヤツなどいるはずもない』と、それを受け取った領主は考えるはずだ、というふうに考えてのことである。
しかしそれは、この世界の人々が皆、他人の信仰を疑わないという前提のもとにしか成立しない。そう、『ドラゴンを騙って盗みを働く、万死に値する下民は確かに存在する』と考える領主もまた当然存在するのである。
ドラゴンを騙ること。地域にもよるが、それは宗教、ことに一神教において神を騙ることも同義である。僕としてはそんなこの世界でタブー視されているその行為をする人間なんて想定されているはずはないと、そんな甘いこと考えていた。
しかしよく考えてみよう。もし本当にそうなら、僕は先日のように、現地民に冤罪をかけた領主に真犯人はドラゴン少女であると告げる際、ドラゴンの眼光など用いずとも普通に納得してもらえるはずなのである。しかし、実際のところはなかなか納得してもらえなかった。
そう、真実を告げた僕は、ドラゴンに冤罪をふっかける大罪人と見なされていたのである。ドラゴンの眼光で脅し、僕がただならぬ存在だとわかってもらわなければ、本当にあぶなかった。面倒になってうっかり部下諸共ぶっころすところだった。
無論、説得の方法としてより適切な方法があったであろうことはわかっている。しかし前世からずっと僕は頭が足りないので、どうしても種族由来のゴリ押しに頼ってしまう。
ともかく。つまりは、ドラゴンに冤罪をふっかける大罪人が想定される以上、ドラゴンを騙って盗みを働く大罪人の存在もまた想定されうるのは自明であり、そんな至極当然のことをわかっていなかった僕は大バカ者ということである。
と、ここまで無駄に長い無駄な思考をしていた。
というのも、僕はそれ以前の、それ以上のミスを犯していた。
そう。僕は、当の予告状を、フーリヤに返さぬまま持って帰ってきてしまっていたのである。
ここまでの脳内議論は、ある種の現実逃避なのである。
僕は頭を抱え、嘆く。ドラゴンの姿で、情けない呻き声をあげる。
…いや、こんなことをしている場合ではない。もう既に出発しているであろうフーリヤを一刻も早く探し出さねば。
そう思った僕は、自身で掘った穴をきちんと埋め直すことも忘れ、無我夢中で飛び立った。
***
無我夢中で飛び立った僕は、『心』という言葉から連想される『赤』『愛』『心臓』といったキーワードに関する宝石を持っていそうな領主を飛び回った。人間の冒険者として得た知識をフル稼働して、大陸中を飛び回った。
三日三晩、不眠不休でフーリヤを探して飛び回った。
しかし、フーリヤはどこにもいなかった。
まあ、それもそうである。僕だって、大陸中の宝石についてつぶさに知っているわけではないのだから。
そんなある種の諦めの中で、一応、フーリヤ住処を見に行った。戻ってはいなかった。
彼女のいう『心』っぽい宝石を探そうとはしたが、すぐに僕には宝石を見分ける才能がないことを思い出して、やめた。
そして、さすがに休もうと三日ぶりに自分の住処に、ふらふらと戻る。
どういうわけか、そこにはフーリヤがいた。おびただしい数の飾られた剣に囲まれ、人間の少女の姿で眠むっているフーリヤがいた。それも、どういうわけかネグリジェのような何かである。
ふっ、と力が抜けていく。
「……んあ」
赤い瞳をこすりこすり、フーリヤが起き上がる。
僕もまたとりあえず、人間の姿になる。
「おはよう。フーリヤさん」
「…あ、ヒトシじゃん。遅かったね」
「ヒトの姿で眠っていてよかったの? フーリヤ」
先に問うべきことがあるはずなのに、気が付くとそんなことを問うていた。やはり、疲れているのだろうか。
まあ、いいや。
元の世界のある生物学の一説として、生物は起きている状態がデフォではなく眠っている状態がデフォであるというものがある。この世界の生物の理はよく知らないが、少なくともドラゴンであるフーリヤは、ドラゴンの状態がいわば自然であり、眠る際もその自然な状態で眠る方がよく眠れるらしい。だからこそ、人間のネグリジェなんて持っていてもしょうがないはずだと思った。
ちなみに生物学的にはドラゴンで精神的には人間である僕は、人の姿の方がよく眠れる。いろいろ踏まえると、僕は人間の姿になれるドラゴンではなく、ドラゴンの姿になれるこの世界の人間に転生したのではないか、ということもあり得るだろう。
「いや、人間の姿の方が嬉しかなって」
「誰が?」
「ヒトシが」
フーリヤは訳の分からないことを言う。
訳の分からないままに黙っていると、フーリヤは眠たげに首を傾げつつ言う。
「だって、ヒトシはもともと根暗でぼっちな人間だったんでしょ?」
「…まあ、そうだけど」
フーリヤは僕の前世が根暗でぼっちな人間であったことを知っている。それは僕が教えたからではない。彼女曰く、魂の色形でわかるらしいのだ。それがドラゴンなら誰でも持っているものなのか、フーリヤ特有のものなのか。はたまた魂というのは比喩表現であり、長寿種による経験により僕の性根を見破ったのか。そのあたりは彼女曰く乙女の秘密らしい。なんじゃそりゃ。
乙女は得意げに言う。
「なら、ヒトシは人間の姿の方が嬉しいかなと思って」
…嬉しい?
いやまあ、睡眠に限らず、人の姿の方が何かとやりやすくはあるはそうなのだが。
「でも、フーリヤは大丈夫?」
「うん、大丈夫」
…ふむ。
なんだろう。その大丈夫には、僕が思っているそれとはだいぶ違う含みがある気がする。
なので一応、何が大丈夫なのかと問うてみた。
「あ、ドラゴンの姿の方がよかった? …まあ、私としてはそっちの方が嬉しいのだけれど」
「いや、どっちでも」
「どっちでもは困るなあ。優柔不断なのはよくないよ? 浮気の始まりだよ?」
「…じゃあ、人間で」
一体何の話をしているんだこの不思議ドラゴン少女は。
いや、この話自体を始めたのは僕である。僕が今すべきは、ドラゴンの姿か人間の姿かではなく、先日の予告状における『心』とは何で、怪盗フーリヤは実際何を盗んだのか、という話である。
話は変わるけど、と前置きして問う。
「それで、今回盗…、回収した宝石は?」
すると、フーリヤは。
フーリヤはその白よりも白い顔をほんの少し赤らめて、指差す。
こちらを、指差す。
僕は指をさされた方を向く。つまりは、振り向く。
「何もないですよ」
彼女の指摘。僕はギギ、と首を元に戻す。
彼女は言う。
「受け取ったでしょう。予告状を」
僕はカバンから予告状を取り出す。貴族様に渡すであろうものであったため、持ち帰ってしまったことに気づいた際、一切のしわが付かないよう硬い皮のファイルのような入れ物に保管していた。
僕は、こくりと頷く。
「なら、わかるでしょう?」
僕は。
僕は、やっとのことで頷く。
ここまできてわからない僕ではない。
そう。つまりは、非常に信じがたいことではあるが、怪盗フーリヤが盗みたかった『心』というのは、僕の『心』であるらしかった。
後悔しながら、動揺しながら、無数にあるお気に入りの剣の一つを、人間の姿で、ただひたすらに磨いていた。
僕としたことが、穴だらけの理屈で物事を進めていた。いや、さすが僕、さすが中身が頭の足りない男子高校生佐藤ヒトシといったところか。
ああ、穴があったら入りたい。山の腹に空いた立派な洞穴ではなく、ドラゴンの姿で掘った穴に自分で飛び込んでしまいたい。今の僕には後者がお似合いである。というか、既にそうしている。そこで、たまたま携えていたお気に入りの剣を、無意味に磨いている。
では、どういうところがおかしかったか。
まず、畏敬や崇拝の存在たるドラゴンが人間に化けて盗みを働くなどこの世界の人間は想像もつかない。だからフーリヤが盗み…いや回収を働いた後、地元の人間に冤罪がかかってしまう。僕はこの状況をどうにかしようと考えた。
そこで僕は、フーリヤに予告状を書かせることにした。『まさかドラゴンを騙って盗みを働くような冒涜的なヤツなどいるはずもない』と、それを受け取った領主は考えるはずだ、というふうに考えてのことである。
しかしそれは、この世界の人々が皆、他人の信仰を疑わないという前提のもとにしか成立しない。そう、『ドラゴンを騙って盗みを働く、万死に値する下民は確かに存在する』と考える領主もまた当然存在するのである。
ドラゴンを騙ること。地域にもよるが、それは宗教、ことに一神教において神を騙ることも同義である。僕としてはそんなこの世界でタブー視されているその行為をする人間なんて想定されているはずはないと、そんな甘いこと考えていた。
しかしよく考えてみよう。もし本当にそうなら、僕は先日のように、現地民に冤罪をかけた領主に真犯人はドラゴン少女であると告げる際、ドラゴンの眼光など用いずとも普通に納得してもらえるはずなのである。しかし、実際のところはなかなか納得してもらえなかった。
そう、真実を告げた僕は、ドラゴンに冤罪をふっかける大罪人と見なされていたのである。ドラゴンの眼光で脅し、僕がただならぬ存在だとわかってもらわなければ、本当にあぶなかった。面倒になってうっかり部下諸共ぶっころすところだった。
無論、説得の方法としてより適切な方法があったであろうことはわかっている。しかし前世からずっと僕は頭が足りないので、どうしても種族由来のゴリ押しに頼ってしまう。
ともかく。つまりは、ドラゴンに冤罪をふっかける大罪人が想定される以上、ドラゴンを騙って盗みを働く大罪人の存在もまた想定されうるのは自明であり、そんな至極当然のことをわかっていなかった僕は大バカ者ということである。
と、ここまで無駄に長い無駄な思考をしていた。
というのも、僕はそれ以前の、それ以上のミスを犯していた。
そう。僕は、当の予告状を、フーリヤに返さぬまま持って帰ってきてしまっていたのである。
ここまでの脳内議論は、ある種の現実逃避なのである。
僕は頭を抱え、嘆く。ドラゴンの姿で、情けない呻き声をあげる。
…いや、こんなことをしている場合ではない。もう既に出発しているであろうフーリヤを一刻も早く探し出さねば。
そう思った僕は、自身で掘った穴をきちんと埋め直すことも忘れ、無我夢中で飛び立った。
***
無我夢中で飛び立った僕は、『心』という言葉から連想される『赤』『愛』『心臓』といったキーワードに関する宝石を持っていそうな領主を飛び回った。人間の冒険者として得た知識をフル稼働して、大陸中を飛び回った。
三日三晩、不眠不休でフーリヤを探して飛び回った。
しかし、フーリヤはどこにもいなかった。
まあ、それもそうである。僕だって、大陸中の宝石についてつぶさに知っているわけではないのだから。
そんなある種の諦めの中で、一応、フーリヤ住処を見に行った。戻ってはいなかった。
彼女のいう『心』っぽい宝石を探そうとはしたが、すぐに僕には宝石を見分ける才能がないことを思い出して、やめた。
そして、さすがに休もうと三日ぶりに自分の住処に、ふらふらと戻る。
どういうわけか、そこにはフーリヤがいた。おびただしい数の飾られた剣に囲まれ、人間の少女の姿で眠むっているフーリヤがいた。それも、どういうわけかネグリジェのような何かである。
ふっ、と力が抜けていく。
「……んあ」
赤い瞳をこすりこすり、フーリヤが起き上がる。
僕もまたとりあえず、人間の姿になる。
「おはよう。フーリヤさん」
「…あ、ヒトシじゃん。遅かったね」
「ヒトの姿で眠っていてよかったの? フーリヤ」
先に問うべきことがあるはずなのに、気が付くとそんなことを問うていた。やはり、疲れているのだろうか。
まあ、いいや。
元の世界のある生物学の一説として、生物は起きている状態がデフォではなく眠っている状態がデフォであるというものがある。この世界の生物の理はよく知らないが、少なくともドラゴンであるフーリヤは、ドラゴンの状態がいわば自然であり、眠る際もその自然な状態で眠る方がよく眠れるらしい。だからこそ、人間のネグリジェなんて持っていてもしょうがないはずだと思った。
ちなみに生物学的にはドラゴンで精神的には人間である僕は、人の姿の方がよく眠れる。いろいろ踏まえると、僕は人間の姿になれるドラゴンではなく、ドラゴンの姿になれるこの世界の人間に転生したのではないか、ということもあり得るだろう。
「いや、人間の姿の方が嬉しかなって」
「誰が?」
「ヒトシが」
フーリヤは訳の分からないことを言う。
訳の分からないままに黙っていると、フーリヤは眠たげに首を傾げつつ言う。
「だって、ヒトシはもともと根暗でぼっちな人間だったんでしょ?」
「…まあ、そうだけど」
フーリヤは僕の前世が根暗でぼっちな人間であったことを知っている。それは僕が教えたからではない。彼女曰く、魂の色形でわかるらしいのだ。それがドラゴンなら誰でも持っているものなのか、フーリヤ特有のものなのか。はたまた魂というのは比喩表現であり、長寿種による経験により僕の性根を見破ったのか。そのあたりは彼女曰く乙女の秘密らしい。なんじゃそりゃ。
乙女は得意げに言う。
「なら、ヒトシは人間の姿の方が嬉しいかなと思って」
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いやまあ、睡眠に限らず、人の姿の方が何かとやりやすくはあるはそうなのだが。
「でも、フーリヤは大丈夫?」
「うん、大丈夫」
…ふむ。
なんだろう。その大丈夫には、僕が思っているそれとはだいぶ違う含みがある気がする。
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「あ、ドラゴンの姿の方がよかった? …まあ、私としてはそっちの方が嬉しいのだけれど」
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話は変わるけど、と前置きして問う。
「それで、今回盗…、回収した宝石は?」
すると、フーリヤは。
フーリヤはその白よりも白い顔をほんの少し赤らめて、指差す。
こちらを、指差す。
僕は指をさされた方を向く。つまりは、振り向く。
「何もないですよ」
彼女の指摘。僕はギギ、と首を元に戻す。
彼女は言う。
「受け取ったでしょう。予告状を」
僕はカバンから予告状を取り出す。貴族様に渡すであろうものであったため、持ち帰ってしまったことに気づいた際、一切のしわが付かないよう硬い皮のファイルのような入れ物に保管していた。
僕は、こくりと頷く。
「なら、わかるでしょう?」
僕は。
僕は、やっとのことで頷く。
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