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第六話 先日放り投げた落ちをもう少し考えていると
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予告状のやりとりから、数日後。僕はある国のある地域の冒険者ギルドにいた。この辺りはドラゴンの対する信仰が根強く、街の中央広場には大きな竜の銅像がある。
ちなみに今の僕は、緑色の髪ではなく、黒い髪。緑色の髪と琥珀色の瞳をもつあの姿は、実はドラゴン説が広まったせいで何かと動きにくくなったのである。竜の眼光を多用したせいで、その際力をコントロールしきれず勢いでフードが脱げまくって、この緑色の髪と琥珀色の瞳を晒しまくっていたせいである。
つくづく、自分に呆れるしかない。
まあともかく。いつか髪色でも変えなければとだらだらと考え続けて、つい先日、イメチェンを敢行したのだ。ちなみに瞳の色は変えていない。こらからのもやらかすであろうことを考え、少しでも変化のパターンを出し惜しみしようというのである。
結果、視線を集めることはほとんどなくなった。一度こちらに向いた視線も、緑の髪ではなく黒髪ということがわかれば、さっと離れていく。やはり、人助けをする人の姿をしたドラゴンの風体は、緑色の髪と琥珀色の瞳がきちんとセットになって伝わっていたということだろう。
ただ別人になってしまった以上、これまでの実績、具体的には冒険者のランクもリセットされてしまったため、受けられる仕事がごっそりと減ってしまった。冒険者はそのランクによって、受けられる仕事の幅が大きく変わってくるのである。
まあ、ひとまず安心した僕は、掲示板に掲載されている依頼をただただぼんやりと眺めつつ、考えにふける。
結局、フーリヤは何がしたかったのだろうか。
怪盗というイメージにこだわるフーリヤが、なぜ探偵役の上着かなんかで満足したのか。いや、そもそも当初の目的は何だったのか。彼女が頂こうとした『心』は、結局何だったのか。
…いや、わかっている。先日のフーリヤの行動を踏まえれば、どうやら文字通り『僕の心』だったらしいことは、わかっている。
ならば考えるべきは、フーリヤは一体どういうつもりだったのか、というふうになるだろう。
『僕の心』を奪うということは、単純に僕に対する愛の告白と捉えることもできるだろう。形にこだわるフーリヤなら、告白にこういうベタな手段を用いるのも何ら不思議な話ではない。
しかし中身根暗ボッチド陰キャの僕が、フーリヤに好かれるとはどうしても思えないのである。事実として、フーリヤは僕の中身がそうであることを魂の色や形かなんかで知っているわけで。いくら転生して見てくれがマシになったとはいえ、それをしっているフーリヤが、果たして僕のことを好きになんてなるだろうか。
いや、それはない。絶対に、ない。
では、あの予告状に含ませたフーリヤの意図は何か。
まあ、何らの悪戯なんだろうなとは思う。一体どんな悪戯なのかはわからないが、悪戯なのかは間違いないと思う。きっと探偵怪盗ごっこのような、よくわからない、彼女にしかわからない悪戯なのだろう。
そう結論づけた僕は、くっと背伸びをする。
すると、ふいに声をかけられた。いや、どうやらその人は考え事をしている僕に何度も話しかけており、思考がひと段落したタイミングで僕がようやく気づいた、ということらしい。
「お忙しいところすいません。もし受けるご依頼が決まらないようでしたら、私の依頼を受けて下さいませんか?」
声からして若い女性だろうか。しかしフードを深くかぶっていて、その姿はよくわからない。
ただその声色には、怒りと焦りが見て取れる。ドラゴンとして、あるいは冒険者としてこの気配に気づかなかったとは…。どうやら僕は相当な集中力をもって考え込んでいたらしい。
「えっと、どこに掲示されていますか?」
急なことで戸惑いつつも、とりあえず僕は問う。
すると女性は首を振り「ここにはありません」と。
ここに掲示されない依頼。もっと言えば、ここに掲示できない依頼。この女性が持ってきた依頼というのは、つまりは、ギルドでは受理できない依頼ということになる。
少し、考える。
そして僕は、その女性の依頼を受けることにした。いちばん下からの冒険者ランクから始めないといけない以上、仕事を選んでいられないというのは、もちろんある。しかし切羽詰まった様子の女性を放ってはおけなかったことは大きい。
僕の首肯に、女性は冷静であるよう努めている様子でお礼を言う。
「ここでは人目につきますので」
それから女性はそう言って、僕についてくるよう促す。
外に出ると、いつの間にか日は傾いていた。
連れてこられたのは、ギルドの建物から少し離れた裏路地だった。
話し方、歩き方からして、この女性の身分はそれなりに高いことは伺える。
赤く薄暗い中、女性がフードをとる。美しく長い黒髪をなびかせる、二十代くらいの高貴な女性であった。現に、彼女が名乗ったのは、この辺を統治する領主の家名であった。
「いきなりの申し出を受けて下さり、ありがとうございます。お察しの通りここのギルドでは受けて貰えない依頼を受けて頂きたく、この辺りであまりお見かけしないあなたにお声がけをした次第でございます」
いかにも貴族らしい礼節をもって、黒髪の女性は言う。
まあ、来たことはあるのだけれど。やはり髪の色を変えた効果は大きいらしい。
「それで、依頼はなんですか? 僕にできることであれば何でもしますよ」
思えば、これは早まった台詞だった。いくら姿を変え最低ランクスタートとはいえ、もともとはそれなりのランクまでいっていたのだから、どうにかなるだろうと。
しかし、女性からの依頼は、こうだった。
「『怪盗ドラゴンフーリヤ』なる者から、家宝を守って欲しいのです」
女性はそう言って、昨日送られてきたという、一枚の便箋を差し出す。それには、こう書かれていた。
『明日の宵、大地を切り裂くダイアモンドを頂きに参ります 怪盗ドラゴン フーリヤ』
つまり、今夜か。
僕は天を仰ぐ。夕空を仰ぐ。
…なるほど。
確かに、ドラゴンに対する信仰が厚いこの地域において、ドラゴンが欲しいと言っているものを守るというのは御法度である。そりゃあ、ここのギルドに出せる依頼ではない。
…しかし。しかし、僕が天を仰いだ理由はそれではない。
そう、僕には怪盗フーリヤを止めることはできないのである。
この世の全てを自身のものとするドラゴンではあるが、しかし、僕が止めようとしてもフーリヤは怒らないだろう。探偵と怪盗という形をとっている以上、望むところだと思っているし、実際何度か止めようとした。
しかし、ただの一度も止められなかった。というのも、魔法の技量が、僕とフーリヤとでは段違いなのである。
ゆえに、僕は『ドラゴンは人間に貸し出した宝を回収しているにすぎない』という一見真っ当で、他のドラゴンには当てはまる言い訳をして、フーリヤの犯行を見逃し、あとからフォローするという形をとっていたのである。
ああ、どうしよう。
やはり僕は、天を仰ぐ。赤い空を、仰ぐ。
ちなみに今の僕は、緑色の髪ではなく、黒い髪。緑色の髪と琥珀色の瞳をもつあの姿は、実はドラゴン説が広まったせいで何かと動きにくくなったのである。竜の眼光を多用したせいで、その際力をコントロールしきれず勢いでフードが脱げまくって、この緑色の髪と琥珀色の瞳を晒しまくっていたせいである。
つくづく、自分に呆れるしかない。
まあともかく。いつか髪色でも変えなければとだらだらと考え続けて、つい先日、イメチェンを敢行したのだ。ちなみに瞳の色は変えていない。こらからのもやらかすであろうことを考え、少しでも変化のパターンを出し惜しみしようというのである。
結果、視線を集めることはほとんどなくなった。一度こちらに向いた視線も、緑の髪ではなく黒髪ということがわかれば、さっと離れていく。やはり、人助けをする人の姿をしたドラゴンの風体は、緑色の髪と琥珀色の瞳がきちんとセットになって伝わっていたということだろう。
ただ別人になってしまった以上、これまでの実績、具体的には冒険者のランクもリセットされてしまったため、受けられる仕事がごっそりと減ってしまった。冒険者はそのランクによって、受けられる仕事の幅が大きく変わってくるのである。
まあ、ひとまず安心した僕は、掲示板に掲載されている依頼をただただぼんやりと眺めつつ、考えにふける。
結局、フーリヤは何がしたかったのだろうか。
怪盗というイメージにこだわるフーリヤが、なぜ探偵役の上着かなんかで満足したのか。いや、そもそも当初の目的は何だったのか。彼女が頂こうとした『心』は、結局何だったのか。
…いや、わかっている。先日のフーリヤの行動を踏まえれば、どうやら文字通り『僕の心』だったらしいことは、わかっている。
ならば考えるべきは、フーリヤは一体どういうつもりだったのか、というふうになるだろう。
『僕の心』を奪うということは、単純に僕に対する愛の告白と捉えることもできるだろう。形にこだわるフーリヤなら、告白にこういうベタな手段を用いるのも何ら不思議な話ではない。
しかし中身根暗ボッチド陰キャの僕が、フーリヤに好かれるとはどうしても思えないのである。事実として、フーリヤは僕の中身がそうであることを魂の色や形かなんかで知っているわけで。いくら転生して見てくれがマシになったとはいえ、それをしっているフーリヤが、果たして僕のことを好きになんてなるだろうか。
いや、それはない。絶対に、ない。
では、あの予告状に含ませたフーリヤの意図は何か。
まあ、何らの悪戯なんだろうなとは思う。一体どんな悪戯なのかはわからないが、悪戯なのかは間違いないと思う。きっと探偵怪盗ごっこのような、よくわからない、彼女にしかわからない悪戯なのだろう。
そう結論づけた僕は、くっと背伸びをする。
すると、ふいに声をかけられた。いや、どうやらその人は考え事をしている僕に何度も話しかけており、思考がひと段落したタイミングで僕がようやく気づいた、ということらしい。
「お忙しいところすいません。もし受けるご依頼が決まらないようでしたら、私の依頼を受けて下さいませんか?」
声からして若い女性だろうか。しかしフードを深くかぶっていて、その姿はよくわからない。
ただその声色には、怒りと焦りが見て取れる。ドラゴンとして、あるいは冒険者としてこの気配に気づかなかったとは…。どうやら僕は相当な集中力をもって考え込んでいたらしい。
「えっと、どこに掲示されていますか?」
急なことで戸惑いつつも、とりあえず僕は問う。
すると女性は首を振り「ここにはありません」と。
ここに掲示されない依頼。もっと言えば、ここに掲示できない依頼。この女性が持ってきた依頼というのは、つまりは、ギルドでは受理できない依頼ということになる。
少し、考える。
そして僕は、その女性の依頼を受けることにした。いちばん下からの冒険者ランクから始めないといけない以上、仕事を選んでいられないというのは、もちろんある。しかし切羽詰まった様子の女性を放ってはおけなかったことは大きい。
僕の首肯に、女性は冷静であるよう努めている様子でお礼を言う。
「ここでは人目につきますので」
それから女性はそう言って、僕についてくるよう促す。
外に出ると、いつの間にか日は傾いていた。
連れてこられたのは、ギルドの建物から少し離れた裏路地だった。
話し方、歩き方からして、この女性の身分はそれなりに高いことは伺える。
赤く薄暗い中、女性がフードをとる。美しく長い黒髪をなびかせる、二十代くらいの高貴な女性であった。現に、彼女が名乗ったのは、この辺を統治する領主の家名であった。
「いきなりの申し出を受けて下さり、ありがとうございます。お察しの通りここのギルドでは受けて貰えない依頼を受けて頂きたく、この辺りであまりお見かけしないあなたにお声がけをした次第でございます」
いかにも貴族らしい礼節をもって、黒髪の女性は言う。
まあ、来たことはあるのだけれど。やはり髪の色を変えた効果は大きいらしい。
「それで、依頼はなんですか? 僕にできることであれば何でもしますよ」
思えば、これは早まった台詞だった。いくら姿を変え最低ランクスタートとはいえ、もともとはそれなりのランクまでいっていたのだから、どうにかなるだろうと。
しかし、女性からの依頼は、こうだった。
「『怪盗ドラゴンフーリヤ』なる者から、家宝を守って欲しいのです」
女性はそう言って、昨日送られてきたという、一枚の便箋を差し出す。それには、こう書かれていた。
『明日の宵、大地を切り裂くダイアモンドを頂きに参ります 怪盗ドラゴン フーリヤ』
つまり、今夜か。
僕は天を仰ぐ。夕空を仰ぐ。
…なるほど。
確かに、ドラゴンに対する信仰が厚いこの地域において、ドラゴンが欲しいと言っているものを守るというのは御法度である。そりゃあ、ここのギルドに出せる依頼ではない。
…しかし。しかし、僕が天を仰いだ理由はそれではない。
そう、僕には怪盗フーリヤを止めることはできないのである。
この世の全てを自身のものとするドラゴンではあるが、しかし、僕が止めようとしてもフーリヤは怒らないだろう。探偵と怪盗という形をとっている以上、望むところだと思っているし、実際何度か止めようとした。
しかし、ただの一度も止められなかった。というのも、魔法の技量が、僕とフーリヤとでは段違いなのである。
ゆえに、僕は『ドラゴンは人間に貸し出した宝を回収しているにすぎない』という一見真っ当で、他のドラゴンには当てはまる言い訳をして、フーリヤの犯行を見逃し、あとからフォローするという形をとっていたのである。
ああ、どうしよう。
やはり僕は、天を仰ぐ。赤い空を、仰ぐ。
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