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7話

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「あっん、なぁにいぃア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

 思わず叫ぶ。痛いのでもない。とにかく痒いところがすられて気持ちよかったのだ。腹筋を使い確認するとおケツの穴には何やら取っ手のようなものが出ている。引っ張ろうと手をかけるとその振動だけで悶える。
 そのまま宣言通りリル王子は違う部屋に寝に行った。その途中扉の前の騎士と話していたようだが内容は自分の喘ぎ声に消され聞こえなかった。それに多分見られてしまった。目が合った...。終わった。
 あの騎士達とはかなり仲がいい知り合いで愚痴を言ったりする仲だった。リル王子は俺たちの関係を崩したいのだろうか。たまに第2王子と第3王子が来るが今は来ないで欲しい。その御二方とは知り合い程度だが少しは話す仲だ。そんな人達にも見られたら生きていける気がしない。

「こっんばんはー!」
「こんばんは」
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