優等生の弟に引きこもりのダメ兄の俺が毎日レイプされている

13話

「お兄ちゃん、おいでって言ってるでしょ！なんで言うこと聞けないの？１回ちゃんと躾しなきゃダメかな？」

　声だけでもわかる。樹はキレている。怖い...。今から謝ったら許してくれるだろうか。樹が怒ったの見たことないから分からない。それに躾って。
　俺は躾という言葉に青ざめ震える。

「早く自分で出てこなくちゃダメだよ。5秒で出てきたら少しは躾を軽いものにしてあげる。5..4...」

　樹は淡々と感情がこもってないような声で数える。
　少しは軽いものってなんだよ！やられるなら同じだ。絶対に憎んで嫌いになってやる。俺はそれくらいやられないと嫌いになれないと思うから。

「...0」

　強く掴んでいた布団が手から離される。そこで樹の顔を見ることとなる。

　笑っていた。狂気じみた笑顔をもって俺をいじめるのを楽しそうにやっていたあいつを思い出させるようだった。


ーーーー
すみません。まだでした。今日の19時ぴったりに次話を投稿します。
感想沢山頂いてすごく嬉しいです！ありがとうございます！！