上 下
26 / 45

君へ

しおりを挟む

心から願うのは、君が楽しむこと。

君が苦しくなければいいと思う。

もし、その苦しみが運命なら、その先に楽しいことがあればいいと思う。君が、最後にはその苦しみを受け入れられれば良いと思う。

君の道は、君しか歩けないから、先導することは出来ない。けれど、隣にいて一緒に悩むことができたらいいと思う。

君が心から助けを求める時に、僕に手を伸ばしてくれればと思う。

僕は、君に選ばれたい。君の望む形で。



君が楽しければ僕はいい。

そしたら、僕は心から笑える。

無理をしないでほしい。

僕は君といる時に無理なんてしていないから。

甘えてほしい。

僕は君にとても甘えてしまっているから。

大事にしたい。

君が、大切だから。

でも、一番は、君が楽しければいいんだ。

君が、楽しければ、僕はそれだけで嬉しいんだ。
しおりを挟む

処理中です...