20 / 61
頭の中をぶちまけよう
利害関係と恋人はおなじなのでしょうか?
しおりを挟む
彼女のことを考えてしまう自分が嫌いだ。
彼女に会いたいと思ってしまう自分が嫌いだ。
能天気に、君のことを考えられたらいいのに。
でも、残念ながら僕にその適性はなかった。
考えれば考えるほど、嫌いが増えていく。
でも、きっと好きってやつも増えている。
ただ、時々君すら嫌いになってしまうんだ。
でも、それでいいのかもしれない。
僕は君の全てを愛するつもりはない。
全てなんて、君ですら把握できてないだろうし。
それに、僕が君の全てを愛そうとしたら、君は僕以上の力でそれを行使してくる。
僕は君に全てを愛して欲しいなんて思ってないない。それはもう、これっぽっちも思っていない。
僕が望まないことを君が望む可能性は大いにある。
あるが、もういいと思うんだ。
君がする事を咎められないし、そんな資格ない。君は君の人生を生きていて、そこにたまたま僕がいて、偶然、僕と楽しむことを選んだ。それだけだ。
君は君の人生を生きている。
生きる事に誰も文句を言えない。
それに、生きている限り永遠はありえない。僕と君がいるこの時間の長さは、君にしか選べない。
もしかしたら、これからずっとかもしれないし、ごく僅かな時間になっているかもわからない。
だから、僕が望むのは、君の人生を君が選択して欲しいってことだ。
これはとても身勝手で、我が儘な望みだ。
僕のことを付属品程度に見てほしいんだ。
君は僕という付属品を選んで、僕はそれを受け入れた。けれど、付属品から選び主を離れる事はできない。だから、いらなくなったら捨てればいい。
僕といる時間もそうだ。一生のうち、僕といる時間を決めるのは君だ。
僕はきっと、君から離さない限り離れない。
これは、僕の悪いところだ。
他人との関係が煩わしい故に、関係を切ることすらしない。
全てを君任せにしている。
そして、僕は君がそれを利用すればいいと思っている。
離したい時に離せばいいと思っている。
それが明日でも、僕はきっと構わない。
僕が他人に対して思う事だ。
いつ切り離されてもどうでもいい。
好きにすればいい。
僕も1人で好きに生きているから。
そうだ。
これが嫌だったんだ。
彼女は優しい人だ。僕の痛みを悲しんでくれる。僕に苦しまないでほしいと望んでくれる。
僕はそれを重りにしたかった。
ちゃんと、人間らしい人になるための重りに。
あぁ、待て、以前にも同じようなことを書いた気がする。
でも、そうだ。何回も思うという事は、本気なんだ。
そして、僕は狭間で揺れている。
どうでもいいと思ってしまう心と大切にしたいと思う心の狭間で。
僕は僕で彼女を利用している。
だから、彼女も僕を利用すればいいのに。
けれど、そうなったら、僕は心置きなく利用し続けてしまう。
それが彼女にとって良いことなのか、悪いことなのか、僕にはわからない。
そうだ、わからないから僕は悩んでいる。考えているんだ。
彼女に会いたいと思ってしまう自分が嫌いだ。
能天気に、君のことを考えられたらいいのに。
でも、残念ながら僕にその適性はなかった。
考えれば考えるほど、嫌いが増えていく。
でも、きっと好きってやつも増えている。
ただ、時々君すら嫌いになってしまうんだ。
でも、それでいいのかもしれない。
僕は君の全てを愛するつもりはない。
全てなんて、君ですら把握できてないだろうし。
それに、僕が君の全てを愛そうとしたら、君は僕以上の力でそれを行使してくる。
僕は君に全てを愛して欲しいなんて思ってないない。それはもう、これっぽっちも思っていない。
僕が望まないことを君が望む可能性は大いにある。
あるが、もういいと思うんだ。
君がする事を咎められないし、そんな資格ない。君は君の人生を生きていて、そこにたまたま僕がいて、偶然、僕と楽しむことを選んだ。それだけだ。
君は君の人生を生きている。
生きる事に誰も文句を言えない。
それに、生きている限り永遠はありえない。僕と君がいるこの時間の長さは、君にしか選べない。
もしかしたら、これからずっとかもしれないし、ごく僅かな時間になっているかもわからない。
だから、僕が望むのは、君の人生を君が選択して欲しいってことだ。
これはとても身勝手で、我が儘な望みだ。
僕のことを付属品程度に見てほしいんだ。
君は僕という付属品を選んで、僕はそれを受け入れた。けれど、付属品から選び主を離れる事はできない。だから、いらなくなったら捨てればいい。
僕といる時間もそうだ。一生のうち、僕といる時間を決めるのは君だ。
僕はきっと、君から離さない限り離れない。
これは、僕の悪いところだ。
他人との関係が煩わしい故に、関係を切ることすらしない。
全てを君任せにしている。
そして、僕は君がそれを利用すればいいと思っている。
離したい時に離せばいいと思っている。
それが明日でも、僕はきっと構わない。
僕が他人に対して思う事だ。
いつ切り離されてもどうでもいい。
好きにすればいい。
僕も1人で好きに生きているから。
そうだ。
これが嫌だったんだ。
彼女は優しい人だ。僕の痛みを悲しんでくれる。僕に苦しまないでほしいと望んでくれる。
僕はそれを重りにしたかった。
ちゃんと、人間らしい人になるための重りに。
あぁ、待て、以前にも同じようなことを書いた気がする。
でも、そうだ。何回も思うという事は、本気なんだ。
そして、僕は狭間で揺れている。
どうでもいいと思ってしまう心と大切にしたいと思う心の狭間で。
僕は僕で彼女を利用している。
だから、彼女も僕を利用すればいいのに。
けれど、そうなったら、僕は心置きなく利用し続けてしまう。
それが彼女にとって良いことなのか、悪いことなのか、僕にはわからない。
そうだ、わからないから僕は悩んでいる。考えているんだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる