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11章
牛車
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リアカーに山積みとなった屍が、続々と運ばれていた。運んでいる人間達は、一般と呼ばれる者達だった。物言わぬ屍の手足を二人で持ち、手分けして載せる中年や壮年の男女を、兵徒が怒罵の命令を浴びせている。
運ばれる先は、この裏手にある公園跡と決まっている。ここに、今回の戦争で死んだ兵徒が埋葬される。
ジープの後部座席に、賢と釈を両脇に座る篠野が、増女面越しに、感情の籠らぬ視線をその光景に投げかけている。その目線の先では、中年男がリアカーを引き、後ろから、短機関銃を持った兵徒が、そのリアカーを蹴飛ばしながら、その動きに合わせて歩み進んでいる。
例えれば、牛。今、兵徒達に使われている男女は、人の尊厳という自我をすでに喪失して久しい者達であり、せいぜいその日の酒だけを愉しみに生きている。
暴威を振るう人間達、その幹部から頂点の者らが、贅を全て占めているのだ。
リックがハンドルを取るジープは、公園跡地へ移動した。入口からだいぶ進んだ場所に掘られた大穴の前には、ショベルカーが一台停まり、全てを諦めた表情を浮かせた中壮年男女が、何塊か集められていた。
二人一組で持たれた、腸を垂らした動かぬ動かぬ兵徒の死体がリアカーから下ろされ、荷物のように穴底へとフォールする。死体が積み重なるごとに、それとそれのぶつかる音が鳴る。
「按配はどうなってる」「一時停戦の話を、こちら代貸同士でまとめてます。こちら側の損益を抑えるための、ぎりぎりんとこでの決断を、この戦争の責任者として下しました」増女面通しの高く底枯れする声の問いに、賢が答えた。
「組裁。そこで自分が個人的に思うことなんですが」賢が言った時、中年の男が、兵徒二人がかりで、銃把で頭を殴られ、腹にキックを入れられるという制裁を受けていた。うずくまったその男は、兵徒二人に両脇を抱えられ、穴へ投げ込まれた。
「今、これからは、奴らを巧い転がしに掛ける頃合ですよ」
篠野の増女面の顔は、死体処理の様子に向けられたままだった。
「形式上の手打ちをやって、それから奴らをこちらの下に取り込みます。旅団の火力、兵力は、すでのこっちの手の中じゃないですか。今なら、それが出来ます。いや、自分が全責任を持って、必ず成し遂げます。無論、立場は組裁が上です。あいつは、明座は、組裁の小間遣い頭にでも任命すりゃいい」
増女面の顔は、変わらず死体処理に向いている。駆り出された臨時の苦力二人につき、一体の死体が、背中から、または尻、顔から、飛び出した腸をたなびかせ、落下していく。兵徒らの怒声、罵りが落下音に混じる。近くから銃声がした。苦力が射殺されたようだ。
下級兵徒の立場、暮らしに恵がない以上、その鬱積が向く相手は、自分よりも下に位置する、武力を持たざる者達になる。
「やれんのか」死体処理現場に目を向けたきりの篠野が問うた。
「口先ばっかだったら、てめえも髑髏だぜ」「はなからその覚悟、所存ですよ」賢が答えると、篠野は増女面の顔を正面向きに直し、枯れた笑いを漏らした。
「饅頭片し、終わったか」略奪品のソファに背中を反り返らせた明座が、スペアリブをくちゃくちゃと噛みながら問うた。
「遅くても、今日の夕方には終わらせろと命じてます。片しきれないのは、少々野晒しが出てもいいと」「篠の本部へ特攻送り込むための路、さっさと開けさせろよ。転がる饅頭なんてもんは、邪魔でしかたねえ。般人の奴ら、もっと掻き集めろ」答えた砂山に、明座はやんわりと命じ、またスペアリブを貪り始めた。
なお、そのスペアリブは、人間の乳児の脚だった。
その部屋は、明座と砂山、二人だけだった。玄関口では一人の少年兵徒が立哨しているが、いつも詰めている幹部達は、自組織構成員の死体処理指揮に動員されている。
この世界に、人権は存在しない。もしもそれらしきものがあるとすれば、暴威の組織のみの自衛権、侵略権であり、そういった者らの上部が、下に就く者達を遣った略奪、命ごとの奪取によって手に入れた物資で贅の限りを尽くす権利のみだ。
「会長。自分に明案があるんですが」テーブルを挟み、目前に立った砂山に、明座は目も向けずに、人肉のスペアリブを貪り食っていた。
「これの親、たかがボンバ二枚に目が眩んで、こいつを俺に売りやがった」言った明座は、肉の削げた骨をせせった。
そこへ女が来た。ボディに貼りつくようなセンスのスカートルックの上にミンクコートを着、センター分けしたロングヘアを茶金色にブリーチした女だった。三日間戦争の直前にこの部屋で明座の殺した女は、裏の竈で焼かれ、残った骨は、適当な場所へ捨てられたようだ。
ミンクコートの女は表情なく明座の隣に座り、やがて僧服の腕がその腰を抱いた。明座の腕に抱かれた女は、マニキュアセットをバッグから出し、グリーンのカラーを、伸ばした爪に塗り始めた。
「何だ、おら。話してみろよ。まさか、奴らの軍門に下れとかじゃねえだろうな」明座は顔を上げ、砂山を睨んだ。
「その真逆ですよ」
部屋にはシンナー臭が漂い始めていた。女のマニキュアが発する臭いだ。
「前代、お若い頃の会長は、警察官だったじゃないですか。それで、この旧市に警察力を敷くお気持ちを今も持ってます」
明座は女の股倉に指を差し入れながら、神妙な顔をした。女は、あん、という小さな喘ぎを発し、マニキュアを塗る手を止めた。
「それを本格的に始めましょう。奴らを取り込めば、それが成ります」「なるほど、篠野を潰して、こっち寄りの人間を新しい頭目として擁立させるって話か」「やり方的には、極めてそれに近いです。自分が全責任を背負って、それを仕切りますんで」
砂山が述べ、女が小さく喘ぎ始めた時、階下の玄関前から単発の銃声が聞こえた。
明座の面持ちは少し改まったが、砂山の顔色が変わることはなかった。
玄関前の稚い立哨が撃たれたことは分かる。
殺した足音が、階段を昇り、迫ってくる。やがて、拳銃を手にした中年の男が一人、部屋に入ってきて、焦燥明らかな顔で、明座に銃口を向けた。いかにして監視の目を潜ってここに来たかは不明だが、死体処理の苦力として使われていた者と見える。
「明座!」中年男は叫んで、回転式拳銃の銃口を明座に向けた。銃把が強く握られ、指は引金に掛かっている。
「娘の仇だ!」さらに叫んだ男が引金に力を込めようとした時、砂山の両腕が、その男の頸に、目にも止まらぬ速さで巻きついた。
銃口が泳いだ。チョークスリーパーを極められた中年男は、力の抜けた膝ごと、砂山を背に、床に崩れ臥した。
「ぶち殺せ」明座は女にのしかかり、陰部と乳房をまさぐりながら命じた。
「会長を補佐する立場の人間として、忌憚のない意見を言わせてもらいます」男の躰は、砂山の右膝と左手で拘束されている。
「労働用の家畜は、生かしておくものです。こいつらは俺達の鉄牛です。こいつらが生きていてこそ、使う価値が発生するものじゃないですか。みだりに死なせることもなく、生かしておけば、何かの役には立つものです。その食物連鎖こそが、この自転の止まった世界の摂理であって、俺達、黒土の存在理由のはずだ」
砂山は述べ、拘束を解いた男の足許に、奪った回転式の銃弾を一発撃ち込んだ。男は、ひっという声を上げ、階段口に向かって、腰の抜けた躰を這わせた。男が消える様子を、砂山の目だけが追った。
明座は、女のコンシャスを剥いて、露わになった乳房を吸っていた。砂山に気圧されたことを誤魔化している様子が明らかだった。
賢が幹部二人とともにここに来た、少し前の日。組織が身柄を管理する女の一人が、首を断たれる前に叫んだこと。弱い生き物が、強い生き物を噛むことだってある、と。だが、弱い生き物など、所詮は噛むことしか出来ない、微力なゲリラ。
会長の痴態を背にしばし立ちすました砂山は、何も言わず、階段を降りた。
地下一階に設けられた鍛練室では、今回の戦争を生き残った兵徒らが、数組に分かれ、打撃の組手と寝技、絞め技の練習を行っていた。
サンドバッグを打ち続けている者、徒手ナイフ戦の訓練を行っている者もいる。砂山はそれを目端に掃きながら、デストラクション前に死んだ父親の顔を思い出していた。
肩口に彫りが入っているが、馬鹿と呼んでもいいほどのお人好しで、どこまでも優しい父だった。
その父親を、稚い砂山の目の前で殺した者は。
運ばれる先は、この裏手にある公園跡と決まっている。ここに、今回の戦争で死んだ兵徒が埋葬される。
ジープの後部座席に、賢と釈を両脇に座る篠野が、増女面越しに、感情の籠らぬ視線をその光景に投げかけている。その目線の先では、中年男がリアカーを引き、後ろから、短機関銃を持った兵徒が、そのリアカーを蹴飛ばしながら、その動きに合わせて歩み進んでいる。
例えれば、牛。今、兵徒達に使われている男女は、人の尊厳という自我をすでに喪失して久しい者達であり、せいぜいその日の酒だけを愉しみに生きている。
暴威を振るう人間達、その幹部から頂点の者らが、贅を全て占めているのだ。
リックがハンドルを取るジープは、公園跡地へ移動した。入口からだいぶ進んだ場所に掘られた大穴の前には、ショベルカーが一台停まり、全てを諦めた表情を浮かせた中壮年男女が、何塊か集められていた。
二人一組で持たれた、腸を垂らした動かぬ動かぬ兵徒の死体がリアカーから下ろされ、荷物のように穴底へとフォールする。死体が積み重なるごとに、それとそれのぶつかる音が鳴る。
「按配はどうなってる」「一時停戦の話を、こちら代貸同士でまとめてます。こちら側の損益を抑えるための、ぎりぎりんとこでの決断を、この戦争の責任者として下しました」増女面通しの高く底枯れする声の問いに、賢が答えた。
「組裁。そこで自分が個人的に思うことなんですが」賢が言った時、中年の男が、兵徒二人がかりで、銃把で頭を殴られ、腹にキックを入れられるという制裁を受けていた。うずくまったその男は、兵徒二人に両脇を抱えられ、穴へ投げ込まれた。
「今、これからは、奴らを巧い転がしに掛ける頃合ですよ」
篠野の増女面の顔は、死体処理の様子に向けられたままだった。
「形式上の手打ちをやって、それから奴らをこちらの下に取り込みます。旅団の火力、兵力は、すでのこっちの手の中じゃないですか。今なら、それが出来ます。いや、自分が全責任を持って、必ず成し遂げます。無論、立場は組裁が上です。あいつは、明座は、組裁の小間遣い頭にでも任命すりゃいい」
増女面の顔は、変わらず死体処理に向いている。駆り出された臨時の苦力二人につき、一体の死体が、背中から、または尻、顔から、飛び出した腸をたなびかせ、落下していく。兵徒らの怒声、罵りが落下音に混じる。近くから銃声がした。苦力が射殺されたようだ。
下級兵徒の立場、暮らしに恵がない以上、その鬱積が向く相手は、自分よりも下に位置する、武力を持たざる者達になる。
「やれんのか」死体処理現場に目を向けたきりの篠野が問うた。
「口先ばっかだったら、てめえも髑髏だぜ」「はなからその覚悟、所存ですよ」賢が答えると、篠野は増女面の顔を正面向きに直し、枯れた笑いを漏らした。
「饅頭片し、終わったか」略奪品のソファに背中を反り返らせた明座が、スペアリブをくちゃくちゃと噛みながら問うた。
「遅くても、今日の夕方には終わらせろと命じてます。片しきれないのは、少々野晒しが出てもいいと」「篠の本部へ特攻送り込むための路、さっさと開けさせろよ。転がる饅頭なんてもんは、邪魔でしかたねえ。般人の奴ら、もっと掻き集めろ」答えた砂山に、明座はやんわりと命じ、またスペアリブを貪り始めた。
なお、そのスペアリブは、人間の乳児の脚だった。
その部屋は、明座と砂山、二人だけだった。玄関口では一人の少年兵徒が立哨しているが、いつも詰めている幹部達は、自組織構成員の死体処理指揮に動員されている。
この世界に、人権は存在しない。もしもそれらしきものがあるとすれば、暴威の組織のみの自衛権、侵略権であり、そういった者らの上部が、下に就く者達を遣った略奪、命ごとの奪取によって手に入れた物資で贅の限りを尽くす権利のみだ。
「会長。自分に明案があるんですが」テーブルを挟み、目前に立った砂山に、明座は目も向けずに、人肉のスペアリブを貪り食っていた。
「これの親、たかがボンバ二枚に目が眩んで、こいつを俺に売りやがった」言った明座は、肉の削げた骨をせせった。
そこへ女が来た。ボディに貼りつくようなセンスのスカートルックの上にミンクコートを着、センター分けしたロングヘアを茶金色にブリーチした女だった。三日間戦争の直前にこの部屋で明座の殺した女は、裏の竈で焼かれ、残った骨は、適当な場所へ捨てられたようだ。
ミンクコートの女は表情なく明座の隣に座り、やがて僧服の腕がその腰を抱いた。明座の腕に抱かれた女は、マニキュアセットをバッグから出し、グリーンのカラーを、伸ばした爪に塗り始めた。
「何だ、おら。話してみろよ。まさか、奴らの軍門に下れとかじゃねえだろうな」明座は顔を上げ、砂山を睨んだ。
「その真逆ですよ」
部屋にはシンナー臭が漂い始めていた。女のマニキュアが発する臭いだ。
「前代、お若い頃の会長は、警察官だったじゃないですか。それで、この旧市に警察力を敷くお気持ちを今も持ってます」
明座は女の股倉に指を差し入れながら、神妙な顔をした。女は、あん、という小さな喘ぎを発し、マニキュアを塗る手を止めた。
「それを本格的に始めましょう。奴らを取り込めば、それが成ります」「なるほど、篠野を潰して、こっち寄りの人間を新しい頭目として擁立させるって話か」「やり方的には、極めてそれに近いです。自分が全責任を背負って、それを仕切りますんで」
砂山が述べ、女が小さく喘ぎ始めた時、階下の玄関前から単発の銃声が聞こえた。
明座の面持ちは少し改まったが、砂山の顔色が変わることはなかった。
玄関前の稚い立哨が撃たれたことは分かる。
殺した足音が、階段を昇り、迫ってくる。やがて、拳銃を手にした中年の男が一人、部屋に入ってきて、焦燥明らかな顔で、明座に銃口を向けた。いかにして監視の目を潜ってここに来たかは不明だが、死体処理の苦力として使われていた者と見える。
「明座!」中年男は叫んで、回転式拳銃の銃口を明座に向けた。銃把が強く握られ、指は引金に掛かっている。
「娘の仇だ!」さらに叫んだ男が引金に力を込めようとした時、砂山の両腕が、その男の頸に、目にも止まらぬ速さで巻きついた。
銃口が泳いだ。チョークスリーパーを極められた中年男は、力の抜けた膝ごと、砂山を背に、床に崩れ臥した。
「ぶち殺せ」明座は女にのしかかり、陰部と乳房をまさぐりながら命じた。
「会長を補佐する立場の人間として、忌憚のない意見を言わせてもらいます」男の躰は、砂山の右膝と左手で拘束されている。
「労働用の家畜は、生かしておくものです。こいつらは俺達の鉄牛です。こいつらが生きていてこそ、使う価値が発生するものじゃないですか。みだりに死なせることもなく、生かしておけば、何かの役には立つものです。その食物連鎖こそが、この自転の止まった世界の摂理であって、俺達、黒土の存在理由のはずだ」
砂山は述べ、拘束を解いた男の足許に、奪った回転式の銃弾を一発撃ち込んだ。男は、ひっという声を上げ、階段口に向かって、腰の抜けた躰を這わせた。男が消える様子を、砂山の目だけが追った。
明座は、女のコンシャスを剥いて、露わになった乳房を吸っていた。砂山に気圧されたことを誤魔化している様子が明らかだった。
賢が幹部二人とともにここに来た、少し前の日。組織が身柄を管理する女の一人が、首を断たれる前に叫んだこと。弱い生き物が、強い生き物を噛むことだってある、と。だが、弱い生き物など、所詮は噛むことしか出来ない、微力なゲリラ。
会長の痴態を背にしばし立ちすました砂山は、何も言わず、階段を降りた。
地下一階に設けられた鍛練室では、今回の戦争を生き残った兵徒らが、数組に分かれ、打撃の組手と寝技、絞め技の練習を行っていた。
サンドバッグを打ち続けている者、徒手ナイフ戦の訓練を行っている者もいる。砂山はそれを目端に掃きながら、デストラクション前に死んだ父親の顔を思い出していた。
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